今日の1枚・・・#11ヴァイオリン協奏曲 ブラームス

昨日から驚異的な寒さが日本列島を襲い、各地で立ち往生、電車の運休などが相次いでいるようですが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

やっとコロナの影響も落ち着き、昨日からテニスも復活しましたが、コートもガットもボールも、おまけに身体もガチガチで、思うようなプレイが出来ずイライラしました。レコードも昨日辺りから真面目に聴いていますが、部屋の中がカラカラで、湿度計は「LL 」を常に示しています。

そこで今朝から部屋の中でお湯を沸かし、簡易的な加湿をしています。それでも室内の湿度計は30%程度までしか上がりません。余りやり過ぎるとオーディオ機器内の結露を引き起こす可能性が有りますので、適当に止めていますが・・・。

ヴァイオリン協奏曲 ブラームス

レオニード・コーガン(Vn)コンドラシン(指) 露メロディア盤(MONO)

さて今回登場する1枚は、ブラームス作曲のヴァイオリン協奏曲です。クラシック界では三大ヴァイオリン協奏曲に数えられる曲です。メンデルスゾーンチャイコフスキーそしてこのブラームスが三大と言われているようですが、オジサン的にはベートーベンも加えて頂きたいと感じます。

名曲と言われるだけあって、多くの名演奏家が録音を残しています。本当に多くの演奏家によって演奏されているので、どれを聴いたら良いのか迷ってしまう一曲ですねぇ。

オジサンもオイストラフオークレール等複数枚のレコードを聴いていますが、一番シックリ来る演奏がこのコーガンの盤です。今日ご紹介するのはメロディアの原盤ですが、オジサンはこの他に日ビクター盤(STEREO)も所有しています。実は、ビクター盤の方を先に手に入れていたのですが、ある日中古盤屋でこれを見付け即買いしたものです。メロディア盤はMONOなのですが、全く不満は感じません。むしろ下手なSTEREO盤より良いくらいです。

コーガンに付いては結構日本でも教えを請うた演奏が多いようですが、詳しい事は他の方のHP等を参考にして下さい。

さてこのコーガン盤、何がシックリ来るかと言うと、やはりそのゆっくり目のテンポでしょうか?オイストラフ盤もオークレール盤もそれほど急いでいる感じはないのですが、コーガン盤に比べると前のめりな印象が有ります(あくまでもオジサン的に)

録音年が何年か、オジサンには分かりませんが、この頃の演奏は比較的ゆっくり目のモノが多いような気がします。

余談ですが、先日amazonを覗いていたら、このレコード(装丁は異なるが)が8万円以上の値段で売られていました。何たることでしょう?

多くの方にアナログで良い演奏を聴いて欲しいなら、少しでも価格を抑えるべきだと思います。まぁ、大きなお世話ですが・・・。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲はCDでも多く発売されていますので、機会が有ったら是非聴いて頂きたい1曲です。

まだまだ寒い日が続きますが、体調など崩さずお元気にお過ごしください。

次回はオークレール(Vn)のモーツァルトヴァイオリン協奏曲辺りを紹介しようと思いますが、気まぐれなオジサンの事ですから急に変わるかも知れません。

追伸:頂いたCDプレイヤー修理の目途が立ちました。トレーを動かすゴムベルトが滑っている事、ピックアップレンズの上下の動きが悪い事が原因で、CDの排出、読み込みが上手く行っていないようです。この程度なら2日も有れば修理完了する感じです。何せ20年物ですから、大事に扱ってやらなければ・・・。直れば御の字です。