昨日は初夏の陽気を思わせるような一日だったのに、今日は一転真冬に逆戻りしたように冷たい雨の一日でしたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
こんばんは、オジサンです。
今日は珍しく夜になって更新しています。今日は一日中寒い雨で、夕方のテニススクールも14:00頃には早々中止が決まり、その後先日買ったSX-WD11の調整をしていました。その話しは最後に書きます。
G・F・ヘンデル作曲 水上の音楽
A・ヴェンチンガー(指)バーゼル・スコラ・カントールム合奏団
昨日のような「夏を思わせる陽気」になるとやはり水辺が恋しくなるのはオジサンだけでは無いと思います。そこで今日はヘンデル作曲の「水上の音楽」を取り上げてみたいと思います。
ヘンデルと言えば「メサイア」と「マカベウスのユダ」が有名どころですねぇ。「メサイア」には有名な「ハレルヤコーラス」が入っていますし、「マカベウスのユダ」にはスポーツの表彰式のBGMとして使われる事の多い「見よ、勇者は帰る」が含まれています。「水上の音楽」はそれに次ぐヘンデルの中では知られた曲だと思います。
楽曲の由来などに付いては他の方のHPに詳しく出ていますので、そちらを参考にして下さい。
さて「水上の音楽」は結構有名な楽曲ですから、古くから多くの演奏家が録音を残しています。国内で人気が有るのは、ピノック、ホグウッド辺りでしょうか?確かにピノックや、ホグウッドは素晴らしい演奏家ですし、音質的にも文句の付けようが無いと思います。
オジサン的にはピノック、ホグウッドより若干温和しめの演奏のヴェンチンガーが好みです。
独アルフィーフ盤ですから、DGGの流れを汲むレコードですが、この盤はオジサンの家の装置でも結構良い音質で鳴ってくれます。
何と言っても王様の娯楽音楽ですから、聴いていて楽しい演奏が一番だと思います。
これから桜のシーズンがやってきますが、隅田川辺りで屋形船に乗って聴いたらまた格別の趣が有るかも知れません(桜に合わねぇかな?)
非常に楽しい音楽ですから、もし聴いたことが無い方、是非一度お試し下さい。ただし例え楽しくなくてもノークレームでお願いします。
SX-WD11の調整
さて先日河津の帰りに衝動買いしてしまったSX-WD11ですが、とりあえず御影石上に置き、LANケーブルを繋ぎ、サウンドフォートのデジタルアンプで鳴らしてみました。
これだけでも結構まともな音がするのですが、やはり口径が小さいせいか、低域の量感と音場の広がりに欠けると感じました。まぁこのサイズですから、この点はしょうが無いと諦めるのも良いのですが、やはりオーディオを長年いじってきたオジサンの性でしょうか「もう少し何とかならねぇか」と言う考えが頭をもたげ、御影石とスピーカーの間に何かを挟む事を考えました。
スピーカーの下にインシュレーターを入れると音質が改善することはオーディオをいじった経験のある方なら「常識」なのですが、何を挟むかが問題なのです。
一般的には先の尖った専用のインシュレーターを用いるのでしょうが、余りにも値段が高すぎる(安物も有るが加工精度が不安)
そこで近くのホームセンターに出掛け小さな木のブロックを見付けて来ました。
写真の真ん中で3本立っているのがそのブロックです。1cm角で長さは2cmほどで、両端の赤っぽいのと黒っぽいのが各5本、真ん中の白っぽいのが10本、合計20本が入って350円(税抜き)でした。コレなら失敗(良くなくても)してもそれ程ダメージは少ないと思い買って来ました。
それを今日の午後スピーカーの下に3点支持で入れてみました。結果は「非常に良い」です。
こんな感じで、3種類の木片を使いました。ほんの少し上がっただけですが、音場が広がり、まるで両サイドのヴァイタが鳴っているような広がりです。
ネット通販辺りで売られている金属製のモノをオジサンは使った事が有りませんが、何となく音が硬くなるようなイメージが付き纏います。木製のモノも売られていますが「オーディオ用」と名の付くだけで非常に高価になり、もし良い結果が得られなかった時の事を思うと貧乏人のオジサンには手が出ません。高価なモノにはそれなりに良さが有るのでしょうが・・・。
SX-WD11・・・音質的な期待は余りしていませんでしたが、良い意味で期待を裏切られた感じがします。勿論鳴らない楽曲も有るでしょうが、それはこのサイズですから致し方なしでしょう。
無伴奏チェロなどは朗々と鳴ってくれて、十分音楽を楽しむことが出来ます。