お元気ですか~

今日(8/28)は、九州地方で秋雨前線が大暴れして、北部九州地方や一部東北方面でも避難勧告などが出ているようですが、皆さんの住む地域は大丈夫でしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域は夜半から雨が強く降りましたが、午前中で雨も小康状態となり、今は結構明るくなっています。

今、久しぶりに魔笛モーツァルト作曲・スイトナー盤)を聞きながら書いています。何とかオーディオの音もとりあえず聴ける状態になり、今は細かいチェックをしながら聴いています。

前にも書いた事が有りますが、オーディオのチェックにはやはり人の声が一番です。どれほど弦やピアノが良く鳴っても、人の声がペラペラだったり、不自然に聴こえるようではその装置の音に合格点は上げられません。人の声が自然に響くようなら、弦もピアノも良く鳴ります。

アナログプレイヤーの調整

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オジサンの所のアナログプレイヤーは既に製造後50年位のロートルですが、いまだに元気に回っています。英国Garrard社の401型ですが、世間的には301型の方が人気がありります。しか~し、オジサンはこの401の武骨な感じが好きで長年このプレイヤーを使って音楽を聴いています。

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401のどこが良いのか・・・それは「嫌なら使わなくていいぜ!」と言っている様な武骨な外観と、出て来る音のしっかりしたところです(おまえも、しっかりしろ!)。

オーディオにハマった人の多くが「Garrardなら301だな!」と言う中、へそ曲がり的かも知れませんが、オジサンは401を選んだのです。

プレイヤーの構成は、一番下に黒御影石(1本約50Kg )を二本、その上にデルリンの小さなブロックを3つ置き、その上にアオタモでできた砂入りの箱(約60Kg )を置き、更に黒檀のブロックで浮かせてその上にプレイヤーを乗せています。

プレイヤーのベースは厚さ2㎝のデルリンの板です。重さはプレイヤー、アームなどを含めて約30Kgです。

アオタモの箱は以前にも紹介しましたが、松本に住んでいた頃、有名な指物師の方に作って頂いたモノで、30年以上経った今でも全く狂いが有りません。

プレイヤーの横に鎮座しているのは、旭川に出張に行った時に市内の雑貨店で買ったアフリカ産のカバの置物です(お前は、カバの逆立ちだろ?)。

プレイヤーの調整と言っても今まで培ってきたノウハウを生かして調整しましたので、それほど時間は掛からずに一応の音は出るようになりました。部屋の構造上ハウリング(詳細はHP等で調べて下さい)が心配でしたが、幸い全くその影響も有りませんでした。

これからもう少し調整を進めて行きたいと思っています。

やっと買った椅子

引越し前の家で使っていた椅子は安物で、人工皮革がボロボロになってしまい、それでもカバーを掛けて何とかしのいでいたのですが、いかんせん新しい家に持って行くには気が引けたので、引越し前から散々アチコチ捜していました。

一旦輸入中古家具店で気に入った英国製の椅子を見付けたのですが、やはり人工皮革でしたので「どうしたもんか」と迷っていました。勿論オジサンは金持ちでは有りませんので、何でも気に入ったモノが買える訳では有りません。そこで、ニトリ、イケア、ネットなど、様々な所で見て先日やっと椅子を買いました。

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結局ネットで見付けたこの椅子を買ったのですが、安物の割に座り心地も良く、色的にも落ち着いていて大人しい性格のオジサン(アホな事言うな!)にはピッタリです。

後は何年ヘタラズにもつかが問題ですが・・・。

さて、介護生活も約2週間を終え、何とか生活のペースがつかめて来ました。相変わらず朝4時30分頃には起きていますが、やる事もなくタダタダ、ボーっとしています。

まだまだ先は長いので、張り切り過ぎて体調を壊さない様注意しています。

唐突な終わり方ですが、今日はこの辺で終わります。また時間が有る時に近況などをお知らせいたします。

 

少し落ち着きました

台風10号が西日本を縦断し、各地で猛威を振るったお盆休みになりましたが、皆さん何事もなくお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

何もこんなお盆時を狙って来ることもないのに、随分意地悪な台風10号でしたねぇ。オジサンの住む所は、雨も風も殆ど影響なく、夜もグッスリ寝てしまいました。直撃を受け、夜もオチオチ寝ていられなかった地方の方には申し訳ないと思います。

ついに退院しました

昨日(8月15日)、終戦の日、嵐の日に家族の退院を迎えました。思い起こせば8ヵ月余りの病院生活、よく頑張ったと思います。

退院の時、お世話になったリハの先生方に見送られ、嬉しさ半分、不安半分の表情を見せていましたが、車椅子用の車に乗り込み、無事新しい家に到着。しばらく周りを見渡したり、お風呂やトイレの位置を確認して夕飯を食べ、夜は久し振りに「嵐にしやがれ」を見て寝ました。

夜中に3回ほどうなされて起きたようですが、朝は気持ち良く起きてくれ、オジサンも一安心し、こうしてブログを更新しています。

オジサンの部屋は今・・・

今日は、今現在のオジサンの部屋の状況をお知らせします。

引越しの荷物が入ったのが8月10日、既に5日が経っていますので、少しは生活できる様になりました。しかし、細かい所では「あれがない」「これがない」といちいち大騒ぎしています。

さてオジサンの部屋は今どうなっているか・・・

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オジサンの部屋は今、こんな感じです。オーディオはまだ並べただけで、調整はこれからですが、一応音が出る状態になりました。

未調整の状態ですから、音質的には「???」ですが、部屋の素性としてはなかなか良い感じです。これから時間を掛けて追い込んでいけば、そこそこの音を奏でてくれると信じて頑張ります。

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右からアナログプレイヤー、ラインプリアンプ、フォノイコライザーです。相変わらずのラインナップですが、どうしても大型機械は好きになれないのです・・・。

取り急ぎ、現在の状況を報告します。

まだまだ開けていないダンボール山済みですが、ボチボチ片付けて行きます。また何か有ったら更新します。

立秋を過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。皆さん夏バテなどしない様、体調管理には十分ご注意下さい。もうすぐ「食欲の秋」がやって来ます。美味しい物をたくさん食べるには、体調が肝心です。

 

ついに引越しました

毎日、嫌になるような暑さが続いていますが、皆さん暑さ負けなどしていないでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

この暑さの中、昨日引越しが終わりました。とは言っても、これまでの家の方の片付けが済んでいないので、完璧とはとても言えませんが、とりあえず必要なモノは新居の方へ移しましたので、当面困る事は無いと思います。

夏の引越し

オジサンはこれまで5回ほどの引越しを経験していますが、いつも夏の引越しです。特に会社に入ってからは7月が人事異動の時期なので、どうしても7月末から8月お盆前の時期に引越しをやらなければなりません。

夏の引越しは暑さとの戦いです。流れる汗を構っていたら引越しになりませんので、流れる汗は無視して、とにかく荷物をトラックに運び入れるのです。今はプロが全てやってくれますので、昔の様な事は無くなりましたが、それでもノンビリしている訳にも行きませんので、少しは荷物を降ろしたりします。

プロの仕事

先日の植木屋さんのところでも書きましたが、やっぱりプロの仕事はすごいです。オジサンが一つ運んでフーフー言っているダンボールを2つ、軽々と運んでしまうのですから・・・。

積み込んだらトットと出発し、翌日のお約束の時間にはピッタリ到着し、またまた山の様な荷物をアッと言う間に降ろして・・・またまたアッと言う間にサヨナラです。

これからが大変・・・?

車いす生活の家族の事を思い、大分多くの荷物を処分してきました。オジサンの持ち物的には1/3程度の荷しか持ってきませんでした。それもダンボール箱20箱位になってしまいました(大半がレコードなのですが・・・)。

オーディオの部品、洋服等々、これからダンボールを開けてオーディオの再セッティングをして、家族の介護をして・・・わぉ、これからが大変じゃん。

 

まだまだ開梱していないダンボールの間で寝ていますので、少し落ち着いたら写真付きでオジサンの部屋を紹介します。

オジサン死す!・・・オジサンではない

そう言えば、引越しのさなかにオジサン(オヤジの兄貴)が熱中症で亡くなったとの知らせが届きました。もともと心臓がそれほど強くなかったオジサンでしたが、若い頃は結構やんちゃで、毎日酒を飲み歩いていて、歌が上手く(プロ級・・・と本人が言っていた)、ギターを弾きながら好きな演歌を歌っていた事を覚えています。

朝起きて来ないので、家族が見に行ったところ、既に冷たくなっていたそうです。熱中症で亡くなって冷たくなる難んて・・・なんと理不尽な。

まだまだ暑い季節が続きます。皆さんも無理をせず、暑い時は身体を休めて下さい。

ではまた・・・近いうちに更新します。

新居の庭の話し

まだまだ梅雨空が続き、最短日照時間の記録を塗り替えそうな勢いですが、皆さんがお住まいの地域はいかがですか?

こんばんは、オジサンです。

「日焼けしなくて良い」とか、「涼しくて良い」と思う方も居るかも知れませんが、やはり太陽の力は素晴らしいので、少しでも日が当たってくれることを事を祈るのはオジサンだけでは無いと思います・・・。

オジサンの家(外観)

オジサンが家を買った時、家の中は少し紹介しましたが、外観は紹介していませんでした。写真一枚ですが紹介します。

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駐車場にはCopenが停まっています。可愛いですねぇ(自分で言うな!)。

新居の庭掃除

さて、家族の退院も間近に迫り、引越しの日程も決まり、いよいよ転居に向けてスパートが掛かり始めました。オジサンのはおよそ27年振りの引越しで、効率の良いやり方は既に記憶の彼方へ消えてしまっています。

まだま新居の準備は残っていますが、先日庭のクリーニングを専門家の方にお願いしました。

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これは掃除前の庭の様子ですが、何年も手が入っていない感じで、松や梅は伸び放題、必要な草なのか雑草なのかも見分けがつかない状態でした。

購入した5月、梅の実がなっていたので、奥さんが「梅ジュースを作るから取って!」と言うので梅の木に近付こうとしましたが、周りの草木が邪魔をして思う様に近付けませんでした。結局梅の実は50個ほど収穫しただけで木の上の方の実は諦めました。それでも何とか梅ジュースの原料にはなった様で、先日味見をしてみましたが、結構美味かったです。

プロの仕事

新しい土地で知る人も無く、誰に頼めば良いかも分からず、ネットで調べて料金を聞いても、それが適正なのかどうなのかも分からずにいたところ、オジサンの知り合いの植木屋さんが「いいよ、やってやるよ」と言ってくれました。植木屋の本拠地から遠く離れた地の仕事を引き受けてくれて、本当に助かりました。

約束の時間にやって来たプロ集団(4名)は、簡単な打ち合わせをした後、すぐに仕事に取り掛かり、2時間後には下草等は殆どなくなっていました。

勿論プロ用の機材を使ってやるので、その速さは素人さんには敵わない事は分かっていましたが、それにしても手際が良かったです。

途中ハチに刺された職人さんが居ましたが、何事もなかった様に仕事を続けていました。刺されたところを見せてもらいましたが、結構腫れていて「大丈夫?」と聞くと、「なんでもねぇ」と一言・・・すごいですねぇ。オジサンだったら大騒ぎして「やめた!」位は言ってそうです。

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上の写真の庭が、およそ5時間でこの様な姿に変貌しました。奥さんは「奇麗になったねぇ」と感心しきりでしたが、「プロがやったんだから当たり前じゃん」と心の中で思っただけで、口には出しませんでした(大人じゃん)。

驚いたのは、庭から20個以上の鉢が出てきたことです。何かランの様なモノが植わったモノ、空のモノ、割れているモノ等様々でしたが、草に隠れて見えなかった「お宝」がザクザク出て来た感じです。全て持って行って処理して頂きました。

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正面に見える松の木などは、ベリーショートにして頂き、さっぱりしています。最初の打ち合わせで「夏向きに」とお願いしたのが良かったんだと思います。

やっぱりプロの仕事は違いますねぇ・・・。

ハチの巣は最終的に3つ見付かり(全て足長バチ)、全て撤去して頂きました。もしそのまま放置していたら、何かの拍子にオジサンや奥さんが刺されていたと思います。

 

これからこの家で過ごす事になるのですが。せっかくプロに綺麗にして頂いた庭ですから、何とかオジサンの手で守って行きたいと思います。

 

Let's go SHIMANAMI-KAIDO 最終回

何だか、東海から関東地方に掛け、日照時間が例年の1割程度になっている様ですねぇ。

こんばんわ、オジサンです。

オジサンの住む地方も確かに日照時間が短く、お天道様の顔をしばらく見ていない気がします。このままではコメや野菜の生育に支障が出てしまうのでは・・・と農家でもないオジサンまでもが心配になるほどです。

その割に雨の量もそれほどではない様な気がしますが、西日本・・・特に九州地方は集中豪雨で大変でしたね。昨年の七夕豪雨程ではなかったものの、各地で河川が氾濫した映像をオジサンも見ました。雨の降り方がオジサンの小さい頃(半世紀以上前)と違って、一時に大量の雨が降るようになったと思いますが、皆さんの住む地方はどうでしょうか?

さて、しまなみ海道の話しも今回が最終回です。既に1ヵ月以上の日が経ってしまい、記憶の糸がブツブツと切れていますので、ちょっと話が繋がらない部分も有るかも知れません。ご容赦ください。

淡路島・・・野島断層保存館

1995年1月17日、オジサンは何時ものように5時頃起き、出勤の準備を整えている時、目に飛び込んできたのが神戸の街が火に包まれた映像でした。最初はリアルとは思わず「朝からエグイ映画やってるなぁ」と思いました。その映像がLiveであることに気付くまで、少しの間が有ったと記憶しています。

阪神淡路大震災は、犠牲者6000人超を数え、神戸、淡路を中心とした地域に甚大な被害をもたらしました。オジサンと仲が良かった同じ会社の先輩も西宮で被災し、幸い家族は全員無事でしたが、その時の事を後日聞かされ、鳥肌が立った事を覚えています。

その阪神淡路大震災の爪痕である「野島断層保存館」を見学して、自然の力の大きさを改めて知りました。

野島断層保存館・・・奥さんは以前友人と行った事が有った様ですが、オジサンは全く初めての経験です。以前、防災の勉強のために神戸市役所や神戸市内の小中学校の見学に行かせて頂いた事は有りましたが、それらは既に復旧が進んだ後の事ですから・・。

野島断層を見て、改めて当時被災された方々のご冥福を祈る気持ちになりました。

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これは野島断層に行く前、どこかのSAで食べた「たまねぎラーメン」です。淡路島と言えばタマネギが有名だそうで、どこへ行っても「たまねぎ○○」が売っていました。奥さんは「たまねぎスープ」「たまねぎドレッシング」「たまねぎソース」をしこたま買い込み「お土産にする」と張り切っていましたが、Copenのトランクはたまねぎで一杯になり、帰路はオープンにすることが出来ませんでした。

帰路

野島断層保存館を見学し、自然災害の恐ろしさを実感したオジサンは、今回の旅行の最終宿泊地「淡路島」に投宿しました。

ホテルに付いて最初に驚いたのは「水道水がしょっぱい」事です。確かに海に囲まれた島ですから、水がしょっぱいのも頷けるのですが・・・これではコーヒーも飲めないし、勿論飲料水として飲むこともできません。そこで、夕飯を食べに出るついでにスーパーで飲料用の水を入手しました。ホテルによって違うのかも知れませんが、皆さんも淡路島に行ったら最初に水をチェックして下さい。

夕飯を食べ、コーヒーを飲んでその日も直ぐに寝ました。朝まで何も知らず、ぐっすり寝ましたが、やはりいつも通り5時には起きてしまい、ゴソゴソやっていると奥さんも目を覚まし「はらへった~」と一言。他に言う事ないのかねぇ???

ホテルを7時に出て、高速に乗り、神戸、大阪と順調に走り


抜けましたが、滋賀県に入ったとたんに渋滞にハマりました。工事渋滞でしたが、抜けるのに1時間半も掛かってしまい、二人とも無口になっていました。

琵琶湖の南側で渋滞から解放され、そこからは再び順調に進みました。草津JCから三重県方面に進み、一路名古屋方面を目指しました。

本来なら行く時に通った湾岸線を走った方が早いのですが、奥さんの「名古屋城が見たい」の一言で名古屋方面にCopenを向けた次第です。とは言っても名古屋市内を抜けて名古屋城まで行くのはしんどかったので、高速の上から見える可能性に掛けたのですが、残念ながら見えませんでした。

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やはりお伊勢さんの近くへ来たらこれを食べなくちゃと言う事になり、途中のSAで名物「赤福」を頂きました。8個入りを二人でペロリと平らげ、「さ~て、次は何を食べるかな」と言う奥さんを引きずってCopenに押し込みました。放って置けばその辺に生えている草木まで食べそうで、恐ろしくなります。

病院へ

名古屋から愛知県を抜け、無事静岡県の県境を越えたのが13時頃でした。浜松SAで昼食を摂り、再び走り出しましたが、このまま順調に行けば16時過ぎには家族の待つ病院にたどり着ける事が確実になりましたので、病院に向かって走りました。

1週間振りに見た家族の顏・・・なんだかお互いホッとした様な顔をしていたと思います。元気な家族の顏を見て、オジサンも胸を撫でおろしました。

たった6日、されど6日の旅行はこうして終わりを告げました。奥さんは大満足だった様子で、「あそこの〇〇が美味しかった」とか「うず潮がすごかった」等と家族に話しかけていました。まぁ今回は奥さんが満足してくれればそれで良かったと思います。

次はいつ行けるか分かりませんし、もう二度と行けないかも知れませんが、チャンスが有れば、またCopenをオープンにしてどこかへ出掛けたいと思っています。オジサンは「退職したら、東北6大祭りを1年の内に回る」計画を立てた事も有りましたが、実現は難しそうです。何と言っても1ヵ月以上掛かりますから・・・。

まぁ、青森のねぶたと秋田の竿灯だけでも見たいとは思いますが・・・。

 

Let's go SHIMANAMI‐KAIDO Ⅵ

何だか梅雨前線が西日本から九州地方に掛けて停滞し、鹿児島をはじめとする九州地方や、四国地方で大雨になっているようです。つい先日(と言っても1ヵ月前)旅行してきた地方に災害が降りかかるようで、他人事とは思えません。

こんにちは、オジサンです。

いつも言っている事ですが、災害時「自分の身を守れるのは自分だけ」ですから、早目の準備、早目の避難をくれぐれもお願いしたいと思います。災害に遭ってから「もっと早く逃げれば良かった」と思うより、「避難したけど、何もなかったねぇ」の方がよっぽど良いのです・・・。

さて先日恥ずかしげもなく、チビリかけた話を書きましたので、今日は瀬戸大橋から高松市、鳴門市、そして鳴門のうず潮までの話しを書きたいと思います。

高松市で・・・美容院?

瀬戸大橋を必死の思いで往復し、再び四国の地を踏んだ後、「さぁ、まだそれほど遅くないけど、どうしよう」と言う話になりました。鳴門までの途中に「さぬき市」が有って、讃岐と言えば「うどん」が有名で、「やっぱりここまで来たら讃岐うどんかねぇ」と言ったりしましたが、実はオジサンうどんが非常に苦手・・・と言うか、殆ど食べた事が無いのです。オジサンは完ぺきな蕎麦派で、たとえ大阪へ行ってもうどんでは無くそばを食べる不届きものです。

オジサンがうどん嫌いな事を奥さんはよ~く知っていますので、「何言ってんだか」と相手にしません、「じゃぁ、どうすんだよ」と突っ込むと、「高松に行きたい」と奥さんが言い出しました。「高松に何かある?」と不思議に思ったのですが、まぁ「今回の旅行は奥さんのリクエストを全て聞く」と決めていましたし、うどんを食べずに済むなら高松へ行った方が良いと判断し「いいよ~」と二つ返事でCopenを高松方向へ向けました。

高松の街へ着いて最初に驚いたのは「高松って都会だねぇ」と言う事と「市内を普通に電車が走っている」と言う事です。勿論電車はオジサンの街でも、東京でも横浜でも普通に街中を走っていますが、まるで路面電車の様に普通の電車が走っていたのには驚きました。

とりあえず何処を目指せば良いのかも分からず、JR高松駅にナビをセットして走りましたが、高松市民の方は非常に運転が優しいですねぇ。オジサンの車が他府県ナンバーだったので優しくしてくれたのか、「こりゃ、うかつに近付くと事故る」とでも思ったのでしょうか、皆さん道を譲ってくれ、ナビの指示通り走り高松駅近くの駐車場(丸亀町)に車を入れる事が出来ました。

高松へ奥さんが行きたかった理由・・それは「頭を洗いたい」と言う、至って簡単で身勝手な理由だったのです。奥さんは「武器が無いと乾かした時に爆発する」と言う事でしたが、武器を使った方が危ないんじゃないの?とオジサンは思ってします。オジサンの頭は前の写真でお分かりになると思いますが「ベリーショート」ですので、洗ってそのまま乾かせばOKです。リンスもした事ないし、ドライヤーも不要の超便利ヘアスタイルなのです。特に夏、テニスの最中に頭を洗えるのはちょ~、気持ち良いのです!

さて奥さんは繁華街で「洗髪だけをしてくれる美容院を探すから」と、とっとと歩いて行ってしまいました。残されたオジサンは「どこ行きゃ良いんじゃ!」と思いましたが、三越ティファニー(にあわねぇ~)等を見て回り、結局「ドトール」でお茶をしていました。

奥さんから電話がかかってきて「終わったよ~」と言われたのは、別れてから1時間ほどしてからでした。三越の前で落ち合って近くをブラブラしていると奥さんが「あ~スッキリした。お茶でもしない?」と言うじゃありませんか。「今飲んじゃったよ~」とも言えず、「あぁ、良いよ」と快諾したのですが、内心は「腹ちゃぽちゃぽになっちゃうなぁ」と・・・困りました。それでも近くの「ドトール」で二人でお茶をしましたが、店員さんに「また来たよ。このおじさん」と言われている様で恥ずかしかったです。

頭がスッキリしてリフレッシュできたのか、奥さんは至って元気になり「さぁ、鳴門に行くか」(運転は俺なんだけ・・)と絶好調でした。

鳴門・・・Mr・Boo

高松から鳴門のホテルまで高松自動車道経由で約1時間強の道のりでした。

当日のホテルは「うずしおふれあい公園」のすぐ近くにあるホテルで、結構年期の入った外観でした。ホテルに到着したのは18時頃だったと思いますが、天気が良かったせいでまだまだ外は明るかったです。

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これはホテルの前に有ったマンホール(消火栓)に奥さんがお気に入りの「うずしおサンダル」を合わせて自撮りした写真です。奥さんは余程このサンダル(サボ)が気にいった様で、姫路以来、ずっとこのサンダルを履いていました(地元に帰って来るまで)。

さて、高松でお茶はしたものの何も腹には入れていなかったので、結構腹の虫がガヤガヤ言っていました。ところが、ホテル内は勿論、ホテルの周辺にも食べ物屋さんらしいお店は見当たりません。ホテルに向かう途中、カレーの「COCO壱番屋」が有ったので、そこへ行こうと思いましたが、鳴門まで来て「COCO壱のカレーも、なんだかなぁ」と思い直し、ネットで検索すると「Mr・Boo」なる怪しげなラーメン屋さんが見つかりました。場所は丁度公園の反対辺りですから、歩いていける距離です。

公園を抜けて歩いていくと、店の前で暖簾を直しているお爺さんが一人、店に近付くと「いらっしゃい」と声を掛けられました。この爺さんがMr・Booのご主人だったのです。店に入ると、案の定他にお客は無く、店の中は何だか怪しげな雰囲気(と言っても汚いとか、臭いとか言う事では有りません)。

とりあえずラーメンと餃子を注文しましたが、どうにも料理を造っている音がしません。普通中華屋さんと言えば、鍋を振る音や、餃子を焼く音なんかがすると思うのですが、何の音も聞こえないんです!その内「ち~ん」と言う、電子レンジの音・・・。ますます怪しい・・・。

奥さんと二人、「大丈夫?」と顔を見合わせてしまいましたが、オジサンはキッチンにいるし、注文も通っているので・・・とりあえず待つ事にしました。オジサン達が入った後、若い男性と中年のオッサンが店には入って来ましたが、やはり料理を造る音がしない・・・。若いアンちゃんは「チャーハンとラーメン」を頼んだのに・・・。鍋を振る音がしない・・・。

と言っているうちにオジサン達が頼んだ「餃子」が出てきました。餃子を焼いている音なんて全くしなかったのに・・・何か魔法でも使ったか?二人で「不思議の国の餃子」を食べましたが、これがなんとも美味で、肉がたっぷり入り、肉汁たっぷりの餃子でした。なんだか狐につままれている様な心持で餃子を食べているうちにラーメンも出てきました。湯切りの音なんて一切しなかったので、これまた「大丈夫?」と二人顔を見合わせましたが、このラーメンが餃子に引けを取らない程「んまい!」のでした。

ラーメンと餃子で腹を満たし、店を出て「不思議な店だったねぇ」と奥さんと話していましたが、どうやらこのMr・Boo、地元では結構有名なお店の様で雑誌にも取り上げられた事が有る事が判明しました。なんの情報も無く入った地元のラーメン屋さんでしたが、大変美味しかったです。ありがとう「Mr・Boo」

 

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とりあえず、美味かった餃子の写真を乗せますが、この写真は食べログから拝借しました。ネットで「ミスターブー・徳島」で検索すれば出てきます。

皆さんも鳴門に行く機会が有ったら「不思議の国餃子」を食べてみて下さい。

鳴門 うず潮

翌朝、ホテルで朝食を頂きましたが、泊まったホテルは「ルームサービス」で朝食を運んできてくれました。盛りだくさんのオカズと美味しいごはん、ごちそうさまでした。

うず潮見物の予定は昼だったので、それまでの時間を「大塚国際美術館」で過ごしました。大塚国際美術館に付いてはネット辺りで調べて欲しいのですが、オジサン的には「???」な感じです。結構有名なようで、この日も多くの観光客や中学の修学旅行的な生徒さんも沢山居ました。やはり、本物とはちが~う!

さて「大塚国際美術館」を頭に???を抱えながら出て、いよいよ鳴門うず潮見物です。

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写真に2艘の船が写っていますが、手前の小さい方(一番手前のボートではない!)がオジサン達が乗船した「アクアエディ号」です。大きい船より小さい方がよりうず潮の迫力を感じられると、勝手に思い予約しました。

この日は丁度13時頃がうず潮の見頃の時間で、オジサン達が乗船したアクアエディ号は12時45分発ですから、丁度見頃の時間です。

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これが当日のうず潮の写真ですが、うず潮の写真はもっと上手な方が撮影したモノがネット上で沢山見られますので、この一枚だけにしておきます。

うず潮・・・オジサンは初めて現物を見ましたが、すごいですねぇ。この写真で分かる通り、ほんの数十メートル先の海は全く何も起こっていなんですよ。まるで鏡の様に静かでした。

自然の力って、すごいですねぇ。感動しました。何も言葉が出ませんでした。二人して「すごいねぇ」を連発していました。

Mr・Booのラーメン&餃子で感動して、ホテルの朝食で感動して、いまいちだった大塚国際美術館の事は忘れて、うず潮に大満足して、鳴門を後にしました。

このあとオジサン達は、再び橋を渡ってその日の宿泊地「淡路島」へ向かいましたが、この先の話しは次回書きます。いよいよ旅行も終わりに近付いて来て、何だか寂しい様な、早く入院中の家族の顏が見たい様な、不思議な感じがしました。「今頃、どうしてるかなぁ・・・」と、淡路島へ渡るCopenの中で奥さんがポツリと漏らした一言が今も耳に残っています・・。

Let's go SHIMANAMI-KAIDO 番外編「瀬戸大橋」

昨日に引き続きの更新ですが、皆さん飽きずに付き合って下さい。

こんにちは、オジサンです。

今日は蒸し暑い一日でした。朝から晴れてんだか、曇ってんだか分からない様な空模様で、湿度が高くCopenもオープンにせず、エアコンガンガンで走っていました。

さて、今日は「瀬戸大橋」でオジサンがチビリかけた話です。番外編として瀬戸大橋の話しだけを書きます。

どうして瀬戸大橋へ・・・

どうして瀬戸大橋へ行ったか・・・それは昨日も書きましたが、今治から鳴門への移動途中、奥さんが「瀬戸大橋を渡り~い」とほざいたからです。まぁ。天気も良かったし、オープンで走るには絶好のコンディションだったのでオジサンもその提案に・・・うかつにも乗ってしまったのです。

瀬戸大橋って・・・?

瀬戸大橋は四国側の坂出IC(香川県)と本州側の児島IC(岡山県)をつなぐ橋で、本四をつなぐ橋としては最も古く、昭和63年(ひょえ~、30年以上前だ~)に開通した自動車と鉄道併用の橋だそうです(受け売り)。長さは自動車専用道路が37.3Kmあるそうで、海面からの高さは最大で194mも有るのです。

オジサンはてっきり高速道路だと思っていましたが、どうやら一般国道30号線の様です。

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これは途中のSAで撮った一枚です。なんだか見難いモノが写っていますが、どうかご容赦ください。「わたる君」は本四3橋のマスコットで、それぞれの橋で色が違うようです。本来ならこの「わたる君」の上にカメラを乗せて写真を撮るようですが、オジサンは頭を乗せて撮ってみました。ヘアスタイルが何だかおかしいのは、帽子を被っていたせいです。

後ろに見えるのが瀬戸大橋ですが、この辺りはたいした高さが有りません。

オジサン、ビビる!

しまなみ海道は何ともなかったのに、どうして瀬戸大橋ではビビってしまったんでしょう?同じ橋で、海の上を走っているのに・・・。

それは高さもさることながら、その構造に原因が有ります。

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〈うどん県 たびネットHPよりお借りしました〉

この写真ではいまいち分かり難いかも知れませんが、道路と橋の欄干までの距離が非常に近く、ちょっとハンドル操作を間違えると海に真っ逆さまと言う結果になりそうな気がしました。しかも運転しているのは超小型のCopenなのです。

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〈坂出・瀬戸大橋周辺の旅行記・ブログより拝借しました〉

この写真なら車道の横にフェンス一枚で何もない事が分かって頂けるでしょうか?

海上にでて少しの間は海を見たりしたのですが、その高さに心臓はドキドキ、手は汗でびっしょり、もう少しでチビリそうになりました(はずかし~)。

しかも間の悪い事に、橋に入ってしばらくして風にあおられハンドルを取られてしまい、フェンスの方へ寄ったのです・・・こうぇ~!

上の写真の笑顔は。完全に作り笑顔なのです。(顔が引きつってる~!)

 

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これはしまなみ海道の「大島大橋」で奥さんが車中から撮った写真ですが、ご覧の通り左側には結構広い路側帯の様なものが有りますし、フェンスも二重になっているのが分かると思います。いきに通った名古屋の「湾岸線」でもビビる事は有りませんでした。湾岸線は遠くの景色は見えても、直下が見える様な事は有りませんでしたので・・・。

しか~し、瀬戸大橋は手前のフェンス(それもかなり低い)しかなく、そのすぐ向こう側は190m以上下の海なのですよ~!

しまなみ海道では景色も楽しみましたし、オープンで走って非常に気持ち良かったのですが・・・。

オジサンは高所恐怖症だった!

自分ではあまり意識した事は無かったのですが、この瀬戸大橋を渡っている時、自分が高所恐怖症だった事を思い出しました。

小さい時は木登りもしていたし、富士山だって登っていたのに、自分が高所恐怖症だったとは・・・。そう言えば、昔どこかで観覧車に乗った時、今回と同じ状態になった事を思い出しました。

きっと「瀬戸内海の素晴らしい景色を楽しんで頂きたい」と言う親切心から、遮るフェンス等を極力省いたのだと思いますが、オジサン的には「もっとしっかりしたガードをして~!」と言いたくなります。

いや~、本当に怖かったですぅ。

今思い出しても、ビビる~!

ではまた・・・。