久し振りに・・感動した!

今朝あたりは多少涼しい風が吹いていて、「命に関わる暑さ」も峠をようやく超えた様な気がします。

こんにちは、オジサンです。

秋の気配が・・・と言っても、東北地方は集中豪雨、西日本は相変わらずの熱暑で、台風まで来そうな雰囲気の中、久しぶりに感動するニュースを見ました。

そうです、山口県で2歳の男の子を発見した「尾畠 春夫さん」です。

久し振りに男らしい(と言うと最近はセクハラになるそうですが)男を見た感じがします。4年前まで魚屋さんをやっていて、その後「人の役に立ちたい」と言う思いで日本各地の被災地を回ってボランティア活動をしているようですが、使っている車の走行距離は19万Kmを越えているとか・・・。しかも軽ワゴンでしたねぇ・・・。

すげぇオッサンが今でも日本に居たんですねぇ。御歳78歳(昭和15年・1940生れ)と言いますから、第二次世界大戦中のお生まれでしょうか?オジサンのオヤジが昭和9年(1934)生まれの84歳で、戦争中兄弟をリヤカーに乗せて逃げ回ったと言う話を聞いた事が有りますので、尾畠さんはリヤカーに乗せられていた方でしょうか?

国民栄誉賞もの!

ネット辺りで「国民栄誉賞もの!」と絶賛されているようですが、オジサンもそう思います。国民栄誉賞の選考基準がどの辺りに有るか、オジサンは知りませんが、この様な行為こそ国民栄誉賞に値するのではないかと思います。

確かに金メダルを取ったアスリート達もすごいと思いますが、この様な地道な活動をしている人こそ、その様な栄誉を受ける資格が有る様に思えます。きっとご辞退されるでしょうが・・・。

久し振りの感動ニュース

日大アメフト部問題、日本ボクシング協会問題、文部科学省裏口入学問題、果ては留置場からの犯人逃走劇・・・なんだか「どうなってんだ!オイ!」と言いたくなるようなニュースが続く中で、久しぶりにニュースを見て感動しました!

また、尾畠さんご本人の言う事がいちいち粋だと思いませんか?あれだけの手柄を立てて、清々と「食事も風呂も褒美もいらねぇ」とは、なかなか言えるもんじゃないですねぇ。オジサンだったら、「食事も風呂も褒美も、喜んで頂きます」と言っちゃいそうです・・・。

それにしても・・良く生きていた!

それにしてもたった2歳の子が、3日間(?)ですか・・・良く生きていたと思います。きっと神様が生かしたんでしょうねぇ。普通2歳と言ったら、恐らく「水を飲まないと死んじゃう」なんて事も理解していなかったと思います。

真っ暗な山の中で、夜はどんな思いで過ごしていたんでしょう?気を失っていたならともかく、意識はしっかりしていたでしょうから、さぞかし不安な夜を過ごしていたと思います。お母さんが防災無線で呼びかけた声は聞こえていたんでしょうかねぇ?

オジサンは神も仏も信じないのですが、今回ばかりは神の采配が有ったのではないかと思ってしまいました。

約3日間、たった2歳の子が生きていた事、たまたま(?)尾畠さんが駆け付けてくれた事、そこに沢の水が有った事等々、数え上げれば切がないほどの幸運がそこに有った様な気がします。

きっとこの子は、大きくなって人の役に立つ人になるとオジサンは勝手に思っています。なんと言っても神に救われた子ですから・・・。

官僚・政治家の汚職問題や一部の人間による組織の私物化なんて話は聞き飽きました。今回のニュースの様な話が増えれば、もう少し日本も良くなると思うのはオジサンだけでしょうか?