先日5月13日は「母の日」でしたが、皆さんどの様にお過ごしになったでしょうか?
こんばんは、オジサンです。
オジサンちのお袋・・・
オジサンちのお袋は昭和11年生まれですから、今年の誕生日で齢82歳になります。昨年暮れまで八百屋で売り子をしていましたので、いまだに非常に元気です。地元テレビ局の夕方の情報番組にも何度か登場した事があり、選挙の応援演説なんかも得意ですから、言ってみれば「出たがり屋」です。
若い頃は日本舞踊なんて、今の姿からは想像できない様な事をやっていたと本人は言い張るのですが、オジサンには到底信じられません。(確かに写真は有るが・・・)
そんなお袋ですが、オジサンは生まれて60年以上、いまだお袋に怒られた事がありません(親父には毎日の様に怒られていましたが・・・)。オジサンが小学生の頃、学校で悪さばかりするものですから、お袋は三日に空けず学校に呼び出され、その度に先生方に頭を下げてくれていました。学校に呼び出された帰り道、近所の駄菓子屋でおでんを一緒に食べた事を思い出しますが、或る日ぽつりと「もっと上手くやりな」とつぶやいた事を良く覚えています。お袋に言わせれば「あんたのお父さんより、よっぽどまし」という事らしく、親父と2歳違いのお袋は親父の小学校時代の悪さを良く知っていたようです。(親父の悪さは近所のオジサンからも良く聞かされましたが、確かにひどい!)
母の日・・・
皆さんは先日の母の日、何かしたでしょうか?例えばプレゼントをするとか、飯を一緒に食べるとか・・・そんな具体的な事ではなく、遠く離れている方なら電話で「ありがとう」の一言を言うとかです。
偉そうにこんな事を言うオジサンですが、オジサンはつい最近まで、母の日に何かをしたという記憶が有りません(記憶喪失か?)。
どれ程前になるか記憶が定かでは有りませんが、何年か前から何かをプレゼントしたり、一緒に飯を食べたりするようになりました。どうやら奥さん、母の日にはオジサンちのお袋に毎年パジャマを、父の日には親父にパジャマをプレゼントしていたようですが、オジサンは全く知りませんでした。何年か前、お袋に聞いて初めて知りました。(やばくない?)
今年はお袋の好きなうなぎ弁当を買って一緒に食べました。以前は外に食事に出る事も多かったのですが、ここ2~3年は親父の足腰が弱り、外食もままならくなってしまいましたので、実家で食べるようにしています。
これが今年買ったうなぎ弁当です。地元では結構有名なうなぎ屋さんの弁当なので味は美味です。
話しは違いますが、最近うなぎは高くなりましたねぇ。東京辺りの有名うなぎ店ではうな重が1万円近くするし、オジサンの住む地方でも平気で5000円位します。どうしてこんなに高くなってしまったのでしょう?稚魚であるシラスウナギの漁獲高が激減しているのが原因の様ですが、やはり環境の変化がシラスウナギの漁獲高を減らしているのでしょうか?
オジサンが買った弁当の値段?・・・それはご想像にお任せします。オジサンは貧乏人ですから、それほど高い金は出せません。
子供は・・・子供
親にとって・・・特に母親にとって、子供はいつまでたっても「子供は、子供」の様です。オジサンも一人娘が居ますが、その気持ちは最近になって良く分かる様になりました。
「親は無くとも子は育つ」の言葉通り、子供は自分一人で大きくなった様な顔をしていますが、親の切なさ、辛さはやはり親になってみないと分からないものなのかも知れません。
オジサンはいつまでも「お袋の子供」であり続けようと思っています。(別にマザコンでは有りませんので、誤解の無いようお願いします)
阪神淡路大震災や東日本大震災等の災害、或いは戦争などで子供を亡くした母親(両親)の気持ちは実際その事に合わなければ誰にも分からないと思います。
大切な子供を災害や戦争で亡くされた方の気持ちの本当の部分はオジサンなんかには到底理解できないと思いますが、少しでも心の傷が癒される事がある様祈っています。