東海大菅生vs大阪桐蔭戦

やっと長雨も終わり、外出できるようになりましたが、コロナ禍で外出もままならないので相変わらず家に閉じ籠っています。

こんにちは、オジサンです。

今日は少し甲子園大会について書いてみたいと思います。政治ネタや甲子園などの話題はオジサンらしくないのですが、先日の大阪桐蔭VS東海大菅生の降雨コールドゲームにはいささかスッキリしない感が残りましたので、少しだけ触れておきたいと思います。

この試合に付いては、多くの批判と数少ない称賛の意見がTwitter等に寄せられ、既に意見としては出尽くした感が有りますが・・・。

選手の思い

オジサンも高校時代、一応全国を目指し日々テニスの練習に明け暮れていました。それこそ暮れも正月もお盆も関係なく、見たいテレビも我慢して、練習を積み重ねていました。だから、甲子園に出てくるような選手がどれほど自分時間を犠牲にしてまで練習に励み、甲子園大会を目指して来たか、よ~く分かります。

地方大会をやっとの思いで勝ち抜き(特に大阪、神奈川は激戦)、ついに辿り着いた憧れの甲子園、晴々とした気持ちで挑んだ試合が途中降雨コールドでは負けた方は勿論、勝った方も何かスッキリしない気持ちだったと思います。

特に東海大菅生は同点に追い付く大チャンスでこ試合終了・・・これほど選手にとって無念な事は無いと思います。

「どうして再試合にしてくれないのか?」「サスペンデッドにならないのか?」これは両チームの選手(特に東海大菅生の3年生)は勿論、監督、そして審判も同じ気持ちだったと思います。

審判の思い

試合終了を宣告した審判(主審)も断腸の思いでの宣告だったに違いあいりません。大会のルールとは言え、あの場面で試合終了を宣告するのは審判にとってもとても辛いものだったに違いあいりません。

「このまま試合を続行させてあげたい」「しかしこのグラウンド状態では・・・」審判や大会関係者の心もきっと揺れた事と思います。

確かに、あのグラウンド状態を考えれば試合続行は難しかったでしょう。いくら甲子園園芸さんのグラウンド整備の技がすごいと言っても・・・。

大会ルール

オジサンは甲子園大会のルールに詳しくないので、あのような状況の時、どのようなルールが適用されるか分かりません。確かに野球の場合、5回終了時点で試合が成立する事は知っていますが・・・。

せっかくやっとの思いで掴んだ甲子園の切符・・・。できればルールを改正して、再試合、又はサスペンデッド試合にできないものでしょうか?

ゴルフやテニスにはサスペンデッドが適用されるのに、どうして野球には適用されなんでしょうか?

なぜ強行した?

当日、関西方面の天気予報は確実に雨が降ると言う、降水確率90%だったと聞きました。なぜ、そのような状況下で試合を強行したのでしょう。

今年の甲子園大会は異例の長雨で順延が続き、日程が詰まっていたのが最大の要因だと思います。夏休み期間の問題も有るでしょうし、阪神タイガースの試合日程の関係も有るでしょう・・・。初の女子野球の決勝戦も大会期間中に組み込まれ、試合日程がこれまでにないほどタイトになっていたのが強行の最大の要因だと思います。

ルール改正はできない?

高校野球のルールを誰が決めているか知りませんが、あのような場合、選手の事を最優先に考えて、再試合、又はサスペンデッドにルール改正は出来ないでしょうか?

東京オリンピックパラリンピックでは「アスリートファースト」が掲げられていますが、高校野球でそれはできないんでしょうか?大会委員会の中に高校時代スポーツを頑張った人が何人いるか知りませんが、そのような方なら選手の気持ちは十分理解できると思います。

是非、ルールを改正し、試合が最後まで行えるようにして下さい。

最後に

今更オジサンがこんな所でゴチャゴチャ言っても始まらないのですが、やはり選手の気持ちを最優先に考えてあげて頂きたい。そして選手初め監督、審判も納得できる形で大会を運営して頂きたいと切に願います。

以上