趣味の勧め・・・

じんぐるべ~る、じんぐるべ~る

 

こんにちは、オジサンです。

今日はクリスマスイブ、若い人達は友達や好きな人と過ごすのでしょうが、オジサンは特に予定もありません。(さみし~!!!!)

今日も朝からテニスをやり、午後の今、こうしてブログを書いています。

オジサンだって若い頃は友達や〇〇と一緒にクリスマスイブを過ごした事も有りました。オジサンが若い頃(今から40年位前)、クリスマスイブの行事と言えば、銀座や新橋でクリスマスの三角帽子を被ったサラリーマンのオヤジがクダを巻いている光景が思い出されます。日本のサラリーマンがまだまだ元気だった頃の風物詩のようなものです。

バブルの頃は、麻布、六本木、赤坂辺りのレストランやホテルのラウンジは半年以上前から予約が一杯で、一人何万円もするような高級料理が食されていました。

バブルがはじけ、一旦は良くなった景気もリーマンショックで再び壊滅状態となり、今では銀座に回転寿司ができたり、バブルの象徴の様だった赤プリ赤坂プリンスホテル)も当時の姿を失ってしまいました。まぁ赤プリ地震対策の意味もあるのでしょうから、いたしかたなしです。

 

若者よ、趣味を抱け!

さて前置きが長くなりましたが、クリスマスイブで思い出した事を書いてみました。

さて本題です。

 

その昔『少年よ、大志を抱け』と言ったのは彼の札幌農学校で教鞭を取られていたクラーク博士が言った言葉ですが、オジサンとしては『若者よ、趣味を抱け』と言いたい。

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モーツァルト魔笛」 カラヤン指揮 MONO(フランスPathe盤)

 

今の若者が何を考えているか分からない・・・などとジジ臭い事を言うつもりもうとうありませんが、なんとなくそう感じる事が有ります。

 

趣味は何でも良いのですが、できれば金が掛からず、できる限り長年(歳をとっても)続けられるものが良いと思います。

何かを収集する(そう言えば、小学校の頃集めていた切手はどこへ行ってしまったのでしょう)、スポーツをやる、何かを作る・・・なんでも良いのです。

 

趣味は身を助ける・・・?

オジサンは15年位前、仕事が非常に忙しく、夜の11時頃まで職場に居て、翌朝4時にはまた職場に戻るような生活を約1年間続けていました。

本人は仕事に追われる日々ですから、精神が病んでいるなんて事は一切考えませんでしたが、やはり身体は正直なようで、ある日突然何も悲しい事は無いのに涙が止まらなくなったことが有りました。

 

今で言えば「鬱症状」だったと思いますが、当時はそのような考えは一般的でなく、長時間労働なんて言葉もない時代でした。

与えられた仕事は確実に、そして早くこなす・・・これが当たり前の時代だったのです。もちろん今もそれは変わっていないと思いますが、今は会社側も長時間労働に気を配り、法も長時間労働による労働災害を防止する方向に動いていますので、当時よりは多少良くなったと思います。

 

そんな精神を病んでしまったオジサンを救ってくれたのが、テニスと音楽、そして我が愛しの娘だったのです。(娘は趣味ではありませんが)

 

23時に退社、翌朝4時には出社していましたが、週末だけは何とか・・というか、絶対に休みを取るようにしていました。

そして週末には必ず、どれほど身体が疲れていても、午前中はテニスを、午後は好きな音楽を聴くようにしていました。

上の写真はそのころ本当に良く聴いたモーツァルト魔笛のレコードです。カラヤンEMI時代の録音で、ウォルター・レッグがプロデュースした、オジサンにとっては名盤です。

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グールド(P)・ローズ(Vc) バッハ チェロソナタ 伊CBS

これはグールド(P)とローズ(Vc)のバッハです。このレコードもこの時代良く、本当に良く聴きました。

 

もしあの時、何も趣味を持っていなかったら・・・と思うと、メチャクチャ恐ろしい気分になります。きっと今、オジサンはこのブログを書いていなかったと思います。

 

もう一度言います・・・若者よ趣味を抱け

趣味は貴方が苦しい時、きっと助けてくれます。

もちろん、家族や友達も貴方の助けになってくれるでしょう。しかし、最後にあなた自身を救えるのは貴方自身なのです

 

若者よ、趣味を持って、それを長く続けて下さい。

オジサンからのメッセージです。