Mozart Vn協奏曲3選・・・
今日はMozartのVn協奏曲3選を紹介します。
こんばんは、オジサンです。
MozartのVn協奏曲、余りに有名な曲ですからクラッシク好きなら1度は耳にした事が有ると思います。
曲細かい解説は、オジサンなんかより余程詳しい方々が方々で解説していますので、今更オジサンに言う事は有りません。特に有名なのが3番と5番、1,2,4が悪いと言う訳では有りませんが、やはり3,5番と比べると聴きおとりがすると言うか、少し物足りない感じです(他の番号が好きな方、申し訳ありません)。
オジサンもクラシックを聴き始めた結構早い時期にこの曲のレコードは手に入れました。まだまだ何を聴いて良いか分からなかった頃でしたので、神田駿河台下に有った『パパゲーノ』(レコード店)のご主人の香川さんに教えて頂き、この曲と出会った次第です。
Grumiaux(グリュミオー)(Vn)のMozart・・・
最初に買ったのは香川さんから勧められたGrumiaux(Vn)、Paumgarutner(Con)の盤で、日本フォノグラムから発売されていた物です。(香川さんは輸入盤の中古を探せと勧めてくれましたが・・・)
このレコードは、MONO録音で、Grumiaux最初のMozart Vn Conです。この後、デイビス(Con)と組んで出したと思いますが、演奏は圧倒的にこちらの方がオジサンの好みです。Grumiauxも若かったし、Mozartが作曲した年齢も確か19歳位と若い時期でしたから、二人の若さがほとばしるような演奏が聴きどころです。
今日紹介する3枚のMozart Vn Conの中で、一番第二楽章が美しいのもGrumiauxだとオジサンは勝手に思っています。
Schneiderhan(シュナイダーハン)(Vn)のMozart・・・
次に買ったのがSchneiderhan(Vn)、Isserstedt(Con)のレコードでした。
これはDGGの物です。我が家にDGGのレコードは、このSchneiderhanとMichelangeli(P)位しか有りません。DGGファンの方には申し訳ないのですが、我が家の装置ではDGGのレコードは余り良い(好みの)音がしません。
何が原因か分かりませんが、どうも音が薄いと言うか音の厚みが出ませんので、どうしてもDGG(日本盤も同じ)には触手が動かないのです。
ただSchneiderhanも、Michelangeliもその演奏は素晴らしいものがあります。SchneiderhanのMozartは世間的には賛否両論有るようですが、オジサンはこの演奏が気に入っています。
Kantorow(カントロフ)(Vn)のMozart・・・
余談ですが、今KantrowのBach Vn協奏曲を聴きながらこのブログを書いています。
Kantrowは彼の五味康佑先生がKantrowを始めて聴いた時のエピソードを書いておられますが、DENON PCM録音の技術的な高さを褒めると同時に「どうしてPCMには良い演奏家が居ないのか」と嘆いておられたと思います。
その中でKantrowだけは初めてどこかの空港か駅で流れていたものを耳にされ、非常に驚かれた様です。その時聴いた曲はフォーレだったと思いますが、私の記憶違いかもしれません(間違っていたらご容赦下さい)。
さて、KantrowのVnは私の感じでは、悪く言えば線が細い、良く言えば繊細と言えると思います(DENON PCM録音のせいかも)。しかしこのレコードも私の愛聴盤の1枚で、Grumiauxの次に良く聴きます。
MozartのVn協奏曲は名曲ですので、これ以外にも沢山のレコードやCDが出ています。
一時期日本ではムター(Vn)、カラヤン(Con)のレコードがクラシックレコードの売り上げ新記録を作るのではないかと言われるほど沢山売れましたし、今でも多くのアーティストが録音しています。オジサン的にはヒラリー・ハーンの物が最近の物としてはお気に入りです(ただしCDしか有りませんが)。
音楽は心を癒す・・・?
先のブログにも書きましたが、オジサンが精神を病んでしまった時、音楽がオジサンを助けてくれた一翼を担ってくれた事は確かです。
オジサンの音楽遍歴は、吉田拓郎さんのフォークソングに始まり、カーペンターズ、カントリ&ウエスタン等を経由して、クラシック音楽(MozartとBach)にたどり着きましたが、音楽なら何でも良いと思います。
吉祥寺辺りでJazz喫茶営む某オーディオ好きの方が「自然に身体が動いてしまうのが良い演奏なんだ」と或る書の中で言っておられます。
確かにその通りだと思います。まぁオジサンの場合は「良い演奏」の部分を「良い曲」・・・つまり自分が好きな曲と読み替えていますが・・。
嫌な事が多い世の中ですから、音楽を聴いて身も心もリフレッシュして下さい。
そんな時Mozartの曲はお勧めです。
貴方も自然に身体が動いてしまうような楽曲、演奏に出会える事を心からお祈りします。