気が付けば7月も最終日を迎え、連日暑い日が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
おはようございます、オジサンです。
熊本とその周辺地域では猛烈な暑さと余震が続き、復旧作業もままならない状況が続いているようですが、くれぐれも熱中症、エコノミー症候群などの二次災害には十分ご注意願いたいと思います。
テニスの3本柱・・技術編
いつもオーディオや音楽の話題ばかりなので、たまには目先を変えてテニスの話しをしたいと思います。ただし、これから書くことはオジサンの主観に基づいたモノですので「そりゃ違うだろぅ」と仰る方も多いと思いますが、その点はご容赦下さい。
テニスに限らず、どんなスポーツにも「これだけは外せない」と言うモノが有ると思いますが、今日は話しをテニスに限って書いて行きたいと思います。
何れのスポーツでも同じかも知れませんが、テニスには3本の大きな柱があります。
1)技術の柱・・・相手に打ち勝つ為には、打球を正確かつ適切に打つ能力が必要です
2)戦術・戦略の柱・・・試合で勝つためには1ポイントを取る戦術とその試合に勝つための戦略が必要です
3)メンタルの柱・・・どれほど素晴らしい技術と戦術・戦略を持っていても、それを実行するだけのメンタルが必要です
これからしばらくの間、これらの事を少しずつ話して行きたいと考えています。
今日はその第一歩「打球を確実に相手コートに入れるための技術」・・・打球回転に付いてお話しします。
技術の柱 1・・・打球回転
技術はどんなスポーツにおいても柱の中心になる部分です。一般のテニスプレイヤーにとって技術は最も目が向く部分だと思います。体力強化・維持や仲間内だけのゲームに終始する方なら技術面だけを強化すれば済む話しかも知れませんが、たまには一般の試合やクラブ内で行われるトーナメントに出場し、1回でも勝ちたいと思う方なら、技術だけでは勝てない事は既にご承知の事と思います。
技術にも色々ありますが、今回は打球の回転に付いてお話しします。
回転は現在のテニスにおいて非常に重要な要素になります。オジサンがテニスを始めた50年以上前は木製のラケットで、ガットの種類もそれ程多く有りませんでした。
打球スタイルの主流はドライブとスライス、それにフラット位しか無く、ボールの回転云々よりも速さやコントロールを重視したプレイスタイルが主流でした。
しかし今ではラケットの性能と共にガットの性能も格段に向上し、打球回転も様々な回転が掛けられる様になったと思います。(ドライブ・スライス・スピン・横スラ・横スピンなど)

比較的若いプレイヤーの中にはグリップをウエスタンを超えて厚く握り、強烈なスピン打球を打って来る選手もいます。
オジサン達のような年齢になると、若い方の様な筋力も無ければラケットスピードも落ちていますので一般に言われるような「スピン」を打つことは難しく(ほぼ無理)なってしまいます。そこで目指すべきは「ナチュラルドライブ」だとオジサンは感じています。「ナチュラルドライブ」とは、それ程意識をしなくても自然にドライブ回転(順回転)が打球に掛かり、ネットを超え、サービスライン辺りから落ち始め、コート内に落ちる打球の事です。ナチュラルドライブはフォームで打つので、肘や手首に負担が掛かることが少なく、オジサンの様な年齢でもフォームさえ覚えれば容易に打つことが出来ると思います。
テニスにおいて最も犯していてはいけないミス、それは「ネットミス」だとオジサンは考えています。打球がネットに掛かってしまうと相手は何も考えずにポイントを得る事が出来ます。しかし打球がネットを超えていれば、もしその打球が大アウトでない限り、何かを考え、行動を起こす必要が出てきます。従って一般のプレイヤーが目指す第一歩は「ネット越え」なのです。
テニス教室に通ってくる一般のプレイヤーでは、ネットアウトをする方よりオーバーアウトをする方の方が指導がしやすいのも事実です。ネットアウトを多発するプレイヤーは身体の突っ込みが原因の場合が多く、打球が上がらない場合が多いのですが、この癖を直すのは一苦労です。その点オーバーアウトが多い方は第一関門であるネットはクリアしているわけですから、後はラインの内側にボールを落とす事を考えれば良いわけです。
そしてそのために必要なのが打球回転になります。
打球に回転を与える事は技術的にはそれ程難しい事ではありません。今はラケットもガットも進歩していますので、少しのフォーム、又はグリップ握りを改善する事で打球に必要な回転を加える事が出来るのです。

打球フォームを変えたり、握りを変えたりするときに気を付けて頂きたいのは、できるだけ身体に負担が掛からない様にする事です。無理なフォームや握りは身体に負担が掛かり、テニスエルボーや肩の故障に繋がる危険があるからです。フォームや握りを変えれば、今まで使っていなかった身体の部分(筋肉や関節の角度)を使う事になりますので、多少の負担は避けられませんが、無理だと思ったら直ぐに止める事が大切です。
最後に、皆さんはボールのどの位置を見て打球しているでしょうか?いつかオジサンのスクールの方に聞いてみたところ、殆ど方が「ボール全体」と言う意見でした。しかし、正しい回転を打球に与えるためにはボールの一点を見る必要が有ります。例えば縦順回転のドライブを打ちたい場合はボールのやや上を、逆にスライス系の逆回転の打球を打ちたい場合はボールのやや下を見ます。そしてそこにラケットを合わせて行けば正しいドライブやスライスが打てるようになるのです。
また、スイングの途中でラケットの向きを変えるのも禁物です。スイングの途中、特にインパクトの前後50cm位はラケット面を変えずにスイングする事をお勧めします。なぜなら、常に同じヒッティングポイントで打てるとは限らないからです。スイング中にラケット面を変える(上に向けたり下に向けたりする)と、例えばドライブ系の打球を打とうとした場合、少しでもヒッティングポイントが遅れるとオーバーアウトに、逆に少しでも早くなるとネットアウトしてしまうからです。(この癖は一般のテニスプレイヤーに最も多く見られるスイング上のミスです)もしスイング中のラケット面が正しく、かつスイング中にラケット面を変えなければ、打球は多少左右にブレますがネットを超えて相手コートに入るはずです。
スイング中のラケットがインパクト前後の50cmを通過する時間を考えてみて下さい。オジサンの様な年齢の方でも恐らく目にも止まらぬ速さで通過すると思います。そしてその時間内でラケットをコントロールするのは一般のプレイヤーにはほぼ不可能だと思います。
インパクト前後のラケット面は変えない事が打球に対して正確な回転を与えるコツなのです。その面の向きがどんな角度になるかはプレイヤーの筋力、身体(関節)の柔らかさ、求める回転量によって変わりますので、ご自身で試して探る事が重要です。
さて今日はこのくらいにしておきます。時々テニスの話しも交えて行こうと思います。