ゴールデンウイークまっただ中ですが、天気がこんなではちょっと出掛けるのを躊躇している方も多いのではないでしょうか?
おはようございます、オジサンです。
昨日から長野県の松本に来ています。今は行きつけの喫茶店で朝食を頂きながら書いています。明け方まで降っていた雨も今は小康状態ですが、風が強く山に入るのは難しい感じです。
中央道・・・八ヶ岳SA
昨日は地元から松本に入りましたが、途中の八ヶ岳SA近くで小雨に降られた以外はまぁまぁの天気でした。天気予報では午後から雨でしたので、降らなかっただけでも御の字です。
八ヶ岳SAから見た八ヶ岳です。薄曇りの状態で、青空は望めませんでしたが、良く山が見えています。
八ヶ岳のすそ野の原村には沢山のペンションが有り(今も多いと思いますが)、その中の1軒に「ムジカ」と言うペンションが有りました。2013年に閉館した様で残念ですが、ムジカには素晴らしいオーディオ装置が有り、オジサンが松本に住んでいた頃は良く通って音楽(音ではない)を聴かせて頂きました。
ムジカのシステムの特徴は何と言ってもタンノイオートグラフをカンノ製のアンプで駆動している点で、なかなか聴くことのできなかったシステムで聴く音は素晴らしいと思いました。しかし、残念なことにオジサンの好みの音では無かった事を覚えています。むかしオーディオ評論家の方・・・誰だったか忘れました、高城重躬さんだったかも知れません・・・が絶妙なオーディオ評論を書かれていたのをオーディオ雑誌で読んだ事が有ります。それは「大変素晴らしい音だが、私の好みではない」と言うものです。
オーディオが出す音は「好きor嫌い」で判断すべきで、「良いor悪い」で判断すべきではないとオジサンは思っています。なぜなら、良い音の判断基準が余りにも曖昧で多様で有るからです(オジサンらしくない真面目な話し)。しかし、好きor嫌いと言う事なら、個人の中に明確に存在する(はじめはそれさえも分からない)訳ですから、その判断基準に従って判断すれば良い事です。
オジサンの個人的な意見ですが、ムジカで出ていた音は確かに「まろやか」で「品が有って」「バランスの優れた」音だったと思いましたので、非常に素晴らしいとは思いましたが、オジサン的にはもう少し音の切れが欲しかったと思います。それでも何十回と通って、しかも宿泊もせずに夕飯を頂き、その後日付が変わる頃まで聴かせて頂いたのはそれだけ勉強になる音だったと言う事だと思います。
話しが横道にそれましたが、ムジカで鳴っていたオートグラフの音は少し寂し気に、何かを訴えている様にも聴こえました。
八ヶ岳SAの蕎麦
オジサンは今でも年に2回か3回は信州に行きますが、行く時
に必ず寄るのが八ヶ岳SA(中央自動車道 下り)です。まだ仕事で信州に居たころ、山梨(甲府)の得意先を1軒だけ担当していました。その得意先へ行った帰り、このSAで蕎麦を食べて松本まで帰るのが楽しみでした。
まだオジサンが居た頃は長野道は無く、中央自動車道は諏訪湖の辺りで南に大きく曲がり、伊那、飯田方面に向かっていました。長野道が出来たのはオジサンが松本を出た後だったのです。従って中央道を岡谷で下りて塩嶺峠を越えなければ松本へ帰る事が出来ません。今なら長野道で30分も走れば岡谷ー松本間は足りてしまいますが、当時は1時間半位掛かったでしょうか?冬に雪でも降ったら、塩嶺峠を越えるのが一苦労でした。
そんな山梨からの帰り、八ヶ岳SAで食べる蕎麦は格別の味がしたものです。オジサンは基本蕎麦は冷たい物しか食しませんが、八ヶ岳SAの蕎麦は決まって「かけそば」です。別に天ぷら蕎麦を頂けない程金に困っていたわけではないのですが、ここで天ぷらなどが入った蕎麦を食べてしまうと、家に帰ってから夕飯が食べられませんので・・・。
とは言っても、雪の塩嶺峠で「天ぷら蕎麦、食っときゃ良かった~」と思った事も1度や2度では有りません。
すみません。またやらかしちまいましたので、写真を小さくしておきます。蕎麦は既にオジサンの腹の中です。写真を取り忘れたのに気が付いたのは、既に半分以上が腹の中に納まってからでした。実物を見たい方は中央道 八ヶ岳SA(下り)で「かけそば」を注文して下さい。蕎麦そのものの味は残念ながら以前に比べて落ちた感は否めませんが、つゆの味は相変わらず「美味い」と思います。(お口に合わなくてもノークレームでお願いします。
松本で鹿児島ラーメン?と思われる方も多いと思いますが、この鹿児島ラーメンが絶品なので有ります。オジサンは蕎麦も好きですが、麺類全般が好きで、奥さんからは「麺食い」と言われています。女性に関しては奥さんと結婚したくらいですから、決して「面食い」では無いと思いますが・・・。(また叱られる~)
松本駅から真っすぐ県(あがた)の森公園に向かい、公園にぶつかった所を左折するとこの鹿児島ラーメンのお店が有ります。お店の名前は「桜島」だと思いますが、定かでは有りません。
ちょっと写真がボケていますが、これが「鹿児島ラーメン」(600円)です。
鹿児島の人に言わせれば「これは違う」と言う事になるのかも知れませんが、まぁそれはご容赦下さい。
この店は松本に住んでいた頃、たまたま通り掛って入った店ですが、最初に食べた時は感動的に美味かったのを覚えています。今は各地に「ご当地ラーメン」の店が出来て、札幌でも博多ラーメンが食べられるし、とんこつも市民権を得ていますが、当時(30年以上前)全国展開をしていたのは「札幌ラーメン」位だったのではないでしょうか?オジサンの記憶違いならご容赦願いたいのですが、オジサンの記憶ではそんなもんだったと思います。
そんな中でこのお店は30年以上前から松本で「鹿児島ラーメン」の暖簾を上げて、今でも頑張っているのはすごい!と思います。
昨日も昼に何を食べるか・・・と言っても蕎麦かラーメンですが・・・迷った挙句、鹿児島ラーメンの暖簾を分けていました。蕎麦は今日の昼にでも食いに行きます。
アルプス公園にて・・・
昼飯を食べて腹が落ち着いたところで蟻ケ崎の親戚の家に寄りました。親父から頼まれたお土産を持っていたので、それを置きに寄りました。
ついでに近くのアルプス公園に寄って来ました。アルプス公園は松本駅から車で10分ほどの所に有る郊外型の公園ですが、松本平、北アルプスが一望できる公園です。昨日は天気が怪しかったので、北アルプスは見えないだろうなぁと思いつつ上がってみましたが、結構良く見えていました。ハナミズキとドウダンツツジが満開で、八重桜も残っていました。
中町・繩手・・・松本城
アルプス公園を後に、松本市内に戻りました。中町・繩手と言えば松本観光の名所で、あちこちで中国語やほかの国々の言葉が飛び交っていました。
今は閉店してしまったカレーの名店「デリー」です。ご主人の体調が悪くなり、泣く泣くの閉店の様ですが、誠に残念です。松本に住んでいた頃も、その後も良く通いました。今は結構凝ったカレー屋さんが出来ていますが、デリーのカレーは言ってみれば「日本のカレーライス」で、オジサンはポークカレーが大好きでした。オジサンの娘はコロッケカレーが大好きでしたが・・・。
繩手の中心的存在「四柱神社」です。ごらんの通り、写っているのはほぼ100%外人さんです。
名城「松本城」です。時間は14時頃だったと思いますが、天気予報に反して薄日が差すほどでした。
オジサンは松本に住んでいた頃、殆ど松本城に行った事が有りませんでした。仕事で近くの得意先に行く事は有りましたが、お城の敷地に足を踏み入れる事は皆無に近かったと思います。特に拘りとか、呪縛とかが有った訳ではないのですが、「いつでも行ける」が「いつも行かない」になってしまっていた様に思います。皆さんも住んでいる近くの名所旧跡は行った方が良いですよ。
中町で買ったコーヒーカップ
中町の「グレイン・ノート」と言うお店でコーヒーカップを買いました。自分へのお土産です。
これが「グレイン・ノート」です。店の前に立っているオバサン?は赤の他人です。なかなかどいてくれないので「あるがまま」撮ってみました。
店の中では齢70歳を超えている(超えていなかったら失礼)と思われるオジサンが一人で店番をしていました。机の上のCDラジカセからは「ビル・エバンス」のワルツフォーデビーが小さな音で鳴っていました。しばらく店のオジサンとJazz談義をしましたが、オジサンはほとんどJazzが分かりません。ビル・エバンス位なら少し知っていますが・・・。
実はこのお店でコーヒーカップを買ったのは初めてでは有りません。6年ほど前、今は無き従弟と信州に来た時に今回買ったのと同じ作者のカップを買っています。その後も1客買っていますので、今回で3つ目です。大きさ、持ち手が使いやすく、愛用しています。
竹風堂の栗おこわ
松本へ来たらこれを食わないと信州に来た気がしないのが「竹風堂」の「栗おこわ」です。
竹風堂は栗を扱ったお菓子の名店ですが、本店は確か小布施だったと思います。
松本に居た頃も良く買って食べていましたが、オジサンは松本駅前に有った松電ストアの食品売り場で売っていた「山賊焼き」と一緒に食べるのが好きでした。最近は歳のせいか、山賊焼きは身体に堪えるようになってしまいましたので、栗おこわと焼き鳥で夕飯を済ませました。
一緒に買った「栗きんつば」が美味で、締めに食べてから寝ました。
良く食べた一日でしたが、今朝は腹の調子も悪くなく、朝からがっつり頂きました。これから穂高の方をまわって帰る予定ですが、天気が怪しいので写真は撮れないかもしれません。
ではまた後日・・・
GWも残り少なくなりましたが、皆さん事故、怪我の無い様お過ごしください。