今日の一枚・・・#29 シューベルト アルペジョーネソナタ ピドゥ(Vc)

日本海側、特に北陸地方と北海道で大雪が降ったようで、各地で大雪に関する警報が続発されましたが、皆さんお住まいの地域は如何だったでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域は西風(季節風)は連日強く吹くものの、雪とは無縁の地域ですから、雪に悩まされる事はありません。ただ、この時期の乾燥は著しく、今オジサンの部屋の湿度は、暖房のせいもあって20%台で推移しています。音質的にはある程度乾燥していた方がスピーカーの動きが軽くなるので良いのでしょうが、それも限度があるような気がします。静電気も酷くなり、アンプに触った途端にバチっと来るときがあります。

さて今日はクリスマスイブ、ご家族や恋人と楽しい時間を過ごす方も多いと思います。オジサン家でもケーキとチキン位は用意しますが、特に変わった事はしません。

バブル景気で日本中が浮かれていた頃、高級ホテルのレストランや有名レストランの予約に奔走している男子が多々居ましたが、今ではその名残もなく、どちらかと言えば家庭で静かに過ごす方が多くなったと思うのはオジサンだけでしょうか?今でも浮かれている方が多いでしょうか?

シューベルト アルペジョーネソナタ D.821

ロラン・ピドゥ(Vc)仏ハルモニアムンディ盤

今日ご紹介するのは、シューベルト作曲「アルペジョーネ ソナタ D.821」です。この楽曲、日本では非常に人気が高く、様々な演奏家のCDが発売になっていますが、今日ご紹介するのはフランスのチェリスト、ロラン・ピドゥの盤です。

ロラン・ピドゥと言うチェリスト、日本では余り馴染みがないかも知れませんが、1946年パリの生まれです。

こんな顔をした演奏家です。

シューベルトのアルペジョーネ ソナタ・・・ある程度クラシック音楽を聴いた事のある方なら、一度は聴いた事があると思います。オジサン的には第三楽章がお気に入りで、聴いていて思わず身体が動いてしまいます(本当はそんな曲では無いのかも知れませんが)

この盤は今は無きオーディオ評論家(?)の長岡 鉄男氏が推薦していた盤だと記憶しています。オジサン的には長岡氏には全く興味が無いのですが、確かに録音も演奏も素晴らしいと思います。兎に角「音が厚い」のが特徴の盤で、チェロの音が深く沈み込んで聴こえます。

ハルモニアムンディ盤は比較的音質が良いモノが多いような気がするのはオジサンだけでは無いと思います。ハルモニアムンディのオリジナルは独だと思いますが、仏盤の方が分厚い音が楽しめます(装置にもよると思いますが)

今この演奏がCDで発売されているか否か、オジサンには分かりませんが、どこかで手に入れる事が出来るなら、一度は聴いてみる価値があると思います。

アルペジョーネ ソナタは多くの有名演奏家も録音を残していますから、気に入った演奏家のモノを探すのも楽しいと思います。

まだアルペジョーネ ソナタを聴いたことが無い方、一度聴いてみて下さい。31歳の若さでこの世を去った(モーツァルトより若い!)シューベルトの心の声が聞こえるかも知れません・・・。

今年も残り少なくなりました、インフルエンザが流行しているようですので、皆さんお身体をご自愛頂き、清く、正しい正月をお迎え下さい。