7月は異常気象だった!

台風12号がやっと日本近海から離れたと思ったら、またまた暑さがぶり返して来ましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

いつの間にか・・・と言うか、もう8月になってしまいましたが、8月のスタートも猛烈な暑さで、この先どうなってしまうのか・・・とても不安です。

7月はやはり・・異常気象だった

聞いた事もない様な早い梅雨明け、西日本を襲った集中豪雨、命の危険を感じる暑さ、逆走する台風など、今年の7月は本当に「異常気象」のオンパレードと言う言葉がピッタリの7月でした。

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昨日(8/1)、気象庁は記者発表で「7月の天候は異常気象であった」と発表しましたが、気象庁の発表を待たなくても「異常」であることは誰にも分かる事だと思います。気温の平年比も発表され、東京では平年に比べ3℃以上気温が高かった事が報告されていましたが、1℃高くても大騒ぎなのに、3℃以上じゃたまらんですねぇ。

「平年並み」の平年が何を指すのか、オジサンには詳しい事が分かりませんが、過去何十年かの記録を基に算出された結果だと思います。もし、これが10年程度だとすると、10年後には「今日の最高気温は40℃、平年並みの予想です」なんて天気予報が聞こえて来るかも知れません。そうなると連日の猛暑日が当たり前になり、「猛暑日」は気温が40℃を越えた日に出されるかも知れませんねぇ。そうなったら恐ろしい事です。

異常気象の原因・・・は何?

昨日の気象庁の会見では、「異常気象の原因は調査中」との事だったと思いますが、異常気象の原因が「地球温暖化」だとすれば(気象庁は「それも一つの要因」と言っている)、地球温暖化の原因を作ったのは、間違いなく我々人類ですから、批判を恐れずに言うなら「自業自得」」と言えるかも知れません。

化石燃料(石炭や石油)を使い始めて100有余年、18世紀半ばに起こった産業革命を機に、ガス、石炭の使用が爆発的に増加し、ガソリンを利用した内燃機関(エンジン)の開発と共に石油の利用が加速的になったとオジサンは思っています。

もし異常気象の主たる原因が「地球温暖化」に有るとすれば、人類がこのまま化石燃料を使用し続け(化石燃料にも限界は有ると思うが)、二酸化炭素を排出し続ければ、やがてもっと大きな異常気象に見舞われる可能性が有ります。

この辺りの事は、オジサンンなんかより専門の研究者の方がよっぽど詳しくどこかのHP辺りで警鐘を鳴らしているでしょうから、そちらを参考にしてみて下さい。

オジサンはもっと身近な所で、この異常気象に付いて考えてみたいと思います。

雨の降り方が変わった・・・

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写真は雷ですが、ここ10年ほどで雨の降り方が変わったと思いませんか?特に梅雨時の雨の降り方が、昔は「シトシト」と言う言葉がピッタリの、風情ある降り方でしたが、最近は「ドバ~」っと言う言葉が頭に思い浮かぶ様な降り方をします。もう、日本語から「シトシト」なんて言葉が消えるかも・・・。

オジサンが小学校の頃、東南アジアの「スコール」に付いて勉強した事が有りましたが、東南アジア特有の強烈な雨の降り方・・・当時は想像でしかなかった雨の降り方が、今は現実のモノになっています。スコールは短時間で止みますから、日本のそれはスコールでは無く、集中豪雨ですかねぇ・・・。

今年の7月は、「狐の嫁入り」と言われる「お天気雨」も多かったと思います。頭上は快晴なのに雨が降っている事が、オジサンの住んでいる町では3~4回有りました。オジサンが子供の頃は夕立の去った後にこの様な現象が起こったと思いますが、今では普通にこの様な状況が起こっているのではないでしょうか?なんか、変です。

海の生き物にも異変・・・か?

オジサンの住む地方の海産物として、桜えびが有ります。今春は例年に無いほどの不漁で、秋のシーズンは自主規制で水揚げ量を制限(漁時間の短縮?)すると言う方針が打ち出されました。夏のスタミナ源として皆さんも好き(だと思いますが)な、鰻もここ数年(数十年?)不漁が続き、うな重が5000円にもなっています。まさに「うなぎ登り」です(って洒落てる場合じゃないだろ!)。お蔭でオジサンの口には殆ど入りません(母の日に食べた)。外国産のウナギ(日本産は鰻、外国産はウナギ)ならかろうじて「す〇家」辺りで食べられますが、やっぱり肝吸い付の日本産が食べた~い!

鰻で思いだしましたが、長野県松本市内に「まつか」と言う鰻屋さんが有ります(今も有ると思いますが)。オジサンが松本に住んでいた30年くらい前、奥さんがここの鰻が大好きで良く通いましたが、何年か前から「開店と同時」(時には開店前に)に「売り切れ」となってしまい、全く食べられなくなってしまいました。松本へ行くたびに覗くのですが、11時30分開店にも関わらず、11時に行くと「売り切れ」の札が掛っています。いったい、どうなっているんでしょう?・・・不思議です。異常気象とは全く関係ないと思いますが・・・。まつかの鰻、食いて~!!!

「桜えび」も「鰻」も、乱獲が漁獲高減少の一因かも知れませんが、オジサンが子供の頃は、近くの川(結構大きな)でも鰻を釣った覚えが有りますが、今は全く採れないそうです。オヤジと二人で夜仕掛けを入れ、明け方に仕掛けを揚げに行くと、10本位投入した仕掛けに3~4匹くらいは鰻がついて来ました。その鰻は泥を吐かせた後、知り合いの鰻屋で捌いて蒲焼にしてもらい、食べていました(純国産だぜぇ~)。

富士山初冠雪日

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こんな話を書いていて、何となく富士山の初冠雪日が気になったので、少しだけ調べてみました。調べたのは山梨県側から見た富士山初冠雪日で、甲府地方気象台のHPです。

記録で最も古いモノは1894年の9月22日、最新は昨年(2017年)の10月23日です。1894年と言えば、明治27年ですからオヤジ方の爺さん(1900年生まれ)もまだ生まれていない時代です。

傾向を見ると・・ってオジサンが偉そうに言う事では有りませんが・・・、最初の方の記録は9月中に初冠雪を観測していますが、1980年代に入ると10月初旬~中旬、1990年代は9月と10月が半々になります。2000年代から10月の初冠雪が多くなり、2013年~2017年までは全て10月・・それも後半が殆どになります。

だからなに?・・・と言われると答えに窮しますが、何となく初冠雪の日が後ろにずれて行っている様な気がします。オジサンの気のせいでしょうか?

さてさて、異常気象で暑い暑いと言っていても朝は来るし、仕事もしなければなりません。「働かざる者、食うべからず」と言うくらい、やはり働かないと食べていけないのです。この夏我家は、夜、エアコンを回しっぱなしで寝ています。まだ7月の電気代の請求が来ていないので分かりませんが、今から請求書を見るのが怖い。

朝晩だけでも早く涼しくなる事を願っています。早くコオロギの鳴き声が聞きたいオジサンでした。

どうやら8月も熱暑が続く予報が出ています。8月中旬はお盆休みでお休みになる方も多いと思います(客商売の方はこの時が稼ぎ時)が、それまでに体調を整えて(仕事はほどほどにして)、お盆休みを満喫しましょう。オジサンは諏訪湖の花火大会に行く予定ですが、その時「まつか」の鰻にも挑戦して来ます。かなり難しいと思いますが・・・。