好事魔多し

梅雨前線の活動が活発になり、全国的に台風並みの雨が降っているようですが、皆さんの住む地域で災害など発生していないでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域も昨日から断続的に強い雨が降り続き、外へも出られない状態です。昨年の台風19号で溢れた近くの川の様子が気になり、先ほど見に行って来ましたが、今のところ水位も低く溢れ出る心配もなさそうです。

梅雨、コロナで外出もままならず、相変わらず「籠りのオジサン」を決め込んでいます。相変わらずオーディオと音楽で日々を過ごしていますが、最近は本を読む時間が多くなり、市立図書館で本を借りては読みふけっています。本も高価になりましたので、オジサンのような年金生活者にはなかなか手が出せません。その点図書館は便利で良いですねぇ。数千円の本だろうと資料だろうと、無料で貸していただけるわけですから、利用しない手はないです。税金の一部も使われている事ですし・・・。

好事魔多し・・SPU昇天

仕事を辞めて介護生活を始めて、およそ10ヵ月が経ちましたが、時間的な余裕も出て来て、年明けからは1日6時間程はスピーカーの前で暮らす事が多くなりました。日によっては8時間近くオーディオをいじったり音楽を聴いています。仕事をしていた頃には考えられない程の時間を費やしている訳です。

前回のブログに書いた通り、13年間使って来たラインプリを外し、OKADA DESIGNのフェーダーボックスとiFiのバッファアンプにして非常に音のクオリティが上がったように感じていたのも束の間、ついに愛用のSPU(レコード針)が昇天してしまいました。

既に10年以上聴き続けていましたので、いつ昇天してもおかしくなかったのですが、ついに・・・と言う感じです。最近の長時間聴きに耐え兼ねたのか、既に寿命だったのか、高音域で音割れがしだしてしまいました。特にピアノの音は割れが酷く、聴いていてイライラする程でした。色々調整もし直してみたのですが・・・。オジサンにとっては3代目のSPUだったのですが・・・残念です。

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好事魔多しとはこのような時の事を言うのでしょうか。非常に気に入った音が出ていたのですが、音の入り口であるカートリッジ(レコード針)が昇天してしまっては仕方がないですねぇ。

仕方がないので、暫くは手持ちのカートリッジで凌ごうと思っていますが、もう一台カートリッジは手に入れる積もりです。もう一度(4代目)SPUを買うか、他のカートリッジにするかは決めていませんが、お国がくれた給付金の一部を使って買うつもりです。

カートリッジの寿命

カートリッジは針先の摩耗が起こるので、寿命は数百時間と一般に言われています。しかしオジサン的にはこれは嘘だと思っています。カートリッジの寿命は、針先の摩耗が原因では無く、オジサンはカンチレバー(針を支える棒)の根元にあるダンパー(一般的にゴム)の硬化、劣化が原因だと考えています。この部分が硬化、劣化するとレコード盤に刻まれた溝の追従能力が低下し、結果音が歪むと思います。

ですから、しっかり調整され、大切に(できれば温湿度も管理して)使われたカートリッジは長年その実力を維持してくれるのではないでしょうか?その証拠に、長年使われていなかったカートリッジはダンパー部分の硬化が激しく、針先は新品同様でも、使い物にならないモノが多くあります。これは自動車のタイヤと同じで、乗っていない車のタイヤの劣化(摩耗ではない)は普段乗っている車より早い速度で劣化が進むのと同じです。

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ですからどこかの中古屋さんで「デッドストック品」「新品」などと言って何十年も前に製造されたカートリッジを高価な値段で売っていますが、非常に怪しいのです。

確かに針先の摩耗は無いでしょうが、ダンパーはボロボロに腐っている可能性が有ります。

アナログ(レコード)の場合、カートリッジは生命線です。気に入ったカートリッジを見付けたら、日ごろからメンテナンスをすると同時に、定期的に使ってやるのがカートリッジを長持ちさせる秘訣かも知れません。まぁ、人間の身体と一緒ですね。使わないとだめになる・・・。

 

まだまだコロナの終息が見えないうちに、新型ブタインフルエンザが話題になって来ました。せめてコロナが終息し、世界的に体勢が整うまで広まらないで欲しいものです。

皆さんも十分ご注意ください。