いよいよ今年も残すところ2週間となりましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
こんばんは、オジサンです。
今年も様々な事件、災害が発生し、夏は記録的な猛暑となり、最近では熊の話題も連日放送されています。現在は北海道~東北に掛けての地震が心配ですが、何事も無く新しい年を迎えて欲しいと思います。
オジサンは今年も一年なんとか生き残りそうですが、体力の衰えは如何ともしがたく、テニスをやっていても「前は取れたのにぃ!」と悔しい思いをすることが増えました。年々体力の衰え、反応の衰え、気力の衰えを痛感しています。今年は7月からウォーキングを始め(毎日では無いが)、4Kmを目標に歩く様にしています。まぁ体力の維持、足腰の強化に効果が有るか否かは疑問ですが、やらないよりは良いと思っています。
さてさて、今年も結構な量の曲数を聴いてきましたが、相変わらずバッハとモーツァルト偏重ですから、同じ様な曲を演奏家を変えて楽しんでいます。オーディオの方は全く変更無しですが、師匠から頂いたプリが調子良く、滑らかな音を聴かせてくれています。
今年も何枚かのCDを買いました。アナログの方はめぼしいモノが無い事、有っても1枚数万円の価格じゃ貧乏人のオジサンには手が出せないので残念ながら買いませんでした。まだ12月は終わっていませんが、今年はもう買う予定が無い(金が無い)ので、今日は2025年9~12月に購入したCDの中からオジサンが気に入ったCDを3種ご紹介します。
バッハ チェロソナタ BWV1027~1029
Kyrill・Rodin(Vc) Nikolai・Grigorov(Org)
ARTE NOVA盤(独)

無伴奏では無く、伴奏付きのチェロソナタ(BWV1027~1029)です。オジサンはこの曲が大好きで、朝一結構な確率でこの曲が掛かります。
通常はチェンバロ伴奏ですが、グールド&ローズ盤はピアノ伴奏で、このCDはオルガン伴奏です。他にはキム・カシュカシャン(Va)&キース・ジャレット(Cem)、ヨー・ヨー・マ(Vc)&ケネス・クーパー(Cem)のモノを聴いています。
この盤はオルガン伴奏と言うところに特徴が有りますが、非常にゆったりとした演奏で、朝一のボケた頭を癒やしてくれます。
盤はアルテノバ(独)で、録音も非常に良く心に響く音質です。
Marilyn・Zupnik(Ob)
Mark・Shuman(Vc)
Raymond・Leppard(Cem)
ASV盤(日)

オジサンは若い頃、リコーダー(縦笛)が好きでヘンデルのリコーダーソナタは何枚かアナログ盤を持ち、今でも時々ターンテーブルに乗せています。
今回この盤を買ったのは、オーボエの音色が聴きたくて(自家の装置でどんな音が出るか興味があって)入手しました。オーボエという楽器はバロック時代の協奏曲やオケの中の楽器として聴く事は出来ますが、室内楽的に・・・となると中々無いものです。オーボエと言えばホリガー辺りが日本では有名ですが、ホリガーの音色は余り好きでは無く、そうなると中々良いオーボエ吹きに出会えなかったのです。
この一枚は名前も知らない(オジサンが)オーボエ吹きの演奏ですが、大好きなレパード(Cem)が伴奏で入っているし、楽曲も馴染んだモノだったのだ買いました。
非常に良い演奏で、録音も非常に優れているとオジサンは感じます。
バッハ 無伴奏チェロ組曲 BWV1007~1012
Pieter・Wispelwey(チェロ)
CHANNEL CLASSICS盤(和蘭)

3回目の同曲録音が話題となったウイスペルウェイの最初の録音です。
ウィスペルウェイは3回目の録音の素晴らしさが音楽評論家やネットで話題となり、オジサンも買いましたがオジサン的にはちょっと好みから外れていました。そんな話しをF君としたところ「1回目の録音が入手出来たら聴いてみて」と言われ、中古を探して購入した盤です。
確かに3回目の録音は評判になるだけ有って素晴らしい演奏だと思いますが、オジサン的には楽器を叩く音が気になって仕方がありませんでした。その点この1回目の録音はその様な余計な音(?)が気になる事も無く、演奏もより紳士的でオジサンは好きです。
同曲はこれまで10指に余る演奏家のモノを聴いて来ましたが、オジサン的にはこの1回目の録音はBest3に入る演奏だと感じています。ちなみに1位はオネゲル、2位はシーフェンです。「お前は分かってない!」と言われそうですが・・・。
同曲はまだまだ聴いていない演奏家も居ますし、新しい演奏家も続々録音をしていますので、何時までこの順位が維持できるか分かりませんが、今のところはこんな感じです。
今年も年の瀬が近付いてきました。何事も無く今年が終わることを祈っています。そして新しい年に、また新しい演奏家に出会える事を楽しみにしています。