正統派「かつ丼」

2022年が無事明けましたが、オジサンは喪中のため年始のご挨拶は割愛させて頂きます。正月も4日も過ぎれば仕事始めの方も多くいらっしゃると思いますが、皆さんもう今年の目標は立てたでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

年越し寒波のせいで、正月は籠りっぱなしのオジサンでしたが、今日は何日か振りに外へ出て来ました。北国では例年にない降雪量で、屋根の雪下ろしに一苦労している方も多いとニュースで知りました。

さて今年のオジサンの目標ですが・・・なんと言ってもこの歳になると健康が一番に来てしまうのは仕方が無いとして、それ以外の目標と言えば、もう少しオーディオに力を注力してみたいと考えています。

それなりに自己満足している音なのですが、もう少し・・・具体的にはまだ何も決まっていない・・・高音質で鳴らしたいと考えています。とは言っても新しい部品を買えるほど余裕がある訳では無いので、セッティング・・・特にスピーカーのセッティングを色々いじってみたいと思っています。

それとギターをもう少し練習していくつかの難しいコードを難なくこなせる様になりたいです。

正統派「かつ丼

今日はちょっと買い物が有ったので隣の政令指定都市に行って来ました。人口約50万の都市で、東京や横浜辺りに比べればまだまだ比較対象にもならないような街ですが、オジサンが住んでいる地域に比べれば「大都会」と言っても過言では有りません。

オジサンも以前は横浜に長く住んでいましたが、もう30年も前の事で、今では横浜に行っても「浦島太郎」状態です。

さて「かつ丼」に正統派もへったくれもあるもんか!と思っている貴方、かつ丼をなめてはいけません。今巷ではかつ丼チェーン店が幅を利かせていますが、オジサンに言わせればあれは「正統派」では無いと思います。確かに有の値段であの味とボリュームは貧乏人のオジサンにとっては有難いのですが、残念ながら「正統派」とは呼べない気がします。

では、どのような「かつ丼」が正統派なのか?勿論基準が有るわけでは無く、オジサンが勝手に正統派と呼んでいるだけです。

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では、正統派と非正統派はどこが違うのか・・・あくまでもオジサン的ですので勘違いしないで下さい・・・それはどんぶりの蓋が付いているかいないかです。そしてもう一つがみそ汁が赤だしかそれ以外かです。

まず蓋の有る、無しですが、かつ丼(親子や卵丼などの卵とじ丼は全て)は卵が半熟の状態で火から上げ、飯の上に乗せた後直ぐに蓋をし、間髪を入れず客に提供されなければなりません。そして客は、自らの好みと感性によって蓋を開けるタイミングを決めなければならないのです。

半熟状態が好みの方は直ぐに、ある程度固い方が好みの方は暫く置いてから蓋を開け、おもむろに箸を割って(割りばしの方が味が有る)丼の中を確認してから食すのです。

もしかつ丼に蓋が乗っていなかったら、この楽しみが無くなり、かつ丼を食す魅力が半減してしまいます。ですから「かつ丼」の蓋は必須なのです。

次にみそ汁ですが、合わせや白みそ仕立てのお店が多いと思います。中には豚汁を付けて来る店も有りますが、あれは・・・論外です。

ではなぜ、合わせや白みそではなく・・・敢えて赤だしなのか?

普通かつ丼のタレは甘いと思います(山梨県辺りで食す「ソースかつ丼」は別ですが)

その甘いタレと甘いみそ汁・・・どう考えても合わないんです!甘いタレのかつ丼を食べ、少し辛い赤だしで口の中をリセットする・・・そして新しい気持ちで次の一口を食す。これこそが正しいかつ丼の味わい方だとオジサンは勝手に思っています。

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オジサンは固い卵の方が好きなので、2分程置いてから蓋を開けます。途中で決して蓋を開けて中を覗き込んではいけません。

食する時は上のカツを少しどけて、タレの掛かった飯から食するのがオジサン流です。別に意味は有りませんが、その方がその店の「タレの味」が良く分かるからです。所見の店では必ずタレの染みた飯から行きます・・・オジサンは。

さて、最後にタレの量です。少ないとなんだか貧乏臭い「かつ丼」になってしまいますし、少ないとカツライスを食しているようで味気ないのです。オジサンの好みは丁度飯の2/3程度までタレが染みたモノです。最後に一切れ残ったカツで丼の底を浚って食べるのがオジサン流です。

さてさて、勝手な事を書いて来ましたが、あくまでもオジサンが思う「正統派かつ丼」ですので、余り気にしないで下さい。

オジサンはかつ丼が好物で、出張先など、各地でかつ丼を食して来ましたが、この店のかつ丼は正統派の一角を占めるかつ丼だと思っています。もう何年も、この街に行くたび昼飯は「かつ丼」と決めている店です。以前この街には「蝶屋」と言うとんかつ屋さんが有って、オジサン的には非常に高評価だったのですが、結構前に閉店してしまい残念な気持ちだった頃、この店を見付けたのです。

皆さんも我が町の「かつ丼」を探してみて下さい。きっと近くに「んまい!」かつ丼を食わせる店が見付かると思います。そして、自分なりの「正統派」を見つけ出して下さい。