蝶の羽化

金曜、土曜と大雨に見舞われた地域も多かった様ですが、皆さんお住まいの地域に被害など無かったでしょうか。

こんばんは、オジサンです。

この週末、オジサンの住む地域でもかなりの量の雨が降りました。五月にこれほどの大雨が降るとは・・・これも温暖化の影響でしょうか?先日某NHKで温暖化による影響を放送していましたが、極地の氷が解け、海面上昇の影響で島が無くなっている所もあるようです。これから何十年もすると、かなり末期的な症状が現れるようですねぇ。何と言っても一人一人の注意が必要になるのでしょう。オジサンも気を付けよっと!

蝶の羽化

さて今朝(5/15)ほど、オジサン家の駐車場に通じる階段の所でサナギ化していた蝶が羽化しました。いつ頃だったでしょうか、青虫(幼虫)が、どこから来たのか分からないうちに駐車場に通じる階段の所にうずくまっていました。なんだか全く動かなくなっていたので「まぁ、一休みして、そのうちいなくなるんじゃない」とか言っていたのですが、2~3日してサナギに変身しました。

サナギに変身した場所は駐車場に通じる階段の縁で、雨が降ればずぶ濡れになってしまうような所でした。普通蝶は木の葉の下とかの雨が当たらないような場所でサナギになると思っていたのですが・・・こんな雨風がまともに当たるような所でサナギに変身するとは・・・。何考えてんじゃ~!!!!

とはいえ、雨に当たって死んでしまっては可哀そうと思い、ダンボールで囲いを作り、防水テープを使って簡易的な家を作ってあげました。雨が降りそうになるとダンボールの屋根を掛け、雨が止むと開けて風通しを良くしていました。奥さんには「過保護だねぇ」と言われましたが、それでも何となく可哀そうで放って置けないのです(優しいオジサン・・・自分で言うな!)

そんな事を繰り返してほぼ1ヵ月、どんなのが出て来るか分からなかったのですが、今朝奇麗な蝶になりました。

今朝オジサンが起きたのは6頃頃でした。昨日見た時に色が黒く変わっていたので「死んじゃったんかなぁ」と心配し、朝起きてすぐに見に行ってみたのですが、その時は既に羽化し、羽根が乾くのを待っている様子でした。

蝶の後ろに見える茶色の物体が(ボケているが)抜け殻のサナギです。まだ羽根を上手く広げられないのか、羽根は閉じたままでした。

30分ほどして見に行くと、時々羽を広げてその柄を見せてくれました。奇麗ですねぇ・・・。オジサンに蝶の種類は分かりませんが、オジサン家の近所では余り見掛けない柄です。オジサン家の周りには結構蝶が居て、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ等は頻繁に見掛けますが、この柄の蝶は初めてのような気がします。

これが羽化し抜け殻になったサナギです。サナギになって2週間位の時だったでしょうか、目がはっきりしてきてまるで宇宙から来た生物の様でした。

とにかく、雨や風に負けず親になってくれた事を喜んでいます。

この後、オジサンはテニスに出掛けてしまったのですが、昼頃帰った時には抜け殻のサナギだけが残されていました。

この写真を見ると位置関係が良く分かります。蝶の向こう側にサナギが有り、その奥に車のタイヤが見えています。サナギの上に見えているのがダンボールで作った屋根です。何度も雨に打たれてボロボロになっていますが、それでも金、土曜日の大雨にも耐えてくれました。(エライ!!!)

来年も来てくれるかは分かりませんが、来てくれたらまた家を作って、過保護にしてあげようと思っています。

今朝は蝶に癒された朝でした。気分良くテニスに行けました。

蝶の恩返しが有ると良いなぁ・・・と勝手に思っているオジサンです(そんな奴の所にお礼は来ねぇよ!)