オジサン・・・奈良へ行く 番外編

早いもので、もう奈良から帰って2週間が経とうとしています。

こんばんは、オジサンです。

皆さんGWの予定はもう決まりましたか?天気予報では前半はGood、後半は余り天気が良くないとの事の様です。オジサンは5月2日~3日、信州に行って来ることにしました。信州とは言っても山には入りませんので、松本市内とせいぜい穂高町(現安曇野市)辺りまでしか足を延ばせないと思いますが・・・頑張って行って来ます。

松本には結構美味い店も多く、オジサンは「みよ田」の蕎麦と、「マサムラ」のシュークリームが大好物です。蕎麦はすきずきがあり、人それぞれ行きつけの蕎麦屋を持っていますが、オジサンは比較的黒い蕎麦が好きです。

オジサンが勝手に思っている事ですが、信州の蕎麦は北に行くに従って白くなる様な気がします。勿論木曽にも白い蕎麦を食わせる店もあるでしょうし、戸隠にも黒い蕎麦を食べさせる店は有ると思いますが、総じて木曽の蕎麦は黒く蕎麦くさいし、戸隠の蕎麦は総じて白くあっさりした印象です。

松本は丁度中間的な感じで、白くもなく、黒くもない、一般的な蕎麦が出てくると思います。黒が良いとか、白が良いとか、中間はダメだとか言う話ではありませんので誤解しないで欲しいのですが、それぞれに良さが有りオジサンはどこの蕎麦も美味いと思います(優等生的、八方美人なオジサン)。

奈良行・・・番外編

番外編と言っても別に面白い話が出て来る訳では有りませんので、期待しないでサラっと読んで下さい。この前アップした写真以外にも、結構良い写真(オジサンが勝手に思っているだけ!)が有ったので、番外編を書く気になりました。

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これは初日の移動時に最初に休憩した第二東名の「浜松SA」で撮った一枚です。

丁度10時頃だったと思いますが、「おやつ」の時間だったので、浜松SAでは名物(?)のプレミアムメロンパンと、ミニストップのコーヒーを買いました。

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HighwayMagazine中日本版HPより拝借しました。

実は、オジサンも奥さんも写真も撮らずにムシャムシャ食べてしまいましたので、気が付いた時には二人の腹の中に納まってしまっていました(ごめんなさ~い)。ですから写真は他のHPから拝借しました。

このメロンパン、外はサクサク、中はクリームが入っていてしっとりとした食感で、誠に美味です。お値段は多少高めの300円ちょっとですが、食べる価値は有ると思います。

シカの微笑み

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これは初日に若草山の頂上で撮った写真ですが、このシカ微笑んでいるように見えませんか?何か良い事でもあったのでしょうか?口元に浮かんだ微笑は何か幸せそうです。さしずめシカ界のモナ・リザと言ったところでしょうか。

ママチャリ

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これは2日目のお昼に行った「平宗」の前ですが、ここが平宗かどうか、この写真だけでは判断できません。しかし、オジサンが借りたママチャリが少しだけ写っていたので本来没写真になるところを救ってみました。

法隆寺・・・回廊

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法隆寺回廊(で良い?)です。これは奥さんが撮った一枚ですが、この時法隆寺の関係者のオジサンから「ここから撮ると良いよ」と教わって撮った画です。回廊の長さが良く出ていると思います。奥さんは「プロみたい」と喜んでいましたが・・・オジサンに教わったんだろ!

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先日のブログでも同じような画をアップしましたが、こちらはタマネギが前景です。前回アップした写真も四重塔になってしまっていましたが、こちらも同じく四重塔でした。間違いなく法隆寺五重塔なんです~!

伊勢湾岸自動車道・・・なんちゃら橋

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帰りの車の中から撮った一枚です。オジサンは運転手ですから、これは奥さんが撮ったものですが、青空の感じが良く出ているでしょう。10枚くらい撮って見られるのはこれだけでしたが、結構面白いと思いませんか?

 

これで奈良話も雪駄の続報を残すのみとなりました。雪駄は順調にオジサンの足型に変形しつつあります。オジサンの足はちょっと人とは違っていて、幅狭、甲高ですので、日本人の足に合わせた靴はいまいちしっくりきません。なのでテニスシューズはアディダスウイルソンしか馴染まない感じです。ヨネックスにも何度か挑戦しましたが、挑戦する度に跳ね返されます。靴の中で足が踊ってしまうのです。

そんな変形足(偏平足ではない)のオジサンに履かれる雪駄はさぞかし苦労する事でしょう。

頑張れ・・・雪駄

 

オーディオの話し・・・アンプ編Ⅱ

昨日は途中で尻切れトンボの様になってしまいました。

こんにちは、オジサンです。

昨日はZAIKAアンプが登場するまでを簡単に書きましたが、オジサン的にはあれほどスンナリ行った訳では無く、紆余曲折を経た結果です。

オーディオでも何でもそうですが、趣味と言うのは嵌るととてつもなく金が掛ります。オジサンが今まで嵌った趣味は、オーディオ(レコードを含む)、カメラ(銀塩)、腕時計です。これらの趣味は金を掛けようと思えば底無しで金が掛ります。

「隣の芝生は青く見える」と言いますが、これらの趣味(道楽)はまさにこの言葉の通りで、Aを買えばBが、Bを買えばCが良く見えてしまいます。金は何とかやりくりして買う訳ですが、気が付けば前の装置のローンが残っている間に次のローンを組むと言う果てしないローン地獄にはまっています。オジサン達仲間内ではこの様な人を「ローンレンジャー」と呼んでいました。オジサンも一時期はローンレンジャーの一人として毎月せっせとローンを払い続けていました。

我家で最も長く使ったアンプ

我家で最も長く使ったアンプは、当時東京都港区浜松町にあったFigaro製のフォノイコアンプでした。Figaroは浜松町に移転する前は新宿辺りにお店があったと記憶していますが、新宿のお店には行った事がありませんでした。

Figaroを紹介してくれたのは、前にBach Vn協奏曲の所で出て来たF君です。F君は横浜のオーディオ店の後、このFigaroでアルバイトをして生計を立てていました。

FigaroはKさんと言う方が経営していて、英国製のオーディオやレコードを中心に取り扱っており、ドイツ製のシーメンススピーカーも確か置いてあったと思います。

オジサンが使っていたFigaroフォノイコアンプは、英国QUADーⅡのイコライザー部分を参考に作ったと聞いた事があります。確かに当時QUAD-Ⅱと22の組み合わせは真空管アンプマニア垂涎の一品でした。Marantz#7、Mcintosh C22、それにQUAD-Ⅱ辺りが頂点を極めたプリアンプと言われていました。(勿論他にも多々優れたアンプは有りましたが・・・)

Kさんは特に英国製オーディオに造詣が深く、後にFigaroでお世話頂いたVITAVOXのスピーカーは30年以上経った今でも我が家で元気に鳴っています。

さて話をFigaro フォノイコアンプに戻します。

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(出展:ハイファイ堂HPよりお借りしました)

これがFigaroフォノイコアンプの外観ですが、ユーザーの要望に沿う形で一台一台造っていましたので、このアンプには結構色々な顔が有ります。ここに掲載したものが我が家のものと一番似た顔をしています。(基本的に使っているケースは同じなので、大きさは変わりません)

Figaroフォノイコアンプは、電源部とコントロール部を分離し、電源によるノイズを回避していますので、フルボリュウムにしてもノイズは皆無でした。

バイオリンの素晴らしい音色

Figaroフォノイコアンプを導入したした頃の我家のラインナップは・・・

スピーカー : タンノイレクタンギュラ―ヨーク(モニターゴールド)

プレイヤー : ガラード 401(前期型)

アーム : オルトフォン RMG309

カートリッジ : SPU G-T

パワーアンプ : ZAIKA 2A3シングル

でした。

この構成で鳴らすバイオリンの音色がオジサン的には大変気に入っていて、この構成で聴いた時間が最も長かったと思います。オジサンの不注意でタンノイを潰してしまうまで、この構成が続きました。今でもこの頃の音(記憶の中で美化されていると思いますが)を思い出す事があります。

前にも書きましたが、オジサンは人声を聴くのが苦手でしたから、最初はバイオリン、チェロなどの弦楽器、しかも大編成も余り好みではありませんでした(我儘なオジサン)ので、弦楽四重奏バロック音楽等の室内楽的な曲を好んで聴いていました。

Figaroフォノイコアンプは10年以上の長きに渡って使ったと思います。2007年に今のアンプに代わるまでですから、やはり10年以上使っていたはずです。

最後は左側の音、続いて右側の音も出なくなり、テクニクスの経験からコンデンサー辺りが怪しいと考え、一時は修理して使っていましたが、やはり部品が変われば微妙な音の雰囲気が変わってしまいました。1年ほど掛けて、何種類かのコンデンサーを試してみましたが何れも元の音には戻らず、断念した次第です。

今もオジサンの部屋に飾られていますが、二度と音を出す事は無いと思います。いまもFigaroが有って、Kさんの手を借りられるなら今一度直して使ってみたいと思いますが、残念ながらFigaroは既に営業を辞めてしまった様です。

今使っているアンプ

今使っているアンプは、フォノイコ、ラインプリ、パワーアンプの3種類です。

フォノイコとラインアンプはオジサンの設計で、横浜の業者さんに造って頂きました。オジサンには造れるほどの技量は有りませんし、今住んでいる町ではコンデンサー一つ手に入れる事は難しいので、横浜の業者さんにお願いしました。

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これがフォノイコ・・・レコードの特性カーブを変え、信号を少し増幅する役割をします。今は12X7を4本使用していますが、真空管をU7等に替える事でゲイン(増幅率)を10段階程変える事が出来ます。(オジサンの自慢です!)

なぜ10段階ものゲインを必要とするか・・・それは組み合わせるその他のアンプ、カートリッジ、スピーカー等によってゲインが変わるためです。また、アンプは「最大出力に近いボリュウム位置で使うのが最も良い」とされるため、その他の部品の組み合わせの中で、最大ボリュウムを使えるように工夫しました。

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これがラインプリです。6SN7を使った、非常に簡単な造りのアンプです。持っていた東京光電のボリュウム(1970年代製?)を使って頂きました。フォノイコもラインプリもコンデンサーは主に1970年代以前のスプラグを中心に使っています。(写真の電解コンデンサーはJJですが・・)

オジサンは、「アンプは、何も足さない、何も引かない」物が理想だと思う様になりました。若い頃は「アンプで音が変わる」と思っていましたが、アンプで音作りをするのは間違っているのではないかと思う様になったのです。(オジサンが勝手にそう思っているだけですが・・)

ラインアンプは本当に必要か?・・・と思う方も多いと思います。ラインプリの役割は、ただただ信号の増幅をするだけで、オジサンの所のラインプリはセレクターとボリュウムしか着いていません。市販のプリアンプの様に音質をいじれる訳でもなく、左右の音量バランスを変えられる訳でもありません。

そこで、オジサンの所のパワーアンプにはボリュウムが着けて有りますので、フォノイコから出た出力をパワーアンプに直接放り込んだら回路が少なくなり、音質が向上すると考えるのは極普通の考えだと思います。

オジサンも実際そのような回路構成でしばらく聴いた事が有ります。確かに「音質」と言う意味では向上する気がしますが、「音楽」という点では「つまらなくなった」と言うのが率直な感想です。原因は分かりませんし、他の部品ならそんな事は起こらないのかも知れませんが、オジサンの所の装置ではそんな結果でした。ですから、オジサンはラインプリを使用しています。

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少し見難いですがパワーアンプです。これは真空管アンプの第一人者(とオジサンは思っている)だったIto先生が設計図を書いて下され、その図面を基に福島県喜多方市に住むマニアの方に造って頂いたものです。6V6シングルと言う珍しい(普通はプッシュ・・方チャンネル2本使用・・で使う)構成で、出力は小さいですが我が家のスピーカー(105W/W/m)を駆動するには十分です。消費電力は30Wと、夢の様に低いアンプです。

オジサンは3日以上休みが続くときはアンプ全てのスイッチを24時間入れたままにして、いつでも(時には夜中でも)聴けるようにしています。これも消費電力が少ないからできる事で、これが何100Wも食うような大飯食らいのアンプでこんなことをしたら奥さんに大目玉を食らいそうです。

余談ですが、パワーアンプ横で耳を澄ましているのは「パブロ」です。EMI(日本ではビクター犬)のニッパーですが、オジサンは「パブロ」と付けました。オジサンのブログのマスコットにもなっています。

今使っているアンプは、2007年にほぼ同時に全て入れ替えました。仲間内からは「ライン系を一気に変えるとは・・・アホかお前!」と罵声の嵐でした。(お~コワ!)

機械にほれ込むという事

今のアンプも10年を超えました。スピーカーは約30年、ターンテーブルもおよそ30年使っています。

オジサンがオーディオをいじり始めておよそ40年、それぞれの部品にほれ込んで使ってきた積りですが、愛情の注ぎ方が足りなく、早々我家から姿を消してしまった部品も多々あります。

やはり機械(部品)はほれ込んで使ってやるのが一番だとオジサンは思います。

「骨の髄までしゃぶりつくす」と言う言葉が有りますが、昨日書いた様に様々なカット&トライを繰り返して機械の実力を引き出してあげる事が機械に対する愛情だと思います。オーディオに限らず、車、カメラ等々、様々な道具、機械、部品にほれ込んで使い倒しましょう。

道具や部品はあなたが思っている以上の実力を持っていると思いますよ。

とは言っても新しいPCを買って、実力の10%も引き出せていないオジサンでした。

 

 

今日はオーディオの話し・・・アンプ編

たまにはオーディオの話を少ししようと思います。

こんにちは、オジサンです。

オジサンのアンプ遍歴

オジサンがオーディオの泥沼にはまった話は以前書きましたが、泥沼にはまる切っ掛けとなったのがアンプでした。高校入学祝いで両親に買ってもらったテクニクス(現パナソニック)のアンプが壊れ、SANSUI DU-607からオーディオの泥沼にはまっていきました。

SANSUIのアンプに不都合や不具合が有った訳ではないのですが、次に買ったのがMarantzのプリメインアンプでした。オジサンはこの頃、「機械を変えれば音が良くなる」と信じ切っていましたので、何の不都合もない、故障もしていないSANSUIを見限ってMarantzに乗り換えたオジサンです。

しかし、当然の事ながらアンプを変えても音は殆ど変りません。勿論多少の音質傾向は変わりますが、本質的な部分は何も変わらないのです。今ならこの事に気付いていますが、当時は盲目的と言うか、お馬鹿さんだったのです。

Marantzのアンプは直ぐに「これじゃ駄目だ!」と言う事になり、「やっぱりアンプはセパレートじゃないと目指す音は出ない」と訳のわからない理屈を付け、ついにセパレートアンプにちょっかいを出します。当時のラインナップは、スピーカーがタンノイレクタンギュラ―ヨーク(モニターゴールド)、プレイヤーがLUX PD-300(ベルトドライブ)、アームはSAEC、カートリッジはシュアTypeⅣでした。

今思えばかなりメチャクチャなナインナップですが、当時のオジサンとしては考えあぐね、財布と相談した上でのシステム構成でしたので、アンプ以外はかなり長い間(とは言っても数年)頑張りました。

Lux CL35Ⅲ登場

さて、セパレートアンプにすると決意したら動きが速いのがオジサンの特性で、余り深く考えることなくLuxのCL35Ⅲ(プリ)と同じくLUXのパワーアンプを買っていました。Luxを選んだ理由は、当時「タンノイを鳴らすならLux」と言う風潮が世間的に有り、「#7を買えない奴はLuxを使え」と言う感じだったためです。

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Lux CL35Ⅲ(オーディオの足跡HPよりお借りしました)

CL35Ⅲは、非常に美しい作りで、所有者の満足度が高いアンプでした。#7同様左右シンメトリーなデザインで、つまみはアルミ削り出しを使用しており、スイッチのクリック感も高級感が有りました。

CL35Ⅲは何年使ったでしょうか?恐らく2-3年だったと思いますが、とある有名オーディオ雑誌の取材を受けたのもこの頃でした。

CL35Ⅲについては、今でも「手元に残して置けばよかった!」と思う一品です。次のアンプ(カウンターポイント)の購入費用に充てるため、CL35Ⅲと決別してしまいました。今更後悔してもしょうがないですが、後悔せずにはいられないオジサンです。

ZAIKAアンプ登場

CL35Ⅲと組み合わせた「Luxのアンプ(EL34を使用したアンプ)ではタンノイの実力が発揮できない」と訳の分からない理由を付け、Luxのパワーアンプは1年ほどで姿を消してしまいました。

Luxアンプの後、我家の指定席に座ったのがZAIKAの2A3シングルアンプです。このアンプはオーディオの師匠であるD氏から紹介されたもので、横浜のオーディオショップで良くご一緒させて頂いた安斉勝太郎氏の設計、製作によるものでした。

氏はいつも黒いビニル製の袋を下げ、ニコニコしながらオーディオ店の試聴室にチョコンと座っていた普通のオジサンでしたが、アンプの設計、製作においては結構有名な方だったのです。当時私が通ったオーディオ店の試聴室で鳴っていた鉄仮面(シーメンスコアキシャル)をドライブしていたのもZAIKAアンプでした。

私はこの鉄仮面の出す音が好きで、私のオーディオの原点と言っても過言ではないと思っています。鉄仮面の話は後日、気が向いたら書きます。

カウンターポイント登場

CL35Ⅲにも限界を感じ、次に手にしたのがカウンターポイントでした。CL35Ⅲのどこに不満があったかと言えば、やはり高域の解像力でした。

カウンターポイントはハブリッドが売りものの新設計アンプで、真空管トランジスターの良いとこ取りをした様なアンプでした。しかし、理想と現実は合致しないのが世の常で、カウンターポイントが我が家で出した音は理想とはかけ離れた音でした。

勿論カウンターポイントが悪い訳では無く、たまたまオジサンのシステムとの相性が悪かっただけの事だと思います。

オーディオはカット&トライ

オーディオは何事もカット&トライの世界です。どれ程カタログを研究しても、スペックが優れていても、最終的には自家の装置に繋いでみなければ結果は分かりません。

高価な装置を揃えれば理想の音質が得られると思う方も多いと思いますが、決してそのような甘い世界ではないのがオーディオの世界です(カメラと同じ)。各部品の組み合わせは無限大に近く有り、鳴らされる部屋の条件でも音質は大きく影響を受けます。また季節(湿度)によっても変わり、どれが本当の装置の音か、分からなくなります。

従って、オーディオ装置は自家の装置に繋いで音を出してみないと何とも言えないのです。また、オーディオ装置の各部品には「エージング」と言う厄介な事があります。車で言えば「慣らし運転」の様なものですが、個性が強い部品ほどエージングに時間が掛ります。

この様に自家の装置に繋いでみて、エージング期間を経なければその部品の正しい評価が出来ない(個人的な評価)のがオーディオの世界です。これが泥沼にはまる原因なのです。

「店で聴いた(試聴)音と、家で聴いた音が違う」と言う経験は、オーディオを少しでもいじった経験の有る方ならお持ちだと思います。

そうなんです、店での試聴はほぼ役に立たないのです。

今日はこの後出掛けなければなりませんので、これで終わりです。まだオジサンのアンプ遍歴は続きますが、ZAIKAアンプは購入後30年以上経った現在、まだオジサンの手元に有り、現役で使えます。

オーディオの泥沼は果てしなく、深いです。沈んでから初めて気付く事ばかりです。沼に嵌らない様、皆さんも気を付けて下さい。

 

雪駄&初夏の香り

奈良から帰って早くも一週間、時間の流れは速いものです。

こんばんは、オジサンです。

雪駄の話を少し・・・

奈良で買った雪駄を今週おろしました。雨には弱い様なので、天気の良かった木曜日に履いて出ました。

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奈良から帰って慣らし運転のため部屋の中で履き慣らしましたが、特に慣らす必要も無く、すぐに足に馴染みました。

価格は、どちらかと言えば安い方で、4000円強でした。素材はなんだかよく分かりませんが、とにかく足に馴染む感じです。鼻緒も痛くなく、フィットして良いです。

もう少し慣れてからもう一度書きますので、お楽しみに!

今日は初夏の香り・・・

先週は奈良行と、日曜日に大雨となってしまったので、今日は2週間ぶりにラケットを握りました。まぁ長年やっていますから、少しくらい休んでも大丈夫・・・とは行かないのがテニスです。ボールとの距離感が最も怪しくなります。最初はガシャピン(真ん中に当たらない)ばかりですが、それでも10分くらい打てば何とかなります。

打つ方は何とかなっても、足がついて行かない・・・歳を取るとはこう言う事かと思えるほど、たった2週間で体力は落ちます。若い頃はそれほどでも無かったのですが・・・

 

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これはカラーとか言う花だと思いますが、確かでは有りません。なんと言ってもオジサンの知識ですから、あてにならないのです。なかなか奇麗に撮れているでしょう?(自慢か!)40年以上前に造られたPENTAXで撮りました。これは昨日撮ったものです。

今日はオジサンの住む地方も最高気温が25℃を超え、夏日となりました。西の方、特に九州では最高気温が30℃を超え、真夏日になった所も有るようですが、こんな時期に夏日になりましたっけ・・・?GW頃は結構最高気温も上がり、テニスも半袖、短パンでやりますが、今どきはまだ長袖だった様な気がします。皆さんどうですか?

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これはいつも行く公園に続く道の銀杏並木です。新緑がとても綺麗だったのでパチリとやって来ました。

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これは銀杏の木を近くから撮った写真です。空の青さが奇麗ですねぇ。時間は朝6時半頃でした。この時間は空気が澄んでいて写真が奇麗に撮れます。今日は例のミールを持ち出して撮って来ました。

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公園に行く途中のお店の藤棚は今が見頃でした。犬を散歩させていた近所の人曰く「今年は1週間以上早い」と言う事でした。桜も早かったけど、藤も早いようですねぇ。

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これはオジサンが一番好きな欅の新緑だと思いますが、もう少しですね。この公園は少し山を登った所に有るので、平地では盛りの欅の新緑もこの辺りではもう一歩です。来週あたりは良いかも・・・。

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朝まだ早かったので、黄色い花(オジサンに名前は分かりません)はまだ開いていませんでした。それにしても、こうしてみるとミールもなかなか良いと思います。前にも書きましたが、ピントリングと絞りリングがPENTAXとは逆なので、頭の中で変換しなければなりませんが、時間が有る時は楽しいレンズです。

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今年も新緑が奇麗な時期になりました。花粉も終わり、さわやかな季節になろうとしています。

もうすぐGWですが、皆さんはもう計画を立てたでしょうか?オジサンは信州に行ってこようと思っています。まだ日程は決めていませんが、ちょっと無理をすれば日帰りでも十分楽しめます。できれば2泊位して北アルプスの山に入りたい気もしますが、それほどの時間は取れない気がします。(テニス仲間に怒られる)

信州、特に北アルプスの新緑はお勧めです。上高地の新緑、紅葉は有名ですが、北アルプスには上高地の他にも多々素晴らしい所が有ります。温泉も有りますので、是非ゆっくりしたいものです。

奥さんの母死す・・・

奥さんのお母さんが、4月20日、お亡くなりになりました。享年94歳ですから、大往生と言っても良いお歳でしたが、ここ10年は癌との闘病生活でかなり大変だったと思います。奥さんも実家と我が家、病院と我が家を行ったり来たりの10年でしたから大変だったでしょう。

お父さんの時(20年前)は闘病もへったくれも無くお亡くなりになってしまい、奥さんは「何もしてあげられなかった」と後悔しきりでしたが、お母さんは十分やってあげられたと思います。しかし、どれほどやっても「やり足りない」と思ってしまうのが人の常ですから・・奥さんも納得はしていないでしょう。

奈良から奥さんが帰って来るのを待っていた様なタイミングでした。奥さんも最後に間に合ってホッとした様子でした。

謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

オジサン・・・奈良へ行くⅢ

いよいよ奈良も最終日。今日は法隆寺に寄った話を書きます。

こんにちは、オジサンです。

法隆寺・・・かっちょいい~

最終日の4月14日は法隆寺に行った話です。

法隆寺は、2016年に奈良に行った時「拝観料がたけぇ」と、拝観を見送った経験が有ります。しかし、帰ってから「見ておけば良かった~」と反省したので、今回は最終日の朝、まだ観光客が少ない時間に行く事にしていました。

法隆寺と言えば「五重塔」「玉虫厨子」など子供の頃に教科書で見たモノが多々あり、聖徳太子ゆかりの寺として記憶していました。聖徳太子と言えば、昔の1万円札の肖像画聖徳太子でしたねぇ。オジサンには余り縁が有りませんでしたが・・・。今の諭吉さんと比べると、もう少し威厳が有ったというか、1万円の価値が高かった様な気がします。

さてさて、前日の自転車行の影響で奥さんの足腰が痛くなると踏んでいたオジサンですが、意外にも奥さんは元気で、朝6時には起きて「はら減った~」とほざいていました。なんだかいつでも腹が減っているみたいです。

オジサンも5時30分には目が覚めていたので、そのまま朝風呂に入り、さっぱりしたところで朝食を摂りました。昨日はスーパーホテル奈良郡山ご自慢の「焼きたてパン」を頂きましたので、この日は卵かけご飯におかずを幾つか、それに味噌汁で純和風の朝食でした。

朝食を済ませ、7時30分にホテルをチェックアウト。とは言ってもこのホテルはチェックアウトの必要がありませんでしたので、そのまま車に乗ってトンズラこきました。

ホテルから法隆寺までは車で15分ほど。土曜日でしたので道路も空いていて順調な滑り出しです。法隆寺に到着したのは7時45分、まだ入り口に有る大きな公営駐車場は閉まっていて、入庫する事が出来ません(8時から営業)。そこでもう少し法隆寺に近い民間駐車場に車を入れました。駐車料金は1回500円と超良心的で、係の人が居なかったので入り口近くの袋に500円を放り込んで終わりです。奥さんはご丁寧にも、メモ用紙に車番と時間を書いて、それに500円玉を包んで入れていました。几帳面な奥さん・・・。

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これは奥さんが撮った五重塔です。

天気予報では、この日は午後から雨、しかも春の嵐になるとの事でしたがご覧の通りの青空で、気温も高くオジサンは半袖で歩いていました。

五重塔は、恐らく中学校の修学旅行で訪れていると思いますが、全く記憶に御座いません(国会答弁の様)。オジサンの事ですから、五重塔は見ずに友達とふざけ合っていたのだと思います。もっとまじめに見ておけば良かったと思うのはオジサンだけでしょうか・・・。

それにしてもここに聖徳太子が居たと思うと・・・感慨ひとしおです。特に聖徳太子に思い入れが有るとか、親戚とか言う訳ではありませんが・・・。

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法隆寺の桜は見事に終わっていました。既に葉桜で、実までなっていました。この写真が桜の花だったらと思うと・・・。ざんね~ん!!!

法隆寺の創建年がオジサンにははっきりしませんが、およそ1400年は経って(立って)いると思います。その間何度かの修復を経て現在に至っている訳ですから、当時そのままと言う事は無いと思いますが、それにしてもやはり古い物はすごいです。

前日行った東大寺興福寺も勿論そうですが、法隆寺は別格の様な感じを受けました。なんたって聖徳太子ですから・・(わけ分かんねぇ)。

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法隆寺も桜は終わっていましたが、新緑が誠に美しく萌えていました。法隆寺の甍と新緑のコントラストが非常に美しくマッチしていました。

法隆寺では「秘宝展」を開催していたので、そちらもバッチリ鑑賞してきました。当然ながら撮影禁止ですから、写真は有りませんがご容赦ください。

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法隆寺の仏像や絵画は、興福寺の阿修羅等とは異なり、非常に落ち着いた雰囲気があるとオジサンは感じました。興福寺の阿修羅をはじめとする仏像には何となく「攻撃的」と言うか「好戦的」な何かを感じますが、法隆寺のそれは「優しさ」「憂い」みたいなものを感じます。勿論造られた年代が違う訳ですから、表情や雰囲気が異なるのは当然だと思いますが・・。

法隆寺を一回りし、秘宝展を鑑賞して法隆寺を後にしました。

法隆寺に入ったのが8時、法隆寺を出たのが11時少し前だったので3時間近く法隆寺に居た事になります。拝観料と秘宝展を合わせて2000円でしたが、見た後では「安い!」と思いました。まぁこんな事を値段に換算してはいけないのですが・・・。

夢殿を最後に見て、法隆寺から脱出し近くに有った喫茶店で一休みです。

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入った喫茶店は中庭風の造りになっていていました。勿論店内でも頂けるのですが、オジサン達は天気に誘われて外で、奥さんはソフトクリーム、オジサンはアイスコーヒーでした。奥さんのソフトクリームが超美味で、奥さんは感激しきりでしたが、オジサンには一口しかくれませんでした。恨んでやる・・・!

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この日の新緑と青空が分かる写真をもう一枚アップしておきます。桜には見放されましたが、本当に天気には恵まれた三日間でした。

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参道にはもうヤマブキの花が咲いていました。最後に寄ったのは「平宗 法隆寺店」です。柿の葉寿司をお土産に買って帰路につきました。

帰りは法隆寺ICから来た時と逆のコースを辿り、無事地元に戻りました。

法隆寺を出たのが11時30分頃、途中休憩を入れて地元に到着したのが16時45分でしたので、非常に順調でした。

帰路は雨を予想していましたが、殆ど降られる事も無く、途中寄った御在所SA(上り)と牧の原SAでも傘は不要でした。帰りのお昼ご飯は再び御在所SAに寄り「松坂牛すき焼き弁当」を食べました。美味かった~!!!

吉野の桜には見放された奈良行きでしたが、非常に楽しい、気楽な三日間でした。

来年こそは吉野の桜・・・ぜひ見てみたいものです。

少しおこないを改善しないとだめかねぇ。

まっとけよ~!吉野の桜!

オジサン・・・奈良へ行くⅡ

奈良行き二日目の話です。

こんにちは、オジサンです。

 

奈良行き二日目(4月13日)

4月12日、地元から奈良まで走り、予定通り若草山ドライブウエイを走ってホテルに到着したのが18時頃でした。まだ早かったのでどこか近くの名所でも・・と思いましたが、明日の事を考えおとなしくする事にしました。

泊まったのは大和郡山市スーパーホテル大和郡山です。

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スパーホテル大和郡山には、「秀長の湯」と言う温泉が有り、運転で疲れた身体を癒してくれます。

前夜の夕飯は、車で10分ほど走った所に有るイオンモール内の「MAISON DE BUFFET」と言う食べ放題の洋食店で食べました。オジサン的には少し高い気がしましたが、奥さんは「安い」と感激し、最後のデザートまでしっかり食べていました。

旅行に行くと食べる物は結構迷いますね。地元で有名なお店に行けば良いのですが、そういう店は大概高額です。しかもオジサンは好き嫌いが有りますので、何でも食べられる訳ではありません。(子供の様なオジサン)

なので、どうしても何が出て来るか分かるお店でないと入る気がしません。しかし、地元でも食べられるような全国展開をしているチェーン店は嫌だし・・・我がままです。

猿沢の池~浮見堂

二日目の予定は殆ど奥さんが立てました。当初二日目は吉野の桜見物で一日つぶす予定でしたので、オジサンは余り考えていなかったのです・・。

前日ホテルに入ってから「吉野の桜はどうでしょう?」と聞いたら、「もう終わってますねぇ」とそっけない返事でしたので、「やっぱり駄目かぁ」という事になり、二日目は奈良市内に行く事にしました。

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ホテルを7時30分に出発、タクシーでJR郡山駅まで行き、電車で奈良駅まで行きました。以前関西方面(大阪)に仕事で行った時、駅などのエレベーターの乗り方が東京等の関東方面と違う事に驚きました。東京方面では、エスカレーターを歩かない(本当は歩いてはいけない)人は左側、歩く人は右側に乗るのですが、関西方面はこれが逆です。別に大した事ではないのですが、奥さんは「えっ?」と驚いた様子でした。丁度通勤、通学の時間帯でしたので、急いでいる方も多く左側を追い越して行く人を見て「外国みたい」と言っています。外国でこの様な経験が有るのか!

JR奈良駅前で自転車を借りました。奥さんは電動補助付き、オジサンは普通のママチャリです。奈良市内は坂が多く、特にJR奈良駅から東大寺春日大社方面へは坂道が続きますので、オジサンも本当は電動補助付きが良かったのですが、ここは日頃テニスで鍛えた足腰を見せる時と変な見栄を張り「普通のやつで良いです」と言ってしまいました。後で後悔しましたが・・・。

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猿沢の池から興福寺五重塔を見た画です。

まだ朝早い時間でしたので、観光客は殆ど見掛けず、地元のお年寄りが何人か散歩していました。

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浮見堂です。浮見堂周辺の新緑がとても綺麗でしたが、余りその雰囲気が出ていません。空も綺麗な青空だったのですが・・・。

吉野の桜は駄目でしたが、昨日の若草山といい、奈良市内といい、本当に新緑が綺麗な季節でした。周りの木立では盛んに鳥達もさえずっていましたが、オジサンには種類が分かりません。

興福寺東大寺~ならまち

ここまで来たら阿修羅に会わずに帰るのは納得がいかないので、興福寺に立ち寄る事にしました。前回(2016年)来た時も阿修羅に会い、釈迦十大弟子には会っているので、再会という事になるのですが・・・奥さんの立てた計画には無い興福寺に寄りました。

やはり阿修羅は「かっこえ~」と思います。

興福寺を後に、東大寺に行きました。目的は「奈良漬け」の購入です。奥さんが本で調べていた奈良漬け屋さんで、お土産用の奈良漬けを購入しました。オジサンは漬物は一切食べませんので、勿論オジサン用ではありません・・・トホホ。

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東大寺南大門前に有る「森奈良漬店」で物色する怪しげな後姿・・・これが奥さんです。瓶詰の奈良漬けを5つ購入し、「はい」とオジサンに渡すので「こんな重い物持ってこの後自転車はきつい!」と言ってやりました。結局宅配便で送ってもらう事にして事なきを得たのですが・・・ホッとしました。

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奥さんが奈良漬けを物色している間、オジサンは鹿と遊んでいました。前回来た時はこの辺りで鹿に襲われ、持っていた地図の半分(もっとも肝心なところ)を食われてしまった苦い経験が有ったのですが、今回は大丈夫でした。

奈良漬けを無事ゲットし、満足げに出てきた奥さんが口にした言葉は「おなかがすいた」でした。まだ時間は11時前でしたが、朝食が6時30分、その後自転車で動き回っていましたので、この時間でおなかがすくのも納得です。

東大寺を後に「ならまち」へお昼を食べに行く事とします。

奥さんの計画では「今日のお昼は平宗の柿の葉寿司」と言う事になっていましたので、ならまちの平宗に向かいます。途中商店街に有った喫茶店で珈琲を頂いてから平宗に行きました。

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柿の葉寿司は特に変わったものでは無く、寿司を柿の葉で包んだだけの物ですが、柿の葉の香りが寿司飯に移って良い香りです。

お昼を食べておなかが落ちついたので、いよいよ「ならまち散策」に出発です。

奥さんは色々な雑貨店や喫茶店を調べ上げていて、次から次へと行きたい店が出ています。最初は布製のバックが欲しいという事で「遊中川」と言うお店を探しましたがなかなか見つからず、あっちこっちの路地を迷ってやっと見つけました。

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これは「遊中川」の写真ではありませんが、ならまちにはこの様な路地が沢山あり、結構オシャレなお店が並んでいました。奈良と言う土地柄、「和物」が多いのは仕方がないですが、「洋風」のBarなんかも沢山ありました。

ならまちで奥さんは書道の筆を、オジサンは「大和工房」と言うお店で「雪駄」を買いました。自分へのお土産です。

オジサンは今まで、サンダル党でしたので、雪駄は履いた事がありませんでしたが、Gパンに雪駄が良く似合うと思っていました。「大和工房」は下調べも何もしていませんでしたが、たまたま通り掛かったお店です。(後で調べたらAmazon等のネット通販でも購入可能でした)雪駄の話は後日報告します。

ならまち周辺をウロウロして奈良二日目は終わりました。

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写真は、ならまちで最後に寄った「bolk coffee」でくつろぐ奥さんです。ここも奥さん推薦の喫茶店で、天気も良く暖かかったので外で珈琲を頂きました。庭が良く手入れされた綺麗なお店です。

ならまち周辺をほぼ半日ウロウロして感じた事ですが、どこのお店も、また個人のお宅も、非常に良く手入れされていると思います。家の前には小さなプランターや花壇があり、季節の花が咲いているし、喫茶店やショップの庭も同じ事が言えます。

オジサンの住む町はこの様な場所が有りません。以前から「もう少し何とかならねぇのか」と言っていますが今のところ何ともならない様です。確かに名所旧跡が少ない町ですから、他都道府県から観光客が来る事も少ないのでいたし方ないとは思いますが、シャッター街と化した駅前商店街等を見ると情けなくなります。

オジサンは以前から変な拘りがあって「駅前にパチンコ屋がある様な町は駄目だ」と言っています。オジサンの住む町の駅前にも巨大なパチンコ屋が有ります。駅前はその町の顔ですから、そこにパチンコ屋が有る様では駄目ですね。

朝8時に自転車を借り、奈良市内をウロウロして6時間半、時刻は15時になろうとしていました。日頃運動不足の奥さんも、電動とはいえ良く頑張ったと思います。ハンドルさばきは・・・???・・でしたが、事故にも合わず、一応周りの方には迷惑も掛けなかったと思います。最後はお尻が痛くなりました。

JR奈良駅に戻り、自転車を返してJRで再び大和郡山のホテルに戻ったのが16時少し前、ホテルで少し休んでから夕飯に出掛けました。

その日の夕飯もイオンモール大和郡山店の「串家物語」と言う食べ放題のお店に行きました。串揚げを自分で揚げて食べるシステムが面白く、結構美味い店でした。オジサンは35本食べました(良く頑張った)が、きっと料金負けしていると思います。まぁ良いか。

「串家物語」は全国展開しているお店の様ですが、残念ながらオジサンの住む町には有りません。有ったら毎週行ってあげるのなぁ。

そんなこんなで奈良二日目も終わりです。明日はいよいよ帰路につきますが、この二日間、天気が良くて良かったです。二日目は比較的涼しく、自転車に乗っていても汗をかくほどではありませんでした。自転車に乗って爽やかな風を堪能しました。

皆さんも観光地は自転車がお勧めです。奈良に行ったら自転車を借りて、気持ちの良い風を味わって下さい。くれぐれも事故には注意して下さい。

オジサン・・・奈良へ行く

ただいま、奈良から帰って来ました

奈良旅行が終わり、無事帰って来ました。

こんにちは、オジサンです。

 

奈良行一日目(4月12日)

奈良は3日間行っていましたが、今日はその第一日目、地元から奈良までと、新若草山ドライブウエイを紹介します。

 

予定通りならへ

4月12日、朝8時30分に出発して、東名高速(新東名)→伊瀬湾岸自動車道→東名阪自動車道を経由し、亀山からは名阪国道(国道25号)、更に西名阪自動車道で奈良入りしました。

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1日目のお昼は、東名阪自動車道「御在所SA」で摂りました。御在所SAは色々なお店が有り、食べ物も迷うほどでしたが、場所柄名古屋めしが良いと思い、「宮きしめん」を頂きました。季節限定とか、期間限定に弱い奥さんが一緒でしたので、牛すじ煮込み入りのきしめんにしました。

「宮」の字が入ったかまぼこが可愛いでしょう?味は牛すじの煮込みが大変美味で、つゆまで飲んでしまいました。

御在所SAは東名阪自動車道では大きなSAで、食べ物も名古屋方面のお土産も充実しています。お昼は宮きしめん四日市トンテキとかなり迷いましたが、まだ先が長いので満腹になって眠気に襲われる事を警戒してきしめんにしました。十分満腹になりましたが・・・。

デザートは同じ御在所SAで買ったイチゴ大福です。(甘いもの好きなオジサンです)

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お店の名前は忘れましたが、このイチゴがたまらなく甘くて、餡はつぶあんを選びましたが甘みを抑えたさっぱり味でこれまた非常に美味でした。

奥さんは「食べた記憶が無いのに・・・無くなっていた」と、もう一つ買いに走りそうな勢いでしたが、確実に食べていました。

以前から、名古屋などのお城が有った地方には銘菓が多いとオジサンは思っています。金沢や大阪にも美味しい和菓子が沢山有ります。

オジサンはお酒を全く飲まない代わりに、甘い物には目がございません。特に「餡系」の和菓子にはめっぽう弱く、特に好きなのが「きんつば」で、きんつばなら近所のスーパーで売っている安い物でも満足します。

順調な行程でした・・・

「宮きしめん」と「イチゴ大福」で満腹になったにも関わらず、奥さんはお土産コーナーで「赤福」をゲットしていました。「え~、まだ食べるか!」と思ったのですが、赤福は夜のお楽しみ用との事で少し安心したオジサンです。そう言えば、「両口屋是清」の「をちこち」も買っていたようです。いまだそれを見ていませんが、まさか一人で食べた・・・と言う事は無いと思います・・・不安・・・。

東名高速伊勢湾岸自動車道東名阪自動車道と全く渋滞も事故も無く、天気も快晴とまではいかないまでも晴れが続き、交通量もそれほど多くなく順調でした。平日なのでトラックが多いのは致し方ない事ですが・・・。

亀山で高速道路を下り、名阪国道で天理付近まで・・・これまた順調でした。名阪国道は一般道路で、速度規制は大概の部分で60Kmですが、ほとんどの車は90Kmかそれ以上の速度で走っています。道路が高速道路程広くはないので、最初は圧迫感と言うか狭さを感じましたが、5Kmも走れば慣れて周りと同じ速度で走る事が出来ました。

途中覆面パトカーに捕まっているドライバーを見ましたが、あれだけの数の車が速度違反をしているのに1台だけ捕まるのは何とも可哀そうな気なきがします。不運と諦めるしかないですね。

しかし、速度違反や駐車違反で捕まって反則金を払う事ほど馬鹿らしい事は無いとオジサンは思っています。今の駐車違反の反則金が如何ほどか知りませんが、反則金で何かが買えたとか、何か美味い物が食えたと考えると非常に馬鹿らしく感じます。

8時30分に地元を出て、西名阪自動車道の天理で下りたのが14時30分、休憩と昼食の時間を入れて丁度6時間の行程でした。順調な行程でした。

若草山ドライブウエイへ・・・

初日は若草山ドライブウエイへ行く予定にしていましたので、そのまま天理から北に上がり若草山ドライブウエイを目指しました。地図では大仏殿横の正倉院横から入れば良いと確認していましたので、車のナビを「大仏殿」に設定し、ナビの言う通り北進しました。途中「若草山ドライブウエイ」の看板も確認していましたので「間違いない!」と確信を持って進んでいたのですが、「大仏殿」に到達し、大仏殿裏に車を進めてもドライブウエイの入り口が見つからない・・・。「どこ?」と思いつつ、大仏殿と奈良県庁の間の道を進むと、やっとドライブウエイの入り口発見・・ホッと胸を撫でおろしましたが、この道がまた狭い・・・。「奈良は道が狭い」とは聞いていましたが、ドライブウエイにつながる道がこれほど狭いとは・・・まるで民家にでも吸い込まれそうな道です。

やっとの思いで若草山ドライブウエイの入り口に到達、入り口で全コースのチケット1850円(ちょっと高い気がする)を購入して、いざ若草山へ・・・。

若草山ドライブウエイは途中区間が一方通行になっているので、オジサンが行った正倉院横から入らないと全コースを制覇することができません。

若草山は新緑真っ盛り・・・

若草山ドライブウエイは途中見所が色々あり、春日大社裏の原生林も見所の一つになっています。

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若草山に入って最初にオジサン達を出迎えてくれたのがモミジの新緑でした。山全体が新緑の緑に覆われている感じで、非常に美しく萌えていました。

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ドライブウエイのビューポイントから見た大仏殿です。遠くに興福寺五重塔も見え、右側には奈良県庁の建物も見えます。この日は花粉か黄砂か分かりませんが、遠くが霞んで見えます。空は良く晴れていました。

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若草山ではまだ桜が咲いていましたが、もう盛りを過ぎていて、奥さんに「同じ、姥桜だねぇ」と言ったら叱られました。

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山頂近くでは「ドウダンツツジ」が満開を迎えていて、可憐な花を咲かせていました。近くでは「ミツバツツジ」も盛んに咲いていて、とてもきれいでした。

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若草山は、本当に全山新緑真っ盛りと言った風情で、原生林の中は超太い木と新緑がマッチしています。

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若草山山頂にはシカが沢山居て、人懐こいと言うか、人をナメテる態度でのんびりしています。丁度冬毛と夏毛の変わり目で、余り美しくは有りませんが一応写真を撮って来ました。

若草山山頂からは奈良盆地が一望できます。駐車場から山頂まで歩いている時、山頂から降りてきた新婚さんに会いました。ウエディングドレスの新婦とタキシード姿の新郎、それにプロカメラマンの方が一人。奥さんは「どこで写真撮ったのかなぁ」と頂上で撮影ポイントをあれこれ探していましたが、探してどうするつもり・・・?

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若草山ドライブウエイを後に、本日の宿泊先に移動しました。

一日目はこれで終わりです。

二日目はまたアップします。京都も良いと思いますが、オジサン的には奈良の方が落ち着いていて好きです。確かに金閣銀閣の様な超有名な神社仏閣は少ないですが、東大寺戒壇堂の四天王、興福寺の阿修羅など、有名人は多々居ます。

二日目は奥さんの提案した「ならまち」周辺と興福寺、猿沢の池、浮見堂などが登場します。お楽しみに・・・。