今日の一枚#18・・・モーツァルト フルートとハープの為の協奏曲 K299

熱波と呼べるような暑さが続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

新しいPCになって、まだまだ慣れないせいか、ページを開くのにも苦労しています。一応Googleなどは普通に使えるようになりましたが、まだまだ時間が掛かってしまいます。

さて、「新企画・今日の一枚」と大それたテーマも7月15日をもちまして、無事(?)1年を迎えました。先日Hatena Blogからのメールで気が付いたのですが「もぅ1年かぁ」と一人感慨に耽っていました。これまでに17の楽曲について紹介してきました。時々(前回のように)イレギュラーで紹介する事も有りましたので、既に20曲を超えているかもしれません。まだまだ紹介したい楽曲は沢山有りますが、まだまだ死にそうも有りませんので、ボチボチ行きたいと思います。

モーツァルト作曲 K299

フルートとハープの為の協奏曲

グラーフ(f)&ホリガー(Ha)

ローザンヌ室内オーケストラ

ケッヘルの第6版では297cの番号が振られている楽曲で、1778年の作曲となっています。1778年と言えばモーツァルト22歳の頃でしょうか、モーツァルトの人生の中で最も輝いていた時期なのではないでしょうか?オジサンの勝手な推測かもしれませんが・・・。名曲(と勝手に思っている)ヴァイオリン協奏曲が書かれたのがこの3年前の1775年、コンスタンツェと結婚したのが1782年ですから、その中間と言うことになります。いつも通り楽曲の詳しい解説などはググって下さい。

今日紹介する一枚は、グラーフとホリガー(ウルスラ)が組んだ一枚です。モーツァルトはこれらの楽器が余り好みで無かったとの話も聞きますが、それにしては両方の楽器の特徴を上手く捉え、魅力を引き出していると思います。この組み合わせの協奏曲を、オジサンはこの1曲しか知りません。他にも有るんでしょうか?ご存じの方がいらっしゃいましたらコメント欄で教えて下さい。

さて、グラーフと言えばフルートの名手として名高いのですが、オジサン的には「準聴かず嫌い王」辺りに位置する演奏家です。別にグラーフが嫌いと言うわけでは無く、フルートという楽器が今一好きになれないのが理由です。従ってフルート絡みでターンテーブルに乗るのはこの一枚とモイーズの協奏曲(モーツァルト)とバッハのソナタくらいです。

グラーフと組んでいるウルスラ・ホリガーはオジサンの記憶に間違いが無ければ、オーボエ奏者のハインツの奥さんだったと思います。ハープ奏者は女性が多いと思いますが、背の低い(セクハラか?)女性にとって、体から遠い低弦を弾くのは大変のような気がします(大きなお世話だ!)

この盤、何と言ってもローザンヌ室内の音質が素晴らしいとオジサンは勝手に思っています。盤もスイス クラベエスなので音質が良いのですが、それにしてもローザンヌ室内の音は素晴らしいです。透き通っているんです・・・。

日本国内で誰が演奏した盤に人気があるか分かりません。オジサンも当該楽曲のレコードはこれともう一枚持っているだけです。

余程ひどい演奏で無い限り、この楽曲は誰にでも楽しめる一曲だとオジサンは信じています。聴いた事が無い方は一度聴いてみて下さい。

梅雨が明け、いよいよ夏本番になると思いますが、梅雨末期の大雨で被災された方、くれぐれも体調にご留意下さい。

ボチボチ行きましょう!なんて言ってられねぇか・・・。