今日の1枚・#2 歌曲集(モーツァルト)

各地に大雨が降り、一部地域では避難情報等が出ているようですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

朝からの雨でどこへも行けず、部屋に籠っているオジサンです。雨も厄介ですが、新型コロナのBA-5の感染の広がりも気になるところです。情報番組では、大雨の情報とコロナ第7波の話題が中心ですねぇ。

昨日某NHKの番組を見ていたところ、やはり世界の気候変動の話題が有り、かなり危機的なところまで来ているのを実感しました。このままでは数年後には世界のサンゴ礁の大部分が失われてしまうとの事、その他の生態系にも大きな影響が出て、果ては人間社会にも大打撃を与える事でしょう。

今日の1枚・#2

さて先日から始めた新企画「今日の1枚」第2弾です。今日はシュヴァルスッコプ(s)のモーツァルト歌曲集です。

シュヴァルスッコプ・・・奇麗ですねぇ。天は二物を与えずと言ったのが何処のお方か知りませんが、先日紹介したベルガンサとシュヴァルスコップだけは別モノのような気がします。

シュヴァルスッコプの生涯、ディスコグラフィ等の詳細はウィキペディア辺りに詳しく載っているのでそちらを参考にして下さい。

ギーゼキング(p)伴奏、シュヴァルスコップ(s)歌なら悪かろうはずは有りませんねぇ。そしてこのレコードのアーティスティックディレクターがシュヴァルスコップの旦那さんのウォルター・レッグなのです。

レッグと言えばEMIで一時代を築いた名プロデューサーですが、志半ばにしてEMIを去り、最後の方はライバル(カルーショー)だったDecca辺りに録音を残していますねぇ。

レコードはパテリファレンス(仏)ですから、残念ながらオリジナルではなく再発モノですが、音質的には十分音楽を楽しむ事が出来ます。このアルバムは確かCDでも発売になっていると思いますので、興味のある方は聴いてみて下さい。

オジサンはこのアルバムの中の・・・

K517「老婆の歌」

K530「夢の姿」

K519「別れの歌」

の3曲が特に好きです。シュヴァルスコップは歌の内容によって声色を変え、その曲(歌詞)に合った歌声を聴かせてくれます。歌声は今風ではなく、少し時代掛かった雰囲気ですが、そこがまた良いのです。

録音は1956年だったと思いますので、モーツァルト生誕200年を記念して録音された物でしょうか?(オジサンの思い違い?)200年記念と言えば、リリー・クラウス(p)のピアノソナタ(シャルラン録音)も発売されていますねぇ。いつか紹介したいと思います。

モーツァルトの歌曲集は色々な歌手が名録音を残していますが、オジサン的にはこのシュヴァルスコップ盤とシュライヤー盤が大好きです。

「歌曲はちょっと」と言う方も多いと思いますが、聴き始めると非常にハマると思います。モーツァルトシューベルト、ウォルフ等々、試しにユーチューブ辺りで聴いてみて下さい。