夏の花が・・・

今日は朝までの雨が上がった後、夏の様な日差しが照り付けて夏本番を思わせる暑さでしたねぇ。

こんばんは、オジサンです。

まだ6月前半と言うのに、今日の日差しは本格的な夏を思わせるものでした。今日も午前中はテニスをやりましたが、まだまだ本格的に慣れていない身体が悲鳴を上げていました。

夏に頑張った人は秋に上手くなる・・・と言われますが、本当に夏の苦しい時期を乗り越えると秋の大会でそれなりの成績を収める事が出来ます。皆さんも「暑い暑い」と家でエアコンにあたってばかりいないで、少しは外で身体を動かしましょう。

 街中の夏・・・

さて今日は練習の後、用事が有って隣町に行って来ました。早めに出たので、少し写真を撮る時間が有りましたが、夏の花が本格的になっています。今は紫陽花が真っ盛り、場所によっては朝顔の花も結構咲き始めています。

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これは民家の玄関先に咲いていた紫陽花ですが、よく見ると既に盛りは過ぎている様にも見えますが、オジサンの勘違い?

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これは上の紫陽花の近くで咲いていた花ですが、やはりオジサンには名前が分かりません。相変わらず花の名前の分からないオジサンです。

先週木曜日、東京へ行く用事が有って、帰りに八重洲ブックセンターで花辞典を買おうと思って行ったのですが、ペラペラめっくて見ているうちに「きっと探さねぇだろうな」と思ってやめてしまいました(ダメな奴!)。だって、余りに種類が多すぎて・・・。(弱気なオジサン)

しかし好きな人はペラペラやっているうちに覚えて行くんでしょうね。

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今日は途中で喫茶店に入り、アイスコーヒーを頂きました。この葉っぱは喫茶店の壁にはっていたモノを撮ったのですが、何となく「ナツ~!」って感じがしませんか?

えっ、しない?そんな事ないでしょう。そう思って見てください。

今日のレンズはPENTAX SMC-A 35-70mmです。非常に不評なのか、モノが多いのか、ほぼ投げ売り価格で手に入るオールドレンズですが、結構オジサンは好きです。

ミラーレス+オールドレンズの組み合わせで約半年、花の写真を中心に撮って来ましたが、オジサン的には「結構うで上げたじゃん」と思っています。

どの辺りでそう思うかと言えば、ピントが結構来るようになった点です。構図や被写体の選択にはまだまだ問題が多々有りますが、最初の頃に比べればピントは格段に良くなったと自己満足しています。

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瀬戸物屋さんの前ではガラス製の風鈴が、風に吹かれて涼し気な音を出していました。途中風鈴売りのオジサンも見掛けましたが、古き日本の良さを残した光景で、懐かしさを感じました。もう、夏なんですねぇ・・・。

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この花は何の花か・・・分かりません(しょんぼり)。花の形としては朝顔の様な感じですが、蔓が無いし花が小さすぎる・・・。やっぱり、分かりません。

でも奇麗ですねぇ。

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明日から明後日に掛けて、台風と梅雨前線の影響で大雨が予想されています。土砂災害警戒地域にお住まいの方は気が気ではないでしょうが、「危ない」と思ったら即避難する事をお勧めします。何もなければ「あぁ、良かった」で済みますが、万が一土砂崩れなんて起こった時は大変ですから・・。

オジサンは仕事柄、「最悪の事態を想定して動く」癖が着いてしまっていますので、奥さんに言わせれば「大げさ!」と言う事になります。しかし、それはたまたま大丈夫だっただけかも知れません。30年間交通事故を起こさなかった人が、明日事故を起こさないと言う保証は何も無いのですから・・・。

そういえば今日、天皇陛下皇后陛下が福島の被災地をご訪問されたとのニュースを見ました。「最後のご訪問」と言う事の様ですが、退位しても福島や他の被災地に行って頂きたいと思います。確かに身体的にキツイと思いますので、無理は言えませんが・・・(お前の言う事なんて、陛下に届きゃしないよ!)。

さてさて、本格的暑さがそこまで来ています。皆様お身体に気を付けて、お元気にお過ごしください。暑い時はエアコンを使いましょう・・・。無理は禁物です。

時計の話し・・・Ⅱ CITIZEN ダイバーズ

先日オジサンのお気に入り腕時計4本を紹介致しましたが、如何だったでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

先日の時計紹介で、もう1本紹介しなければいけない腕時計が有ると書きましたが、今日はその腕時計を紹介したいと思います。

その時計はCITIZEN ダイバーズ 自動巻です。

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これがオジサン所有のCITIZEN ダイバーズです。入手してから既に40年経っていますので、傷も多いしベルトもオリジナルの金属ベルトは無くなってしまい、今は紺の革ベルトを着けています。

初任給で買った時計

この時計はオジサンの初任給で買った時計です。それまでは親父が買ってくれた時計をしていましたが、かなりくたびれていたし、時間も余り正確では有りませんでしたので、「初任給を貰ったら新しい時計を買おう」「もう、社会人なんだから」と思って買ったモノです。

オジサンの初任給は手取りで7万円強でしたが、この時計は4万円以上したと思います。正確な金額は覚えていませんが、この時計を買うと財布の中がかなり軽くなりました。

 

当時最先端?

当時はまだクオーツ時計は一般的でなかったと思います。クオーツ時計が一般に普及したのが何時の頃か、オジサンは知りませんが、まだこの頃は自動巻が主流でした。

そして今では一般的になった「ダイバーズウォッチ」もそれほど無く、国産ではSEIKOのモノが有名でした。

だいたいダイビングをやる様な人がどれほど居たでしょう?なのに150m防水の腕時計を作ってしまったのですから・・・最先端と言えたかも知れません。

 

今でも元気

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この時計、今でもとても元気に動いています。自動巻ですから外せば2日位で止まってしまいますが、腕に着ければすぐに動き出し、時間は非常に正確です。

40年間で2回位分解掃除に出しましたが、内部は非常に綺麗だった様です。経年劣化で防水機能は既にあてにならない様で、2回目に分解掃除に出した時(10年位前)、時計屋さんから「水には気を付けて下さい」と言われてしまいました。

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海に山に

この時計はホント、色々な所に一緒に行きました。海や山、街等々です。初めてニューヨークに行った時も確かこの時計でしたし、ドイツに行った時もこの時計でした。

オジサンがなぜ海外にこの時計を連れて行ったか・・・それは自動巻ですから余程の故障が無い限り動いていてくれます。クオーツは電池残量が分からないので、止まった時に困ってしまいます。その点自動巻とソーラーは安心です(当時はソーラーは無かった)。

さてオジサンが初任給で買った思い出の時計、如何だったでしょうか?

この前も書きましたが、今は腕時計をしている若者を余り見掛けなくなりましたが、オジサンはまだまだ腕時計派です。

 

今日、東海~関東地方が梅雨入りしたとの情報が有りました。オジサンの住む地方は平年に比べ2日早いそうです。なんとなく、すご~く早い様な気がしていましたが、実際はそうでもなっかたんですねぇ。

梅雨入りすると車は汚れるしテニスができない日が多くなるし・・・余り良い事は無い様な気がしますが、やはりこの時期雨が降らないと困る人も沢山居るんだと思います。

梅雨に向かって紫陽花の花が奇麗になって来ました。雨の日の写真撮影は大変ですが、雨の休日、紫陽花の花を撮りに行ってこようと思います。

鎌倉辺りが良いと思いますが、鎌倉は混むからなぁ。

 

 

 

腕時計の話し

今日は天気が良く、日差しの下では非常に暑さを感じましたが、一歩日陰に入れば爽やかな風が心地良い一日でした。

こんばんは、オジサンです。

もう6月ですね。今月が終われば今年も残り半年、ついこの間「新春の光」なんて事を書いたばかりなのに・・・。月日の流れは速いものです・・。

そう言えば、今朝は朝顔が咲いているのを見ました。まだ6月になったばかりだと言うのに、気の早い朝顔ですねぇ。

 

さて、皆さんは腕時計をしますか、しませんか?最近はスマホで時間を確認するのが一般的なようで、特に若い人は腕時計をしていない人が増えました。確かに慣れないと腕も重いし、長袖の季節は袖をまくって時間を確認しなければなりませんので、面倒と言えば面倒です。しかし、カバンやポケットからスマホや携帯電話を取り出すのとどちらが面倒でしょう・・・?

まぁ感覚の問題ですし、慣れの問題でしょうからどちらでも良いとは思いますが、オジサン的には腕時計の方が好きです(オジサンはスマホを持っていない・・・時代遅れなオジサン)。

腕時計はステータスだった?

オジサンが若い頃、腕時計や自動車は一種のステータスで、「いつかはクラウン」なんてコマーシャルも有りました。腕時計も同じようなもので、「いつかはロレックス」なんて思っていたのも確かです。

今ではロレックスも一般的になった感もありますが、オジサンが若い頃はやっぱりロレックス辺りが「成功の証」みたいに思われていました。

「高級な車に乗って、ロレックスをして銀座で飯を食べる」なんて、今の若い人から見れば「何を馬鹿な事を」と思われるでしょうが、オジサンが若い頃は真剣にこんな事を考えていたんです。まだまだBMWやベンツが珍しかった時代の話しですから・・・。

そう言えば、最近やたらBMWやベンツを見るようになりましたねぇ。それも若い女性の方(ヤングミセス・・古!)が多い様に感じます。助手席に小さな子供を乗せたベンツも時々見ます。日本もそれだけ豊かになったと言う事でしょうか?それともBMWやベンツが入手しやすくなったんでしょうか?オジサンの所へは回って来ませんが・・。

オジサン愛用の腕時計・・・4本

今日はオジサンの愛用している時計の中から、4台を紹介します。取り立てて高いとか、希少価値が有る時計では有りません。実に実用的で時計の基本性能である「正確な時間を知る」には十分な機能を有した時計です。

時計は正確な時間さえ知る事が出来れば、とりあえず機能としては満足できる訳ですから、100円ショップで売られている時計でも十分と言えます。しかしそこに「ファッション性」とか「GPS機能」とか他の機能を付加させると100円では買えなくなってしまいます。それらは個人の価値観ですから、ファッション性を持たせるのか登山等に使える機能を付加させるか、個人の自由なのです。

ZEPPELIN 創立100周年記念モデル

最初は独のZEPPELIN100周年記念モデルです。残念ながら自動巻モデルでは無くクオーツのモデルですが、オジサン的には非常に気に入っています。

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非常にクラシカルなデザインです。オリジナルは革バンドでしたが、オジサンはメッシュに替えてみました。

この時計はオジサンが定年退職した時、「還暦祝い」に奥さんがヘソクリで買ってくれたモノです。(オジサンの安月給でヘソクリが出来た事の方が驚き!)

こんなデザインですが、意外にGパン、Tシャツに似合うとオジサンは思っています。勿論ネクタイを締めるような時でも活躍しますが、今はもうネクタイからは解放されていますので・・・。

SEIKO クロノグラフ ソーラー

この時計はつい2~3年前に買ったばかりです。ソーラーモデルが欲しかったので買った1本です。この上のモデルも良かったのですが、オジサンの腕には大き過ぎて似合わない(買えなかった負け惜しみ)感じが有ったのでフェイスの小さい方を選びました。

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ソーラーは便利ですよ。何と言っても電池交換がいらない・・・自動巻や手巻きも一緒ですが、「使おうと思ったら止まっていた」なんて事が無いですから。ただし、時々日光浴をさせてあげないとふてくされて止まってしまいますが・・・。

この時計を買った時、店員さんに「机の中にしまいっぱなしにしないで、使って上げて下さい」と言われました。今のところ一度も止まることなく、非常に正確な時間を刻んでいます。

SEALANE 自動巻

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この時計、12時の位置が変わっているでしょう。ライダーズモデルと言うそうで、バイク乗りがハンドル持ったまま時間が確認できるというものです。慣れないと一時間先の時間を読んでしまい、慌てる事になりますので、注意が必要です。

この時計は金属ベルトがオリジナルで付いていましたが、何と言っても重い・・・先のSEIKOほどではないにしろ腕にずっしりと重さが伝わって来ます。ので、革ベルトに交換しています。一日着けていると2日位は動いています。

CASIO G-SHOCK

この時計は方位が分かる機能が付いています。オジサンにこの機能が必要か?どうか分かりませんが、以前広島に出張した時、役に立った記憶が有ります。

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上手く立たなかったので、ギターのカポで押さえて写真を撮りました。この時計はまったくの衝動買いで、中古品です。オジサンは古着が好き(安いから)で、古着を扱うお店に時々行きますが、その古着屋さんで見付けた1本です。

フェイスがでかくて、オジサンの腕では持て余し気味なのですが、夏には欠かせない1本です。

さてオジサン愛用の時計4選はいかがだったでしょうか?どれも高級品では有りませんが、オジサンはこれらの時計が非常に気に入っています。

どの時計にも何らかの思い出が有り、愛着が有ります。時にはブラシで、時には柔らかい布で汚れを落とし、大事に使っています。時には何かにぶつけてしまうような事もありますが、そんな時は自分の身体をぶつけた時の様に気持ちが落ち込みます。幸いどれも致命傷になる様な傷は着いていませんので、これからも大切に使っていこうと思っています。

そう言えば、もう1本紹介しなければならない時計が有りました。

それは初任給で買ったCITIZENのダイバーズです。もう40年程前の話しになりますので、この話は次回書きます。(次回までに記憶を呼び戻しておきます)

では・・・また次回。

来週は関東地方辺りまで梅雨入りしそうな感じです。身体にカビを生やさないよう、梅雨時とはいえ身体を動かしましょう。

 

オーディオの話し・・・ケーブル編

今日はオーディオ、その中でケーブルの話を少しだけ・・・。

こんにちは、オジサンです。

オーディオは部品単体では音が出ない事は以前書きました。カートリッジも、アンプも、スピーカーも、それだけでは音が出ない事は皆さん既にご承知の通りです。

それぞれの部品をケーブルで繋ぎ、信号の受け渡しをして初めてスピーカーなりヘッドホンなりから音が出てきますが、その各部品を繋ぐのがオーディオケーブルです。

江川三郎氏の功罪

「功罪」と書くと江川氏に罪が有るような書き方になってしまいますが、決してそのような事では有りませんので誤解なきようお願い致します。

江川氏が「接続ケーブルで音が変わる」と提唱したのが1975年の頃だった様ですが、オジサンはこの時まだテクニクスのシスコンを使っていたので江川氏がこの提唱をしたのをリアルタイムでは知りません。

しかしオジサンがオーディオをいじり始めた1980年頃は、既に「定説」化していて、オーディオファイルの間では「常識」の様に扱われていました。

その後現在まで、科学的に実証しようとする試みや、感覚的に変化を体感した報告などが相次ぎ、いまだに「結論」は出ていないとオジサンは考えています。

江川氏の「功」は、オーディオ界の活性化に貢献した事だと思います。結果の良否に関わらず、多くのオーディオファイルはケーブルの交換をした事が有ると思います。その売り上げがいかほどになるかオジサンには皆目見当が付きませんが、全体としては相当な額に上ると思います。また、それほどオーディオに興味がそれほど無かった方も、「ケーブル交換程度(金額的に)で音質が向上するならやってみよう」と、オーディオの音質改善に興味を持つ切っ掛けを作った事も功にあたると思います。

「罪」の方は?と問われると答えに窮しますが、オーディオファイルが右往左往する原因を造り「ケーブル沼」なる現象まで引き起こした事だと思います。「功」の部分と背中合わせの様な現象ですが、ケーブルで頭を悩ませ、多額の投資をし、部屋の片隅にケーブルの森を作ったのはオジサンだけではないと思います。

ケーブルで本当に音が変わるの?

いまだ答えが出ていない感のある問題ですが、オジサン的には「???」の部分が多い様な気がします。確かに100円程度で売られているRCAプラグ付のモノに比べれば、多少太いモノの方が安心感が有り、見栄えも良くなりますが、実際「ブラインドテストをやってその音質の違いが分かるか?」と問われれば、オジサンには分からないと思います。余程品質の悪い、ケーブル鳴きが有るようなモノなら別ですが・・・。

オジサンが初めて買ったケーブル・・・Belden8422

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これがオジサンが初めて買ったケーブルで、Belden8422です。ごく普通の2芯ケーブルで、オジサンはこのケーブルをプリアンプとパワーアンプ間に使いました。

このケーブルを買った切っ掛けは、セパレートアンプにしたため、プリーパワー間のケーブルが必要になったためで、ケーブルを替えて音質向上を図るためでは有りません。従って、オジサンにとってこの8422が基準のケーブルになった訳です。

その後色々なケーブルを試して来ましたが、30年以上経った今でもこのケーブルはオジサンの手元に有り、時々繋ぎ替えています。

色々試しましたねぇ

8422以降、プリーパワー間は勿論、フォノ出力ケーブル、フォノイコープリ間、スピーカーケーブル等、色々なケーブルを試しました。とは言ってもオジサンは基本貧乏人ですから、1mあたり数千円、数万円もするような高額ケーブルに手は出せませんので、Belden、ウエスタン、カナレ、モガミ等が中心でした。

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オヤイデさんのHPより拝借しました。

これまででオジサンが一番印象に残った(結果が良かったのとは違う)ケーブルは、47研究所と言うところから出ていた0.4mm単線、ノンシールドのケーブルです。

ノンシールドという事で使える場所はかなり限定(ノイズを拾いやすい)されますが、幸いオジサンの所ではフォノイコープリ間にこのケーブルが使えました。非常にクリアと言うか、色付けが無い印象のケーブルでした。単線で被膜が固いので使い難い印象は有りますが、短距離の接続なら問題ありませんでした。

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サウンドハウスさんのHPから拝借しました。

もう一つは、JEORGE L’sと言うメーカーのエレキギター用のケーブルです。このケーブルは色によって音質が異なるとの事ですが、オジサンにはその理屈も、音の違いも分かりませんでした。

このケーブルは非常に細く、しなやかで取り扱いが楽です。音質的には多少低域よりの感は有りますが、バランスが悪くなる程では有りません。特に特徴のあるケーブルではありませんが、使いやすいケーブルでした。

最終的に・・・?

散々色々試したケーブルですが、今現在オジサンの所では以下の様な構成で音を出しています。

アーム~昇圧トランス・・・モガミ

昇圧トランス~フォノイコ・・・Belden

フォノイコ~プリ・・・47研究所

プリ~パワーアンプ・・・モガミ

パワーアンプ~SP・・・ウエスタン

ここ何年かはこのラインナップですが、この後もこのまま続くかどうかは分かりません。(オジサンは気まぐれですから・・)

ケーブルに思う事

「ケーブルを替えると音(質)が変わる」と提唱した江川氏の理論を裏付ける事はオジサンにはできませんが、ケーブルを替えると何となく音質も変わるような気はします。それが精神的な効果なのか、本当に音が変わっているのかの検証は残念ながらオジサンの知識では何とも言えません。

今、ケーブルの交換は目に見えている所が殆どで、部品の内部配線にまで言及している人は残念ながらほとんどいません。(中にはその辺りに注目している人も居ますが)

ケーブル交換は「太く」「伝導率の高い素材」が主流で、特に太さに関しては留まるところを知らず、いつの間にかホースの様な太いモノまで出て来ました。しかし、パワーアンプ~SP間にどれ程太い、高伝導率のケーブルを使用して、果たしてSPのコイルに使用されているケーブルはどれ程のモノなのでしょう?果たして、アンプの内部配線はいかほどのモノが使用されているのでしょう?

一時流行ったLCOFC(古い?)など、高純度銅線を内部配線に使用したアンプが世の中にどれ程有るでしょう?ホースの様なブットい内部配線を使用したアンプがどれ程有るでしょう?

そう考えると自然と接続ケーブルにも答えが出て来るような気がします。オジサンの勝手な解釈かも知れませんが、部品の内部配線まで変えなければ何の意味も無い様な気がします・・・。

勿論、アンプ、スピーカー等の内部配線にまで拘り、全て銀線(銀線が良いか否かは別の話し)で統一する様な改造をすれば話は別ですが、そこまでやっている方をオジサンは余り知りません。(一人だけ知っていますが・・・)

「オーディオの音質は最も劣る部品で決まる」のはオーディオをいじった経験の有る方ならご存知の事だと思います。オジサンも一時期内部配線を全て変えたい衝動に駆られた事が有りましたが、師匠の「オリジナルに勝る改造なし」との言葉で踏み止まった経験が有ります。オーディオは多くの部品の集合体ですから、例えコンデンサー一つでも品質(音質)の劣るモノが入っていれば、出て来る音はその音に引っ張られてしまいます。どれ程高品質で太い接続ケーブルを使ったとしても、どこかに品質の劣る内部配線ケーブルが使われていれば、その装置から出て来る音は高品質ケーブルの音では無く、品質の劣るケーブルの音になってしまいます。

勿論アンプやSPの内部配線はメーカーの設計者の方が音質を含めて設計しています。しかしメーカーには「コスト」と言う避けては通れない枷が有りますので、オーバースペックになる様な配線をするとは思えません。それでも、必要な部品は投入しているはずです(余程粗悪なメーカーでない限り)。

では接続ケーブルの交換は不要か?

       ・・・・オジサン的結論

アンプやSPの内部配線がごく普通の銅線で、特に太いモノを使用していないとしたら、接続ケーブルを高純度、高伝導率の太いモノに替える意味は無いか?と問われれば、オジサン的には「ある程度の品質を保っているモノなら交換不要」と考えています。

では、「ある程度の品質」とは何か?と言う問題に付き当たりますが、これは非常に難しく、素人のオジサンには何とも答えられません。ここまで言っておいて答えを保留する様で申し訳ないのですが、非常に難しい事です。

オジサン的には有る程度名の知れたメーカーのモノなら、あながちおかしなモノは無いと考えていますが、では太さは?単線?撚り線?と言う話になると非常に回答が困難になってしまいます。それは使っている部品が千差万別で、どういう部品を組み合わせるかによって答えが変わるからです。無責任な言い方で申し訳ないのですが、やはりオーディオはカット&トライですから、試してみなければ結果は分からないのです。(それじゃぁ結局買ってみなければ分からないじゃん)

オジサンは、オジサンちの装置に直径6mm以上のケーブルは不要と判断しています。10mm位のモノまで使った事が有りますが、結局引き回しがし難かったり、音質的に差が無いと判断した結果です。

なんだか尻切れトンボの様な結論で申し訳ありませんが、これがオジサンが持っている接続ケーブルの対する考え方です。結局自分で判断するしかないってことですね・・・。(卑怯者!)

RCAプラグ

オジサンは接続ケーブルはほぼ100%自作です。1本だけキンバーの出来合いのモノを買いましたが・・・。

接続方法に付いても、バランスかアンバランスかと言う論議が有りますが、オジサンは使いやすいアンバランス(RCA接続)だけでやって来ました。これもどちらが良いと言う結論は出ていないと思いますが、一般家庭で使う装置ならRCAで十分だと思います。

しかし、RCAプラグも部品の一つですから、余り品質の劣るモノは使いたくないと言うのが本音で、オジサンはスイッチクラフトのモノしか使った事が有りません。もっと高い(高額)モノも有りますし、もっと安価なモノも有りますが、オジサンがRCAプラグに求める最大の品質は「確実な接続」です。

その点スイッチクラフトのモノは安心して使えます。

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この写真がスイッチクラフトのモノか否か判別が付きませんが、オジサンはこのタイプのRCAプラグで通して来ました。

今では無半田のモノも多く出てきていますが、確実な接続と言う意味では半田を使用したモノの方がオジサン的には好きです。(半田はKESTER44)

さて長々とオーディオ接続ケーブルの事を書いて来ましたが、重箱の隅をつつく様な話で、興味の無い方は「あ~ぁ」とあくびをしている事と思います。カメラでもオーディオでも車でも、好きな人(オジサンはマニアでは無い)の話はどうしても重箱の隅をつつく様な話になってしまいますがご容赦ください。

 

さてさて、梅雨前線が九州、四国辺りまで北上し、オジサンの住む地方にも接近して来ました。皆さんは梅雨時に一番気になる事は何ですか?(今朝のTVでやっていた)オジサンはなんと言っても「雨で車が汚れる」のが一番の悩みの種です。「天気と時間は天皇陛下も平民も平等」とはうちのオヤジの言葉ですが、何とか雨の降る日を減らして欲しい・・・。お百姓さんは困るでしょうが・・・。

鬱陶しい季節がすぐそこまで来ていますが、皆さん体調には十分気を付けてお元気にお過ごしください。

 

 

ニューヨークの話を少しだけ

皆さんは海外旅行は好きですか?オジサンは大好きです。今日はオジサンが大好きなニューヨークの話を少しだけ書きます。

こんにちは、オジサンです。

オジサンは1980年代、何回かニューヨークの街を訪れた事があります。最初に行ったのが何時の事だったか記憶が定かでは有りませんが、1980年代の初め頃だったと思います。その時は仕事で行ったのですが、ニューヨークとサンフランシスコへ2週間行っていました。

初めてのニューヨーク

初めてニューヨークへ訪れた時の印象は「すげぇ!」の一言でした。JFK空港からクイーンズ・ミッドタウン・トンネルを経てマンハッタンへ入ったのですが、入ったのが夕方だったので、トンネルを抜けた時、正面から当たる西日に照らされたマンハッタンのビル群が綺麗でした。

トンネルを抜けてすぐ、右側に見えたのはパンナムビルでした。

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ウィキペディアより拝借しました。

当時既にメットライフビルに名称が変更されていたかどうか記憶が定かでは有りませんが、このビルを見た時は全身に鳥肌が立ちました。

オジサンが子供の頃は、アメリカへの憧れが強い時代で、「いつかはアメリカ人の様な生活がしたい」と日本中の人が思っていたと思います。その時代、アメリカの象徴と言えば「パンナム航空」であり「パンナムビル」でした。このビルの映像は子供時代にTV(白黒)でも見ていたと思いますが、記憶が定かでは有りません。

「ルーシーおばさん」「馬がしゃべる」等、アメリカ製のTV番組が放送され、文字通りTVに噛り付いてみていた子供時代に憧れたビルを目の前にして、本当に感激してしまいました。(実はこの時オジサンは泣いていた・・)

マンハッタンの印象

マンハッタンの最初の印象と言えば・・・空気が汚い、暑いでした。最初にニューヨークを訪れた時に宿泊したのがブロードウエイに有った「ノボテルホテル」で、ホテルの前までバスで送って頂き、初めてマンハッタンの地を踏んだ時の印象です。

ホテル到着後少し休んでから自由時間となりましたので、ホテルの近くをウロウロした事を良く覚えています。その時最も印象に残ったのが「ラジオシティ・ミュージックホール」の建物でした。

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これもウィキペディアから拝借しました。

6番街50丁目の角に立つラジオシティまで、徒歩で15分位だったと思いますが、外は既に薄暗く、身体の大きな人達が行き交う街は「恐ろしさ」まで感じたものでした。

街にはイエローキャブが大量に走り、いつもどこかでサイレンが鳴り響いていた印象が有ります。

暴走イエローキャブ

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これは最近の写真ですから、イエローキャブも綺麗な状態ですが、当時は結構潰れた様なイエローキャブも多く見掛けました。

何度目に行った時か忘れてしまいましたが、ヴィレッジ辺りからその時泊まっていたホテル(ミッドタウン)までタクシーに乗った時、それはそれは怖い思いをしました。運転手は歳の頃なら30代後半位でしょうか(外人さんの年齢は分かり難いですが)、乗車したとたんに急発進し、運転席側の窓を全開にして左手を突出し、しかも左手の中指を立てる例の仕草でマンハッタンを疾走し始めました。時速は100Km以上出ていたと思います。左手は窓の外に有るにも関わらず、クラクションは鳴らしっぱなし、外に向かって怒鳴り散らしっぱなしでした。

ご存知の方も多いと思いますが、マンハッタンの道路は意外に波打っています。ビレッジからミッドタウン方面へは上り坂になっており、車体は結構揺れます。オジサンは舌を咬まないよう口を結んでただひたすら事故の無いように祈っていました。

FIGARO CAFE

当時オジサンは、ニューヨークへ行くとヴィレッジ辺りで時間を過ごす事が多く、その時一番お気に入りだったのが「FIGARO CAFE」でした。今は閉店してしまった様ですが、Bleeker stとMacdougal stの角に有ったお店です。

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ストリートビューで確認するとビルもお店も新しくなった様で、当時の面影は残っていません。

オジサンはこのFIGARO CAFEの「CAFE FIGARO」と言う飲み物が大好きでした。珈琲にチョコレートを混ぜたモノだったと思いますが、非常に甘くて美味いと感じました。今では日本でもこの様な飲み物は沢山ありますが、当時の日本にはこの様な飲み物は少なかったと思います(スターバックも無い時代の話です)。

或る時の夕方、このFIGARO CAFEの外席でCAFE FIGAROを飲んでいると、ホームレスのオジサンが近付いて来て、「タバコを貰えないか」とオジサンに声を掛けました。当時はまだ喫煙に対しておおらかでした(それでも日本よりは肩身が狭かった)ので、CAFEでタバコが吸える所も結構ありました。

オジサンは持っていたタバコ(10本位入っていた)とマッチをホームレスのオジサンに渡しました。特にホームレスのオジサンが怖かったとか、可哀そうに思ったという事ではなく、何となくそうしただけです。

するとオジサンはポケットをまさぐり、「これはラッキーコインだ」と言いつつ、オジサンの手にコインを握らせてくれました。そのコインはサンフランシスコのケーブルカーのおつりとしてもらえる1ドル硬貨だったのです。

オジサンがそれに気づいた時、既にホームレスのオジサンは立ち去った後でしたが、今でもオジサンはこのコインを「ラッキーコイン」と信じて財布の中に入れています。

John's Pizzeria

FIGARO CAFEの話しをしたら、「John's Pizzeria」の話もしておかないと片手落ちの様な気がします。

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FIGARO CAFEと同じBleeker stに有った(今も有ると思う)ピザのお店です。オジサンが2回目にニューヨークに行った時、このお店でピザを食べました。ピザは本当に一般的な食べ物ですので、ニューヨークのいたるところでピザを食べる事が出来ます。

オジサンが初めて店の中で食べたのがこのJohn'sのピザでした。

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メニューを見てもどんなモノが出て来るか分かりませんので、適当に頼んでみたら、こんなのが出てきてしまいました。オジサンは一人旅ですから、これほど大量のピザを食べ尽くすのは不可能・・・と思いきや、すっかり完食してしまいました。

写真のピザはオジサンがやっつけたモノでは有りません。オジサンがやっつけたのはもっと生地が薄いモノでした。しかし、しっかり2枚出て来たのです。

店の人も「食えねぇんじゃないの?」と一言言ってくれれば良かったのに・・・この後1ヶ月はピザの顔も見たくなくなったのは当然の話です。

今日はこの辺りでおしまいにしておきますが、ニューヨーク話はまだまだ結構あります。見ず知らずの黒人さんの家に遊びに行った話し、42丁目で薬の売人に声を掛けられた話し、深夜3時に黒人3人組に囲まれた話し、ヴィレッジのティンバーランドショップで日本語教室をやった話し等々、思い出すままに綴ってみたいと思います。

ニューヨークは面白い!

閑話休題-Ⅲ

今週は日大のアメフト部の話題で巷はいっぱいでした。オジサンもニュースやネットで記事を読みましたが、オジサンはコメントする立場にありません。しかし、宮川選手は良く多数の報道陣の前に出てきて、よく話をしてくれたと思います。勇気ある行動でした・・・。

こんばんは、オジサンです。

今週は火曜日に東京、昨日金曜日はオジサンが住む県の県庁所在地に行って来ました。週に二回電車に乗ると、なんだか腹の中を掻き回されているようで、腹が減っているのかいないのか、分からなくなります。

先日も書いた通り、東京の変化の速さと地方都市の十年一日の如き変化の無さは痛切に感じていますが、地方が取り残されている事を感じているのはオジサンだけでは無いと思います。

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テッセン(クレマチス)の写真をもう少しアップします。夏本番を控えてテッセンの花も盛りを迎えているようですが、テッセンは四季を通じて花を咲かせる様ですねぇ。さすがに冬の花は少ない様ですが、春~秋まで色々な花が目を楽しませてくれるようです。

今日もいつも行く公園手前でテッセンの花を撮って来ました。今日のレンズはPENTAX 28㎜/f3.5です。オジサンお気に入りのレンズの一つですが、いまいち寄れないところが少し不満です。

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今日はテッセンの蔓に触ってみました。確かにその名の由来となった通り、固く鉄色をしていました。オジサン的には紫色のテッセンがお気に入りです。

昨年、流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれました。スマホの普及によって誰でも手軽に日常を撮る事が出来るようになり、SNSも一般的になり、誰でも自分が撮った写真を多くの人と共有できるようになっています。

「カメラ女子」なんて言葉流行ったのは何時頃からだったでしょう?オジサンが若い頃は「カメラ小僧」と言う言葉が有りました。小型軽量のカメラ(と言ってもフイルム)が普及し、小僧でも使えるカメラが増えた事が理由だと思います。

確かに、今どきどこかへ食事に行っても、喫茶店に入っても、観光地に行っても、首からカメラを提げたり、片手にスマホを持って写真を撮っている女性を多く見るようになりました。中には本格的な一眼レフを持っている女性も見掛けるようになりましたねぇ。

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写真は昔、「オヤジの世界」でした。確かにさっき書いた様に「カメラ小僧」もいましたが、大概は親父がカメラを趣味にしているご子息で、「小僧」なんて言ってはいけない様な子供が多かったと思います。

カメラがオヤジの趣味だった理由は、「金が掛かる」事が大きな理由の一つだったのではないでしょうか?カメラ本体、レンズ、フイルム・現像代等々、フイルム時代のカメラ趣味は何かと金が掛かり、オジサンが一時期遠ざかっていたのもその辺りが理由でした。

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その点デジタルは良いですねぇ。出始めた頃は粒子が荒く、引き伸ばすと見られたものではない程でしたが、今時のカメラは性能も上がり、よほどまずい機種でない限り引き伸ばしにも耐えられるようになりました。

オジサンがブログに載せている写真は、Jpeg撮って出しばかりですが、編集ソフトを使えばもう少し見られるようになるかもしれません。しかしオジサンのセンスで撮った写真を編集しても、元が元ですから・・・。

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さて、テッセンの写真、いかがだったでしょうか?

まぁオジサンが撮る写真ですから、大したモノは有りませんが、少しはテッセンの美しさが伝わればありがたいです。

 

先日の中期予報では、今年の梅雨入りは例年より早く、夏は猛暑になるとのことでした。今年は桜も、藤も早く、梅雨入りも早いとは・・・。

何となく、ここ数年感じる事なのですが、季節が前倒しになっているような気がします。オジサンが子供の頃、最も寒かったのは1~2月中旬でしたが、今は12月中旬~1月末頃が一番寒い様な気がしますが、皆さんいかがお感じでしょうか?

オジサン・・・東京に現る

今日は5月らしい、爽やかな暑さでした。

こんばんは、オジサンです。

今日は東京へ行って来ました。東京は爽やかな5月らしい天気で、快晴の青空が気持ち良かったです。

オジサンは以前、仕事で東京に勤めていたことが有りました。もう、20年以上前の事ですから、記憶もだんだん薄れて来ていますが、その後も東京へは月に数回出張で行く事があり、変わりゆく東京の街の一部を眺めて来ました。

東京駅前(丸の内)

東京駅丸の内側の象徴と言えば、「丸ビル」がオジサンの頭の中には初めに浮かびます。それと東京中央郵便局の丸く、ちょっと変わった(モダンな)感じのビルも好きでした。

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今は新しいビルが立ち並び、昔の丸の内の雰囲気は随分変わってしまいました。昔はブランドショップなんて考えられなかったのですが、今はブランドショップがテナントとして入り、オフィスビルと言うより商業ビルの様な雰囲気さえ漂っているように感じるのはオジサンだけでしょうか?

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旧東京中央郵便局は「KITTE」と言う名前の商業ビルに姿を変えてしまいました。それでも、旧東京中央郵便局時代の建物をそのまま生かすデザインにしたのは良かったと思います。中は非常に近代的な造りになっていて、オジサンが好きなショップも幾つか入っていますので、東京に行くと「KITTE」で時間を過ごします。

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バスの中から撮ったので、角がケラレていますがご容赦ください。

東京フォーラームの交差点、東京フォーラムと反対側の風景です。近代的なビルの前に古式ゆかしい雰囲気のビルが建っていますが、この景色も東京(都会)ならではの様な気がします。

 

銀座(数寄屋橋

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銀座に出現した新しい顔「TOKYU PLAZA」です。建設中からこの場所は通った事が有りますので、今更驚きはしませんが、随分威圧的な物を建てたものだと思います。

銀座も回転寿司が出来たり、確か100円ショップも出来ていたと思います。これも時代の流れですから致し方なしと思いますが、どうも銀座と言うブランドが薄れていくようで寂しいですねぇ。「いつか金が出来たら、銀座で飯を食いてぇ」と思っていた頃の銀座は雲の上の存在でした。(今でもほとんど変わりませんが・・・)

東京はそれぞれの街がそれぞれの顔を持っているとオジサンは思っていました。渋谷には渋谷の、新宿には新宿の、池袋には池袋の、そして銀座には銀座の匂いと言うか、そこに有ってはならないモノがあり、それはソコにはなかった様な気がします。

オジサンの単純な勘違いかも知れませんが、新宿でしか手に入らないモノ、池袋でしか手に入らないモノ、銀座でしか手に入らないモノが有った様な気がします。

まぁ街も発展し、若返るわけですから、いつまでも変わらないなんて事はあり得ない事だと思いますが、あまりに早い変化にオジサンはついて行けましぇん・・・・。

変わらないモノ

大きく変化を遂げる街の中にも、長い時間変わらないモノもありますね。

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これは今日の写真では有りませんが、浅草の「大黒屋」さんです。オジサンはココの真っ黒な天丼が好きで、東京へ行った時、時間と方角が合えば「大黒屋」さんで天丼を食べます。今日は残念ながら方角違いで行けませんでした。

浅草、上野方面にはまだまだ変わらないモノが沢山残っていると思います。勿論変わってしまったモノは変わらないモノより多いと思いますが、それでも銀座や新宿、渋谷程変化はしていないと思います。こう言うと「そんなこたぁねぇ。上野だって変化してんだ!」とアメ横商店街の威勢のいいオジサンに江戸弁で叱られそうですが・・・。

変わるのが良いのか、変わらないのが良いのか、オジサンには判断できませんが、街には街の匂いと言うか、雰囲気が有った方が良いと思います。

もう10年以上前の事ですが、仕事で原宿へ行き、帰りに原宿から渋谷まで歩いた事が有ります。原宿駅前から明治神宮横を通ってNHK放送センター横から東急ハンズに寄って渋谷駅の方へ歩きましたが、渋谷駅が近付くにつれ、「こりゃいかん、ついて行けん」と感じました。若者の中に居るオジサン自身に違和感を感じてしまったのです。

オジサンが今住んでいる町の様に、十年一日のごとく変化しないのも「なんだかなぁ」と思ってしまいますが、オジサンの居場所がなくなるのも困りものです・・・。

さて次はいつ「大黒屋」の天丼が食べらるか・・・「井泉」のトンカツも捨てがたい、「今半」のすき焼きも「染太郎」のお好み焼きも食た~い!!!

食いしん坊のオジサンでした。