今日の1枚・・・#79 モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲 第20番

このところ秋の長雨が続き、各地で災害級の大雨をもたらせていますが、皆さんお住まいの地域は如何でしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域も雨は降り続いているものの、時間雨量が50mmを超えるような大雨はなく、幸いにして被害も発生していません。それにしても近年の雨の降り方はおかしいと思いませんか?10年に1度、30年に1度が最近では「経験したことがない」に変わっています。

地球温暖化が原因の一つとされています。もう大分前の事になりますが、2100年にはオジサンが住む地域の特産品でもある蜜柑が採れなくなり、蜜柑の栽培地域は東北北部になると聴いた事が有ります。そうなると今オジサンが住んでいる地域の特産はバナナにでもなるんでしょうか?恐ろしい話しです。笑い話にもなりません・・・。

モーツァルト作曲

ピアノ協奏曲 第20番 K466

クリフォード・カーゾン(P)

イシュトヴァン・ケルテス(指)

Decca(LONDON) 日本盤 CD

モーツァルト作品の中でも中心的なジャンルを何にするかは、聴く人、演奏する人によって異なると思いますが、オジサンはオペラとピアノ協奏曲がその中心に有ると考えています。

オペラはモーツァルト自身が最も手掛けたかったジャンルで、ピアノ協奏曲は比較的簡単に金が手に入ると思われるジャンルだからです。モーツァルト自身がピアノを弾き、聴衆の前で自ら作曲した曲を演奏し予約演奏会等の形で収入も見込める訳ですから、モーツァルトにとっては美味しいジャンルだったのではないでしょうか?

しかしその出来映えは、金とは無縁の様な美しい楽曲が多く、特に第二楽章はどれをとってもこの世のモノとは思えない美しさを持っています。オジサンにはその音楽的素晴らしさを解説することは出来ませんが、聴いているだけでうっとりしてしまうのは間違いない事実です。

今日ご紹介するのはクリフォード・カーゾンがピアノを弾き、イシュトヴァン・ケルテスが指揮をした一枚です。このCDには20番の他に23、24、27番が収録されています。24番、27番も名曲中の名曲だと思いますが、今日は敢て20番をご紹介します。(23番は同じ組み合わせで2023年に紹介している)

オジサンはカーゾンと言うより、ケルテスの方が好きでこの盤を買ったと言うのが本当なのですが、カーゾンの演奏も素晴らしいと思います。

オジサンはこの楽曲(20番)を最初グルダ(P)で聴いていました。世間の評判もグルダの盤の方が高いのですが、どうしてもグルダが好きになれず、他の演奏家も色々聴いてみましたがこのカーゾン&ケルテスの盤が一番肌に合った感じがします。

当楽曲は映画「アマデウス」でも使われました(ブレンデル(P)・マリナー(指)と記憶している)ので、映画をご覧になった方はラストシーン(モーツァルトが埋葬されるシーン)で流れた第二楽章を思い出して頂けると思います。

当楽曲は非常に多くの演奏家が録音を残しています。人気が有るのはグルダ、ブレンデル、内田光子、ハスキル辺りでしょうか?オジサンは最近の演奏を聴いていませんのでよく分かりませんが・・・。

チャンスが有ったら是非聴いて頂きたい一曲です。

YouTubeで見付けた名演奏 Sara Daneshpour (ピアニスト)

各地で大雨災害が頻発していますが、皆さんお住まいの地域は如何でしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域は幸い雨も降らずに済んでいますが、明日辺りから来週半ばに掛けて大量の降雨が予想されています。オジサン家も近くに川が有ります。引っ越して来たばかりの2019年10月には近くの川が溢れ、家の前の道路が冠水し、床下とまではいきませんでしたが浸水しました。今回の雨もどれほど集中的に降るか分かりませんが、注意するに越したことはないと思っています。

今回の大雨で被災された方、心よりお見舞い申し上げます。

サラ・ダネシュパー(ピアニスト)

先日暇だったので(毎日が暇なのだが)、YouTubeで「目新しい演奏家は居ないか」と探していたところ、サラ・ダネシュパーと言うピアニストに行き当たりました。

オジサンは殆どYouTube音源は聴かないのですが、たまに新しい演奏家を探すためにウロウロしています。特にBach弾きを探すのですが、中々素晴らしい(オジサンが好きな)演奏をアップしている方に行き当たりません。

サラ・ダネシュパー

そんな中で「おっ!これは!」と思ったのがピアニストのサラ・ダネシュパーです。

サラ・ダネシュパーについては以下の記事に詳しく書かれていますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。

Sara Daneshpour (サラ・ダネシュパー) - ピアニスト | 演奏家データベース Musician Clippy

オジサンが聴いたのは平均律Vol-1だけですが、オジサン的には非常に優れた演奏家だと思います。

1987年生まれと言う事で、まだまだ演奏家としては若手の部類に入ると思います。しかしまだCD録音はしていない様ですので、これからの活躍が期待されます。(もしかしたらオジサンが知らないだけかもしれません)

オジサンは以前から言っているとおり、Bachの楽曲は女性に向いていると勝手に思っています。古くはランドフスカ、ルイジッチコバ、チューレク、比較的新しいところではポッジャー(Vn)、ハーン(Vn)、ファウスト(Vn)等々です。勿論男性にもグールドを初めとして多くのバッハ弾きが居ます。

まぁあくまでもオジサンの個人的な感じなのであまり参考にならないかも知れませんが割と好きなバッハ演奏を聴かせてくれるのは女性が多い様に感じます。(チェリストだけはまだ行き当たっていないが・・)

恐らく好きな演奏は年齢と共に変化するとも思いますので、何年かしたら「やっぱりグールドだぜ!」と言っているかも知れませんが・・・。

今週末から来週に掛けて太平洋側で大雨の予報が出ています。くれぐれも近くの川や崖の様子など見に行かぬ様ご注意下さい。早めの対策、早めの避難をお願いします。

全てが上手く行くとは限らない・・オーディオの世界

お盆休みも終わり、そろそろリハビリも終わって通常運転に戻っている頃かと思いますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

今年の夏も暑いと思っているうちに9月がすぐそこまで来てしまいました。今年も残すところ1/3となります。ついこの間「明けまして・・・」と挨拶をしたと思ったらもう2/3が過ぎてしまうんですねぇ。年々月日が流れる速さが増してきていると感じる今日この頃です。

全てが上手く行くわけではない・・・

オジサンがオーディオをいじり始めたのが1970年代末の頃ですから、およそ50年の月日が流れた事になります。初めは暗中模索、無我夢中で装置を換え、セッティングをいじり回して、いじり壊してしまった部品も数知れず、今ではようやく装置いじりより音楽を楽しむ方向に変わって来ましたが、それでも時々スピーカーの向きを変えたり、ケーブルを換えたりして楽しんでいます。

最近では余りオーディオ装置に凝る人も少なくなりつつ有るようですねぇ。確かに趣味も多様化しているし、なにより装置の価格がアホみたいに高くなったと感じます。以前にも書きましたが、オジサンがオーディオをいじり始めた頃は「少し頑張れば・・・」手の届くような装置が多々有りました。一部輸入品の高額装置も有りましたが、それも本当に一部の装置で、大概はなんとかなったと思います。勿論装置を換える度にローンを組んでローンレンジャーにもなりましたが・・・。今では装置が高額すぎて手が出せないのが現実ではないでしょうか?(中華モノを除いて)

オジサンは「オーディオは育てるもの」と考えています。買って来て直ぐに気に入った音を出す装置ほど飽きが来るのも早いもので、その度に装置を買い換える訳にも行かず、セッティングを換えたり、ケーブルを換えたりして何とか自らが好むような音質に近付ける様に頑張るのですが、一筋縄では行かないのがオーディオの世界です。

そこで様々な知り合いを訪ねて音を聴かせてもらいアドバイスを受け、色々な雑誌を読みあさって情報を集め「これなら!」と思う装置をローンを組んで購入するのですが、なかなか上手く行きません。

オーディオはカット&トライ

オーディオで自らが目指す音質を出すためには、自らの部屋で鳴らしてみなければ何も分かりません。オーディオ店の店頭で、或いは試聴室で聴いた音がその装置の音質だと思ったら大間違いです。オーディオ店の試聴室で聴いて「いいなぁ」と思った装置を自室に入れて鳴らしてみれば「えぇっ!全然違うじゃん」と思うのが当たり前なのです。何と言っても部屋が違う、そして多くの試聴室の場合、複数のスピーカーが並んでいて、必ずと言って良いほど試聴対象以外のスピーカーも鳴っているから、聴感上豊かに響いているように聞えてしまうのです。

オーディオ全盛の頃は「貸し出しシステム」が有り、希望する装置(余程高額でない限り)店が1週間程度貸し出してくれました。今では恐らくその様な優しいオーディオ店は皆無でしょう?

まぁ良かれと思って買った装置が自らの思っている音で鳴ってくれなくても悲観する事は無いとオジサンは思います。無責任な様ですが「オーディオは育てるもの」ですから、飽きずに、棄てずに向き合っていれば、やがて自らの求める音質になる可能性は十分有ると思います。問題は「育て方」なのではないでしょうか?

オジサンも偉そうな事は言えませんが、長年付き合っていると良い事も有るとオジサンは感じています。

オジサンの家の装置で今一番古いのはレコードプレイヤーです。Garrardー401は既に40年以上使っているし、スピーカーのヴァイタボックDU-120とは30年以上の付き合いになります。プリアンプは3年程前に師匠から頂いたモノですが、制作は1995年となっています。パワーアンプも来年20年になります。

その間様々な事をやってきました。部屋が変わった事が一番音質に影響を与えていると思いますが、スピーカーのセッティングは1cm刻みで探ったりしましたし、レコードプレイヤーの材質も様々なモノ、方式を試して来ました。それらの蓄積が今の音質を作って来ていると思います。

決して万人の方が聴いて「良い!」と言う訳では有りませんが、今のオジサンにとっては非常に思い描いていた音(芯と響きのバランスした音)に近いと思っています。勿論100%満足している訳では有りませんが、音楽を楽しむには十分な音質だと思っています。

良かれと思ってやったことが返って音質を悪くするなんてことはオーディオの世界では当たり前の事で、だからこそオーディオは面白いし、目指す音に一歩でも近付いた時の喜びもヒトシオなのではないでしょうか?

今は「聴ければ良い」的な方が多くなったと感じます。確かにアホみたいな高額な装置を揃える必要も無いし、高額な装置が理想の音を出すとも限りません。音楽を楽しむのに十分な音質で有れば良しとする必要も有ると思います。

オジサンもあと何年今の装置の前で頭を垂れてバッハやモーツァルトの音楽を聴けるか分かりませんが、死ぬまで足掻いていたいと思います。オーディオの深き沼の中で・・・。

長文、失礼しました。最後までお付き合い頂いた方に感謝致します。

今日の1枚・・・#78 2声のインヴェンション バッハ作曲 P・ゼルキン(P)

逆走台風が日本列島を横断し、通常とは違う形で大雨をもたらしていますが、皆さんお住まいの地域は如何でしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域は幸いにも台風の影響も無く、普通に過ごしていますが、各地地震や大雨の影響で大変だと思います。今年は何だか大きな災害が控えているようで落ち着かないのですが、万が一被災したとしても、被害を最小限に抑える準備は欠かさない様に心掛けたいものです。

バッハ作曲

2声のインヴェンション

ピーター・ゼルキン(P)

CD:RCA(米盤)

皆さんバッハ作曲のインヴェンションはお聴きになるでしょうか?ピアノを習った事のある方に聞くと「聴きたくねぇ」と仰る方が結構居るようです。その理由は「最初に躓いた曲」又は「習得に時間が掛かった」と言うものが多いと思います。

確かに初歩のピアノ(ピアノのお稽古)を終わって、その後取りかかるのがこのインヴェンションだと聞いた事が有ります。オジサンの従弟のピアニストも「もう、インヴェンションは弾きたくない」と言っていた事が有ります。ピアノを習った事が無いオジサンにはどの辺りが厄介なのか皆目見当も付きませんが、きっと手がツルほどなのだと思います。

さて今日ご紹介するのはピーター・ゼルキンが演奏した一枚です。オジサンは長年グールドが演奏したモノを愛聴してきましたが、或る時「正調」を聴きたくなってエッシェンバッハが演奏した「お手本盤」を買ってっみましたが、どうにも詰まらない曲に感じてしまい「まぁこんなもんかなぁ」と思っていました。

先日中古盤屋でゼルキンの盤を見付け「とりあえず聴いてみるか」と思い購入したのがこの一枚です。

ピーター・ゼルキンは1947年ニューヨークに生まれ、2020年に没しています。

ピーター・ゼルキンはその名が示すとおり、大ピアニスト(オジサンはほぼ聴かないが)ルドルフ・ゼルキンの息子です。オヤジさんの方は余りにも有名で録音も多く残していますので、クラシック音楽を多少聴く方なら名前をご存じだと思います。

オジサンが初めてピーター・ゼルキンの演奏を聴いたのは師匠の所で聴いたバッハ作曲のゴルドベルク変奏曲でした。非常に端正な演奏で、素晴らしいと思いましたが、実際手に入れる事は無く、自身の装置でピーター・ゼルキンを鳴らしたのはこのインヴェンションが初めてです。

演奏的にはやはり非常に洗練された雰囲気で、グールドとはまた違った良さを感じます。インヴェンションと言えば練習曲のイメージが強いのですが、普通に音楽として楽しめるとオジサンは思います。

ピーター・ゼルキンは早くに亡くなった演奏家ですから、残した録音もそれ程多くは有りませんが、もしチャンスが有ったら一度は聴いてみて欲しいピアニストです。

広島原爆の日・・・81年

相変わらず猛烈な暑さが各地を襲い、週末には大型の台風が沖縄地方を狙っているようですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域は長いこと雨らしい雨も降らず、庭の木々も葉を縮こまらせています。今朝の情報番組では農地の雨不足の事をやっていましたが、自然相手の農業はより影響が大きいと思います。

HIROSHIMA 81st

今日8月6日は広島に原爆が投下されてから81年目の日になります。現地広島では投下時刻の8:15に合わせ慰霊祭などが執り行われ、様々な国からも参加者が訪れていたと聞きました。

オジサンは第二次大戦の事は本や映画の中でしか知りませんが、爺さんやオヤジ、更にはお袋の戦争体験を聞き、地方の小さな町にも戦禍があったんだと実感しました。爺さんの家には神風特攻隊で戦死した長男(オヤジの兄貴)がゼロ戦に搭乗する時の写真や後に頂いた勲章も置いてありました。

オジサンが小学生の頃、住んでいた家の近くには爆弾で空いた穴がいくつも有ったし、自転車で30分ほどのところに米軍の基地(小さな)もあり、上陸用舟艇や駆逐艦が基地の浜を出入りするのを目にした事も有りました。

1945年8月、広島や長崎に原爆が投下され、多くの罪無き人々が殺され、戦争の愚かしさを世界は知ったはずなのに、いまだに各地で諍いや紛争が無くならないのはなぜでしょう?戦争を仕掛けた国にはその国なりの理由が有るのかも知れませんが、その理由は果たして人を殺すほど重大な理由なんでしょうか?オジサンは疑問に思ってしまいます。

オジサンには戦争云々を語る事は出来ないかも知れませんが、せめて過去の戦争、そして今起こっている戦争で命を落とされた方々の魂が安らかに眠れるよう、Mozartのレクイエムを掛けています。

テニスの3本柱#1 技術編

気が付けば7月も最終日を迎え、連日暑い日が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

熊本とその周辺地域では猛烈な暑さと余震が続き、復旧作業もままならない状況が続いているようですが、くれぐれも熱中症、エコノミー症候群などの二次災害には十分ご注意願いたいと思います。

テニスの3本柱・・技術編

いつもオーディオや音楽の話題ばかりなので、たまには目先を変えてテニスの話しをしたいと思います。ただし、これから書くことはオジサンの主観に基づいたモノですので「そりゃ違うだろぅ」と仰る方も多いと思いますが、その点はご容赦下さい。

テニスに限らず、どんなスポーツにも「これだけは外せない」と言うモノが有ると思いますが、今日は話しをテニスに限って書いて行きたいと思います。

何れのスポーツでも同じかも知れませんが、テニスには3本の大きな柱があります。

1)技術の柱・・・相手に打ち勝つ為には、打球を正確かつ適切に打つ能力が必要です

2)戦術・戦略の柱・・・試合で勝つためには1ポイントを取る戦術とその試合に勝つための戦略が必要です

3)メンタルの柱・・・どれほど素晴らしい技術と戦術・戦略を持っていても、それを実行するだけのメンタルが必要です

これからしばらくの間、これらの事を少しずつ話して行きたいと考えています。

今日はその第一歩「打球を確実に相手コートに入れるための技術」・・・打球回転に付いてお話しします。

技術の柱 1・・・打球回転

技術はどんなスポーツにおいても柱の中心になる部分です。一般のテニスプレイヤーにとって技術は最も目が向く部分だと思います。体力強化・維持や仲間内だけのゲームに終始する方なら技術面だけを強化すれば済む話しかも知れませんが、たまには一般の試合やクラブ内で行われるトーナメントに出場し、1回でも勝ちたいと思う方なら、技術だけでは勝てない事は既にご承知の事と思います。

技術にも色々ありますが、今回は打球の回転に付いてお話しします。

回転は現在のテニスにおいて非常に重要な要素になります。オジサンがテニスを始めた50年以上前は木製のラケットで、ガットの種類もそれ程多く有りませんでした。

打球スタイルの主流はドライブとスライス、それにフラット位しか無く、ボールの回転云々よりも速さやコントロールを重視したプレイスタイルが主流でした。

しかし今ではラケットの性能と共にガットの性能も格段に向上し、打球回転も様々な回転が掛けられる様になったと思います。(ドライブ・スライス・スピン・横スラ・横スピンなど)

Raqueta de tenis con pelota a punto de ser golpeada

比較的若いプレイヤーの中にはグリップをウエスタンを超えて厚く握り、強烈なスピン打球を打って来る選手もいます。

オジサン達のような年齢になると、若い方の様な筋力も無ければラケットスピードも落ちていますので一般に言われるような「スピン」を打つことは難しく(ほぼ無理)なってしまいます。そこで目指すべきは「ナチュラルドライブ」だとオジサンは感じています。「ナチュラルドライブ」とは、それ程意識をしなくても自然にドライブ回転(順回転)が打球に掛かり、ネットを超え、サービスライン辺りから落ち始め、コート内に落ちる打球の事です。ナチュラルドライブはフォームで打つので、肘や手首に負担が掛かることが少なく、オジサンの様な年齢でもフォームさえ覚えれば容易に打つことが出来ると思います。

テニスにおいて最も犯していてはいけないミス、それは「ネットミス」だとオジサンは考えています。打球がネットに掛かってしまうと相手は何も考えずにポイントを得る事が出来ます。しかし打球がネットを超えていれば、もしその打球が大アウトでない限り、何かを考え、行動を起こす必要が出てきます。従って一般のプレイヤーが目指す第一歩は「ネット越え」なのです。

テニス教室に通ってくる一般のプレイヤーでは、ネットアウトをする方よりオーバーアウトをする方の方が指導がしやすいのも事実です。ネットアウトを多発するプレイヤーは身体の突っ込みが原因の場合が多く、打球が上がらない場合が多いのですが、この癖を直すのは一苦労です。その点オーバーアウトが多い方は第一関門であるネットはクリアしているわけですから、後はラインの内側にボールを落とす事を考えれば良いわけです。

そしてそのために必要なのが打球回転になります。

打球に回転を与える事は技術的にはそれ程難しい事ではありません。今はラケットもガットも進歩していますので、少しのフォーム、又はグリップ握りを改善する事で打球に必要な回転を加える事が出来るのです。

Close-up pelota de tenis botando sobre tierra, pelota de tenis sobre tierra batida

打球フォームを変えたり、握りを変えたりするときに気を付けて頂きたいのは、できるだけ身体に負担が掛からない様にする事です。無理なフォームや握りは身体に負担が掛かり、テニスエルボーや肩の故障に繋がる危険があるからです。フォームや握りを変えれば、今まで使っていなかった身体の部分(筋肉や関節の角度)を使う事になりますので、多少の負担は避けられませんが、無理だと思ったら直ぐに止める事が大切です。

最後に、皆さんはボールのどの位置を見て打球しているでしょうか?いつかオジサンのスクールの方に聞いてみたところ、殆ど方が「ボール全体」と言う意見でした。しかし、正しい回転を打球に与えるためにはボールの一点を見る必要が有ります。例えば縦順回転のドライブを打ちたい場合はボールのやや上を、逆にスライス系の逆回転の打球を打ちたい場合はボールのやや下を見ます。そしてそこにラケットを合わせて行けば正しいドライブやスライスが打てるようになるのです。

また、スイングの途中でラケットの向きを変えるのも禁物です。スイングの途中、特にインパクトの前後50cm位はラケット面を変えずにスイングする事をお勧めします。なぜなら、常に同じヒッティングポイントで打てるとは限らないからです。スイング中にラケット面を変える(上に向けたり下に向けたりする)と、例えばドライブ系の打球を打とうとした場合、少しでもヒッティングポイントが遅れるとオーバーアウトに、逆に少しでも早くなるとネットアウトしてしまうからです。(この癖は一般のテニスプレイヤーに最も多く見られるスイング上のミスです)もしスイング中のラケット面が正しく、かつスイング中にラケット面を変えなければ、打球は多少左右にブレますがネットを超えて相手コートに入るはずです。

スイング中のラケットがインパクト前後の50cmを通過する時間を考えてみて下さい。オジサンの様な年齢の方でも恐らく目にも止まらぬ速さで通過すると思います。そしてその時間内でラケットをコントロールするのは一般のプレイヤーにはほぼ不可能だと思います。

インパクト前後のラケット面は変えない事が打球に対して正確な回転を与えるコツなのです。その面の向きがどんな角度になるかはプレイヤーの筋力、身体(関節)の柔らかさ、求める回転量によって変わりますので、ご自身で試して探る事が重要です。

さて今日はこのくらいにしておきます。時々テニスの話しも交えて行こうと思います。

 

 

合研 GK05LCR フォノイコライザー その後

熊本を含む九州地方で再び大きな地震が有り、まだ詳しい事は分かりませんが、被害も結構出ているようです。

こんばんは、オジサンです。

10年前の熊本大震災に続き、今日の夕方も大きな地震に見舞われ、被災された方、避難を余儀なくされた方々は大きな不安を抱えながら夜を迎えていると思います。

明日の朝には被害状況も明らかになると思いますが、できる限り被害・・特に人的被害が少ないことを願います。

合研 GK05LCR フォノイコライザー

2019年11月、コロナ禍が広まる直前、合研なるガレージメーカーのフォノイコライザーを見付け、アナログファンのオジサンとしては速攻購入に踏み切りました。丁度介護生活に入ったばかりで、外出もままならず、時間が有る時は家に籠もってレコードばかり聴いていた時期です。

その後2024年暮れ頃から左右バランスが崩れてしまい、どうにも聴いていられなくなり、2025年5月に修理を依頼、3日で戻ってくるという早業で復活を果たしました。恐らくカバー以外の中身は新品を送ってくれたのだと思います。修理費用は無料でした。

当該フォノイコライザーは型番が示すとおり、LCR型です。LCR型の音質の良さはアナログをいじった経験のある方の中では評判で、CR型と並んで高音質と言われていました。しかし、一般メーカーのLCR型フォノイコライザーは高額で、貧乏人のオジサンにはとても手が出せる代物では無かったのです。しかし合研のGK05LCRは貧乏人のオジサンにも手が届く金額だったので迷わず購入した次第です。(LCR型について、オジサンは上手く説明できませんので、興味のある方はググって下さい。

2025年の修理以来丁度1年を経過しました。今はCHUDEN3675カートリッジの相棒として鳴らしています。

丁度鳴らし始めて(修理後)1年くらいの頃から音質が非常に良くなったとオジサンは感じています。まず高域楽器(ヴァイオリンなど)が非常に明確に、しかし柔らかく鳴るようになった事、そして低域の質感が良くなった事です。特に低域の量感が増し、分離が良くなり、安心して聴いていられる様になった事は有りがたいことです。

購入時に制作者の方と何度かやりとりをした中で、制作者のかたは「駄目なものは直ぐに外す」と言っていましたが、オジサンは「何年か使ってみなきゃ分からない」と言う考えでしたので、我慢していたと言えば大袈裟ですが、諦めずに使い続けた結果だと思います。

オーディオ装置は結構な割合で、エージングが必要だとオジサンは思っています。オーディオ全盛の頃は当たり前だったのですが、最近では「エージング不要論」も出てきていますので、どちらが正解と言う事は無く、装置、部品によると思っています。また、電源を入れない装置は、使い続けている装置より音質の劣化が激しいとオジサンは思っています。

今は師匠から頂いたプリアンプとプレイヤーの間に納めています。先ほど書いた通り、GK05LCRはCHUDEN3675カートリッジに、CHUDEN3605とMONO用は師匠から頂いたプリ付属のフォノイコを通して楽しんでいます。

音質的な違いは有りますが、特にどちらが優秀(好みか)と言う事は無く、どちらも同じ様に楽しんでいます。3605の方はピアノが得意、3675の方は弦と歌モノが得意な傾向がオジサン家では有ります。

今更ですが、やはりアナログは楽しいと感じる今日この頃です。