プリアンプ 続報

GWが始まり、世の中は旅行者(外国人含む)で右往左往しているようですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

オジサンも今日は少しだけ遠征して来ようと思い、今朝は久しぶりに弁当なんぞを誂えました。とは言ってもそれ程大がかりなモノでは無く、簡単に出来、簡単に食べられる物ばかりですが・・・。

プリアンプ 続報

本年正月に師匠の家を訪れ、その時に頂いたプリアンプの続報を書いておきたいと思います。

4月26日に師匠宅を再訪問し、頂いたプリアンプについて師匠の講釈を聞いて来ました。師匠の話によれば「あのアンプは青澤先生が使っていたモノだから悪いはずはねぇ」とのことでした。

青澤先生とは、2022年にお亡くなりになった音楽評論家の青澤唯夫氏の事だそうで、先生がお仕事で演奏を聴くときに使われていた装置の内の一部だったそうです。

青澤先生とは、YAMAHA横浜店でくだを巻いていた頃、オジサンも何度かお目に掛かった事が有りました。非常に紳士的な方だった記憶が有ります。確かショパン辺りに造形が深く、色々なお話を聞かせてくれたと記憶しています。

先生は静岡県の御出身だったそうで、頂いたプリアンプも静岡県静岡市清水区(旧清水市)で造られたモノの様ですので、そのつながりに納得しました。

1995年にJazz工房というショップで造られた一台の様ですが、相変わらずその詳細に付いては不明です。

音質的な事

音質的な事に付いてオジサンは偉そうな事は言えないのですが、オジサン家の他の装置並びにオジサンが求める音質と非常に相性が良く、今はウエルカム製のプリを押しのけてメインの座に座っています。

頂いて来た当初は長年灯を入れていなかったせいか、ボリュウムにガリが有り、若干ギャングエラー(詳細は調べて下さい)が出ていましたが、使用後2ヶ月ほどで解消しました。

使い始めて約4ヶ月が経過していますが、弦楽器の音が非常にふくよかで優しい音がします。特に室内楽は上手く鳴ってくれ、弦楽四重奏を聴くのが楽しくなります。ウエルカム製プリの名誉のために言いますが、決してウエルカム製のプリが悪い訳では有りません。強いて言えば「音の傾向が違う」とでも言えば良いでしょうか・・・ウエルカムの音はもう少し明確になる感じです。

師匠は青澤先生とは親交が深く、ご自宅へ行った事も有るし、師匠の家に先生が来た事も何度か有った様です。その事で先生亡き後プリアンプが師匠の所へ、そしてその後オジサンの所へ来たわけです。

なぜ師匠は手放した?

ではどうしてこれほどのプリを師匠が使わないか・・・この話を師匠に向けたところ「家にはダイナコが有り、青澤先生のプリが入り込む隙がねぇ」との事。更には「先生の供養だと思って使ってくれる奴を探していた」とのことでした。

有難いお言葉ですが、その分責任が重いと感じています。造りがしっかりしているので、ちょっとやそっとの事で壊れる事は無いと思いますが、大切にしたいと思いました。ウエルカム製プリも捨てる気は更々無いので、サブシステムで時々灯を入れてあげるつもりです。

一年で一番過ごしやすい季節になりました。今年は黄砂の飛来も多く、健康を害する方も多く出ていると聞きました。外出時は十分ご注意頂き、お元気にお過ごし下さい。