野村克也氏逝く

今週末は季節外れの暖かさになるようで、地域によっては春一番が吹きそうな気配も有るようです。

こんばんは、オジサンです。

野村克也氏が急逝したニュースが昨日、今日の情報番組を賑わしていました。野村克也氏と言えば、南海(現ソフトバンク)時代に選手として活躍し、監督としてもヤクルト、阪神楽天と実績を残した方でした。

オジサンはヤクルトファン

実はオジサン、長年のヤクルトファンです。オジサンの年齢の方は大概巨人ファンの方が多いのですが、オジサンはへそ曲がりな性格なのでヤクルトファンです。

今からもう40年近く前になりますが、オジサンが住んでいた所から神宮球場までは電車1本で行かれ、良く神宮球場へ野球を見に行っていました。

当時は神宮外苑の野球場で選手の練習風景を見る事が出来、フェンスに張り付いて試合前の練習風景をみたものです。

その頃活躍していた選手は、安田投手、若松選手、船田選手辺りが一番記憶に残っています。若松選手は、オジサンの転勤先の松本市(長野県)の駅前でばったり会った記憶が有ります。当時ヤクルトは松本市営球場で年に1試合か2試合を行っており、松本駅前のホテルに選手が泊まっていました。

オジサンが丁度仕事に向かうために駅前を歩いている時、向こうから何人かのヤクルトの選手が歩いて来ました。皆ユニフォーム姿だったので直ぐにそれと分かったのですが、その先頭を歩いていたのが若松選手でした。

オジサンが「若松さんですか」と声を掛けると「ハイ」と気さくに答えてくれ、サインをせがむと直ぐに応じてくれました。他の選手は先に歩いて行ってしまったので、サインはもらえませんでしたが、若松選手のサインは今でも手元に有ります。

思い出の一打

長いヤクルトファンの歴史の中で、最も印象に残っているのが1992年の日本シリーズ第1戦で放たれた杉浦選手の代打満塁サヨナラホームランです。

オジサンはこの時、ライトポールのすぐ脇で観戦していましたが、杉浦選手が打った瞬間、球場全体が静まり返り、打球がライトスタンドに落ちた瞬間「うぉー」とも「ギョエー」ともつかない、悲鳴のような大歓声が起こったのをよく覚えています。

知らず知らずのうちにオジサンの目にも涙があふれ「すぎうら~!」と叫んでいました。

普通杉浦選手の打球は速く、ホームランの時でもアッと言う間にスタンドに突き刺されのですが、この時のホームランは奇麗な放物線を描き、ライトスタンド中段(?)に静かに落ちた記憶が有ります。

確かこの年は日本一を逃したと思いますが、野村監督としてヤクルトは3回日本一になっていると思います。オジサンはその内2回、優勝の瞬間に立ち会う事が出来ました。

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沢山の思い出を有難う

野村監督がヤクルトを率いた9年間(だった?)、色々な思い出を頂きました。勿論ご本人と話した事も有りませんが、当時まんねんBクラスだったヤクルトを3回も日本一にしてくれた思い出は忘れる事が出来ません。

オジサンは今もヤクルトファンですが、今年の高津監督には大いに期待しています。オジサン個人としては古田さん辺りにお願いしたいところですが・・・。

高津さんの現役時代に投げていたエグイシンカーのように、相手の裏をかくような采配を見てみたいものです。

オジサンは今、野村克也氏の為にフォーレのレクイエムとモーツァルトのレクイエムを掛けながらこれを書いています。

野村克也氏のご冥福と、今年のヤクルトの活躍(優勝とは言わない)を心から願っています。

 

古いレコード

寒中だと言うのに、雨が降り続き、関東の山沿いでは積雪で往生している方も多いと聞きましたが、皆さんお住まいの地域はどうですか?

こんばんは、オジサンです。

オジサンの住む地域は風が強く、雨も結構降っています。まぁ、雪の心配はないので、その点では安心していますが、もし積雪でもしたら、1cmで大パニックでしょう。

籠りのオジサン

昨夜の雨は朝方には上がりましたが、北寄りの季節風が吹き付け、実際の気温よりかなり体感は低い朝でした。こんな日は外に出ないで一日中部屋に籠っているのが正しいオジサンの過ごし方で、今朝は朝からモーツァルトのオペラを二本も聴いてしまいました。

最初は勿論「魔笛」。前半部分はクレンペラーが指揮した英EMI盤、後半は久し振りにカラヤンが指揮した仏パテ盤(MONO)でした。両方ともウォルター・レッグがプロデュースした盤で、セリフがカットされています。ある意味物足りない感じもあるのですが、オジサン的には十分堪能できました。

次は「後宮からの誘拐」。これはヨーゼフ・クリップスが指揮した独エレクトローラ盤で楽しみました。

両オペラとも、聴き終わって「楽しかった」と思える内容で、モーツァルトらしさがふんだんにちりばめられた名曲だと思います。

吉田拓郎さん

昼飯を挟んでオペラ2曲を聴き終えたのは午後の2時頃でした。まだ少し時間が有ったので、「フィガロの結婚」の途中まで聴こうと思ったのですが、やっぱりモーツァルトの曲とはいえ、オペラを3曲連続で聴くのは少し疲れます。

何か気分転換になるようなレコードは無いかとレコード棚を漁っていた時、吉田拓郎さんの「ともだち」と言うライブを収録したレコードが目につきました。

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このレコード、確かオジサンが初めて買ったLPレコードだと思います。

「マンダム コマーシャルソング」の画像検索結果

ちなみにオジサンが初めて買ったレコードはこの男性化粧品のコマーシャルソングで大ヒットしたジェリー・ウォレス氏の「男の世界」と言う曲でした。中学1年の頃だったと思いますが、朝起きると直ぐにこの曲を掛けていたので、隣にあった建設会社の飯場のオジサン達が覚えてしまい、一緒に歌っていたのを覚えています。

さて吉田拓郎さんの方に話を戻しますが、オジサンがこのレコードを手に入れたのは確か中学2年の時だったと思います。友達の家で聴かせてもらい、何としても手に入れたくてお袋にねだって買ってもらいました。

結構良い音じゃん

何年振りですかねぇ、このレコードがターンテーブルに乗るのは・・・。おそらく10年は聴いていなかったと思います。カビでも生えてやしないかと心配しながらレコードを取り出しましたが、カビなどは無く、結構奇麗な状態でした。ジャケットは既にボロボロですが・・・。

折角なので1曲目の「おろかなるひとりごと」から終曲の「ともだち」まで、全曲を聴いてみました。

驚いた事にノイズなどもほとんどなく、非常に綺麗な音で鳴ってくれました。ライブ盤ですからお客さんの拍手や笑い声なども収録されていてますし、拓郎さんの喋りも入っています。まるで会場で一緒に聴いているような感じです・・・。

思い出が沢山

既に50年近く前のレコードですが、聴いていて当時の事を色々思い出しました。思い出しな内容は「ヒミツ」です。ご想像にお任せします。

「歌は世につれ、世は歌につれ」とは昔某NHK(?)のアナウンサがーが歌番組の冒頭で言っていた言葉ですが、確かに昔良く聴いていたレコードを聴くと、当時の思い出が沢山蘇って来ますねぇ。

かぐや姫

かぐや姫と言っても竹から生まれたお姫様では無く、フォークグループの「かぐや姫」です。吉田拓郎さん、泉谷しげるさん等に少し遅れてメジャーになったと記憶しています。「神田川」は今でも何かの時に流れるほどの名曲ですが、吉田拓郎さんや泉谷しげるさんのような男臭いメロディーから優しい感じのメロディーに転換して様々な曲が大ヒットしたと思います。

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このレコードはかぐや姫が解散した年に発売になった「Best盤」のようなモノですが、オジサンが手に入れたのは高校生の頃でした。

名曲「神田川」を初め「赤ちょうちん」「22才の別れ」「加茂の流れに」「僕の胸でおやすみ」等の名曲が沢山入っています。オジサンはこのレコードの中では「アビーロードの街」と言う曲が好きで、東京勤務になった時歌詞に出て来る「青山通り」を歩いた記憶も有ります。「都会の青年はこんな街で恋をするのか・・・」と感慨を覚えました(青春だねぇ)。

南こうせつさん

今でもテレビなどに出ている「南こうせつ」さんですが、当時はこんなヘアスタイルをしていたんですねぇ。

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カーリーヘアーとでも言いましょうか、ボサボサのヘアスタイルとでも言いましょうか、まだまだ長髪が当たり前の時代でしたから・・・。

今では全く想像もできない様なヘアスタイルとファッションですが、当時は「すげぇ、カッコいい」と思ったモノです。

このレコードももう何年も聴いていませんので、明日辺りターンテーブルに乗せてみようと思います。当時のどんな思い出が蘇るでしょうか・・・?

 

皆さんも何年か、何十年前の古いレコード(CD)を取り出して聴いてみて下さい。できれば小さな音で、部屋を少し暗くして聴くと当時の思い出が鮮明に蘇るかも知れません。まぁ、若い方は難しいでしょうが・・・。

明日は天気も回復し気温も高くなる予報が出ています。もう籠りのオジサンでは無くなるかも知れませんが、夜にでも「かぐや姫」のレコードを聴いてみます。

 

「空気感」と言う「音」

今日は久し振りに冬らしい気温となり、関東地方でも雪が降っているようですが、皆さまお住まいの地域は如何でしょうか?

こんにちは、オジサンです。

暖冬、暖冬と言われ、暖かい日が続いている最中、雪を伴うような気温の低下は身体に堪えますねぇ。オジサンの住む地域は幸い雪の心配は有りませんでしたが、北寄りの季節風で今朝はガッチリ冷えました。

オジサンの住む家は吹き抜けになっていますので、暖房を入れても直ぐには暖かくならず、6時にガスストーブとエアコンを同時に入れて、室温が18℃になったのは7時過ぎでした。薪ストーブなんぞが欲しくなった朝でした。

オーディオ、これまで・・

オーディオを長くいじっていると、自分の好みの音は結構年齢によって、或いは経験によって変わって来ます。「好みの音」と言うのがまずければ、「目指す音」と言い換えても良いのですが・・・。

オジサンが目指している音は以前にも書きました通り横浜のオーディオ店で鳴っていたシーメンスコアキシャル(通称:鉄仮面)の音で、言葉にすれば「芯と響きがバランスした音」と言う事になります。言葉にすれば簡単な事なのですが、これがなかなか実現するのが難しいのです。

オーディオをいじり始めた頃、最初に目指したのは「バイオリンがバイオリンらしく鳴る」と言う事だったと思います。その頃リファレンスとしていたレコードは、イダ・ヘンデル女史が弾くチゴイネルワイゼンでした。

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英プレス スプラフォン盤(MONO)

ピアノ伴奏のチゴイネルワイゼンで、ピアノの音はいまいちなのですが、ヘンデル女史が弾くバイオリンの音色は本当に素晴らしく、特に中盤の弱音器を着けた部分は聴きものです。

そんな時代を経て、次にオジサンが求めたモノは「臨場感」でした。臨場感とは・・・辞書によれば「実際にその場にいる様な感じ」となるわけですが、音楽で言う臨場感とは、コンサート会場やスタジオで実際に演奏を聴いているような疑似体験と言う事になると思います。

実際に演奏家が目の前で楽器を弾いているような感覚・・・これがオジサンが求めた臨場感です。ただし、オーケストラの指揮者になったり、ピアノの中に頭を突っ込んで聴いているような聴き方はオジサンの場合好みません。あくまでも指揮者やピアニスト、或いはヴァイオリニストの演奏を聴く事を目的にしています。

オーディオマニアの中には指揮棒を持って音楽を楽しむような「疑似体験」を好まれる方も居るようですが、リスナーはフルトベングラー(オジサンは好みではないが)の演奏を聴くのであって、リスナー自身がフルトベングラー(振ると面食らーと言った人が居た)になってはいけないとオジサンは考えています。ただし、これはオジサンの個人的な意見であり、ご自身がフルトベングラーになり切ってベルリンフィルを指揮するのも良いと思います。

某有名オーディオ誌の取材を受けたのは丁度この頃で、まだまだオーディオのオの字位しか分かっていなかった頃の事です。まだ「分解能」にまで考えが及んでいなかった頃で、今この記事を読み返すと「なんとまぁ、何を言ってるんだか」と言う感じです。取材で訪れた菅野沖彦氏も驚いたことでしょう。お察し致します(って、お前の事だろう!)

さてある程度臨場感を手に入れると、オジサンは次に「分解能」の向上に着手します。本来なら、先に分解能の向上を目指される方が多いと思うのですが、オジサンの場合は逆でした(へそ曲がりですから・・・)。

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レコードの場合、最も分解能に影響を及ぼすのは音の入り口である「プレイヤー関係」だとオジサンは勝手に思っています。まずはプレイヤーの強化として取り組んだのがこのプレイヤー台です。

もう、30有余年前に松本市の職人の方に造って頂いたアオタモの箱ですが、中には数十キロの川砂(梓川)が入っています。実際にプレイヤーを取り付けているボードは2007年に知り合いの業者から譲って頂いたデルリン(高分子化合物)の板で、厚みが20㎜、重量はボードだけで15キロほどあります。

プレイヤーをいじる時、目指す方向は2方向だとオジサンは思っています。1つはトーレンスに代表されるフワフワ型、もう一つはマイクロ精機に代表されるガッチリ型です。ヘビーなマニアの中には地中にコンクリートの柱を埋め込み、その上にプレイヤーを乗せているようなツワモノもいますが、一般家庭でこの方法は理想的とは言えなかなかできる事では有りません。

そこである程度の強度(重量)の置台を用意してその上にトーレンスのようなフワフワ型を設置する方法が採用されるわけですが、オジサンが目指したのもこの方法です。

オジサンは「重いモノを浮かせる」事がプレイヤーの理想と勝手に考え、その方向でプレイヤーを調整してきました。

現在プレイヤーの総重量は120キロほどあると思います。御影石の支柱、砂入りの箱、デルリンのボード・・・合わせるとこれ位の重量になります。浮かせているのはデルリンのボードで、昔手に入れたSUNNY(日産製)のエンジンに使われたスプリングで浮かせています。ボードに触るとフワフワと揺れますが、下の御影石や砂箱を叩いても針飛しません。

ここまでやって、やっと分解能が多少上がったような気がします。

現場の空気

さて、本題の『空気感』です。音が空中を伝わるためには空気の存在が不可欠です。なぜなら、音は「空気の振動」ですから・・・。

映画などで、宇宙空間で爆発が起きた時、遠くにいる人の耳にも爆発音が聞こえますが、あれは何だかおかしい気がします。なぜなら宇宙空間は真空で、本来音は伝わらないはずですから・・・(オジサンの勘違い?)。従って、爆風で吹き飛ばされるのもおかしいのでは・・・。(空気以外で音の振動を伝える物質が有れば別)

音楽を録音する時、そこには必ず「空気」が存在します。楽器から放たれた音は空気を通してマイクロフォンに届き、マイクロフォンが拾った空気の振動を電気的に置き換えてそれをレコーダーで記録する・・・これが簡単な録音の仕組みです。

余程のオンマイク(マイクを楽器に接近させて)で録音されない限り、この「現場の空気」も一緒に録音されているはずです。では、その「現場の空気感」はオーディオによってどのように再現されるか・・・それは横の広がりや天井、或いは背面までの距離感で表されます。勿論非常に狭い録音スタヂオ等で録音された場合はこの「空気感」は薄れ、楽器の音がより近く、鮮明(ちょっと言い方が違うか)になる傾向がある様に思います。

例えばG・グールドの録音には必ずと言っていいほどグールドの唸り声(歌)が録音されていますが、マイクロフォンはピアノの音を録るようにセッティングされていますので、演奏家のグールドはマイクロフォンから離れた所にいるはずです。従ってグールドとマイクロフォンの間にはかなりの距離、つまり空気が存在します。グールドのレコード再生した時、この「現場の空気」を感じる事が出来るか否かが結構演奏をリアルに感じるか否かの境になるような気がします。

たとえが非常にまずくて恐縮ですが、これが現場の「空気感」です。他の例で例えるなら、弦楽四重奏の楽器間の空気(距離感)と例える事が出来るかも知れません・・・。

「空気感」を言い換えるなら、「現場の雰囲気」とでも言い換える事が出来るかも知れませんが、今のオジサンはこの「空気感」と真剣に取り組んでいます。

これはオジサンが求める「芯と響きがバランスした音」の中の「響き」と大きな関係がると思っているからです。まぁ、オジサンの勝手な解釈ですから、「全然違うぜ!」と仰る方も多いと思いますが、オジサンは真剣なのです・・・。

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とにかくオーディオは個人的な趣味ですから、何を勘違いして、何に取り組もうとオジサンの勝手なのです(開き直りか!)。

 

いよいよ大寒に突入し、本格的に寒い時期になりました。暖冬とは言え冬のまっただ中ですから、皆さんインフルエンザなどに罹らないようご注意下さい。

そう言えば、中国の新型肺炎も気になるところです。春節を迎えた中国の方が大量に日本に上陸・・・合わせて新型肺炎も・・・なんて事にならない事を祈っています。

 

水仙・蝋梅・梅

このところ季節外れの暖かさで、体調を崩されている方も多いと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

オーストラリアでは大規模な森林火災が発生し、大変な事になっているとの事ですねぇ。これも地球温暖化の影響が絡んでいるようです。

日本も対岸の火事ではなく、昨年秋の台風襲来、ここ何年かの集中豪雨に代表されるように、気候変動(とまで行かなくても)が起こっています。オジサンはもう長い事は無いと思うので、オジサンが巻き込まれる事は無いと思います(無責任な!)が、これからの人達に奇麗な、正常な地球を残すのは間違いなくオジサン達や今働いている世代だと思います。

オジサンの住む地域では桜エビが歴史的不漁だったり、全国的にはサンマが過去最低の水揚げ量なんてニュースも聞きました。勿論原因は様々でしょうが、捕り過ぎや気候変動もその一因である事は誰も疑わない事だと思います。

水仙・蝋梅・梅

1月なのに3月、4月並みの陽気が続いたせいか、オジサンの家の梅が咲いてしました。

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この写真を撮ったのは今朝(1/11)の事ですが、咲いているのを発見したのは昨日の事です。余程早咲きの種類なのか、それとも気の早い性格なのか、既に5輪ほどの花が咲いています。

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まだまだ蕾も沢山有りますのでこれから咲くのが楽しみです。強風が吹いて花が落ちる様な事が無い事を祈るばかりです。初夏には梅の実も実るでしょうから、それで梅ジュースを奥さんに作ってもらうのも楽しみです。梅ジュースのソーダ割は夏の風呂上りに最高の飲み物です・・・。普通の方はビールなのでしょうが・・・。

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梅の木の根元には水仙が花盛りを迎えています。昨年の正月は近所の畑で水仙の花を見ましたが、今年は自宅の庭で水仙の花を見ています。たった1年なのに・・・なんだか不思議な気がします。

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梅の木の横には蝋梅の花が咲いています。普通水仙、蝋梅、梅の順で咲いていくのでしょうが、今年は何だか揃い踏みの様相で、何も無かった庭が一気に華やいでいます。

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蝋梅の横には千両?万両?でしょうか、紅い実をつけた気が何本か有ります。正月には奥さんがCutして生け花にしていました。

 

まだまだ小寒を過ぎたばかりで、寒さはこれからが本格的・・・東北辺りのスキー場では「雪不足で営業ができない」なんてニュースも聞きましたが、やはり寒い時は寒くないと困る人も居るでしょうねぇ。

桜の花も冬が厳しいほど奇麗に咲くと聞いた事が有ります。自然を破壊したのも人間なら、その自然を復活させるのも人間なのではないでしょうか?10年、20年の短期間で復活するとは思えませんが、今から動かないと、ホント大変な事になるのは目に見えています。皆さん、自然を大切にしましょう!

 

LANケーブルで・・・スピーカーケーブル

爆弾低気圧日本海を進み、太平洋側は季節外れの陽気になっているようですが、皆さんお住まいの地域は如何だったでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンの住む地域は、午前中は結構強い雨が降りましたが、昼前位から日差しが戻り、今は15度近く有ります。確かに「バカ陽気」の様相です。

LANケーブルでスピーカーケーブル

ネット辺りでは結構前から話題になっていた、LANケーブルをスピーカーケーブルに流用する件ですが、オジサンも暇に任せてやってみました。

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オジサンは長年、スピーカーケーブルはベルデン8470を愛用しています。一時期電話線(銅・単線)を流用していたことも有りましたが、昨年正月に8470に戻しています。8470は非常に使いやすく、音質的にも何ら不満はなかったのですが、錫メッキ線ですので「メッキくせぇ」音が気になり、やってみた次第です。

オーディオに凝りだすと、「良かれ」と思う事は何でも試してみなければ気が済まなくなるもので、それが高額ならともかく、オジサンの小遣いの範囲でできるならやってみるべきなのです。

ネット上の情報を鵜呑みにするわけでは無いのですが、結構その手の話題が多く、結果もそれほど悪いモノは載っていません。LANケーブルもそれほど良いモノである必要は無く、その辺に転がっているようなモノで十分の様です。

LANケーブル

オジサンが選んだケーブルは「CAT-6」の市販品で、近所の家電量販店で手に入れた物です。

これはオジサンが手に入れたモノとは異なりますが、外見上はこれと同じ感じです。中の線は他のLANケーブルと同じ8本の線(非常に細い)が2本ずつ拠ってあるモノで、非メッキ銅線です。年末にベルデンと入れ替え、約10日経ちました。

結果

結論から言ってしまえば「まいった!」の一言です。

最初はとんでもなくレンジの狭い、くら~い音が出ていたのですが、3日目位から音がこなれて来て、今では非常に良い(好きな)状態で鳴っています。

1本1本の線が非常に細いので加工には神経を使いましたが、スピーカーへの接続まで含めて1時間程度の工程です(オジサンの所のスピーカーは端子が無く、直付けです)。

ベルデンと比べると、音の濁りが無くなって晴れ渡った空の様な音になった(大げさな!)感じです。オーディオ的に言えばSN比が改善された様な印象です。勿論ベルデン8470が悪いわけでは有りません。ベルデンの名誉のためにも言いますが、決してベルデンの音が悪かったわけでは無いのです。

1m数千円、数万円なんてケーブルは使った事が有りませんが、おそらくそれらに匹敵するんじゃないかと勝手に思っています。

 

以前このブログにも書きましたが、やはりオーディオはカット&トライで、何でも自家の装置で試してみないと分かりませんねぇ。まさかオーディオ用に開発されたモノではないLANケーブルでこの様な結果が出るとは思いませんでした。

まぁ装置や環境、好みの問題も有りますのでどの装置でも、どこの家でも同じ結果が出るとは言いませんが、一度は試してみる価値が有ると思います。それほど費用が掛かる訳でもありませんので・・・。ただし、試して良い結果が出なかったとしてもノークレームでお願いします。

もうしばらく鳴らし込んで、最終的な結果をお知らせしたいと思います。

 

 

気が付けば・・・

しばらく更新していませんでしたが、皆さん無事新年を迎えられたでしょうか?

おはようございます、オジサンです。

気付けば新しい年になって1週間以上が経ってしまいました。今冬は暖冬傾向とかで、それほど寒さを感じる事も無く過ごしています。

あれから・・・1年

家族が事故に遭って、今日で丸1年が経ちました。1年前の1月8日、15:10にオジサンの勤める会社に電話が有り、家族が事故に遭った事を知りました。

この1年、短かったのか、長かったのか、そんな事も忘れて介護の生活を続けています。最近では少しずつですが、手足も動くようになり、食事はかなりの部分自分でできるようになって来ました。それでもやはり思い通りに動かない手足がモドカシイのか、時折大きな声を出します。

そんな時、何もしてあげられない自分自身に腹が立ちますが、できないモノは出来ないので・・・。

オジサンの生活スペース

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引越しをして5ヵ月、やっとオジサンの生活リズムも整いつつあります。時間がある時は部屋に籠って(自分では「こもりのオジサン」と呼んでいる)音楽を聴いたり、色々な調べ物をしたりしています。

そう言えば、年末に排水管の清掃会社の人間がセールスに来て、「配管清掃をしないと近いうちにひどい事になる」位の事を言って、何とか配管清掃をさせようとするので、水濁法を持ち出して追い返してやりました。最近は結構この手の業者が多いようなので注意が必要ですねぇ。

最初は安いような事を言っていて、良く話を聞いてみれば、最終的にはウン十万になりそうな気配でした・・・ヤバイ、ヤバイ。こんな業者は相手にせず、早々に話を打ち切るに限ります。

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オジサンも歳をとったせいか、最近はお肌が・・・そこで加湿器を買いました。amazonで安く買ったモノですが、非常に重宝しています。静かだし、丁度良い大きさなので・・・。

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この間、近所にある気になる雑貨屋さんに行って来ました。鄙に稀なるお洒落な雰囲気の雑貨屋さんで、結構色々なモノが置いてありました。

棚の上に小さなもの(ギターピック、カポ、水準器等)が乱雑に置いてあったので、それを入れる(突っ込んでおく)入れ物が欲しくて覗いてみたのですが、小さなすり鉢が売っていたので買いました(一番右端)。

オジサンは基本「和物」が好きなので、コーヒーカップや皿も「和物」で揃えています。「洋物」の奇麗な柄や、花や鳥が描かれたモノはどうも好きになれません。

 

いよいよ介護生活も2年目に入ります。家族の事は勿論、少しは自分の事も考えながら、気長に生活していこうと思います。

まだまだ寒さはこれからが本番です。暖冬とは言え身体を冷やすとロクなことが無いので、皆さん暖かくしてお過ごしください。

 

追悼・・・梅宮辰夫さん

12月と言うのに、暖かい日が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

何だか昨年に続き、今年も暖冬傾向で、本当に地球温暖化を自身の肌を通して感じています。確か、冬のこの時期と言えば、毎日のように季節風が吹き、風除けのダウンなんかを着ないと外へ出る気にもならないのですが、昨日はトレーナー一枚で買い物に行ってしまったオジサンです。

追悼・・・梅宮辰夫さん

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Googleより拝借しました

別に梅宮辰夫さんと知り合いとか言う訳では有りませんが、梅宮さんの名前を聞いてふと「松方弘樹」さんの事を思い出しましたので、ちょっと書き留めておこうと思います。

松方弘樹さんとも知り合いとか言う訳では無いのですが、オジサンがまだ東京で仕事をしていた頃(もう30年位前)、東京駅前の横断歩道で信号待ちをしている時、黒塗りのハイヤー(タクシーではない)がオジサンの目の前に停まり、降りて来たのが松方弘樹さんでした。一見してそれと分かる姿で、背はそれ程高いとは思いませんでしたが、風格と言うか雰囲気が只者ではありませんでした。

オジサンは無謀にも「松方さんですか」と声を掛けてしまい、掛けた瞬間に「しまった!」と思ったのですが、松方さんは気さくに「おうっ」と返事をしてくれたのです。そこで止めておけばよいものを、「これからどちらへ」と聞くと「辰兄いと広島へ」と答えてくれたのです。何と気さくな、優しい方なのでしょう・・・。

松方さんと梅宮さんは大の釣り好きで、当時一緒に大型魚をターゲットにした釣り番組なんかも一緒にやっていたと思います。梅宮さんの訃報を放送する情報番組でも当時の映像が流れていました。

最後の大物スター

昭和の銀幕を飾ったスターがまた一人この世を去り、本当の意味での『男』が居なくなってしまったように感じるのはオジサンだけでしょうか?

石原裕次郎勝新太郎高倉健萩原健一菅原文太、等々、昭和を代表する大物スターが次々亡くなって行くのはオジサンにとって寂しいの一言です。

高倉健さんの映画を見た後は、皆「健さん」になった気分で、映画館を出ると肩で風を切って歩いたものです・・・。

今、テレビにしろ映画にしろ、あのような大スターが居なくなってしまった様に感じます。テレビをつけても安っぽいお笑い芸人を皆でコケ降ろして馬鹿笑いをしているような番組ばかりで、全く見る気にならないのはオジサンだけではないでしょう。

追悼

オジサンは今、梅宮辰夫さんのためにモーツァルトのレクイエムを聴いています。天(もしかしたら地獄)に召された梅宮さんが、天国でも自由奔放に釣りに料理、その他何でも自由にできる事を祈っています。