2周年&GK-05LCRのその後

早くも12月に1なり、何となくですが気忙しい感じがしますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

早いもので、この拙いブログも今日で2周年を迎えました。子供ならもう独り歩きをして、片言をしゃべる頃だと思いますが、どうもオジサンのブログは育っていない感じです。

とはいえ、おかげ様で延べ12000人の方に訪れて頂いたようで、感謝以外の言葉が見当たりません。ありがとうございます。

家族の事故で今年の前半約2ヵ月に渡って中断してしまいました。今年の初めのブログには「何もない事が一番」と書いていましたが、オジサンにとってこの一年は激動の一年になってしまいました。

家族の事故(1月)に始まり、新居購入(5月)、病院での看病生活(1~8月)、引越し(8月)、テニスチームの解散(8月)、退職(8月)、介護生活(8月~)、台風19号(10月)フォノイコライザーの購入(11月)等々です。

オジサンの人生の中でこれほど沢山の事が一気に起こった年は記憶にございません(最近記憶も怪しくなっているが・・)。いまだに家族が事故に遭い、事故現場に駆け付けた時の事は鮮明に覚えています。事故ですから、誰かを恨んだりしても始まらないのですが、やっぱり悔しい思いは有ります。もし、「悔しい」とか「ばかやろう~」って、1億回言ったら家族の身体が元に戻るなら、オジサンは1億回でも、10億回でも叫ぶと思います。

しかし、そんな事は何の足しにもならないのは分かっていますので、今できる事を精一杯やって、先の事を見据えながら介護生活をするしかないのです。オジサンももう若くはないので、あと何年介護を続けられるか分かりませんが、ぶっ倒れるまでは全力で介護を続けます。

皆さんも何時、どんな災難に襲われるか分かりません。何時どんな災難に襲われても、気持ちだけはしっかり持って頂きたいと思います。

GK-05LCRのその後

さてさて、暗い話ばかりしていても仕方がないので、今日は先日購入した合研LABのGK05LCRフォノイコのその後について少し書いておきたいと思います。

順調に・・・と言いたいところですが、使用後2週間ほどして高周波ノイズがでてしまい、レコード聴いていても「ピー」と言う耳鳴りのような音が気になってしまいました。音楽が鳴っている時は特段気にもならないのですが、楽章間の無録音部で木になります。

合研LABに相談したところ、「ACアダプターを交換してみて欲しい」との連絡があり、翌日には新しいACアダプターがオジサンの手元に届きました。素早い対応に感謝しています。

ACアダプターを交換して数日が経ちますが、今のところ非常に良い感じで鳴ってくれています。

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オーディオとコストパフォーマンス

「音の良し悪しにコストパフォーマンス(以下CP)と言う考えを持ち込んじゃいけねぇ」と仰ったのは彼の剣豪作家でオーディオマニア(?)だった五味康佑さんですが、確かに音にとってCPと言う考えはナンセンスだとオジサンも思います。

音はあくまでも良し悪し(好き嫌い)で判断されるべきであって、「安い割に良い音がする」なんて考えはおかしいと思います。オジサンの少ないボキャでは上手く説明できませんが、安かろうが高かろうが「良いモノは良い」し「悪いモノは悪い」のです。

合研LABの製品は、今のオーディオ界にあっては非常に安価だと思います。諭吉3人も


有ればお釣りが来ますので・・・(オジサン的には助かるが)。しかし、「安い割に・・・」と言う考えを持ち込むのはオジサンは間違っていると思います。部品を繋いで出てくる音が良いか、悪いかで判断されるべきであり、そこに値段の事を持ち込んではならないと思います。

GK-05LCRと接続ケーブル

GK-05LCRを導入して、オジサンが最初にやった事は接続ケーブルの選択です。合研LABの首謀者は、「軽くて普通のケーブル」を推奨していましたが、オジサンの経験からいけば、Belden辺りが合いそうな雰囲気だったので、最初はBelden9452と言う比較的細めのケーブルを試してみました。結果はそれ程悪くは有りませんでしたが、他のケーブルも試してみたくなるのが人の常で、MOGAMI2534、SME、Belden8422などを試してみました。

そして最後に試したのがモガミNEGLEX2520と言う極細の1芯シールドでした。

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右側に見える白いケーブルが2520です。オジサンはこのケーブルを10年ほど前からアーム→フォノイコ間に使用していましたが、機器間のケーブルとしては初めて使うモノです。左側に見える更に細いケーブルは先日購入したELECOMのケーブルです。

2520は非常に素直な音を出すケーブルだとオジサンは思います。Beldenの様にメッキをしている訳では無く、銅線そのままのケーブルですので、音質は素直な気がします。

最終的にはアーム→プリアンプまでは全てNEGLEX2520にして聴いています。

メッキ線と非メッキ線

オジサンがこれまで数多く使用してきたBeldenのケーブルは殆ど錫メッキが施してあるケーブルでした(1種だけ単線で非メッキのモノを持っているが、現在は製造中止?)。

例えば純銀や純金のケーブルは別として、銅線に錫や銀をメッキしたケーブルは良く見掛けます。オーディオの場合(オーディオに限らず)、信号はケーブルの表面を流れる性質がるそうで、それを表皮効果とか呼ぶのだそうですが(オジサンは詳しくない)、銅線に銀をメッキしたケーブルでは銀の部分を電流(信号)が流れるので、銀の特性が生かさせると言う事のようです(無責任な!)。

ネット辺りでは「メッキ線か非メッキ線か」と言った議論もなされているようですが、オジサン的には音が良ければそれで良いわけで、結果メッキ線だろうが、非メッキ線だろうが構わないのです。

しかし、オジサンの少ない経験でもメッキ線と非メッキ線には音質の違いが有ります。メッキ線を嫌うマニアの方は「メッキくせぇ」と言ってメッキ線を使わず、銅線又は純銀性のケーブルを好む方も居るようです。「メッキくせぇ」音がどのようなものか、オジサンには良くわかりませんが、オジサン家の稚拙な装置ではメッキ線は音が明確に、非メッキ線はふんわり柔らかくなる印象が有ります。

まぁいずれにしても好き好きの問題ですから、どちらが良いと言う事は言えないのですが・・・。

GK-05LCR

さて話を本題に戻しますが、GK-05LCRのパフォーマンスは非常に高いとオジサンは思います。音質的には非常に完成された印象を持ちます。特に弦楽合奏のような曲(今オジサンの部屋ではバッハのバイオリン協奏曲が鳴っている)は良い印象を受けます。

音の分離能力が高く、録音によっては後ろの空気感も再現してくれます(ただし、レコードが駄盤では無理)。レコードに録音された音は勿論、録音会場の雰囲気も良く再現してくれます。

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まだ30時間ほどの使用時間ですが、これからが楽しみです。

 

今年もいよいよ残り少なくなって来ました。オジサンは暮れも正月もなく介護生活ですが、皆さんは正月休みの計画は立てましたか?

暮れ、正月は交通事故も増える時期ですので、旅行先や帰省先で事故に遭わないよう、十分ご注意下さい。