今日の一枚・・・#25 ヴィバルディ Vn協奏曲

秋らしい朝晩の冷え込みがあったと思ったら、この三連休は季節外れの暑さとなりましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

11月と言うのに25℃を超える気温が各地で記録され、「驚き」と言うよりは「恐れ」を感じてしまう三連休となりました。普段の年ならこの時期トレパンに長袖シャツでするテニスも、昨日今日は半袖&短パンと真夏と同じ服装、それでも大汗をかいてしまうほどでした。確かに朝晩はこの時期らしい気温なのですが・・。

日本シリーズ

今年のNPB日本シリーズは久しぶりの関西対決となり、大いに盛り上がっていますねぇ。オジサンは40年以上のヤクルトファンですから、まぁどっちが勝っても「他人事」なのですが、それでもテレビ観戦をしています。

最初の2戦は一方的な展開となり、大味な試合でしたが、3戦以降は熱戦と言うべき戦いが続いています。昨日の山本投手の熱投はすごかったですねぇ。来季から大リーグへの挑戦が噂される山本投手の「日本最後の投球」・・・監督も良く完投させたと思います。(ファンは十分堪能したでしょう)

今日最終日でどちらかが日本一になるわけですが、もし阪神が勝ったら、また道頓堀に飛び込む愚か者が多発するんでしょうねぇ。クワバラくわばら。

この写真は記事と全く関係ありません。11月5日の16:30頃、オジサン家の2階のベランダから撮影した空です。明日は雨予報ですが、結構綺麗な空でした。

ヴィバルディ ヴァイオリン協奏曲

グリュミオー(Vn)ヴィットリオ・ネグリ(指)和蘭フィリップス盤

さて久しぶりのヴィバルディの登場です。以前「ヴィオラダモーレ協奏曲」(#7)をご紹介しましたが、やはりヴィバルディと言えば弦楽器の協奏曲が素晴らしいとオジサンは思っています。

代表曲は「四季」でしょうが、その他にも素晴らしい協奏曲が多々有ります。ヴィバルディと言えば日本ではイ・ムジチがダントツの人気で、アーヨの四季辺りは「定番化」しているように思います。

オジサンはへそ曲がりですから、ダントツ人気のイ・ムジチのレコードは殆ど持っていません。わずかにモーツァルトのアイネクライネくらいです。有名な「四季」も他の演奏家のもので3枚ほど所有しています(後日紹介します)

オジサンはクラシック音楽を聴き始めた頃、その多くの時間をバロック音楽に費やしていました。テレマンヘンデルアルビノーニ、そしてヴィバルディ等です。今では大好きになりほぼそれしか聴かないモーツァルトも、最初の頃は殆ど聴いた事がありませんでした。バロック音楽の清々しさが好きだったのですが、その後「何でも聴き」が始まり、グレゴリオ聖歌からマーラー、ワグナーまでその範囲は広がりましたが、最終的に残ったのはバッハとモーツァルト、そして一部のバロック音楽ブラームス辺りまででした。

バッハもバロック音楽と分類する事が出来るかも知れませんが、バッハだけは独立した音楽のように思えます(オジサンの勝手な思い込みですが・・)

さてこのレコードでVnを弾いているグリュミオーですが、オジサンは比較的好きな演奏家です。最初にグリュミオーを聴いたのは確かパウムガルトナーと組んだモーツァルトVn協奏曲(フィリップスMONO)だったと記憶しています。(後録のデイビスと組んだものよりこちらがお勧め)

グリュミオーは非常に滑らかな音を出す演奏家だとオジサンは思っています。その点ではズスケと良く似ていると思います。ある人に言わせると「弦と弓の接触圧力が極めて弱い」と言うことで「非常に力の抜けた演奏」となるようなのですが、それが本当か否かはオジサンには判断が出来ません。兎に角滑らかな音質がオジサンは気に入っています。

またこのネグリの音楽性が非常に高いとオジサンは思っています。ネグリについてはバッハのカンタータ辺りもオジサンは非常に好きです。いつも言うことですが、やはりそのテンポ、聴者を驚かすような強弱も無く、淡々と音楽は進みますが、オジサン的にはそんなところが好きです。

作曲家ヴィバルディ・・・一部音楽マニアの方々には軽んじて見られがちなバロック時代の大家ですが、一度ハマると結構聴けると思います。確かに「どれを聴いても同じように聞こえる」部分は否定しませんが、四季以外にも多くの名曲を作曲していますので、秋の夜長に是非お楽しみ下さい。

YouTube辺りでも結構良い演奏が聴けると思いますので・・・。