今日の一枚・・・#8弦楽四重奏(モーツァルト)ハイドンセット

いよいよ本格的な寒さが来た感じの日曜日でしたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

昨日(11/20)はオジサンの住む地域では北風が吹き荒れ、体感的に非常に寒く、午後からは雨も強くなり、いよいよ冬がやって来たなぁと言った感じでした。

サッカーワールドカップもいよいよ開幕し、日本チームの活躍が期待されるところです。

ハイドンセット(弦楽四重奏

モーツァルトは生涯に23曲の弦楽四重奏を書き、そのうち14番~19番までの6曲をハイドンに捧げたとされています。ハイドンセットの名称はこの献呈に由来すると言う事です。

オジサン的には数あるモーツァルト弦楽四重奏の中でも、このハイドンセットとプロシャ王が好きで良く聴きます。

今日ご紹介する一枚(実際は3枚)はズスケ四重奏団による演奏です。オジサンが持っているのはオイロディスクの盤ですが、オリジナルはおそらく旧東独のエテルナだと思います。残念ながらオリジナルは入手できませんが、このオイロディスク盤も十分良い音を響かせてくれます。

古くから音楽を楽しんでいる方なら、バリリ四重奏団やウイーンコンチェルトハウス四重奏団辺りを、更にはスメタナ四重奏団やアルバンベルク四重奏団辺りも人気が高いのかも知れません。

オジサンはクラシック音楽を聴き始めた頃、まだピアノの再生音に不満が有り、管弦楽曲ばかりを聴いていました。中でも弦楽四重奏はオーディオのチェックに良いと思っていましたので、弦楽四重奏をバランス良く鳴らす事に血道をあげていました。その頃出逢ったのがこのレコードです。

ズスケの名はこれ以前、モーツァルトのVnソナタで知り、その音色の優しさに魅かれていましたので、このレコードを見付けた時は即買いでした。

ズスケの音は(と言っても実演は聴いた事が無いが)非常に優しく滑らかな印象をオジサンは持っています。例えばバッハの無伴奏を聴いてもシゲティの対極に有るような印象を持っています。

ハイドンモーツァルトに与えた影響は計り知れないものが有るとオジサンは考えています。この弦楽四重奏だけでなく、交響曲ハイドンの影響をかなり受けているのではないでしょうか?皆さんはどう思いますか?

皆さんも秋の夜長、モーツァルト弦楽四重奏に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?色々な演奏家が、それぞれに素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

どれも素晴らしい曲ばかりなのでお勧めです。ただし、出来れば小さな音で心静かに聴いて下さい。