おおさか~!!!

昨日の朝、大坂選手優勝の感激を書きましたが、その後色々な記事を読んでいて、色々な事が有った様ですねぇ・・・。

こんにちは、オジサンです。

昨日の朝、オジサンはネット中継で試合を追っていましたので、セリーナの暴言やラケット破壊はその後の情報番組で知りました。残念ながらオジサンはWowowと契約していませんので、実況で試合を知るにはネット中継しか手段が無いのです。

今朝(9/10)になって情報番組やネット情報で色々な事が有ったのを知りましたが、大荒れの決勝戦だった様ですねぇ。

試合中のコーチン

前にも書いた事が有りますが、テニスの場合試合中のコーチングは認められていません。選手はコートに立ったら、自分一人で何から何までやらなくてはならないのがテニスの試合です。女子の国際大会では、オンコートコーチングと言って、1試合に何回かはコートチェンジの時にコーチがコートに来てコーチングをする事が認められていますが、それ以外は認められていません。このルールはある程度形骸化している様なところも有り、スパーショットを決めた選手がスタンドのコーチ等に向かってガッツポーズをやったりしますので、非常にアヤフヤな部分が有るとオジサンは感じています。

今回のセリーナにその様な違反が有ったか否か、それは審判の判断ですから何とも言えませんが、審判によってその判断基準が異なるのはマズイと思います。

セリーナの優しさ

オジサンは試合全てを見ている訳ではないので何ともコメントのしようがないのですが、情報番組で見る限り、試合後のセリーナは非常に紳士的(?)な対応をしていたと思います。誰だったか、何時だったかも忘れましたが、試合後の握手も、表彰式もボイコットした選手が以前いましたねぇ。男子選手だったと思いますが・・・。

試合が終わり、ネットの所で大坂選手を抱きしめたセリーナからは、「母親の優しさ」の様なモノをオジサンは感じました。歳の差16歳、セリーナは母親になったばかりですから・・・。その後の表彰式でも大坂選手の横に立ったセリーナは、母親的な目線を大坂選手に送り、「あなた、良くやったわ」「でも、次は絶対私が勝つわ」と言っている様に見えました。

大ブーイングの中で

表彰式の時の大ブーイングはすごかったですねぇ・・・。Big4の大会の表彰式で、あんなブーイングを聞いた記憶が有りませんです・・ハイ。

大坂選手は優勝インタビューの中で「私が勝ってしまってごめんなさい」的な発言をしていましたが、彼女はそんな事を言う必要は全くないと思います。正々堂々戦って得た勝利ですから、胸を張ってトロフィーを受け取って欲しかったです。

それにしてもアメリカの観客は世界に醜態をさらしてしまったと思います。「セリーナに勝って欲しかった」気持ちは分かります。試合中にセリーナを応援する事は大いに結構だと思いますが、試合が終わったら素直に勝者を祝福して欲しかったです。

オジサンが大坂選手の立場だったら、「私が勝って、なにが悪いの!」位言っちゃいそうですが、そんな事を言わない大坂選手はオジサンよりずっと大人なんですね。

世代交代・・・?

昨日の大坂選手の試合ぶりは、女子の世代交代を思わせる様な闘いぶりだったとオジサンは思います。世界の女子テニス界は、男子の様な「4強」が居るわけでなく、ウイリアムス姉妹が一時世界を席巻していましたが、それ以外は色々な選手が短期間で世界1位の座を奪い合って来ました。

勿論昨日の試合はセリーナの感情の昂りが招いた結果とも言えますが、それを抜きにした、純粋にテニスの技術、戦術、戦略、メンタル面でも大坂選手はセリーナを越えていた様な気がします。

この試合を切っ掛けに、大坂選手の時代を築き上げて欲しいと願うのはオジサンだけでは無いと思いますが、勝てば勝つほど研究され、弱味を突いて来るのがスポーツの世界です。例え世界No1になったとしても、更に進化を続け、周りの過剰な期待と言うプレッシャーにもうちかって行かなければなりません(きびし~)。

大坂選手はまだまだ若いし、伸びしろはまだまだ有ると思いますが、周りは余り過剰な期待をせず、例え負けたとしてもそれを受け入れて頂きたいと切に願うオジサンです。

さてさて、大坂選手の活躍で「号外」も出ましたが、既に全米は終わった事ですから、それはそれとして、次のステップに向けて少し休んで、大好きな「かつ丼」「カツカレー」「とんかつ」を食べて頂きたい・・・。次からは追われる立場ですから・・・。