VIABLUE(ヴィアブルー)と言うケーブルⅡ

週末辺りはかなりの冷え込みとなり、雨まで降って寒かったですねぇ。

こんにちは、オジサンです。

先日Viablueと言うケーブルに付いて書きましたが、その後どうなったかを書いて置きたいと思います。

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オジサンが使ったのは2芯シールドタイプの細いケーブルで、本来はヘッドホンケーブルとして使用される事が多いモノの様です。しかし、細いケーブル好きのオジサンとしては、十分な太さ(外径3.5mm)で、作りも非常にしっかりとしたイメージです。

オジサンはこのケーブルをフォノイコライザーとプリアンプの間に入れてみました。入れて直ぐの感想は前回記載した通りですが、それから1週間程が経過しました。今もそのままフォノイコとプリアンプの間に入っています。

結果

非常に良い雰囲気です。

週末にかなりの時間、様々なレコードを聴いてみましたので、その時の感想を簡単に書いて置きます。

シュッツ「十字架上の七つの言葉」 ユルゲンス指揮 独テルフンケン盤

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ハインリッヒ・シュッツ作、ユルゲンス指揮の「十字架上の七つの言葉」はオジサンの所ではリファレンスレコードの一枚になっています。楽曲の詳細は他の方のHPにも多々出てきますのでそちらを参考にして下さい。

オジサンが最も気に入っているのは、最終合唱に入るところで演奏される5声部の前奏と合唱に入った直後の部分です。ここの部分が荘厳に、静かに、威厳を持って鳴るか否かが重要です。

「良いですねぇ」と言うのが第一印象です。前にも書きましたが、人の声は(例え外国語でも)普段から聴き慣れていますので、人声に違和感を感じるようでは落第です。これは合格点です。

モーツァルト 弦楽四重奏曲 ズスケ四重奏団 独オイロディスク盤

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amazonからお借りしました CDジャケットです 一番左(第一バイオリン)がズスケです)

モーツァルト弦楽四重奏曲から、K465「不協和音」を聴いてみました。オジサン的には弦楽四重奏曲が上手く鳴らない(バラバラに聴こえる)様では、その装置は不合格と勝手に思っています。特にこの不協和音は、冒頭の部分が独特の音の構成になりますので、この部分が気持ち良く聴こえないとダメだと勝手に思っています。

「これまた、良いですねぇ」と言った感じです。特にチェロの音が非常に重く、暗く響くところが何とも言えなく良いです。それまで使っていた47研究所の単線では、もう少し明るく鳴っていた感じですが、冒頭の部分の暗さが良く出ています。

モーツァルト 魔笛 ビーチャム指揮 英EMI盤 

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amazonからお借りしました CDジャケットです

ビーチャムがウォルター・レッグ(元EMIプロデューサー)と組んで録音した魔笛です。レッグにとっては初の「魔笛」録音だったと思います。録音年がはっきりしませんが、一説では「1937年」とされていますので、第二次大戦前の録音と言う事になるでしょうか?オジサンが持っているのはSPの焼き直しのLPだと思います。

これほど古い録音がどんな風に鳴るか・・・この時代の録音は、録音機器の稚拙さがもろに出ますので、聴いていて「つまらん」と思うのが普通ですが、これまた結構まともに鳴ってしまいました。

と言う事で、viablueのケーブルはそのまま使用する事になりました。今、プリアンプとパワーアンプ間のケーブルもviablueに換えるか否か迷っています。600円/mですから、オジサンの所では10m必要です。6000円+プラグ代+オジサンの手数料(無料)ですから、7000円程度の出費に見合う価値が有るか否かが問題です。

もうすぐ正月休みですから、「正月休みの遊び用でもいいかなぁ」と思います。

ん~、迷うのが楽しいのです。