今日の1枚・・・#20 ベートーヴェン 月光ソナタ

各地で大雨になり、地域によっては被害が出ているようですが、皆さんお住まいの地域は如何でしょうか?

おはようございます、オジサンです。

昨日(9/6)オヤジの三回忌で実家に行って、墓参りをしてきました。雨の中を車を走らせてきましたが、幸いそれ程の大雨にはならず、無事墓参りを済ませる事が出来ました。

夕方家に帰ってオーディオのスイッチを入れ、グールドの弾く月光ソナタを聴きながら「もう2年経ったんだなぁ」と感慨に耽っていました。そこで今日はその一枚をご紹介したいと思います。

ベートーヴェン 月光ソナタOP27-2 G・グールド(P)

ベートーヴェン31歳の時の作品で、それまでのソナタ形式に捕らわれない書法で書かれた作品とのことですが、詳細については割愛します。

「月光」「悲愴」「熱情」はベートーヴェンの三大ソナタとも言われる作品ですが、中でもやはり月光ソナタが一番心に染み渡ると思います。特に第一楽章は・・。

何と言っても名曲ですので、多くの演奏家が名演を残しています。古くはルビンシュタイン、ケンプ、ホロヴィッツ辺り、日本人の演奏家も多々録音を残していますが、オジサンはこのグールド盤が気に入って聴いています。他にはホロヴィッツ、アラウも持ってはいますが、ほとんどターンテーブルに乗ることは有りません。

月光ソナタは日本人に非常に人気のある楽曲のようです。やはり第一楽章の静けさが日本人の感性に合うのでしょうか?時によって、日本庭園に射す月の光を思い起こさせるような楽想が人気の秘密のような気がします(オジサンの勝手な思い込みですが)

このレコードはニューヨークのグリフォンレコードで手に入れた一枚で、米CBS盤ですが非常に音質は良いと思います。

グールドのレコードはなぜかヨーロッパ系(独)よりも米盤の方が音質が良いように感じるのはオジサンだけでしょうか?通常米盤は音質が荒く良くないと言う評価がつきまといますが、グールドに限って言えば米盤の方が雰囲気が出るように思います。

まだ月光ソナタを聴いた事の無い方、是非一度聴いてみて下さい。多くの演奏家が名録音を残していますので、どれを聴けば良いか迷ってしまうと思いますが、そんなときは是非グールドを選んで下さい。