今日の1枚・・・#32 ヴィヴァルディ 四季

三寒四温とはまさにこの時期の事を言うのだと思いますが、今年はどうやら五寒一温と言った雰囲気ですが皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

先日PCが治って来てから、ずいぶん立ち上がりなどが早くなりました。故障する前もそれ程遅いとは感じていなかったのですが、やはり初期の頃から比べると遅かった様に思います。また、オジサンは朝起きるとセカンドシステムでNHK FMの聴き逃し配信を聴いたりしていたのですが、途中で切れてしまうなどの症状が現れていました。やはり故障の前兆だったのでしょうか?

ヴィバルディ作曲 四季 

オーリアコンブ指揮 ツールーズ室内(仏パテ盤)

さて今日は、日本で最も人気の有るクラシックの楽曲と言っても過言で無いヴィバルディ作曲の「四季」をご紹介します。この一枚は以前にも何かの機会で書いた記憶も有りますが、今日はちゃんとした形(今日の一枚)でご紹介させて頂きます。

ヴィバルディの四季と言えば、日本ではイ・ムジチの演奏が圧倒的な人気を誇っていると思います。イ・ムジチはソロを換えて何度か録音していますが、内容的にはそれ程大きな差は無いとオジサンは感じています。

オジサンが買った最初の四季は、カール・ミュンヒンガーが指揮した一枚でした。当時はこの演奏がBESTと思っていたのですが、今聴くとずいぶん高域の強い録音の様な気がします。今でも手元に残っていて、年に1~2回程度は聴きますが、四季を聴くとなればやはりツールーズ室内の演奏を選んでしまいます。

一時期ナイジェル・ケネディ独奏の演奏が話題になったことが有り、四季好きのオジサンとしては「聴いてみてぇなぁ」と思って買いましたが、一度聴いただけで放り出しました。オジサン的には「聴くに値しない」演奏だったのですが、好きな人も多いのかも知れません(好き好きですから・・・)

オーリアコンブはこんな顔をしたオジサンです。1917年2月にフランスに生まれ、ツールーズ音楽院で学んだ経歴を持つ指揮者のようです。詳細はウィキペディア辺りに詳しく載っていますので、興味のある方は調べて下さい。

さてこのレコード、何が良いかと言えばまず音質です。仏パテ盤は全体に録音が良く(元は英EMIが多い)、盤質も非常に良いので歪みとはほぼ無縁で再生出来ます。

演奏に付いてはオジサン的に「この上なし」と言ったところでしょうか。イ・ムジチの演奏と比べると若干遅い感じが有るし、奇をてらった部分も無く、淡々と音楽が進んでいく印象が有ります。

ヴィバルディの四季の場合、ヴァイオリン独奏者が色々な「仕掛け」を施すような場合が有りますが、この演奏はそんな事は無く、言ってみれば「古いタイプの演奏」だとオジサンは感じています。今でもCDで入手可能のようです。

四季は非常に有名な楽曲で、どなたでも何回も耳にしたことが有ると思います。CMに使われていたり、ドラマや映画でも使われていたと思います。特に「春」の第一楽章と「冬」の第二楽章は有名ですねぇ。

漸く春めいてきた一日、ヴィバルディの四季を聴いて身も心も「春」を満喫しましょう。

あれから・・・13年

やっと春の兆しが見え始めていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

オジサンの住む地域では、タンポポの花が咲き始め、田圃のあぜ道が黄色に染まっています。タンポポが咲き始めれば本格的な春はもうすぐそこまで来ているのでは無いでしょうか。

3月1日朝、PCの不調が起こり、修理に出していました。電源のパイロットランプは点くのですが、立ち上がらないまま切れてしまうのです。つまり、全く何も出来ない状態になりました。まだ保証期間中だったので、購入した店に持ち込み修理をしてもらい、今日(3/11)無事に戻って来ましたのでこうしてブログを更新しています。

2011/3/11 14:46

あれからもう13年の月日が流れたんですねぇ。何だか無茶苦茶早かった様に思います。あの日、オジサンは横浜で震災を体験しました。その事は以前このブログでも書きましたので割愛しますが、あの日も寒かった・・・。横浜は夕方雪がチラつき、足下から寒さが這い上がって来るようでした。

今このブログを更新しているのが19:04、当日の今頃はJR横浜駅でお年寄りの方々を階段上まで運び上げ、ホッとしている頃でした。その後パシフィコ横浜に向かい、避難所と化したホールで一息入れる頃です。

16000人近い死亡者といまだに行方不明の方々2500人余りを出した大災害、今でも当日の事は忘れることは出来ません。余りに大きな災害だったためか、その頃はどうにも現実味が無く、まるで映画の中の出来事の様に思えました。

今オジサンは、お亡くなりになられた方々に向け、モーツァルトのレクイエムを掛けながらこの記事を書いています。

今日はマリナー指揮のモノを選んでみました。この後フォーレのレクイエムも被災者のご冥福を祈りつつ心静かに聴きたいと思います。

今年1月1日の能登地方の地震でも多くの被災者を出しました。

政治はこのような場合にこそ力を発揮するモノだと思いますが、今の日本の政治家にそれは期待できないでしょうか?情けないことです。

「自分の身は自分で守る」確かにこれこそが防災の原点で有ることは間違いないのですが、各個人が出来る事など多寡が知れています。そんな時こそ、政治が率先して手を差し伸べるべきでは無いでしょうか?

オジサン家では、毎年3月1日に防災準備品の点検をします。今年もやりました。しかし、能登地震の被災者の声の中には「防災用品は持ち出せなかった」と言う声も多かった様に思います。今一度防災準備品のあり方を考え直す時かも知れません。

東日本大震災で被災、或いはその後関連死でお亡くなりになられた方々のご冥福を祈りつつ、フォーレのレクイエムに耳を傾けたいと思います。

低音への思い(オジサン的)

初夏のような陽気になったかと思えば、翌日には大雪注意報が出るような不安定な天気になっていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域は雪とは無縁の地方なので、雪の心配は無いのですが、こんなに不穏な天気が続くと、どうしても体調が優れなくなります。しかも花粉の季節が到来していますので、そちらの方でも体調維持が厳しくなります。オジサンはそれ程花粉症が酷いわけでは無いのですが、それでも目がかゆかったり、鼻が一時的に詰まったりして、時に音楽に集中出来ないときがあります。

オジサン的低音再生

オーディオにおける「低音」の定義がハッキリしませんので、どのように書いたら良いか分かりませんが、ここではチェロの低い音から下の音を「低音」として考えたいと思います。

皆様の中には既に素晴らしい「低音」を手に入れている方、今も「低音再生」に苦慮されている方など様々だと思います。

オーディオでの音楽再生には様々な要素が絡み合います。例えば「定位」「透明感」「空気感」等々です。その中に「低音再生」も含まれるとオジサンは考えています。

まぁ「空気感」だとか「透明感」などはオーディオを長年、情熱を持って取り組んで来た人が意識することで、好きな音楽を気に入った音で再生する為に最初に意識するのは音楽全体のバランスでは無いでしょうか?オーディオ誌やネット情報を読んでいると「フラット再生」がオーディオファンが目指す神域のように言われていますが、オジサン的には少し違うように感じます。決して「フラット再生」を目指し、それを手に入れる事が悪いとか、間違っていると言っている訳では無いので誤解しないで下さい。

低音の重要性

低音はどのような楽曲においても重要な音成分だとオジサンは思っています。例えばJazzでもクラシックでもPOPsでも、低音の少ない再生音は何となくチープな印象を受けてしまいます。勿論そのような楽器が含まれない楽曲もありますので、そのような楽曲は除いての話しですが・・・。

低音が量感豊かに再生させるとそこに安心感の様なモノが生まれる気がします。余談ですが、飛行機事故などで「緊急を知らせるアナウンスは女性CAよりも男性の方が乗客は落ち着く」と聞いた事が有ります。それは女性の高い声より、男性の低い声の方が聞いている人に安心感を与えると言う事らしいです。勿論男性の声はオーディオ的「低音」とは言えないでしょうが・・・。

写真と記事は関係ありません

多少低音寄りの方が・・・

人は何のために音楽を聴くか・・・コレは難しい問題です。人それぞれ音楽を聴く目的は異なっていると思います。BGM的に流す人、ジックリ腰を落ち着けて聴く人、車の中で聴く人など様々です。

どんな時でもそうですが、オジサン的には多少低音寄りの再生音の方が聴いていて安心感が有ると思います。

低音には聴いている人を包み込む様な効果が有るように思いませんか?ある調査によると、聴いていて一番安心するのはチェロの音色だと何かで読んだ記憶が有ります。勿論刺激を求めて音楽を聴く時はその限りでは無いのでしょうが、やはり安心して、ゆったり音楽を楽しみたい時、チェロの音色は心に深く染み込んでくる気がします。

オジサン的低音の考え方

オジサンはオーディオをいじり、音楽を本格的に聴き始めて既に40年以上の月日が流れてしまいました。そんなオジサンがオーディオの調整をしたり、何かを変えたときに確認をするのは常に「弦楽四重奏」でした。

オジサンはクラシック音楽の要素の多くが弦楽四重奏に含まれていると勝手に思い込んでいます。ヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロで構成された弦楽四重奏はオーディオの調整、確認をするのにもってこいの楽曲だと思います。ただし、コレはオジサン個人の考えなので「そんなこたぁねぇよ!」と仰る方も多いと思います。まぁそれは人それぞれ好きも異なるし、目指す再生音も違うのでもっともな事だと思います。

弦楽四重奏を再生するとき、一番注目(注聴)するのがチェロの音です。全体を包み込む様に鳴るようならOKですが、時にはチェロの音が痩せて聴こえ、そんな時は楽曲自体が非常につまらないモノになってしまいます。

ピアノ再生に付いても同じ事で、左手の音が全体を包み込む様に鳴ってくれると非常に気持ちよく聴くことが出来ます。

低音再生は難しい?

オーディオ的な話しですが、低音再生は非常に難しいと言われています。

確かに一言に「低音」と言ってもその音質は様々です。Jazzファンの方なら「ブンブン唸るようなベース」が好きな方も多いと思いますし、クラシックファンなら「優しく包み込む様な」コントラバスやチェロの音を好む方も多いのでは無いでしょうか?

低音再生の方法については様々な方のHPに詳しく書かれていますのでオジサンは割愛しますが、やはりカット&トライでやってみなければ分からない事だと思います。

低音も出し過ぎると「ブーミーな音」になってしまい、再生音全体が籠もった様な感じになってしまいますし、量感が足りないとピアノなどオモチャのピアノの様になってしまいます。

従って、どれほどの量でどれほどの広がりをもって低音を再生するかが低音再生の鍵になると思います。オーディオ全盛の1970~80年代は大口径のスピーカーを大きな箱に入れて低音再生を目指す製品が多かったと思いますが、最近では小型でも十分な低音再生が出来る製品が出てきています。

しかしどの様な製品を選んだとしても、使う部屋によって再生される低音は異なりますので、やはりそこはリスナー(使う側)の努力と情熱、更には感性が必要となるのは必定です。

オジサンも長年様々な方の再生音を聴かせて頂いてきましたが、本当に気持ちの良い澄んだ低音を再生している方は5本の指で足りる程しか居ませんでした(生意気なようですが・・・)皆それぞれに努力をし、情熱を傾けて再生音に取り組んでいると思いますが、それ程「低音再生」は難しいのです。

最後に・・・

低音の量感、締まりなどは音楽再生において非常に重要な要素ですが、最後はやはり全体のバランスだと思います。オーディオの再生音には幾つかの目指すべきバランス指標が有るようです。一つは先ほども書いた「フラットな再生音」そしてもう一つは「ピラミッド型再生音」と言われるものです。

オジサンの個人的な好みから言えば「ピラミッド型」の方が安心して聴けるので、そんな再生音を目指しています。オジサンが終始言っている「芯と響きのバランスした音」とは若干違うように思われる方も居ると思いますが、この二つは全く別のモノと思って下さい。

さて長々と書いてきました、結局オジサンも低音再生に付いての答えはいまだに見付けていません。無責任の様ですが、コレが現実です。

ある楽曲を聴けば「いいなぁ」と思うし、又違う楽曲を聴けば「えぇ、違うじゃん」と思う日々です。「迷い」も楽しいのですが、一日も早く安心して音楽を楽しめる様になりたいと日々思っています。

あと何日スピーカーの前で頭を垂れていられるか分からないので・・・。

今日の一枚・・・#31 ヘンデル 水上の音楽

昨日は初夏の陽気を思わせるような一日だったのに、今日は一転真冬に逆戻りしたように冷たい雨の一日でしたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

今日は珍しく夜になって更新しています。今日は一日中寒い雨で、夕方のテニススクールも14:00頃には早々中止が決まり、その後先日買ったSX-WD11の調整をしていました。その話しは最後に書きます。

G・F・ヘンデル作曲 水上の音楽

A・ヴェンチンガー(指)バーゼル・スコラ・カントールム合奏団

昨日のような「夏を思わせる陽気」になるとやはり水辺が恋しくなるのはオジサンだけでは無いと思います。そこで今日はヘンデル作曲の「水上の音楽」を取り上げてみたいと思います。

ヘンデルと言えば「メサイア」と「マカベウスのユダ」が有名どころですねぇ。「メサイア」には有名な「ハレルヤコーラス」が入っていますし、「マカベウスのユダ」にはスポーツの表彰式のBGMとして使われる事の多い「見よ、勇者は帰る」が含まれています。「水上の音楽」はそれに次ぐヘンデルの中では知られた曲だと思います。

楽曲の由来などに付いては他の方のHPに詳しく出ていますので、そちらを参考にして下さい。

さて「水上の音楽」は結構有名な楽曲ですから、古くから多くの演奏家が録音を残しています。国内で人気が有るのは、ピノック、ホグウッド辺りでしょうか?確かにピノックや、ホグウッドは素晴らしい演奏家ですし、音質的にも文句の付けようが無いと思います。

オジサン的にはピノック、ホグウッドより若干温和しめの演奏のヴェンチンガーが好みです。

アルフィーフ盤ですから、DGGの流れを汲むレコードですが、この盤はオジサンの家の装置でも結構良い音質で鳴ってくれます。

何と言っても王様の娯楽音楽ですから、聴いていて楽しい演奏が一番だと思います。

これから桜のシーズンがやってきますが、隅田川辺りで屋形船に乗って聴いたらまた格別の趣が有るかも知れません(桜に合わねぇかな?)

非常に楽しい音楽ですから、もし聴いたことが無い方、是非一度お試し下さい。ただし例え楽しくなくてもノークレームでお願いします。

SX-WD11の調整

さて先日河津の帰りに衝動買いしてしまったSX-WD11ですが、とりあえず御影石上に置き、LANケーブルを繋ぎ、サウンドフォートのデジタルアンプで鳴らしてみました。

これだけでも結構まともな音がするのですが、やはり口径が小さいせいか、低域の量感と音場の広がりに欠けると感じました。まぁこのサイズですから、この点はしょうが無いと諦めるのも良いのですが、やはりオーディオを長年いじってきたオジサンの性でしょうか「もう少し何とかならねぇか」と言う考えが頭をもたげ、御影石とスピーカーの間に何かを挟む事を考えました。

スピーカーの下にインシュレーターを入れると音質が改善することはオーディオをいじった経験のある方なら「常識」なのですが、何を挟むかが問題なのです。

一般的には先の尖った専用のインシュレーターを用いるのでしょうが、余りにも値段が高すぎる(安物も有るが加工精度が不安)

そこで近くのホームセンターに出掛け小さな木のブロックを見付けて来ました。

写真の真ん中で3本立っているのがそのブロックです。1cm角で長さは2cmほどで、両端の赤っぽいのと黒っぽいのが各5本、真ん中の白っぽいのが10本、合計20本が入って350円(税抜き)でした。コレなら失敗(良くなくても)してもそれ程ダメージは少ないと思い買って来ました。

それを今日の午後スピーカーの下に3点支持で入れてみました。結果は「非常に良い」です。

こんな感じで、3種類の木片を使いました。ほんの少し上がっただけですが、音場が広がり、まるで両サイドのヴァイタが鳴っているような広がりです。

ネット通販辺りで売られている金属製のモノをオジサンは使った事が有りませんが、何となく音が硬くなるようなイメージが付き纏います。木製のモノも売られていますが「オーディオ用」と名の付くだけで非常に高価になり、もし良い結果が得られなかった時の事を思うと貧乏人のオジサンには手が出ません。高価なモノにはそれなりに良さが有るのでしょうが・・・。

SX-WD11・・・音質的な期待は余りしていませんでしたが、良い意味で期待を裏切られた感じがします。勿論鳴らない楽曲も有るでしょうが、それはこのサイズですから致し方なしでしょう。

無伴奏チェロなどは朗々と鳴ってくれて、十分音楽を楽しむことが出来ます。

河津・・ⅡウッドコーンスピーカーSX-WD11

昨日、今日とこの時期とは思えないほどの高い気温が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

本当に「朝が辛い」と思う日が少ない今年の冬ですが、オジサンの住む地域では昨日が19℃、今日は20℃の最高気温予報が出ています。こんな陽気の事をオジサンが生まれた地域の漁師は「バカ陽気」と言っていたことを思い出します。

桜は寒い冬を経験しないと綺麗に咲かないと聞いた事が有ります。今年の桜はどうなんでしょう?まだ蕾も硬いようですが、綺麗に咲いてくれる事を願います。

ビクター SX-WD11

2月9日に河津へ行った事は昨日の更新でお知らせ致しましたが、実は帰り道に寄ったリサイクルショップで20年振りにスピーカー(以下SP)を買ってしまいました。ほぼ衝動買いに近かったのですが、以前から「KENWOODは部屋に合わねぇなぁ」なんて勝手な事を考えており「なんか色気の有るSPはねぇか」と探していた事は確かなのですが・・。

ネット検索しても思うようなSPは無く、外観が良さそうでも「音は駄目だろうなぁ」とか「えぇ、これでこの値段!」と思うようなモノばかりでした。KENWOODのSPは音質的には結構良い線行っていたのですが、何分色がオジサンの気に入らない感じでした。(勝手な事言うんじゃねぇよ)

そこで更に小型で音質的に「まともな音がしそう」なSPを探していたのです。とは言っても所詮セカンドシステムでFMを聞いたり、YouTube辺りをちょこっと聞くだけですから、音質より外観的雰囲気が優先なのですが・・・。

通りすがりのリサイクルショップで見付けたのが・・・

超小型単発のSP、SX-WD11です。ビクター(KENWOOD)製のウッドコーンスピーカーなのです。

SX-WD11について詳しく知りたい方はHP辺りを探って頂ければ結構多くの情報が出てきますので、そちらを参考にして下さい。

SX-WD11は一時話題になった「ウッドコーン」を使ったSPです。多くのSPは紙のコーン紙を使用していますが、より楽器に近い音を目指して開発されたのがこのウッドコーンです。別にウッドコーンが特別な音を出すとは思えませんが「まぁちょっと変わったモノを持つのもいいかなぁ」くらいの気持ちで衝動買い(ほぼ)してしまったのです。

価格は8000円(税抜き)で、販売当時17000円(税抜き)だった事を思えばまぁ妥当な価格だと思います。モノも綺麗でしたし・・・。

さてオジサンがSPを買うのは実に20年振り位になります。メインシステムのヴァイタは既に30年を超えていますが、セカンドシステムとしてKENWOODを買ったのがおよそ20年前で、やはりリサイクルショップで中古を1000円位で手に入れたと記憶しています。

どうせFMやらCDP或いはYouTube辺りの音源を寝惚けながら聞くだけですから、音質はどうでも良いのです。

AVACさんのHPより拝借しました

セッティング

昨日SX-WD11をセッティングして音を出してみました。最初はKENWOODが置いてあったベース(木製自作)に置いて鳴らしてみたのですが、どうにも締まりの無い音で、いくらFMやCDP或いはYouTube辺りしか鳴らさないと言っても聴いていられない感じでした。

そこで以前メインSPの下に敷いていた御影石を庭から拾ってきてセッティングしました(上の写真)この御影石は以前住んでいた町の石屋さんで1コ100円位で買った端物です。オジサンが死んだらこれを墓標にして欲しいと奥さんに言ってあります。余談ですがオジサンが死んだら今使っているヴァイタの箱を棺桶にして焼いてくれるよう頼んでもいます。

SPケーブル・・・これは考えましたねぇ。KENWOODには普通の電線を使って居たのですが、この際少しまともなモノを使おうと思い立ち、道具箱の中からBelden、ウエスタン、LANケーブル(Cat6)を取り出して悩むこと5分、メインと同じLANケーブルに決定しました。

先端が大分錆びていたので新しく芯線をを出し、無半田のコネクターを取り付けて完成です。早速音を出してみましたが・・・。

おっと!!

聴いたのはFMの「午後のひととき」と言う番組の聞き逃し配信でした。演歌っぽい歌を流していましたが、その中のフランク永井さんの「おまえに」が流れた途端、後ろにひっくり返りそうになったのです。

下敷きの御影石が効いたのか、それともSPケーブルが効いたのか、オジサンには計りかねますが、兎に角深みの有る音で鳴りだしたのです。

その後、高倉健さん、五木ひろしさん等を聴きましたが結構まともな音がします。これには驚きました。

これで十分

勿論メインのヴァイタとは比べようも有りません(比べるな!)が、FMやCDP音源を聴く限りこれで十分だとオジサンは感じました。

今は御影石の上にポンと置いてあるだけですが、スパイクを履かせればもう少し音が整理されるような気もします。(高いので買いたくないが)

SPユニットが沢山付いたSPを使用されている方も多いと思います。勿論複数ウエイのSPを否定する積もりは毛頭有りませんが、やはり単発SPはまとまりが良いと思います。

今は・・・

今はこんな感じでサウンドフォートのデジタルアンプで鳴らしています(このデジタルアンプも中古で3000円位で買った)余り手をかけるつもりは有りません。恐らくこのままのポジションで鳴らすと思いますが、もし何か手を加えるようならお知らします。

ピアノは鳴りませ~ん!

 

河津

日々春が近付いていることを実感出来るような気温の日が続いています。三寒四温には少し早いような気がしますが、この所の暖かさは三寒四温を飛び越して春の陽気のような気がします。

こんにちは、オジサンです。

さて、昨日の情報番組で河津桜が見頃になったと言っていましたが、オジサンは先週金曜日(2/9)に一足早く河津に行って来ました。

咲いている程度は木によって様々ですが、全体を通して言えば3~4分咲きと言ったところでした。写真は桜祭り会場と川を挟んだ対岸のガソリンスタンド前の桜です。この木は毎年開花が早く、木も大きいので目を引く存在です。

まぁ桜の話題は他の方のHPにも沢山書かれているし、ニュースなどでも取り上げられていますので、オジサンはここまでにして、今日は周辺のお店を少しだけ紹介したいと思います。

ここ何年か奥さんと連れ立って河津に行っていますが、その河津行きの主たる目的の一つが「さきイカ」の購入です。奥さんはオジサンより遙かに早くからこの時期河津に行ってましたが、そこで売っている「さきイカ」にぞっこんで「他では絶対に買えない味」とまで言います。

これがそのお店ですが、店名も分かりませんがもう長年同じ場所で店を開いてるとのことです。色々な物を扱っていますが、オジサンと奥さんの共通した「推し」は「さきイカ」と「焼きアジ」です。どちらも噛めば噛むほど味が出て、酒を飲まないオジサンでも「美味い」」と感じます。

次が桜祭り会場と川を挟んだ対岸にある「和工房おらんく」。小さな店で注意深く見ていないと見落としてしまいそうな店ですが、店内は色々な和装具が置いてあり、オジサン達も初めて入りました。お店のご主人はちょっとエキゾチックな顔立ちをした女性の方で、男物は殆ど有りませんが、刺し子などの一品が多数置いてあります。

価格はまちまちでした。高い物は4万円以上する刺し子のシャツ等も有りましたが、奥さんは1500円の前掛けを選んで買いました。すると・・・お茶と饅頭を振る舞ってくれ、しかも買い物袋を無料でプレゼントしてくれました。しかも奥さんとオジサンに別々にです。

これがオジサンが選んだ買い物袋です。近所の婆さん手作りとのことで、早速買ったさきイカ等を入れて使わせて頂きました。

和工房おらんくを後に「お茶でも」と言う事になり、少し歩いた所に有る臨済宗長建寺派鳳儀山栖足寺(別名:かっぱ寺)と言う、日本昔話(TV番組)にも出てきたお寺の直ぐ横に有る「Cafe & Records Delmonico's」で珈琲を飲みました。

このお店、初めて入ったのですが、アナログレコードが沢山置いてありました。「今日は主人が居ないのでかけられない」と奥さんらしき人が言っていました。

店の正面はこんな感じ、店内は8人程が座れるスペースが有りました。

店内はこんな感じで、色々なジャンルのレコードが有るとのことです。反対側の壁には大滝詠一ロンバケ等も置かれていました。

今回は桜祭り会場を飛び出し、川を渡ってブラブラしてみましたが、新しい発見などもあり楽しかったです。行き帰りの道路も空いており、快適なドライブが出来ました。来年も又元気で車が走らせられるようなら行ってみたいと思います。

昼飯・・・お好み焼き&やきそば

数日前は春を思わせる陽気だったのに、今日は雨で寒空に戻ってしまいました。昨日は節分、今日は立春と日々春に近付いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

今日は昨夜から降り続いた雨が朝方まで残り、テニススクールはお休みとなりました。そうなると籠もってレコードでも・・・と思うのですが、今日は前々から行ってみたかった近隣S市のお好み焼き屋さんに行って昼飯を食して来ました。超有名店と言うほどでは無いのかも知れません(オジサンが知らないだけかも)が・・・。

お店の名前は「さくらい」と言います。オジサン家から車で30分ほど走ったところで、JRの駅から15分ほど歩いた先に有ります。

今日到着した時間が12時少し過ぎた頃で、店の前には3組ほどの待ちが居ましたが、タイミングが良かったのか10分ほどの待ちで入れました。

注文したのは「さくらいミックスお好み焼き」と「4種ミックスやきそば」それに持ち帰りとして「豚玉お好み焼き」です。

上の写真は4種ミックスやきそばで、烏賊、海老等が入っていました。

麺は太めで非常に食べ応えの有る食感で、ソースが特性のようで焦げたソースの匂いがたまらなかったです。奥さんと二人でアッという間に完食しました。

続いて出てきたのが「さくらいミックスお好み焼き」です。

食べやすいように4等分されています。これもソースは特製のようで、マヨネーズも自家製のような気がしました。非常に美味いお好み焼きでした。これもアッという間に腹の中に収まりました。

オジサンは余りお好み焼き屋に入った事は有りませんでした(広島と大阪に出張した時は食べた)小学生の頃、近所の駄菓子屋で食べた記憶は有りますが、その当時は「食する」と言うよりは空腹を満たす為だけに食べていた気がします。

やきそばはオジサンの得意料理で、およそ10種類のやきそばレパートリーが有りますが「さくらい」のやきそばを食べて、オジサンが作るやきそばは「邪道」で有ることを痛感しました。