SMITHSONIAN COLLECTION レコード

いよいよ「お家に居ましょう」週間のGWが始まりましたが、皆さん大人しく家で退屈な時間を過ごしているでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

旅行や屋外での運動に一番良い季節になったのに、どこにも行けなくて時間を持て余している皆さん、今こそ音楽を聴きましょう‼‼‼‼

色々なミュージシャンがYouTube辺りで演奏を楽しめるように配信していますので、そちらを楽しむも良し、昔かったCDを聴き直してみるも良しですねぇ。子供さんの居る家庭なら「お父ちゃんが若い頃聴いていた曲なんだ!」と話しながら聴くのも良いでしょう。

さてオジサンも時間を持て余している一人ですが、幸いオジサンにはオーディオと言う趣味(道楽ではない)と、音楽を聴くと言う趣味(道楽に近い)が有るので比較的時間は速く過ぎて行きます。レコード片面約20~30分、魔笛等のオペラを通して聴けば2時間は時間が潰せます。

今朝はレコード棚の端っこの方で眠っていたレコードを取り出して聴いています。

SMITHSONIAN COLLECTION レコード

もう10年以上前になるでしょうか、偶然見つけたレコードです。

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曲はJ・S・Bach(バッハ)の楽曲ばかりですが、注目すべきはヤープ・シュレーダーの弾いた無伴奏バイオリン組曲ですねぇ。

このレコードはアメリカのスミソニアン博物館が所有している音源をレコードにしたそうで、全てデジタル録音です(オジサンはあまり好きではない)。

オジサンが何時、どこで、いくらで買ったのか、全く記憶にございませんが、なぜかレコード棚の片隅で不遇の日々を送っていました。おそらく5年は針を通していない(掛けていない)と思います。

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こんな立派な解説書(英語)まで付いて、非常に安かった覚えが有ります。G検索したら、或るレコード店で1000円以下で売られていました(現在は在庫切れの様ですが)。それほど安かったかどうか、記憶にありませんが、確かに安かった事は覚えています。しかもこのセット、6枚組ですから、一枚当たり170円足らずなのです。

朝からバッハ三昧

今日は朝からこのレコードを端から聴いています。今は第8面の無伴奏バイオリンが流れています。

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これがレーベルです。何の変哲もない、ベージュのレーベルですが、オジサン的には結構好きなレーベルです。

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さてその音質ですが、やはり「デジタル臭い」感じは拭えないものの、録音状態は非常に良く、シュレーダーのバイオリンは良く響いています。ただ、マイクが楽器に近いようで、ヴァイオリン1台の演奏にしては広がり過ぎる感じがします。

そこで、前にも話したMONO接続のカートリッジに替えて聴き直してみました・・・正解です!音像がセンターにぴしゃりと決まり、非常に良い感じになりました。

シュレーダーのバッハ、これは同じバッハのヴァイオリン協奏曲で既に機器馴染んでいましたので、安心して聴いていられるのですが・・・やっぱり素晴らしいですねぇ。

無伴奏ヴァイオリンはスーク(英EMI盤)とズスケ(日オイロディスク)を愛聴してきましたが、このシュレーダーの盤も今後仲間に入りそうです。

なぜ聴かなかった・・・?

今日、このレコードを聴き直して「なぜ何年も聴かなかったんだろう」と我ながら不思議に思っています。まぁ、デジタル録音だったので「食わず嫌い」で聴かなかったのかも知れません。

又は10年前の装置(今とほとんど変わっていない)では上手く鳴らなかったのかも・・・。

いずれにしてもオジサン的には「お宝発見」と言った感じです。

でも、シュレーダー無伴奏以外は聴かねぇだろうなぁ・・・。

 

今日はこの辺りで失礼します。残りのレコードを聴かなくちゃ・・・。

天気の良い日、どうしても外出したくなりますが、今は「我慢」の時ですね。皆さん、くれぐれもコロナ感染しないよう、お気を付け下さい。そして、楽しい夏が迎えられるよう頑張りましょう・・・(夏までに終息するのかなぁ)。

 

魔笛・・・新しい仲間(14セット目)

今日は風もなく穏やかな日ですが、相変わらずのコロナ禍で外出もままなりません。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

家に籠る事が多くなり、レコードを聴く時間が長くなっています。「毎日、毎日音楽を聴いているのは飽きないのか?」と聞かれそうですが、それが飽きないんです・・・。

まぁ、何時間も集中して聴くのはシンドイのも確かですから、装置をいじってみたり、ネット検索して何かを調べたりしています。時にはネット通販のページや、〇〇オクなんかを覗いて「へぇ、こんな物があるのかぁ」と感心したりしています。

先日中古輸入盤を扱うお店の通販サイトを見ていて、オジサンが持っているレコードと同じモノが数千円、数万円の値段が付いている事に驚きと同時に「嬉しさ」を感じました。いよいよお金に困ったらレコードでも売り飛ばしますか・・・。(まぁ、できないでしょうが)

新しい仲間

さてその中古輸入盤のお店で、しかもバーゲンセールの棚から嬉しい発見をしました。以前から一度聴いてみたかったコリン・デイビス指揮の「魔笛」です。

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デイビス魔笛は一部ファンの間では結構人気が有って、比較的新しい録音(1984)で、勿論デジタル録音です。オジサン的にはデジ録は余り好みでは無いのですが、この時期の録音では致し方なしです。

レコードは注文から2日でオジサンの手元に届きました。この輸入中古盤専門のお店は何度か通販で購入した事が有ります。通販サイトの商品説明も丁寧で、分かりやすく、値段も比較的良心的です。勿論中には数万円なんて値段が付いたモノも有りますが、貴重盤で状態が良く、更に人気が高い楽曲と演奏家であれば仕方がない事です。

オジサンが買ったこの「魔笛」は、バーゲンと言う事も有り、3000円程で手に入りました。3000円以上購入で送料も無料になりますので、品代+代引き手数料だけで済んだのです。しかも盤、ジャケットの状態も良く、解説書も「一度も開いてないんじゃないの」と思えるくらい奇麗でした。尤も外国語ですからオジサンには読めませんが・・・。

他の輸入盤ショップでは同じ盤が10000円を超える値段で売っている所も有り「儲かったぜ」と言った心境です。

さてその演奏は・・・

さて肝心の演奏です・・・。

オジサンは既に13セットの魔笛を持っています(自慢か!)が、今までの中ではショルティ(指揮、DECCA盤)かカラヤン(指揮、仏Pathe盤)か、はたまたクレンペラー(指揮、英EMI盤)かと言ったところがBest3なのです。(カラヤン盤とクレンペラー盤はセリフが省かれているのがざんね~ン!)

サヴァリッシュ(指揮)、ベーム(指揮)の盤も捨てがたいのですが、3巨頭には敵わないです・・・。

肝心のデイビス盤・・・まぁこの時期の演奏としては仕方がないのかも知れませんが、非常にアッサリしていると言うか、もう少しコッテリ感が欲しいところです。

決して悪いとか、奇をてらっているとかでは有りませんので勘違いしないで欲しいのですが、むしろあまりに「正統派」で面白味に欠けると言った感じです。初めて魔笛を聴かれる方なら、間違いなくこの演奏はお勧めできると思います。

ただ、「夜の女王」の迫力はちょっと文句を言いたくなりました。特に第二幕で歌われるアリアは「気の優しいお姫様」と言った感じです。(オジサンの個人的感想ですが・・・)

 

以前にも書いた事が有りますが、オジサンは「魔笛」のアナログ盤全蒐集をライフワークに掲げていますが、いまだ14セットでは先が思いやられます。アナログ盤(中古)は年々その数を減らし、価格は上昇、しかも良質の盤(無傷)を入手する事が難しくなっています。

別にアナログ盤を蒐集したからどうなの・・・って感じなのですが、やはり何か目標が無いと・・・寂しいです。

 

まだまだコロナ禍が続く昨今です。外出自粛、営業自粛の期間が伸びそうな話も出ていますし、湘南では「海に来ないで!」と県知事までが乗り出す騒ぎになっています。何時まで続くコロナ禍か分かりませんが、皆んさんで力を合わせてこの災難を乗り越えましょう。

今日も籠りのオジサンでした・・・。

 

 

ムソルグスキー・・・展覧会の絵

新型コロナの対応で外出自粛要請が出て、家で過ごす時間が長く、場合によっては家で仕事なんて方も多いかも知れませんが、皆さん新型コロナ対応に負けず、お元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

新型コロナ対応で家にいる時間が長くなり、それなりに時間の過ごし方を模索している方も多いでしょう。仕事帰りに「居酒屋で仲間と一杯」なんてやってた人も、職場から家に直帰して「時間が余ってしょうがねぇ」と愚痴っている人も多いんじゃないでしょうか?スポーツジムもカラオケも居酒屋もどこも自粛要請で出社しても直ぐに帰ってしまい、家に居る時間が長くなり、時間を持て余している貴方・・・こんな時こそ音楽を聴きましょう!

別にクラシック音楽である必要は全くなく、昔聴いた懐かしいアイドルの曲でも、サブちゃんのド演歌でも、格好良いJazzでも何でも良いじゃないですか。家に音楽ソフトが無ければ、YouTube辺りを彷徨って、好きな音楽を探してみてはいかがですか?

展覧会の絵

ムソルグスキー作曲、組曲 展覧会の絵は小学生の頃、音楽授業の時間、無理やり聞かされた経験があるのはオジサンだけではないと思います。眠いのを我慢しながら音楽室のスピーカーから流れて来る訳の分からない音楽・・・退屈以外の何ものでもなかったと思います。(ムソルグスキーと言えば、「禿山の一夜」もそうでしたねぇ)

元々はピアノ独奏の組曲として作曲され、それをラベル等がオケ版に編曲したモノが一般的だと思います。ピアノ独奏曲を好むかオケ版を好むかは個人の好みに寄るところですから、オジサンがトヤカク言う事ではないです・・・。

オジサン的には「オルガン編曲版」が好きで、オケ版やピアノ独奏版よりターンテーブルに乗る回数は多いのです。オケ版やピアノ独奏版に比べ、あまり聴く方は多いと思えませんが、へそ曲がりのオジサンとしてはオルガン版が好きなのです。

O・G・ブラー(Org)のオルガン版

O・G・ブラーなるオルガニストが何処の誰かも知らずに聴いていますが、この演奏がなかなか良いのです(実は他にオルガン演奏版を知らない)。

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スイスのシュワンレーベルから発売されていた一枚ですが、今ではCDも発売になっているようですから、何か機会が有ったら聴いてみて下さい。YouTube辺りでも他の演奏家の演奏が聴けるようです。

展覧会の絵 オルガン版・・・何がそんなに良いのか・・・?

何と言っても楽曲とオルガンの音色が非常にマッチしている点にオジサンは魅力を感じます。「ここは、こんな風に・・・」と思うところで、思ったように響いてくれるのがオルガン版です。特に「プロムナード」は全曲を通して5回(?)程出てきます。これは次の絵までの道すがらを音で表した物らしいのですが、それぞれに微妙に違った表現が施されています。その表現がオルガンの音色とマッチしているのです。

皆さんも是非、オルガン版の展覧会の絵を聴いてみて下さい。

オケ版なら・・・

「いやぁ、やっぱりオケ版でしょう!」と仰るそこのあなた・・・。誰の盤が好みですか?

オジサンが持っているのはアバド(指揮)盤です。殆ど聴くことは有りませんが、結構良い演奏だと思います。

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元々デジタル録音ですし、独グラモフォンの盤ですから、オジサンの所ではあまり良い音がしない・・・。ただ、演奏は結構良いと思います。奇をてらったような部分もないし、比較的オーソドックスな演奏だとオジサンは勝手に思っています。

オケ版でオジサンがお勧めするのが・・・

ムソルグスキー/ラヴェル編:「展覧会の絵」&ラヴェル:「ボレロ」

チェルビダッケ(指揮)の盤です。これはライブ盤ですから、観客の咳払いや拍手の音も入っています。

残念ながらオジサンはこのアナログ盤を持っていませんし、CDプレイヤーも有りませんので自宅の装置で聴くことはできませんが、以前知り合いの所で聴かせて頂いてえらく感動した事を覚えています。このCD一枚の為に「CDプレイヤーを買おう」と思った(他にCDで聴きたいモノが無かったので、結局思いとどまった)くらいです。

チェルビダッケ盤は非常にスローな演奏で、非常にオジサン好みなのです(眠くなるほど遅い演奏が好きな方向け)。チェルビダッケの風貌も良いですねぇ。ひと昔、いやふた昔前のプロレスラーみたいじゃないですか?「チェルビダッケvsアントニオ猪木」なんてカードが有った・・・・?

 

さて、今日はムソルグスキー組曲展覧会の絵」を紹介させて頂きました。

オリジナルのピアノ版は余りにも名演奏が多いので省きましたが、オケ版やピアノ版に飽きた方・・・是非オルガン版を聴いてみて下さい。

コロナで部屋に閉じ籠ったままのオジサンでした・・・。

ヴィバルディ・・・四季

三寒四温とはよく言ったもので、まさに暖かさと寒さが交互にやって来る季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

昨日は初夏を思わせる陽気で、オジサンは一日半袖Tシャツで過ごしましたが、今朝は雨降りで肌寒くトレーナーを着込んでいます。桜も終わり、アゲハ蝶が舞うような季節ですが、まだまだ油断は禁物です。

新型コロナも日本全国、いや世界中を巻き込んでいまだ終息のめども立たない日が続いています。皆さんももらったり、うつしたりしないようご注意下さい。

さて今日は、バロック期にイタリアで活躍したアントニオ・ヴィヴァルディの「四季」について少しだけ書かせて頂きたいと思います。「四季」は、皆さんどこかで一度は耳にした事があると思います。勿論春~冬全曲を通してでなくても、春の冒頭だけとか、冬の第二楽章のラルゴだけとかでも、どこかで聞いた事が有ると思います。曲名は分からなくても、その曲を聞けば「あぁ、これ聞いた事があるなぁ」と思い当たるでしょう。

一説によると、世界中で最も多くのレコード(以下CD含む)を売り上げたクラシック曲がこの「四季」だそうです。録音も多く、演奏会で演奏される機会も多いようで、特に日本にはファンが多くいるようです。

「四季」の詳細に付いては他の方のHPに詳しく書かれていますので、オジサンの少ない知識を披露するよりそちらを参考にして頂いた方が良いと思うので割愛します。

日本国内(世界的に?)ではイ・ムジチ(アーヨ盤)が最も人気が有るようです。確かにイ・ムジチの演奏は爽やかだし、アーヨのヴァイオリンの音色は優しく艶やかですから人気が出るのも頷けるところです。

オジサンの愛聴盤

いつも言っている通り、オジサンはへそ曲がりですから、一番人気のイ・ムジチ盤は持っていません。イ・ムジチは何度も同曲を録音しています。ヴァイオリニストを替え、勿論イ・ムジチのメンバーも変わっているでしょうが・・・4~5回位は録音(発売)しているんじゃないでしょうか?詳しくは知りませんが、もしかしたらそれ以上かも・・・。

オジサンの愛聴盤は何と言ってもルイ・オーリアコンブ(指揮)とツールーズ室内管弦楽団、それにジョージ・アルマンド(Vn)が組んだ一枚です。

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仏Pathe盤で所有していますが、EMI原盤が有れば欲しい一枚です。

この演奏、何が良いかと言えばそのスローなテンポです。オジサンは基本ゆっくりな演奏が好み(代表格はクレンペラーブリテン)なので、この演奏はとても気に入っています。既に入手から30年以上聴き続けていますが、いまだにこれに代わる演奏に当たりません。

これは以前知り合いの所で聴かせて頂いた、ナイジェル・ケネディ(Vn)のCDジャケットです(旧録音・・・ケネディはこの後もう一度四季を録音している)。このCDはクラシック曲の世界売り上げBest10に入るほど売れまくったそうですが、オジサンにはその奇をてらった演奏に馴染むことが出来ませんです・・ハイ。

特に第3曲「秋」の冒頭は違和感を感じます。現代的・・・と言ってしまえばそれまでですが、長年聴いた耳には「違和感」しか残りませんでした。確かに面白い演奏だと思いましたが、最初に聴く「四季」はこれ以外の演奏をお勧めします。

シャルラン盤

もう一枚、オジサンが愛してやまない盤が仏シャルラン(原盤)の盤です。シャルランお得意のL'ANGELICUM室内オーケストラを使った一枚です。

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これはラッキーにも西銀座デパートの中にあった中古レコード店(店名は忘れました)で偶然見つけた一枚です。購入後既に30年近く経っていると思いますが、今でも明確な、シャルランらしい音を聴かせてくれます。

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このレコード、ラベルの下の方にシャルラン自身のサインが入っています。ちょっと見辛いかも知れませんが、1/5/68と有ります。

このラベル、非常にお洒落な感じがしませんか?花(春)、太陽(夏)、葡萄(秋)、雪の結晶(冬)がデザインされたラベルです。しかもジャケットに印刷されたモノではなく、一枚一枚ラベルを貼ってあります。もっともシャルラン盤は共通のジャケットを使っていますので、この方が効率的だと思いますが・・・。

今はCD全盛の時代ですから、この様な「ジャケットを楽しむ」事もないかも知れません。まぁ、これがLPの良い所かも知れません・・・。

「四季」は本当に沢山の演奏(レコード・CD)が発売されています。新型コロナで外出できない今、家で「四季」の色々な演奏を楽しんでみてはいかがでしょう?

YouTube辺りでも色々な演奏が楽しめます。自分の好きな演奏を探してみるのも楽しいと思いますよ!

 

まだまだコロナ対応で厳しい日々が続きそうです。しかし、コロナは自然現象(?)ですから誰にも文句は言えないですね。一人一人がきっちり役割(オジサンには会出を自粛するくらいしかできないが)を果たしていれば、必ず終息する日は来ると思います。

頑張りましょう!

 

さくら咲く

朝晩の冷え込みはまだまだ厳しいですが、昼間はお日様が出ればポカポカの春の陽気になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

 

さくら咲く

新型コロナの影響で自粛、自粛と言われ、花見もロクにできませんが花はしっかり春を告げているようです。オジサンの家の近所の桜もようやく3~4分咲きと言った感じになりました。後2~3日で満開になりそうな感じです。

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今はこんな感じです。

満開のように見えますが、まだまだ枝には多くの蕾が付いていてもうしばらくは楽しめそうです。昨日は家族を車椅子に乗せ、川沿いの道を散歩してきました。天気も良く、朝のうちは風もなく気持ち良かったです。

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川には多くの小魚(オジサンには種類が分からない)が群れをなして泳いでいました。メダカより少し大きい位の魚でしたが、春の日を全身で浴びながら気持ち良さそうに泳いでいました。

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桜には青空が似合うと言いますが、本当に綺麗な青空で清々しい気持ちでした。

オジサンは相変わらずの介護生活ですが、家族の機能回復も徐々にですが進み、今は少しだけ支えてあげればベットから車椅子に移乗できるようになりました。最近では自ら立ちたがる様子も見え始め、少しずつでも前に進んでくれればと願っています。

何年先でも良いので、この桜の下を家族全員で歩けたらと思います・・・。

 

今は新型コロナの影響で各方面大変な時期だと思います。いつも言っている通り、防災の原点(新型頃は災害に匹敵する)は「自分の身は自分で守る」ですから、皆さんもご自分の身体、そして不運にも感染された方は周囲の方の身体の事を考え、今は我慢しましょう。

朝の散歩

昨夜の雨も明け方にはやみ、朝は日差しが眩しい位に差していました。いよいよ春らしい陽気になって来ましたが皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンが住んでいる地域の桜はまだですが、野辺には結構多くの花が咲き誇り「桜はまだか!」と言っているような雰囲気でした。今朝は朝の陽気と雨上がりの気持ち良さに誘われて、珍しく散歩に出てみました。

野辺の花

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これはお隣さんの玄関脇にひっそりと咲いていた花です。勿論オジサンには名前は分かりません(自慢にゃならねぇよ!)。黄色い花がいくつか満開になっていて、とても美しいと思ました。

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これは野生の『すみれ』でしょうか。道端にひっそり咲いていました。今はパンジーのような西洋すみれを植える家が多く、玄関先のプランターなんかでも奇麗に咲いていますが、やっぱり花は和物の方が清楚と言うか、可憐な感じがしてオジサンは好きです。

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これはまた何の花だか、オジサンには分かりませんが、すみれのような紫色が美しい花です。オジサンは、基本「紫」という色が好きでは有りませんが、自然界の「紫」は非常に美しいと感じます。

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これは桜の木の幹から生えていた草です。勿論、オジサンに名前は分かりませんが、小さな花が寄り添うように咲いている姿は結構良いです。

桜の今

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桜の花はこんな感じです。もう何日かで咲きそうですが、明日からの寒気でもう少し先に延びるかも知れません。

今日のレンズは以前紹介した○ー○オフのジャンクコーナーで見付けた1080円のSIGMAのレンズです。マニュアルでしかピントも露出も合わせる事が出来ませんが、これだけ写ってくれれば十分です。

今日は写真でごまかしてみましたが、野辺に咲く花、如何だったでしょうか?

皆さんの普段歩いている道にも、きっと奇麗な花が咲いていると思います。コロナ禍で大変な時期、外出も思うようにできない日が続いていますが、外に出る機会が有ったら、是非足元の小さな花に目を向けてみて下さい。

「おぉ!」と言うほどではないですが、新し発見が有るかも知れません。

 

 

禁断のMONO接続

全国から次々と桜の便りが届くようになりましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

世界的なコロナ禍の中、桜の花便りが各地から届き、東京は既に満開宣言まで出ましたが、オジサンの住む近所の桜はまだまだ蕾の方が遥かに多く、まぁやっと開花宣言と言ったところでしょうか?

オジサンの家のすぐ近くを流れる川沿いには、およそ1.5Kmに渡って立派な桜の木が植えて有り、季節になると多くの人が花見に訪れるそうです。10年程前までは屋台が出たり、川船が出て桜見物をしたそうですが、今ではそのような風物詩も無くなり、写真を撮ったり、何組かが花見を楽しむ程度だそうです。

オジサンが越してきたのが昨年の夏で、既に桜の花は終わっていました。初めて今の家を見に来たのが4月の初めで、その時終わりかけの桜花は見ましたが、満開の花を見るのは今年が初めてですので、とても楽しみにしています。満開になったら写真でも撮ってアップします。

MONO録音

若い方には「MONO」と言ってもピンとこない方が多いと思います。「MONO」とは両方のスピーカー(2chの場合)から同じ音がする録音方式で、まだレコード創成期にはMONO録音が主流でした。1950年代後半(だった?)にSTEREO録音が開発されるまで、各家庭では1本のスピーカーで事足りていたわけです。

有名な所ではTANNOY「オートグラフ」(とてつもなく大きなスピーカー)などは元々MONO用に開発されたスピーカーで、今ではそれを2本並べてSTEREOで聴いている訳です。

まぁ、MONO録音に関する詳しい事はnet検索して調べて頂いた方が、オジサンの拙い知識より確実だと思います。

さて、STEREO録音初期の頃は「まるでピンポンの試合を見ている様だ」と言ったクラシック界の大物プロデューサーが居たり、一般家庭にも2chのオーディオ装置が普及していなかったので、STEREO録音はなかなか受け入れられず、当初はSTEREOとMONOの両方のレコードを発売していました。今でも中古盤を漁っていると同じ録音でその両方を見掛ける事が有ります。

オジサンが持っている数少ないレコードの中にも結構な割合でMONO録音が有ります。

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例えばこれはアルド・チッコリーニ(P)が弾くスカルラッティソナタ集です(チッコリーニスカルラッティは結構珍しいかも)。他にはギーゼキング(P)、クラウス(P)のモーツァルトウエストミンスター盤、ビーチャム(指)の後宮クラリネット協奏曲等々、多くの名演がMONO録です。

MONO録音とSTEREO 録音の違いはその音の広がりが一番違う事になると思います。クラシック音楽の場合、例えば弦楽四重奏なら普通左から第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ビオラ、チェロの順に並んでいて、これらの楽器が左右のスピーカーの間に並ぶように定位するのがSTEREOで、MONOの場合は全ての楽器が左右のスピーカーのセンターに定位します。

禁断のMONO接続

さて、折角広くもない部屋に似つかわしくないようなスピーカーを2本並べているんだから「STEREOで音の広がりを楽しめばいいじゃん」と思った方、正常な思考の持ち主だとオジサンは思います。

確かにオーケストラやオペラ等は出来ればステレオで聴いた方が楽しい事は確かです。右から左へパパゲーノ(魔笛)が歌いながら走るシーンなどはSTEREOの醍醐味を感じます。

しかし、ピアノソナタのようにピアノ一台で演奏されるような曲の場合、録音によってはピアノの中に頭を突っ込んで聴いているような錯覚に陥る場合が有ります。コンサート会場では絶対にありえない聴こえ方をする録音が結構散見されます。中には会場の一番良い席で聴いているような録音も有りますが・・・すくない。

そこで、STEREO録音されたピアノソナタをMONOで聴く方法はないか考え、STEREO用のカートリッジの結線に手を加え、MONOで鳴るようにしてしまいました。

方法は余りお勧めできるような方法では有りませんので割愛します。

 

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使ったカートリッジはオーディオテクニカのAT-15aeと言う安いカートリッジですが、これが結構エグイ音がするカートッリジで、オジサン的にはオルトフォンのSPUに次いで好きなカートリッジです。

「駄目なら元に戻せばいいや」的な感じでやってみたのですが、これが何と・・・素晴らしい!

MONO録のレコードならMONO仕様のカートリッジで鳴らせば良いのですが、STEREO版をMONO仕様カートリッジでは機構的に鳴らせないので、STEREO仕様のカートリッジを使ってSTEREO版をMONOで聴けるようにしたわけです。

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そして聴いてみたのがこのG・グールドの演奏する2声のインヴェンション(バッハ)です。このレコード、オジサンの所で聴くと何となく右に寄って聴こえていたのですが、それがセンターにピタリと定位して「気持ちいい~」って感じでした。

その後音が広がり過ぎる録音(ピアノ1台)を聴いてみたのですが、どれも音が深くなり、気持ち良く聴くことが出来ました。

今の若い方はMONO録なんて・・・と言う感じでしょうが、一度試してみたらその良さに気付くと思います。ただし編成の大きな楽曲はやめた方が良いと思いますが・・・。

 

さて、今週は東京辺りで大騒ぎになっているようですねぇ。どこかの国みたいに『封鎖』なんて事にならなければ良いと思います。

オリンピックも1年延期がほぼ決定し、選手の皆さんは複雑な心境でしょうし、選手でなくても複雑な気持ちを抱えている方は沢山いらっしゃると思います。

まだまだ先の見えないコロナ禍ですが、皆さんご自分が発震源にならないようご注意下さい。

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そう言えば、オジサンもコロナ禍の影響を受けています。オジサンはレコードを掛ける前、このアルコールで拭いてから針を下ろします。そろそろ今使っている分が無くなりそうなので前回買った町の大型薬局チェーンに行ってみると「品切れ」表示、その後数件回ってみたのですがどこにもなく、仕方がないのでネット販売を検索すると多くの店が「注文中止」や「在庫切れ」の表示が有る中、一軒だけ「在庫有り」の店が有りました。「やった」とばかりに注文をしようと思った瞬間手が止まりました。なんと価格が9000円超、およそ10000円になっています(通常は高くても1500円程度)。

一時マスクの転売が問題になったり、トイレットペーパーやティッシュなどの紙製品が品薄になった事が有りましたが、こんなところにも影響が出ているんですねぇ。

驚きました!