あれから・・・13年

やっと春の兆しが見え始めていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

オジサンの住む地域では、タンポポの花が咲き始め、田圃のあぜ道が黄色に染まっています。タンポポが咲き始めれば本格的な春はもうすぐそこまで来ているのでは無いでしょうか。

3月1日朝、PCの不調が起こり、修理に出していました。電源のパイロットランプは点くのですが、立ち上がらないまま切れてしまうのです。つまり、全く何も出来ない状態になりました。まだ保証期間中だったので、購入した店に持ち込み修理をしてもらい、今日(3/11)無事に戻って来ましたのでこうしてブログを更新しています。

2011/3/11 14:46

あれからもう13年の月日が流れたんですねぇ。何だか無茶苦茶早かった様に思います。あの日、オジサンは横浜で震災を体験しました。その事は以前このブログでも書きましたので割愛しますが、あの日も寒かった・・・。横浜は夕方雪がチラつき、足下から寒さが這い上がって来るようでした。

今このブログを更新しているのが19:04、当日の今頃はJR横浜駅でお年寄りの方々を階段上まで運び上げ、ホッとしている頃でした。その後パシフィコ横浜に向かい、避難所と化したホールで一息入れる頃です。

16000人近い死亡者といまだに行方不明の方々2500人余りを出した大災害、今でも当日の事は忘れることは出来ません。余りに大きな災害だったためか、その頃はどうにも現実味が無く、まるで映画の中の出来事の様に思えました。

今オジサンは、お亡くなりになられた方々に向け、モーツァルトのレクイエムを掛けながらこの記事を書いています。

今日はマリナー指揮のモノを選んでみました。この後フォーレのレクイエムも被災者のご冥福を祈りつつ心静かに聴きたいと思います。

今年1月1日の能登地方の地震でも多くの被災者を出しました。

政治はこのような場合にこそ力を発揮するモノだと思いますが、今の日本の政治家にそれは期待できないでしょうか?情けないことです。

「自分の身は自分で守る」確かにこれこそが防災の原点で有ることは間違いないのですが、各個人が出来る事など多寡が知れています。そんな時こそ、政治が率先して手を差し伸べるべきでは無いでしょうか?

オジサン家では、毎年3月1日に防災準備品の点検をします。今年もやりました。しかし、能登地震の被災者の声の中には「防災用品は持ち出せなかった」と言う声も多かった様に思います。今一度防災準備品のあり方を考え直す時かも知れません。

東日本大震災で被災、或いはその後関連死でお亡くなりになられた方々のご冥福を祈りつつ、フォーレのレクイエムに耳を傾けたいと思います。