今日の一枚・・・#24 ハイドン 弦楽四重奏 OP64-6&76-5

朝晩の冷え込みが日々きつくなり、ついに朝はダウンのベストを引っ張り出して着ていますが、皆さんは如何でしょうか?

こんばんは、オジサンです。

珍しく夕方になって更新しています。今日は朝から諸用で出掛けていたためこの時間の更新になってしまいました。まぁオジサンの用事ですからたいした事は無いのですが・・・。

そう言えば、つい3日程前、オーディオの師匠D氏から突然電話が掛かって来て驚きました。オジサンは師匠の連絡先を知らなかったのですが、どうやら通っていた喫茶店に師匠が行き、そこでオジサンの連絡先を掴んだようです。

相変わらず自分の言いたい事だけを言ってブチ切りするような電話でしたが、如何にもお元気そうなその声を聞いて、なんだか嬉しくなりました。まだ日程は決まっていませんが、一度師匠のご実家のヴァイタボックス CN191を「聴きに来い」という指令ですから、近いうちにお邪魔しようと思います。

それにしても、何年・・・そう、およそ30年振りでしょう、師匠と電話で話をしたのは・・。懐かしかったです。生きていたとは・・・。

ハイドン 弦楽四重奏 OP64-6&76-5

ウイーン・コンチェルトハウス

ウエストミンスター 日本盤)

さて本題に入ります。師匠の所の話しはまたいずれお話しさせて頂きます。

先日、宮本 輝氏の著書を読んでいたら、ウイーン・コンチェルトハウスSQが演奏するシューベルト弦楽四重奏の話しが出てきて、何だか懐かしくなってこのハイドンを引っ張り出して、およそ3年振り位にターンテーブルに乗せて聴きました。

盤は残念ながら日本盤ですが、結構まともな音がします。録音が古くMONO録ですが、聴きやすい音がします。この頃のウエストミンスター盤がオリジナルで発売された時代、まだオジサンは洟垂れ小僧だったと思います。勿論オーディオもクラシック音楽も全く知らず、毎日暗くなるまで外で飛び回っていたと思います。

ハイドン弦楽四重奏と言えば「皇帝」「日の出」「ひばり」等々、タイトルの付いた楽曲が有名で特に「皇帝」は非常に人気が有るし、第二楽章(皇帝賛歌)はクラシック音楽を聴いた事の無い方でも「あぁ、知ってる」となると思います。

ハイドンは生涯に未完のものも含め80曲以上の楽曲を作曲しているようですが、特に後期のOPー76に含まれる前出の楽曲(ひばりはOP64)が有名ですねぇ。名曲揃いの弦楽四重奏ですから多くの演奏家が名演を残していますが、このウイーン・コンチェルトハウス盤もいまだにCDで発売になっているようです。

OP64-6と76-5「ラルゴ」は非常に聴き応えのある曲だとオジサンは思っています。

とはいえ、オジサンがハイドン弦楽四重奏の中で一番好きな曲はOP74-3「騎士」です。この曲はオジサンがまだクラシック音楽を聴き始めて間もない頃、FMで聞いた(当時はまだFM受信機を持っていた)のが切っ掛けでした。しかし意外に「騎士」のレコードは少なく、結果アルバンベルクSQの盤を買いました。

しかし、オジサン的にハイドンの楽曲が琴線に触れる機会は少なく、いまだにそれほど多くの楽曲に接した訳ではありません(交響曲は1~2枚程度)そんなハイドンですが、弦楽四重奏だけは何曲か所有しています。

 

これから秋の夜長が一層深くなり、音楽を聴くのに良い時期(エアコンを止めて音楽が聴ける)になります。秋の夜長、ハイドン弦楽四重奏に耳を傾けてみては如何でしょうか。