魔笛・・・新しい仲間(14セット目)

今日は風もなく穏やかな日ですが、相変わらずのコロナ禍で外出もままなりません。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

家に籠る事が多くなり、レコードを聴く時間が長くなっています。「毎日、毎日音楽を聴いているのは飽きないのか?」と聞かれそうですが、それが飽きないんです・・・。

まぁ、何時間も集中して聴くのはシンドイのも確かですから、装置をいじってみたり、ネット検索して何かを調べたりしています。時にはネット通販のページや、〇〇オクなんかを覗いて「へぇ、こんな物があるのかぁ」と感心したりしています。

先日中古輸入盤を扱うお店の通販サイトを見ていて、オジサンが持っているレコードと同じモノが数千円、数万円の値段が付いている事に驚きと同時に「嬉しさ」を感じました。いよいよお金に困ったらレコードでも売り飛ばしますか・・・。(まぁ、できないでしょうが)

新しい仲間

さてその中古輸入盤のお店で、しかもバーゲンセールの棚から嬉しい発見をしました。以前から一度聴いてみたかったコリン・デイビス指揮の「魔笛」です。

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デイビス魔笛は一部ファンの間では結構人気が有って、比較的新しい録音(1984)で、勿論デジタル録音です。オジサン的にはデジ録は余り好みでは無いのですが、この時期の録音では致し方なしです。

レコードは注文から2日でオジサンの手元に届きました。この輸入中古盤専門のお店は何度か通販で購入した事が有ります。通販サイトの商品説明も丁寧で、分かりやすく、値段も比較的良心的です。勿論中には数万円なんて値段が付いたモノも有りますが、貴重盤で状態が良く、更に人気が高い楽曲と演奏家であれば仕方がない事です。

オジサンが買ったこの「魔笛」は、バーゲンと言う事も有り、3000円程で手に入りました。3000円以上購入で送料も無料になりますので、品代+代引き手数料だけで済んだのです。しかも盤、ジャケットの状態も良く、解説書も「一度も開いてないんじゃないの」と思えるくらい奇麗でした。尤も外国語ですからオジサンには読めませんが・・・。

他の輸入盤ショップでは同じ盤が10000円を超える値段で売っている所も有り「儲かったぜ」と言った心境です。

さてその演奏は・・・

さて肝心の演奏です・・・。

オジサンは既に13セットの魔笛を持っています(自慢か!)が、今までの中ではショルティ(指揮、DECCA盤)かカラヤン(指揮、仏Pathe盤)か、はたまたクレンペラー(指揮、英EMI盤)かと言ったところがBest3なのです。(カラヤン盤とクレンペラー盤はセリフが省かれているのがざんね~ン!)

サヴァリッシュ(指揮)、ベーム(指揮)の盤も捨てがたいのですが、3巨頭には敵わないです・・・。

肝心のデイビス盤・・・まぁこの時期の演奏としては仕方がないのかも知れませんが、非常にアッサリしていると言うか、もう少しコッテリ感が欲しいところです。

決して悪いとか、奇をてらっているとかでは有りませんので勘違いしないで欲しいのですが、むしろあまりに「正統派」で面白味に欠けると言った感じです。初めて魔笛を聴かれる方なら、間違いなくこの演奏はお勧めできると思います。

ただ、「夜の女王」の迫力はちょっと文句を言いたくなりました。特に第二幕で歌われるアリアは「気の優しいお姫様」と言った感じです。(オジサンの個人的感想ですが・・・)

 

以前にも書いた事が有りますが、オジサンは「魔笛」のアナログ盤全蒐集をライフワークに掲げていますが、いまだ14セットでは先が思いやられます。アナログ盤(中古)は年々その数を減らし、価格は上昇、しかも良質の盤(無傷)を入手する事が難しくなっています。

別にアナログ盤を蒐集したからどうなの・・・って感じなのですが、やはり何か目標が無いと・・・寂しいです。

 

まだまだコロナ禍が続く昨今です。外出自粛、営業自粛の期間が伸びそうな話も出ていますし、湘南では「海に来ないで!」と県知事までが乗り出す騒ぎになっています。何時まで続くコロナ禍か分かりませんが、皆んさんで力を合わせてこの災難を乗り越えましょう。

今日も籠りのオジサンでした・・・。