今日は節分ですが、日本列島はまだまだ冬の装いで、各地で大雪、吹雪等で大荒れのようですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
こんにちは、オジサンです。
コロナの影響が喉や鼻に残り、鬱陶しい日々を過ごしていますが、身体の方は至って順調に回復しています。一時陥った味覚障害も無くなり、ごはんも美味しくいただいています。
今日は節分。寒かった冬にもようやく終わりを告げようとしていますが、まだまだ外は寒く、空気はカラカラに乾燥しています。そんな中ですが、オジサン家の庭では色々な花が咲き始め、目を楽しませてくれています。昨日(2/2)は梅の花が一輪だけ開きました。数日前から先の方が開き始め「まだかまだか」と毎日楽しみにしていましたが、ようやく昨日開いてくれました。昨年(22年)より1週間程遅い開花です。
昨年は玄関側の紅梅の方が先に開花したのですが、今年は庭の方の白梅が一足先に開花しました。庭には他に山茶花、椿、水仙が咲いています。
CDについて
さて年明けに知人から頂いて来たCDプレイヤー(以下CD)の修理が終わりました。いよいよオジサン家でもCDが鳴る事になります。
CD(ソフト含む)の発売は1982年だったと思いますので、それから40年の月日が流れた事になります。当時「アナログは死んだ」とか言われ、「もうアナログの時代ではない」等と世間的には言われました。オジサンはその時既にレコードをある程度持っていました。レコードを処分して、同じタイトル分のCDを購入しようとすると相当な金額が必要になりました。中古レコード店でのレコードの買取価格は暴落し、大切にしていたレコードをタダ同然の金額で処分し、追加金を出してCDを買う気にもなれず、CDを諦めてアナログ一本で今まできました。確かにあの時レコードを処分せず、レコードを残して良かったと思いますが、1990年代に入ると新譜がレコードで発売されることはほとんどなくなりました。そうなると新しい演奏家の演奏はほぼ聴く事が出来ず、レコードを繰り返し聴く事となります。「新しい演奏家の演奏が聴いてみたい」と思い、何枚かCDを購入し、車の中で聴いていましたが、やはり車の中ではその細かいニュアンスが聴き取れず、寂しい思いもしていました。
しかし、新しい演奏家の中にそれほど興味を引く演奏家も現れず、そのままズルズルとしていましたが、最近になって古い演奏家(1800年代生まれ)の演奏もまだまだ知らない演奏家が多いことに気付き、中古レコードを漁っていますが「これは!」と思う演奏家のレコードは数千円~数万円と貧乏人のオジサンにはとても手が出せるモノではありません。
そんな演奏家もCDなら(特に中古)安く、比較的手軽に入手する事が出来ますので「まぁ、そのうちCDを入れるか」と思っていたとこへ、今回知人から「古くて調子が悪いけど、良かったらあげるよ」と言われ、これ幸いと頂いて来たCDの修理が完了しました。
CD復活
これが頂いて来たCDです。20年物との事ですが、外観上は傷も無く綺麗な状態のモノです。当時の情報をネット検索したところ、DENONのCD入門機種として発売された様で、基本構造は比較的しっかりしたモノのようです。勿論高級機に音質的に敵うとは思いませんが、オジサン的にはCDに金を掛ける余裕はないのでこれで十分です。
トレイの排出とCD読み込みに不調が有るとの事でしたので、色々調べてみると排出ベルトのゆるみと読み取りレンズの上下の動きの悪化がよくある故障と判明しました。
早速天蓋を開けて様子をうかがうと、まさしくその通りの不調で、早速排出ベルトを外し、同じ径のモノを入手し交換しました。読み取りレンズの方は少しズレが生じていたようで、何回か調整したら動きが正常に戻り、これで修理完了です。
とりあえず何枚かCDを入れて動作確認しましたが特に問題なく動くようなので、空いていたノイマンのケーブルで繋ぎ音を出してみました。
CD試聴
最初に聴いたのは既に持っていた「ヒラリー・ハーン バッハ バイオリン協奏曲」でした。音質より動作確認が目的でしたので、音質は全く耳に入らず、とりあえず最後まで掛かる事を確認しました。(順調、順調)
次に聴いたのが「イダ・ヘンデル バッハ無伴奏ヴァイオリン」です。このCDはプレイヤーをくれた方から借りたものですが、以前から一度聴いてみたいと思っていましたが、レコードで入手する事は難しく、見付けたとしても桁違いの価格でとても手が出るモノではありませんでした。例えCDとは言え、この演奏が聴けるのは有難い事です。レコードでは、スーク(英EMI)、ミルシュテイン(旧録 英EMI)、シゲティ(日 バンガード)辺りを聴いています。
ヴァイオリニストのイダ・ヘンデルはオジサンにとって忘れる事の出来ない演奏家で、初めて買ったクラシックのレコードにイダ・ヘンデルが演奏するチゴイネルワイゼン(ピアノ伴奏)が入っていて、その演奏に大感動したのがその後クラシックファンになった一因です(この影響は大きかった)
CD音質
さて肝心の音質ですが、ハッキリ言ってまだオジサンには良く分かりません。まだまだ聴き始めたばかりですから、音質云々というところまで行っていません。
ただハッキリ言えることは確かにノイズは少ないです。レコードのパチパチ音は勿論しませんし、奇麗な音がする事は確かです。
最近若者の間では「音が薄い」「刺激的」と言われるCDの音質ですが、その辺りはこれから検証してみたいと考えています。
CD今後
まだまだ聴いてみたい演奏家が多々居ます。これまで殆ど聴いてこなかった「大家」と言われる演奏家。例えばリヒテル、ルビンシュタイン、オイストラフ等々でレコードで入手が難しい(高価も含め)演奏家の演奏をCDで聴いてみたいと思います。
そしてオジサンより年下の新しい(?)演奏家の演奏も聴いてみたいと思っています。
また何か新しい発見が有ったらお知らせいたします。
節分とは言え、まだまだ寒い日が続きます。お身体をご自愛頂き、元気に春をお迎えください。では・・・また。