寒中だと言うのに、雨が降り続き、関東の山沿いでは積雪で往生している方も多いと聞きましたが、皆さんお住まいの地域はどうですか?
こんばんは、オジサンです。
オジサンの住む地域は風が強く、雨も結構降っています。まぁ、雪の心配はないので、その点では安心していますが、もし積雪でもしたら、1cmで大パニックでしょう。
籠りのオジサン
昨夜の雨は朝方には上がりましたが、北寄りの季節風が吹き付け、実際の気温よりかなり体感は低い朝でした。こんな日は外に出ないで一日中部屋に籠っているのが正しいオジサンの過ごし方で、今朝は朝からモーツァルトのオペラを二本も聴いてしまいました。
最初は勿論「魔笛」。前半部分はクレンペラーが指揮した英EMI盤、後半は久し振りにカラヤンが指揮した仏パテ盤(MONO)でした。両方ともウォルター・レッグがプロデュースした盤で、セリフがカットされています。ある意味物足りない感じもあるのですが、オジサン的には十分堪能できました。
次は「後宮からの誘拐」。これはヨーゼフ・クリップスが指揮した独エレクトローラ盤で楽しみました。
両オペラとも、聴き終わって「楽しかった」と思える内容で、モーツァルトらしさがふんだんにちりばめられた名曲だと思います。
吉田拓郎さん
昼飯を挟んでオペラ2曲を聴き終えたのは午後の2時頃でした。まだ少し時間が有ったので、「フィガロの結婚」の途中まで聴こうと思ったのですが、やっぱりモーツァルトの曲とはいえ、オペラを3曲連続で聴くのは少し疲れます。
何か気分転換になるようなレコードは無いかとレコード棚を漁っていた時、吉田拓郎さんの「ともだち」と言うライブを収録したレコードが目につきました。
このレコード、確かオジサンが初めて買ったLPレコードだと思います。
ちなみにオジサンが初めて買ったレコードはこの男性化粧品のコマーシャルソングで大ヒットしたジェリー・ウォレス氏の「男の世界」と言う曲でした。中学1年の頃だったと思いますが、朝起きると直ぐにこの曲を掛けていたので、隣にあった建設会社の飯場のオジサン達が覚えてしまい、一緒に歌っていたのを覚えています。
さて吉田拓郎さんの方に話を戻しますが、オジサンがこのレコードを手に入れたのは確か中学2年の時だったと思います。友達の家で聴かせてもらい、何としても手に入れたくてお袋にねだって買ってもらいました。
結構良い音じゃん
何年振りですかねぇ、このレコードがターンテーブルに乗るのは・・・。おそらく10年は聴いていなかったと思います。カビでも生えてやしないかと心配しながらレコードを取り出しましたが、カビなどは無く、結構奇麗な状態でした。ジャケットは既にボロボロですが・・・。
折角なので1曲目の「おろかなるひとりごと」から終曲の「ともだち」まで、全曲を聴いてみました。
驚いた事にノイズなどもほとんどなく、非常に綺麗な音で鳴ってくれました。ライブ盤ですからお客さんの拍手や笑い声なども収録されていてますし、拓郎さんの喋りも入っています。まるで会場で一緒に聴いているような感じです・・・。
思い出が沢山
既に50年近く前のレコードですが、聴いていて当時の事を色々思い出しました。思い出しな内容は「ヒミツ」です。ご想像にお任せします。
「歌は世につれ、世は歌につれ」とは昔某NHK(?)のアナウンサがーが歌番組の冒頭で言っていた言葉ですが、確かに昔良く聴いていたレコードを聴くと、当時の思い出が沢山蘇って来ますねぇ。
かぐや姫と言っても竹から生まれたお姫様では無く、フォークグループの「かぐや姫」です。吉田拓郎さん、泉谷しげるさん等に少し遅れてメジャーになったと記憶しています。「神田川」は今でも何かの時に流れるほどの名曲ですが、吉田拓郎さんや泉谷しげるさんのような男臭いメロディーから優しい感じのメロディーに転換して様々な曲が大ヒットしたと思います。
このレコードはかぐや姫が解散した年に発売になった「Best盤」のようなモノですが、オジサンが手に入れたのは高校生の頃でした。
名曲「神田川」を初め「赤ちょうちん」「22才の別れ」「加茂の流れに」「僕の胸でおやすみ」等の名曲が沢山入っています。オジサンはこのレコードの中では「アビーロードの街」と言う曲が好きで、東京勤務になった時歌詞に出て来る「青山通り」を歩いた記憶も有ります。「都会の青年はこんな街で恋をするのか・・・」と感慨を覚えました(青春だねぇ)。
南こうせつさん
今でもテレビなどに出ている「南こうせつ」さんですが、当時はこんなヘアスタイルをしていたんですねぇ。
カーリーヘアーとでも言いましょうか、ボサボサのヘアスタイルとでも言いましょうか、まだまだ長髪が当たり前の時代でしたから・・・。
今では全く想像もできない様なヘアスタイルとファッションですが、当時は「すげぇ、カッコいい」と思ったモノです。
このレコードももう何年も聴いていませんので、明日辺りターンテーブルに乗せてみようと思います。当時のどんな思い出が蘇るでしょうか・・・?
皆さんも何年か、何十年前の古いレコード(CD)を取り出して聴いてみて下さい。できれば小さな音で、部屋を少し暗くして聴くと当時の思い出が鮮明に蘇るかも知れません。まぁ、若い方は難しいでしょうが・・・。
明日は天気も回復し気温も高くなる予報が出ています。もう籠りのオジサンでは無くなるかも知れませんが、夜にでも「かぐや姫」のレコードを聴いてみます。