2周年&GK-05LCRのその後

早くも12月に1なり、何となくですが気忙しい感じがしますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

早いもので、この拙いブログも今日で2周年を迎えました。子供ならもう独り歩きをして、片言をしゃべる頃だと思いますが、どうもオジサンのブログは育っていない感じです。

とはいえ、おかげ様で延べ12000人の方に訪れて頂いたようで、感謝以外の言葉が見当たりません。ありがとうございます。

家族の事故で今年の前半約2ヵ月に渡って中断してしまいました。今年の初めのブログには「何もない事が一番」と書いていましたが、オジサンにとってこの一年は激動の一年になってしまいました。

家族の事故(1月)に始まり、新居購入(5月)、病院での看病生活(1~8月)、引越し(8月)、テニスチームの解散(8月)、退職(8月)、介護生活(8月~)、台風19号(10月)フォノイコライザーの購入(11月)等々です。

オジサンの人生の中でこれほど沢山の事が一気に起こった年は記憶にございません(最近記憶も怪しくなっているが・・)。いまだに家族が事故に遭い、事故現場に駆け付けた時の事は鮮明に覚えています。事故ですから、誰かを恨んだりしても始まらないのですが、やっぱり悔しい思いは有ります。もし、「悔しい」とか「ばかやろう~」って、1億回言ったら家族の身体が元に戻るなら、オジサンは1億回でも、10億回でも叫ぶと思います。

しかし、そんな事は何の足しにもならないのは分かっていますので、今できる事を精一杯やって、先の事を見据えながら介護生活をするしかないのです。オジサンももう若くはないので、あと何年介護を続けられるか分かりませんが、ぶっ倒れるまでは全力で介護を続けます。

皆さんも何時、どんな災難に襲われるか分かりません。何時どんな災難に襲われても、気持ちだけはしっかり持って頂きたいと思います。

GK-05LCRのその後

さてさて、暗い話ばかりしていても仕方がないので、今日は先日購入した合研LABのGK05LCRフォノイコのその後について少し書いておきたいと思います。

順調に・・・と言いたいところですが、使用後2週間ほどして高周波ノイズがでてしまい、レコード聴いていても「ピー」と言う耳鳴りのような音が気になってしまいました。音楽が鳴っている時は特段気にもならないのですが、楽章間の無録音部で木になります。

合研LABに相談したところ、「ACアダプターを交換してみて欲しい」との連絡があり、翌日には新しいACアダプターがオジサンの手元に届きました。素早い対応に感謝しています。

ACアダプターを交換して数日が経ちますが、今のところ非常に良い感じで鳴ってくれています。

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オーディオとコストパフォーマンス

「音の良し悪しにコストパフォーマンス(以下CP)と言う考えを持ち込んじゃいけねぇ」と仰ったのは彼の剣豪作家でオーディオマニア(?)だった五味康佑さんですが、確かに音にとってCPと言う考えはナンセンスだとオジサンも思います。

音はあくまでも良し悪し(好き嫌い)で判断されるべきであって、「安い割に良い音がする」なんて考えはおかしいと思います。オジサンの少ないボキャでは上手く説明できませんが、安かろうが高かろうが「良いモノは良い」し「悪いモノは悪い」のです。

合研LABの製品は、今のオーディオ界にあっては非常に安価だと思います。諭吉3人も


有ればお釣りが来ますので・・・(オジサン的には助かるが)。しかし、「安い割に・・・」と言う考えを持ち込むのはオジサンは間違っていると思います。部品を繋いで出てくる音が良いか、悪いかで判断されるべきであり、そこに値段の事を持ち込んではならないと思います。

GK-05LCRと接続ケーブル

GK-05LCRを導入して、オジサンが最初にやった事は接続ケーブルの選択です。合研LABの首謀者は、「軽くて普通のケーブル」を推奨していましたが、オジサンの経験からいけば、Belden辺りが合いそうな雰囲気だったので、最初はBelden9452と言う比較的細めのケーブルを試してみました。結果はそれ程悪くは有りませんでしたが、他のケーブルも試してみたくなるのが人の常で、MOGAMI2534、SME、Belden8422などを試してみました。

そして最後に試したのがモガミNEGLEX2520と言う極細の1芯シールドでした。

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右側に見える白いケーブルが2520です。オジサンはこのケーブルを10年ほど前からアーム→フォノイコ間に使用していましたが、機器間のケーブルとしては初めて使うモノです。左側に見える更に細いケーブルは先日購入したELECOMのケーブルです。

2520は非常に素直な音を出すケーブルだとオジサンは思います。Beldenの様にメッキをしている訳では無く、銅線そのままのケーブルですので、音質は素直な気がします。

最終的にはアーム→プリアンプまでは全てNEGLEX2520にして聴いています。

メッキ線と非メッキ線

オジサンがこれまで数多く使用してきたBeldenのケーブルは殆ど錫メッキが施してあるケーブルでした(1種だけ単線で非メッキのモノを持っているが、現在は製造中止?)。

例えば純銀や純金のケーブルは別として、銅線に錫や銀をメッキしたケーブルは良く見掛けます。オーディオの場合(オーディオに限らず)、信号はケーブルの表面を流れる性質がるそうで、それを表皮効果とか呼ぶのだそうですが(オジサンは詳しくない)、銅線に銀をメッキしたケーブルでは銀の部分を電流(信号)が流れるので、銀の特性が生かさせると言う事のようです(無責任な!)。

ネット辺りでは「メッキ線か非メッキ線か」と言った議論もなされているようですが、オジサン的には音が良ければそれで良いわけで、結果メッキ線だろうが、非メッキ線だろうが構わないのです。

しかし、オジサンの少ない経験でもメッキ線と非メッキ線には音質の違いが有ります。メッキ線を嫌うマニアの方は「メッキくせぇ」と言ってメッキ線を使わず、銅線又は純銀性のケーブルを好む方も居るようです。「メッキくせぇ」音がどのようなものか、オジサンには良くわかりませんが、オジサン家の稚拙な装置ではメッキ線は音が明確に、非メッキ線はふんわり柔らかくなる印象が有ります。

まぁいずれにしても好き好きの問題ですから、どちらが良いと言う事は言えないのですが・・・。

GK-05LCR

さて話を本題に戻しますが、GK-05LCRのパフォーマンスは非常に高いとオジサンは思います。音質的には非常に完成された印象を持ちます。特に弦楽合奏のような曲(今オジサンの部屋ではバッハのバイオリン協奏曲が鳴っている)は良い印象を受けます。

音の分離能力が高く、録音によっては後ろの空気感も再現してくれます(ただし、レコードが駄盤では無理)。レコードに録音された音は勿論、録音会場の雰囲気も良く再現してくれます。

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まだ30時間ほどの使用時間ですが、これからが楽しみです。

 

今年もいよいよ残り少なくなって来ました。オジサンは暮れも正月もなく介護生活ですが、皆さんは正月休みの計画は立てましたか?

暮れ、正月は交通事故も増える時期ですので、旅行先や帰省先で事故に遭わないよう、十分ご注意下さい。

 

 

 

 

SHELTER201続報

今日はまるで10月初旬のような陽気で、オジサンの住む地域では海岸清掃が行われました。オジサンも初参加してきましたが、海岸のゴミや流木を拾っているだけで汗だくになってしまいました。

こんにちは、オジサンです。

たった1時間ほどの作業だったのに、帰ってからシャワーを浴びないと済まない程の汗をかいてしまい、シャワーをした後は暑くて、暑くて、Tシャツ1枚で過ごしていました。皆さんお住まいの地域はいかがだったでしょうか?11月ももうすぐ終わり、12月になろうとしているのに、この暖かさは・・・やっぱり異常?

 

SHELTER201続報

さて、先日久しぶりに購入したカートリッジの話しを書きました。既に50時間程度鳴らし込んだので、そろそろ一次の感想を述べようと思います。オーディオや音楽に興味の無い方は読み飛ばして下さい。

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アームはオーディオテクニカのロングアーム、シェルはAmazonで買った1500円の安物ですが、結構しっかりした造りで「これで十分」と思っています。最近のオーディオ製品(特にアナログ関係)は余りにも高価で、カートリッジを取り付けるヘッドシェルでもそれなりのモノを買おうと思うと5000円以上の高値です。オジサンがオーディオを始めた頃はせいぜい2000円も出せばそれなりのモノが買えた事を思うと・・・余りにも高すぎる・・・。

フォノイコは先日購入した合研のモノを使っています。合研のフォノイコも既に30時間以上通電し音楽を流していますので、ある程度その実力を発揮していると思います。

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レコードを選ぶ

レコードを選ぶと言っても、オジサンがレコード棚から聴きたいレコードを選ぶわけでは無く、このカートリッジは非常に良く鳴るレコードと、全く鳴らないレコードが有ります。もしかしたらフォノイコの特徴かと思い、ウエルカムに切り替えてみても結果は同じでした。

同じレーベル(レコード会社)でも鳴るレコードと鳴らないレコードが有ります。ならないと言うのは「音がしない」と言う事では無く、「気持ち良く聴けない」と言う事です。

どちらかと言えば、中低音を多く含む楽曲・・・例えばチェロソナタ・・・は非常に気持ち良く鳴ってくれますが、高音域が多い楽曲・・・例えばヴァイオリンソナタ・・・は少し苦手なようで、ちょっとキコキコ言う感じです。まぁもう少し時間が経って、ダンパーが柔らかくなれば解消しそうな気もしますが・・。

今後・・・

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素性は良いと思う

以前、オーディオの師匠D氏から「素性が良いモノを選べ」と言われた事が有ります。オーディオ製品は販売店の店先や試聴室で聴いてもほぼ何も分かりませんが、「その中から素性の良い音がするモノを選べ」と教えられた事が有ります。

このカートリッジ、非常に素性は良いと思います。諭吉数十人のカートリッジを使っているような、コアなマニアの方に言わせれば「そんな安物で良い音がするわけがねぇ」と言う事になるのでしょうが、モーツァルトやバッハの音楽を気持ち良く聴くには、オジサン的にはこれで十分です。「ハイが伸びてねぇ」とか「低音の締まりがねぇ」とか言う事は二の次、三の次、音楽が気持ち良く聴ければそれで十分です。

オジサンは「音」を聴いているのではなく、「音楽」を聴いているのです。やはり以前、オーディオの師匠が「音楽ってぇのは、音(おと)が楽しいって書くんだ」「音(おと)が苦になっちゃぁいけねぇ」と言っていました。まさにその通りだと思います。

今、サバリッシュ(P)エンドレス弦楽四重奏団が演奏する「鱒」(シューベルト)が鳴っていますが、まさに目の前の清流を鱒が泳ぐ姿が見えるようです。勿論演奏や録音など、すべてのモノが揃って初めて目の前で「鱒」が泳ぐのですが・・・。

この後の計画としては、アームから出ているケーブルをもう少し細いモノに替えようと計画しています。多くのマニアは「太い」方に替えて行くのですが、オジサンはへそ曲がりですから、普通の方とは逆の方向へもって行こうと思います。

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エレコムRCAケーブル(エレコムHPより)

そう言えば、合研の首謀者が「エレコムRCAケーブル」を紹介していました。写真の様に非常に細く、頼りない感じですが非常に素直な・・・音楽が良く鳴るケーブルだそうです。価格はネット辺りで400円弱で買えますので、1本買って試してみたいと思います。駄目でもどこか他で使う事も出来ますので・・・。

 

さてさて、今日のような馬鹿陽気はいつまでも続くものでは無く、来週あたりは大分気温も下がって来そうです。今朝の情報番組でも言っていましたが、インフルエンザがいよいよ本格的な流行を見せているようです。一説にはラグビーワールドカップの時、南半球から来た応援団が持ってきたと言う説も有るようです。

いずれにしても余り流行って欲しくないモノですが、自己防衛も大切ですから、うがい、手洗い、ニンニク・・・頑張りましょう。



 

下弦の月だったっけ~

昼間は暖かく、朝晩はめっきり冷え込むようになりました。巷ではインフルエンザなどが流行り始めているようですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

SHELTER201カートリッジ、GK05LCRフォノイコともに順調にエージングが進み、もう少し鳴らし込めば本来の実力を発揮してくれると思いますが、感想を述べるにはもう少し時間を頂きたいと思います。

下弦の月

朝晩の冷え込みと共に夜の星々が奇麗に見える時期になりました。冬の星座「オリオン」(オジサンはオリオンしか分からない)も早朝、西の空に出ています。

上弦の月だったっけ~」と歌ったのは吉田拓郎さん(旅の宿)でしたが、今朝はオジサンの休憩所から下弦の月が奇麗に見えていました。

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ちょっとレンズに汚れが付いていたようで、ミミズが這ったような跡が有りますがご容赦ください。

時間は朝の6時過ぎで、雲一つない空に下弦の月が浮かんでいました。以前住んでいた所では空を見上げるなんてことも無かったので、何だか新鮮な気分で空を見上げています。夜は沢山の星が見えるので、奥さんは「寝転がれるスペースが欲しい」なんて言っていますが、ミートテックを着た人なら良いけど・・・。寒いでしょ!

今年も残すところ後1ヵ月と少し、年が明ければ家族が事故に遭ってから1年になります。最近は少しずつ動きも出て来て、期待半分、諦め半分の感じですが、気長に、無理をせず介護生活を続けていければと思っています。

 

合研究ラボ GK05LCRフォノイコライザー

今日(11/16)は快晴で風もなく、絶好のテニス日和でした。

こんばんは、オジサンです。

今日は以前住んでいた街にテニスをやりに行って来ました。チームを組んでいた仲間とテニスをするのは約1ヵ月振りの事で、やっぱり気心の知れた仲間とやるテニスは楽しいですねぇ。往復で3時間ほど掛かりますので、そうちょくちょく顔を出せませんが、月に一度位は顔を出そうと思います。

オーディオ熱再燃?

先日久しぶりにカートリッジを買った話を書きました。SHELTER 201ですが、まだ音質云々できるほど使っていませんので、音質的な話はしませんが、今度はフォノイコライザーを買ってしまいました。

2007年に横浜のウエルカムの加藤氏に頼んで、その時点で入手できる最高の部品を使ってフォノイコライザー(以下フォノイコ)を作って頂きました。最高の部品と言ってもオジサンの少ない予算の範囲ですから多寡が知れています。「ゲイン(音量)を可変にしてほしい」とか、「入力は2系統ほしい」とか、散々注文を付けて完成したフォノイコでした。

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12年間酷使に耐え、美音を聴かせてくれていましたがココ半年ほどノイズが出るようになってしまいました。真空管を代えたり、接点を磨いたりしながら使って来ましたが、ノイズが出る頻度が高くなり、「そろそろ限界かなぁ」「新しいフォノイコも欲しいけど、高いしなぁ」と思いながらヤフオクや中古ショップをネット検索していました。しかし、これだ!と思うモノは諭吉を20人位差し出さないとならないし、オジサンにはそんな余裕もないし、ウエルカムは商売を辞めちゃったみたいだし・・・。

フォノイコってナニ?

そもそも「フォノイコライザー(通称フォノイコ)」ってナニ?と思われる方も多いと思います。今はCDの時代ですから、一般的なアンプ(増幅器)にはフォノイコは入っていません。フォノイコはカートリッジ(レコード針)が拾った微細な信号を一次増幅すると同時に、レコードに刻まれた信号を正常な形に戻す役割を担っています。

その辺りの事は様々なHPに出ていますので、興味のある方には調べて下さい。要するにレコードを聴くために必要不可欠な装置(部品)です。しかし、レコード再生音に多大な影響を及ぼしますので、粗悪なフォノイコで再生すると音場が平面的になったり、非常にバランスの悪い音になったりします。

とは言っても、フォノイコもそれ単体では音を出しませんので、当然他の機器との兼ね合いになるのですが・・・。

合研ラボ

そんな時にネットで評判になっている「合研ラボ」を知りました。何でも普通のサラリーマンだった方がご自分の趣味と実益を兼ねて2009年に立ち上げた、フォノイコを専門に制作、販売する会社のようです。ネット検索をすると結構ヒットしますので、詳しい事はネット情報を参考にして下さい。

ネット上の評価では結構評判がよく、2台、3台と購入している方も居るようです。しかし、以前にも書きましたがオーディオは自宅の装置に繋いでみない事には何も分かりません。どれほど世間の評価が高い装置でも、他の装置との相性やリスナー個人の好みも有りますので、ネット情報だけでは何とも言えないのが現実です。

しかし、これだけ評判が良いモノなら、しかもその価格が諭吉3人でお釣りがくる価格なら、一度は試してみる価値があると思いました。「ダメ元」と言っては失礼ですが、諭吉数十人では諦めきれないですが、3人位なら1週間ほど悲しい思いをすれば済むことですから・・(それでも今のオジサンには大きな代償だが)。

GK05LCRフォノイコ


オジサンが買ったのは最新型のLCR型、と言っても一般の方にはお判りにならないと思いますが、つまり音が良いと評判の回路を使ったモノです。合研ラボでも最近出した様です。

一般的にNF型は安価だが音がいまいち、CR型は音は良いが高価で、LCR型に至ってはコストが掛かり過ぎてほとんどのメーカーが手を出さない回路です。それが諭吉3人程度で手に入るわけですから、試してみる価値は有ると言うものです。

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ネットで注文したのが11/14、入金したのが11/15、商品の到着が11/16とまるでAmazon

のような素早さででした。注文した当日に制作者からメールが入り「在庫が有るので入金確認次第発送」との事でしたが、まさかこれほど早く届くとは・・・。

送られてきたのはこのような形で、本来ならポストに投げ込まれて終わりでしたが、たまたまオジサン家のポストには入らないサイズだったので郵便局員さんから手渡しで受け取りました。

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これが本体ですが、2枚組のCDと同じくらいの大きさです。

恐る恐る音出し

とりあえず音が出る(音質はまだ)ことを確認するため接続してみました。製作者本人に言わせれば「高級なケーブルは不可」との事でしたので、Beldenの古くて細いケーブルで接続して音を出してみました。

最初に音が出た時には「ホッ」としました。製作者には失礼ですが、外観から見れば、不安が残るような外観、しかも価格が価格ですから・・・。

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取り急ぎこんな感じで配置してみました。ウエルカムのフォノイコもDENON103の方に繋いだままです。合研ラボの方が調子良ければ病院に入院させて、復活させてみたいと思いますが、まだまだ合研ラボに合格点を出したわけでは無いので、暫くはこんな感じで鳴らしてみたいと思っています。

先日買ったSHELTER201に加え、オジサンの部屋に新しい仲間がまた増えました。10日くらい使ってみないと本当の音にはならないでしょうから、音質的な話しはもう少し先になりますが、結構楽しみです。

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朝晩大分冷え込んでくるようになりました。皆さん風邪などひかぬよう、夜は暖かくしてお休みください。

 

 

 

 

山茶花の花

昨日は天皇陛下の即位御列の儀が晴天の東京で行われ、沢山の観客(?)が見物に訪れたようですが、皆さんはご覧になったでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

昨日の東京は見事な秋晴れに恵まれ、雲一つない秋空の下を粛々と進むパレードの様子をオジサンもテレビで拝見しました。マサ子様もご病気が平癒したように見受けられましたが、オジサンの経験から言えば「まだまだ」と言った感じがぬぐい切れませんでした。

前日の祝賀の儀も大変な盛り上がりを見せたようで、特に「嵐」が登場した時はパニックに近い盛り上がりだったようですねぇ。

パレードを見ていて、赤坂見附付近や青山通り外苑東通りなんかが映された時、何だか非常に懐かしく見ていました。と言うのはオジサンが東京で仕事をしていた時によく走っていた路線だったからです。

外苑東通りと言えば、オジサンには苦い思い出が有ります。オジサンが六本木交差点辺りを歩いていた時、前から来た外人さんに「ガイエンヒガシドオリ ハ ドコデスカ~?」と聞かれ、オジサンはとっさに「そ~り~、あい きゃん のっと すぴーく いんぐりっしゅ」と答ました。すると外人さん「ワタシノ ニホンゴ オカシイデスカ~?」と言ってきたのです。

そう、外人さんは日本語でオジサンに聞いてきたのに、オジサンは外人さん=英語と思い込み、そんな風に答えてしまったのです。実は、歩いていた目の前の道路が外苑東通りだったのですが・・・。はずかし~!

秋深し

秋も大分深まり、焼き芋の美味しい季節になりましたが、皆さんもう焼き芋は食べましたか?本当なら集めた枯れ葉で焼いた芋が一番美味いのでしょうが、今は枯れ葉も少なくなったし、適当な所で焚火なんかすれば直ぐに通報されて消防車が何台も駆けつける大騒ぎになりそうです。しかも、焚火は「廃棄物処理法」の野焼きの禁止に該当しますので、勝手にやる事も出来ません。ですから、「たきびだ、たきびだ、落ち葉たき~」と言う歌も今では難しくなってしまいました。

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オジサン家の庭で山茶花の花が咲き始めました。蕾のうちはピンクなのですが、咲くと写真のような白と花さきがピンクの美しい花を咲かせます。

まだ咲き初めで2~3輪しか咲いていませんが、蕾が沢山付いているのでこれからが楽しみです。

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庭の木で少しだけ紅葉している木も有りました。どうも木の名前が分からないのですが、楚々として立つ姿は結構気に入っています。

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これから本格的に秋が深まりますねぇ。そう言えば、先日、今年の初冠雪を迎えた富士山を3Fのロフトから見る事が出来ました。それほど大きく見える訳では有りませんが、以前住んでいた所では見えなかった裾までハッキリ見え、結構感動しました。ロフトに小さな椅子を持ち出し、コーヒーを飲みながら富士山鑑賞をしたのです。オジサン的には結構満足な時間でした(20分程でしたが)。

 

今年も残すところ後1ヵ月半ほどになりました。

インフルエンザなどに罹らぬよう、「食う、寝る、遊ぶ」で今年を乗り切りましょう!

 

SHELTER Model201

11月に入ってから好天が続き、今日は天皇陛下の祝賀パレードが東京で行われるようですが、天気が良くて良かったですねぇ。

こんにちは、オジサンです。

元号が「令和」になってから、各地で大きな災害が連続して発生し、「令和」が災害が多い時代になりそうな予感がしていましたが、このところの好天で天皇陛下も一安心と言ったところでしょうか。とはいえ、まだまだ災害復旧が進まず、避難所で不自由な暮らしをしている方が多くいらっしゃる現状をニュース等で見れば、そのご苦労がしのばれると言うものです。

オジサンは相変わらずの介護生活ですが、前回書いた通り、少しづつですが自分の時間を持てるようになっています。自分の時間を過ごす時は大概レコードを聴いて過ごしています。そうなると少しづつですがオーディオ熱が再燃してきて、ケーブルをいじってみたり、セッティングを少しづつ変えてみたりしています。

カートリッジレコード針

オーディオで一番音質や音色に影響を及ぼすのはスピーカーである事は間違いがない事実で、「オーディオは入り口と出口を押さえておけばそれなりの音がする」と言われています。入り口とは、アナログレコードで言えばカートリッジ、つまりレコード針の事で、CDで言えばCDプレーヤーと言う事になるでしょうか。出口は言わずと知れたスピーカー、又はイヤホン、ヘッドホンの事です。

スピーカーはそれ程安いモノではないので、そう簡単に代えるわけにはいきませんが、カートリッジなら多少頑張ればそれなりのモノを手に入れる事が出来ます。とは言っても、最近のアナログ関係の部品はベラボウに高騰していて、カートリッジ一つで諭吉さんが何十人も必要なんてモノまであります。

一般にカートリッジの寿命は1000時間程度と言われ、使っていると音がナレテ(どんより曇った感じ)くると言われています。オジサンが使用しているDENON103は既にこの時間を大幅に過ぎていますが、聴いている限りではそれほどナレテいる感じはなく、元気に鳴っている感じです。しかし、やはり少しは気になるもので、この際思い切ってカートリッジを新調(追加)することにしました。

SHELTER Model201 

とは言っても年金暮らしのオジサンでは、諭吉を何十人も差し出すのは無理なので、ヤフオクやメルカリでそれらしいカートリッジを探しましたが見つからず、新品の安いモデルを買う事にしたのです。それが「SHELTER Model201 」です。

SHELTERと言えば、高級カートリッジのメーカーとして名高く、諭吉10人なんてのは当たり前のメーカーなのですが、このModel201 は何と諭吉一人と少しで買う事が出来る格安カートリッジなのです。

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外箱はこんな感じで、紙の箱にチンマリと入って送られて来ました。購入先は超大型家電店で有名なヨ〇〇シですが、注文の翌日には配達されてくるのですから、ネットの恐ろしさ、便利さを改めて感じました。

中身はこんな感じです。

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SHELTER MMカートリッジ MODEL201

SUMIKOと言うアメリカのメーカー(SUMIKOは奥さんの名前らしい)が出しているカートリッジと同一のOEMのようですが、SHELTERと言う名前を冠している以上、それなりに良い音がすると思います。ネット上の評価(余りあてにならないが・・)では、結構高い評価を得ているようです。

約15年ぶりに新調したカートリッジですが、まだ音は出していません。この後組み立てて調整し、音を聴いてみますが、暫くはエージングに時間が掛かると思いますので、音質的な感想は後日書きます。

 

今年は例年になくインフルエンザの流行が早いそうで、オジサンの住む地域でも学級閉鎖が発生し、ニュースでも盛んに注意を促していました。今年は台風災害が広範囲に大打撃を与え、この時期になってインフルエンザまで流行するとは・・・。

皆さんもインフルエンザなどにかからないよう、ご注意ください。オジサン位の歳になるとインフルエンザや肺炎で命を落とす事も有りますので注意したいと思います。

うがい、手洗い、ニンニク・・・? 

コマーシャルじゃん!

 

 

グレン・グールドと言う芸術家

秋が日増しに深まって行くような11月初旬ですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

日々介護に追われ、朝から晩まで忙しくしていますが、最近やっとペースがつかめて来て、2時間程度は自分の時間が持てるようになりました。そんな時間はレコードを聴いたり、こうしてブログを更新したり、テニスに出掛けたり、家の修繕をするようにしています。10月は本当に天気の悪い日が続き、何もできずに過ぎてしまった感じです。

さて、以前にも少し触れたと思いますが、皆さんはグレン・グールド(以下GG)と言うカナダ人のピアニストをご存知でしょうか?人となりに付いては他の方のHPで超詳しく書かれていますので割愛しますが、「クラシック界の奇人」とも「天才」とも呼ばれたピアニストですが、オジサンは非常に高く評価し、愛聴しています。

GGの演奏(特にバッハは)普通(何が普通か分からないが)のピアニストに言わせれば「法則を無視した演奏」と言う事になるようです。オジサンの従弟でピアニストだったAも「なんか変だ!」とよく言っていましたが、「ピアニストとしてではなく、一般の聴衆として聴くなら最高のバッハだ!」とも言っていました。

ピアノに触った事もないオジサンにとっては、この上ない芸術家に思えるのです。

二声のインベンション・三声のシンフォニア

数あるGGのバッハ演奏の中で、特に有名なのはやはりゴルドベル変奏曲でしょう。この曲をGGは2回録音していますが、「最初の録音が良い」と言う方と「いやいや、後の録音の方が・・」と言う方に評価は分かれるようです。オジサン的にはやはり死の直前に録音された後録の方が好みなのですが・・・。

そんな数あるGGのバッハ録音の中で「何が一番好きか?」と聞かれれば、オジサンは間違いなく「二声のインベンション」と答えると思います。フランス組曲もオジサン的には捨てがたいのですが・・・。

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このレコード、発売当時様々な物議を醸しだした一枚で、発売初版盤のライナーズノートにはGG自身が「釈明」の一文を書き「只今調整中」の言葉で締めくくっているようです。残念ながらオジサンの手元にあるレコードは初版では有りませんので、その一文は記載されていませんが・・。

では、何が「調整中」なのかと言えば、GGはバッハ当時の楽器、クラビーコード又はチェンバロにその音色やタッチを近付けようとして自分の持ち物のピアノを大改造(GGに言わせれば「手術」)をしたそうで、その調整が未完だった(GGは大満足?)ため、音質的には「???」の部分が多々あります。確かにオジサンの所の稚拙な装置で聴いても、最初は「なんだかオモチャのピアノみたいな音だなぁ」と思ったのを覚えています。

CBSのプロデューサーなど、周りの反対を押し切って発売されたレコードのようですが、聴けば聴くほどその演奏にハマって行きます。1回目より2回目、10回目より100回目の方が心に染みて来るのです。

確かに、ピアノの音はオモチャみたいだし、プロの演奏家に言わせれば「常識を逸脱した演奏」と言う事になるのでしょうが、オジサン的には「そんな事はカンケエねぇ」と言った感じなのです。

オジサンのレコード

オジサンはこのレコードを2種類持っています。一枚はフランスCBSのプレスで、日本国内で手に入れたモノ、そして写真に写っているのはニューヨークのグリフォンレコードで手に入れた米COLUMBIAの中古盤で、裏に15$の値札が付いています。

当時$1=100円程度のレートだったと思いますので、日本円で1500円程度だったでしょうか・・・。フランスCBS盤より音が太く(とは言っても元々オモチャのような音だが・・)良い音がします。既にジャケットはボロボロになり、テープで補修したりしていますが・・。

この時(1990年代)確か20枚程の中古レコードをグリフォンレコードで購入し、帰りの飛行機では手荷物として機内に持ち込んで大切にもってきた思い出が有ります。

その時買ったレコードはグールドの平均律(米COLUMBIA)、グールド&ストコフスキーのベートーベン第5番協奏曲等々です。この時買った盤は今でも大切に聴いています。

 

秋も深まり、芸術の秋とか読書の秋、更には食欲の秋と言われていますが、皆さんも焼き芋でも食いながら、GGのインベンションを聴いてみませんか、きっと焼き芋が涙でショッパく感じる事でしょう。

朝晩の気温差が大きい季節となりました。体調など崩さないよう、気を付けてお過ごしください。