今日の一枚・・・#27 ハイドン ピアノソナタ グールド

いよいよ今年も残すところ1ヶ月となり、本格的な冬の到来を思わせる日が到来していますが皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

一昨日辺りからオジサンの住む地域では西風(季節風)が強く吹き付け、冬を思わせるような陽気となりました。今年は夏から変調気候が続き、秋を飛び越えて一気に冬の様相をていしていますが、それでも例年になく暖かい日が多いように感じます。

晴れて暖かい日が続いたと思ったら、翌日には凍えるような日が来たりして、雪国ではこの時期には珍しい程の雪の一気降りも有ったようですねぇ。熊の出没はいまだに続いているようで、特に東北地方の方は「オチオチ外出も出来ない」と聞きました。

話しはコロッと変わりますが、皆さんは年賀状の準備はお済みでしょうか?

最近はSNSの発達、普及で「年賀状仕舞い」をされた方も多いと聞きます。ラインやメールで「一気送信」をしてそれでお仕舞い・・・まぁ時代なんでしょうが、何だか寂しい気もします。年賀状は日本の文化だと思います。海外ではクリスマスカードなんかも有るそうですので、日本の文化で有る「年賀状」は残して欲しいですねぇ。

オジサンは相変わらず年賀状派で、昨日漸く来年分を作り終えました。後は印刷して、表書きを書き、何か一言を添えてポストに投函します。会社勤めをしていた頃、社用も含め最高で300枚程を書いていましたが、最近ではずいぶん減って50枚程になりました。既にお亡くなりになった方も多いので・・・。

ハイドン ピアノソナタ G・グールド(P)

ハイドンピアノソナタに馴染みの無い方も多いと思いますが、今日はそんなハイドンピアノソナタをご紹介します。

グールドマニアの方なら既に聴かれている方も多いと思いますので、そんな方は「やっと来たか」と思って下さい。

ハイドンピアノソナタは結構名曲が有るとオジサンは思うのですが、以外に演奏している方が少なく、決定盤もないように思えます。その中でもこのグールドが演奏したモノは名盤と言っても過言ではないように思えます。

ハイドンと言えば交響曲弦楽四重奏で名を馳せた作曲家ですが、以外にもピアノソナタも素晴らしいのであります。#24でも紹介した弦楽四重奏は、オジサン的には「モーツァルトも超えられなかった」分野では無いかとオジサンは勝手に思っています。

このレコード、写真左下端にラベルが貼ってあります。これは当時買った年月をオジサンが記したモノで「87/6」と有ります。つまり今から36年余以前に購入したモノですが、いまだに盤面に傷も無く、非常に美しい音で再生できます。残念ながら日本盤(CBS SONY)です。以前ある方が「砂を噛むような音」と評したSONY盤ですが、それほど酷いとは思えません。確かに他のSONY盤には砂を噛むような音のする盤もあるが、それは他のレーベルでも有ることで、その割合がSONY盤は多いと言う事だと思います。(CDは話しが違うと思いますが・・・)

Amazon辺りで検索すると、シフ、ブレンデル、オルベルツ、バックハウス辺りがオジサンがその名を知っている演奏家として出てきます。(この中ではオルベルツしか聴いた事が無い)

オジサン的にはハイドンピアノソナタはタッチが柔らかい演奏家の方が向いていると勝手に思っています。聴いた事は有りませんが、バックハウス辺りでは曲想が重くなりそうな気がしてしまいます(バッハも同じ)

とは言っても、まぁそれ程聴き込む楽曲でも無いと思いますので、暇のある方は一度YouTube辺りで聴いてみて下さい。そして気に入ったなら是非グールドの盤を聴いてみて下さい。後悔はしないと思います・・・するかな?