真夏のような天気と、狂ったような高温が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
こんにちは、オジサンです。
4日ほど前、ブログ更新中にPCがブラックアウトしてしまい、マイクロソフトに連絡したところ「サポート終了機種につき、修理不可」との回答でした。ずいぶん冷たい対応だと思いましたが、修理不可となれば新調せざるをえず、富士通に乗り換え、本日無事設定が完了しました。
それにしてもPCが無いと言うのは実に不快なものですねぇ。使っているPCがブラックアウトして立ち上がらないなんて、初めての経験だったので多少焦りました。そして海外製品のサポートの冷たさにも呆れかえった次第です。
さて、先日ある方からBachのヴァイオリン協奏曲の話を伺い、自家のレコード棚を漁ってみたので、今日はその話題を書いてみたいと思います。ただし、これkら書く内容はあくまでもオジサン個人の意見ですから、誤解のないようお願い致します。また、演奏家に付きましては、ヴァイオリン演奏者だけを記載致します。
Bachのヴァイオリン協奏曲は独奏のものが2曲(BWV1041・1042)と2台用のものが1曲(BWV1043)有ります。オジサン的には、ヴィバルディ程ではないにしろ、もう少し書いてほしかったと言うのが本音です。
バリリ(BWV1041・1042)
バリリと言えば、モーツァルトのイメージが強いのですが、ここではバッハを弾いています。演奏は極端に遅く、初めて聴いた時はプレイヤーが壊れたと思ったほどです。
しかし、演奏は素晴らしく、特に1041の第二楽章は聴きものだとオジサンは思います。録音はMONOですが、それを感じさせない演奏と録音です。
ズスケ&クレーナー(BWV1041・1042・1043)
オジサンはズスケが好きでこの盤を買ったのですが、どうにも録音又はカッティングが宜しくなく、ズスケのバイオリンが霧の彼方から聴こえて来る印象が拭えません。
徳間との相性が悪いのかもしれませんが(ハイドンのトリオも同じ)、どうにも許せない音質です。演奏自体は中庸の速度で素晴らしいと思いますので、時々テーブルには乗りますが、1041の第二楽章が終わると針が上がってしまいます。
ティボール・バルガ(BWV1041・1042)
皆さん、ティボール・ベルガと言うヴァイオリニストをご存じでしょうか?日本では余り名前を聞かない演奏家だとオジサンは思いますが、ハンガリー出身で日本人のお弟子さんも何人かいるようです。
ALSHIREと言うこれまた聞きなれないアメリカのレーベルですが、意外に音質は良いです。演奏も結構素晴らしく、聴き入ってしまいます。それにしてもなぜオジサンがこのようなマイナーな演奏家(?)の盤を持っているか・・・まったくの謎です・
クレーメル(BWV1042)
聴かず嫌い王の中の一人、クレーメルの一枚です。クレーメルの盤はこの一枚しか持っていませんです。
まぁ、何と言いましょうか、やはり余り好きになれないです。ただし、これはあくまでもオジサンの感情です。クレーメルは世の評論家さんには結構受けが良いようで、推薦盤になっているレコード(CD)も多々有ります。
オイストラッフ親子(BWV1043)
我が家では数少ない(おそらく5枚以下)DGGのMONO盤です。演奏は素晴らしいと思いますが、やはり父に比べ息子の技量がいまだしの感が拭えません。
ジャケット写真を見てもわかる通り「しっかりやれ!」とパパが後ろから厳しい目付きで睨んでいます。お~こわ!
スターン&ズッカーマン(BWV1043)
なぜ・・・このレコードを買ったのか?
それは中古盤屋で安かったからに他ありません。確か500円程度だったと思います。演奏は???と言った感じなので、殆どテーブルに乗ることはありませんです・・・ハイ
オジサン的に一番気に入っている一枚です。シュレーダーの音色は非常に厳格と言った印象があります。シュレーダーの無伴奏(Bach)も良く聴きます。
Decca系の録音ですので、非常に明確な音色を楽しむ事ができる一枚ではないでしょうか。
フランチェスカッティ&パスキエ(全曲)
グラモフォン盤ですが、英プレスです。
本家独のDGG盤と比較した事は有りませんが、傾向としては音が明確に聴こえる気がします。これもシュレーダー盤に次いでお気に入りの一枚です。
フランチェスカッティと言うと、バッハのイメージは無いかも知れませんが、聴いてみるとこれが結構いけます。指揮がバウムガルトナーのせいかも知れませんが、非常に落ち着いた演奏です。
これでアナログ盤は終わりですが、おまけでCDを三枚ほど紹介します。
カントロフ&セリナウ(全曲)
カントロフを聴き始めたのは、五味康佑氏がその著書の中でカントロフの事を褒めていたのが切っ掛けでした。確かフォーレだったと思います。
このCDは車の中で聴くためにかなり以前に購入したモノです。カントロフの音色は優しく、演奏もそれほど速くないので聴きやすいと思います。
ハーン&margaret batjer(全曲)
margaret batjer・・・正しく読めませんので、そのまま記載します。
ハーン・・・初めて聴いた時「は~ん」と思った方は多いと思います。これも車の中で聴くために買った一枚ですが、初めて聴いた時はちょっと衝撃を受けました。
ハーンの衝撃も今では大分収まった感が有りますが、デビュー当時は結構衝撃を受けた方も多いと思います。演奏的には非常に好きな部類に入りますが、もう少しゆっくり弾いて欲しかった(それじゃハーンじゃなくなっちゃうよ)
ムター(BWV1041・1042)
前出のクレーメル同様、聴かず嫌い王の一人、ムターのCDです。
ムターはデビュー当時DGG録音、しかもカラヤンと組む事が多かったため、まったく聞いた事が有りませんでした。世間の評価的にはそれほど低い評価では無かったと思いますが、手が出ませんでした。
カラヤン亡き後、様々な指揮者と組んだりしていますが、オジサンが持っているのはこの一枚です。この盤はCDPが直った後、中古盤で入手した一枚ですが、2回ほど聴いてそのままラックに入っています。オジサン的には・・・です。
さてLP盤8枚、CD3枚のバッハ ヴァイオリン協奏曲をご紹介しましたが、どれも名曲ですから、チャンスが有れば是非聴いて頂きたい楽曲です。先ほども書きましたが、バッハにはもう少し、少なくともチェンバロ協奏曲くらいの曲数は残して欲しかったです(モーツァルトも同じですが・・・)
今週はいよいよ関東地方辺りまで梅雨明けしそうです。いよいよ本格的な夏が到来しますが、そうなると心配なのが熱中症ですねぇ。オジサンも若くないので、テニスの時など、十分気を使っていますが、あまり無理はしないようにしています。
皆さんも十分ご注意ください。