Let's go SHIMANAMI-KAIDO Ⅳ

今日は夏至でした。一年で一番昼間の時間が長い日でしたが、皆さんはどの様に過ごされたでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

オジサンは2週間ぶりのテニスで午前中汗を流しましたが、途中雨に降られ、汗なんだか雨なんだか分からなくなってしまいました。それも昼近くまでテニスを楽しみました。

いよいよ、しまなみ海道

いよいよ今日は、今回の旅行のメインイベントのしまなみ海道を紹介しますが、実は自転車に乗るのが精一杯で写真を殆ど撮っていません。(ざんね~ん)

最近、日本国内は勿論、海外からもしまなみ海道を自転車で渡る観光客が急増しているようで、今年のBig GWは多くの観光客で賑わったそうです。初心者でも2日有れば走破できるようなので、お気軽サイクリストにも人気だそうです。もう一つ、初心者に安心なのが「サポート体勢」の充実で、「もうこげねぇ!」となったらタクシーなりバスなりを利用して目的の地まで行けるそうです。皆さんも一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?

さてオジサン達は最初から完全制覇など、大それた気持ちはサラサラなく、どこか一つの島にターゲットを絞り、その島の中をサイクリングする計画を立てました。後はコペンをオープンにして、快適ドライブでしまなみ海道を楽しみました。

いざ、しまなみ海道

オジサン達(と言っても奥さんが決めた)が選んだ島は、塩で有名な「伯方島」でした。当日の天気は前回更新時に宿からの朝日を紹介した通り、「絶好のサイクリング日和」でしたので、当日オジサンは短パンーTシャツ姿でサイクリングに挑みました。

伯方島は、しまなみ海道の本州側入り口から数えると、5つ目の島(橋で繋がれている島は6つ)で、尾道側から見ればしまなみ海道の終点に近い島です。

伯方の塩」で全国的に有名な島で、橋で繋がれた6島の中では一番か、二番目に小さい島です。だから、サイクリングで島を一周するのも比較的楽で、他の島に比べてアップダウンも少ない・・・と言うのが奥さんの下調べの結果でした。

向島を出て、しまなみ海道を順調に走りました。天気が良くオープンで走るしまなみ海道は最高の気分でしたねぇ。奥さんは助手席で両手を突き上げ、まるでジェットコースターに乗っているような気分を味わっていたようです(ジェットコースターは嫌いなはずなんだけどなぁ)。

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最初の休憩地は来島海峡大橋来島海峡大橋が一望できる来島海峡SAでした。詳しい方なら「えっ、伯方島越えて四国上陸じゃん」とと思われる方も多いと思います。そうなんです、時間が早かったので、とりあえず車でしまなみ海道を制覇し、一旦今治まで渡って、それから伯方島へ戻る事にしたのです。ですから、「四国上陸じゃん」と思った方・・・正解です。

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四国と言えば「タルト」、これしかないでしょう。これは「ハタダ製菓」の栗タルトですが、オジサン的には「一六タルト」の方が好きです、なぜなら有名だからです。

来島海峡SAで鋭気を養い、いよいよ目的地の伯方島へ出発です。

伯方島サイクリング

伯方島ICを降りると直ぐに、レンタサイクルターミナルが有りますので、そこで自転車を借りました。奥さんは電動補助付き自転車、別名「電チャリ」、オジサンは勿論「ママチャリ」で挑戦です。ママチャリと言っても変速機(4段)が付いていますので、坂道も楽々(?)です。

最初の目的地は、サイクルターミナルから200m程の所に有る「ドルフィンファーム」でした。ここはオジサンが選んだ場所ですが、「イルカと触れ合える」が売りの観光施設で、水着さえ持ってくれば直接海に入ってイルカと泳ぐ事も出来るようです。

 

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こんな風にしてイルカのエサやりも見学できるし、近くに行けばイルカも寄ってきてくれますので、イルカ好きの方にはたまらないと思います。

ドルフィンファームを後にいよいよ本格サイクリングの始まりですが、最初から難関の坂が待っていました。

上の写真の後ろの方に橋が見えると思いますが、ほぼあの高さまで登る坂道が待っていました。オジサンも奥さんも、まだまだ出発したばかりで足も元気でしたので、自転車から降りる事無く登り切りましたが、オジサンのエネルギーメーターは既に半分辺りを示しています。先が思いやられる~!

「人生苦がありゃ、楽もある~」、どこかで聞いた様な歌の文句ですが、確かに登りが有ればその先には必ず下りが待っているのが世の常です。

そう言えば、こんな問題を小学校の時、先生が出した事が有ります。確か遠足の時だった思いますが・・・「世界の登坂と下り坂、どっちが多いか?」・・・既に皆さん答えは分かっていると思いますが、小学生のオジサンは真剣に考えたモノです。純真だったんですねぇ(関係ねぇよ!)。

正解は「同じ」です。上り坂は反対から見れば下り坂になるので・・・。

さて、昇りで消費したエネルギーをチャージすべく、下りは快適に降りて行きました。その先も平坦で、伯方島の繁華街?をひた走り、海を見ながらの快適サイクリングでした。奥さんご指定の喫茶店を探しながら走りました。奥さんはその喫茶店で「ケーキを食べてエネチャージする」と張り切っていたのですが・・・。どうしても見つかりません。地図ではとっくに現れてもも良い所を走っていたのですが・・・オジサンは「潰れたんじゃねぇの?」と無責任な発言をしていました。

Patisserie T's cafe「玉屋」

ここから先は写真も無いのですっ飛ばします。

実は島の半分程度を回った時点で「限界」を感じ、オジサン達は根性尽きて引き返す事にしたのです。実は途中「伯方の塩」が欲しくて地元のスーパーに入ってみたのですがオジサンの地元でも売っている「伯方の塩」しかなく、ガッカリして急激に根性が尽きてしまったのです。

帰り道は所々登坂で自転車を押し、這う這うの体で、口数も少なく走っていたのですが、何と帰り道で奥さんの探していた喫茶店を見付けたのです。店の名前は「玉屋」。何だか喫茶店に似つかわしくない名前ですが、この際名前なんてどうでも良いのです。早速お店に飛び込みましたが、これがまた鄙に稀なる(失礼)お洒落なお店で、お水を運んできてくれたお嬢さんの美しい事・・・。

早速オジサンはアイスコーヒー、奥さんは紅茶にケーキを注文して、海の見えるテラスで頂きました。

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大変美味なケーキでしたので、写真を大きくしておきます。

甘さ控えめで非常に美味しいケーキでした。今回の旅行のBest3に最後に入る美味い物です。

「玉屋」で鋭気を養い、最後の坂も上り切ってレンタサイクルセンターに戻った時、出発して3時間以上が経過していました。良く走った(押した)と思います。

伯方島を後に今治

伯方島を出発したのは15時位だったと思います。この後は今治市へ行くだけでしたし、さっき一度今治までの行程は練習していたので、更にノンビリ、60Km 程の速度で来島海峡大橋を渡りました。何と言ってもこの後しまなみ海道を渡る予定は有りませんでしたので、ゆっくり周りの景色も楽しみました・・・周りの方、遅くて済みませんでした。

今治へ着いたのは16時を少し過ぎた頃だったと思います。当日の宿(今治駅前)を確認し、今治市内の散策に行きました。この日は19時から「ウイーン少年合唱団」のコンサートを今治市公会堂へ聴きに行く予定でしたので、まだまだ3時間ほどあります。

 

今日はここまでです。

ウイーン少年合唱団の話しはまた今度書きます。「なぜ、今治でウイーン少年合唱団なの?」と思われた方、ごもっともです。その事も次回書きます。

ではまた・・・。