オジサンとジーンズ

今日の天気予報では、週末に台風が日本列島に近付きそうだとの情報が有りました。

こんばんは、オジサンです。

「命に関わる暑さ」の峠が過ぎるかと思ったら、その前に台風が来そうな雰囲気になって来ましたが皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

オジサンの住む地方は、全国的にみればそれほどの暑さでは無いのかも知れませんが、それでも「命に関わる暑さ」を実感しています。朝から異様な暑さで、着替えをしているだけで気力が奪われていきます。この暑さの中、何を着て行っていいものやら、毎朝悩んでいます。とは言っても、それほど着るモノを持っている訳では有りませんので、せいぜい2~3秒考えれば済む話ですが・・・。

これだけ暑いと、身体にぴったりした様な服は着る気にならず、どうしても緩やかな服を選んでしまいますが、皆さんはどんな服装で出掛けますか・・・?浴衣や甚平で出掛けるって人も居るかも知れませんねぇ・・・この暑さじゃ。

オジサンが子供の頃、近所のオヤジどもはステテコ一丁で堂々と歩いていましたが、最近はさすがにステテコ一丁は見なくなりました。(会社にステテコ一丁で行ってやろうか・・そしたら「帰れ!」って言われるかも・・)

オジサンとジーンズ

さて、唐突ですが皆さんはジーンズを履きますか?オジサンは還暦(60歳)を過ぎてからジーンズ、それも古着ジーンズにハマっています。若い頃はチノパンや綿パンばかりでした。(仕事用スーツは別として)

オジサンがジーンズにハマる切っ掛けとなったのが2年程前にLeeのペインタースタイルのジーンズを古着屋さんで見付けて買ってからです。

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これがその切っ掛けとなったLeeのジーンズです。比較的新しい感じで、痛みや色あせも殆どない割に価格は安く、確か1000円程度で買った記憶が有ります(オジサンは古着にそれほど高額を出さない)。

この-ジーンズ、生地が薄く、比較的ゆったりしているので、夏に履いても暑さを感じません。写真では色が黒っぽく写ってしまいました(オジサンの腕のせい!)が、実際はもう少し明るい感じの色です。

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このジーンズを切っ掛けとして、今では10本程度のジーンズを持つ事になってしまいました。とは言っても、最高で2800円の古着で、平均すれば1200円と言ったところでしょうか。

オジサン的最高額ジーンズ

平均購入価格が1200円なんて言うと、皆さんにバカにされそうですが、オジサンにはそれで充分なのです。オジサンが今所有しているジーンズの中で最も高額なのがナノ・ユニバースジーンズです。

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ちょっと写真がブレてしまいましたが、これがナノ・ユニバースジーンズで、夏用に丈の短い古着を買いました。オジサンのクルブシ辺りまでしか有りません。

オジサンがこのジーンズで気に入っているのが、生地の柔らかさとサイドポケットである事です。古着屋さんに行くとサイドポケットのジーンズを探しますが、なかなかサイズの合ったモノは見付かりません。元々の数が少ないせいもあるのでしょうが・・・。

オジサンはさっきも書いた通り、若い頃はチノパンや綿パンしか履きませんでしたので、サイドポケットに慣れています。ジーンズのポケット(なんて言うか、オジサンは知らない)に手を上の方から突っ込むのに慣れていないのも有るのですが、やはりサイドポケットの方が使いやすいとオジサンは思います・・・オジサンはポケットに手を突っ込んで歩く癖が有るので・・・。

このジーンズは今年の春頃買ったモノですが、2800円しました。程度は良く、色落ちも殆どありませんでしたので、非常に気に入っています。

コズミックワンダージーンズ

初めてネット通販で古着ジーンズを買ったのが、コズミックワンダージーンズです。

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これがオジサンが買ったコズミックワンダージーンズですが、特徴は後ろポケットが有りません。左側は元々有りませんし、右側も元々跡しか付いていません。

このデザインが気に入って、ウエストと股下の長さだけ確認してポッチってしまいましたが、これが大きな失敗でした。到着したモノを早速履いてびっくり、太ももがかなりピチピチです・・・。ウエストが合っていれば、その他の部分は問題ないと勝手に思ってしまったオジサンのミスなのですが、こんなデザインのジーンズが有る事を初めて知りました。

普段は絶対に試着してから買うのですが、この時は早まった・・・ざんね~ん!!

皆さんもネットで洋服を買う時は気を付けましょう。自分の体形を熟知してから買わないとオジサンと同じ目に遭いますよ!今このジーンズは誰かに上げるか、オジサンがやせて履くか・・・運命の分かれ道に立たされています。できれば自分で履きたいが、オジサンはテニスをやっている関係で太ももはなかなか細くならないのです・・・。

ジーンズの良さとは・・・

若い頃はジーンズを履かなかったオジサンがなぜここまでジーンズにハマってしまったかと、オジサン的に分析してみると次のような結果になります。

①なんと言っても・・・楽

②汚れが気にならない

③上着(シャツなど)が合わせやすい

④デザインが豊富

昔に比べ、ジーンズのデザインは豊富になったと思います。オジサンはカラージンズを履きません。インディゴブルーが殆ど(カラーは1本だけ持っている)ですが、同じインディゴ系の色でも様々で、かなり濃い色のモノから、一時流行った(今はあまり見なくなった)ケミカルウォッシュ系の薄い色まで様々です。裾幅も最近はスリム系やスキニー系のモノが主流の様ですが、オジサンが若い頃は裾の広がった(パンタロンとも言った)モノ・・・今で言えばブーツカットがそれに近い・・・が大流行しました。ネットで70’sファッションと検索して頂ければ出てきます。

古着屋さんにて・・・

オジサンは古着屋さんに週に1回か2回程度行きます。行くのは近所のお〇市場が多いのですが、気が向けば〇ードオフ系の古着屋さんも覗きます。しかし、何かを買って帰るのはせいぜい4~5回に1回程度、時には1回でシャツとズボンを買ったりする事も有りますが、殆どが空振りで、手ぶらで店を後にします。

何と言っても古着は1点モノですから、気に入った色柄とデザイン、それに自分に合ったサイズに出会える事は稀です。特にオジサンの様な体形(短足)に合ったサイズのパンツを探すのは一苦労です。古着屋さんにモノを持ち込むのは若い人が多いと思うのですが、最近の若者はスリムで足が長いですから・・・オジサンの様な体形の若者は少ないのでしょう(かなし~)。

ダメージジーンズや~い!

さてさて、今日はオジサンとジーンズと題して書かせて頂きましたが、今オジサンはダメージジーンズの気に入った古着を日夜探しています。自らの体形の特徴も理解できましたので、ネットでも今度は失敗しない自信が有りますが、これがなかなか見付かりません。先日ネットで良さげなモノを見付けたのですが、オジサンがモタモタしている間に他の人にカッサワラレテしまいました。

結構な拘りが有って、完全にアナーキー(穴開き)のモノは不可、丈は短め、色は濃い目等々、それに短足体系のオジサンに合った古着なんて・・・そりゃ、ないわ!

 

まだまだ暑い日が続き、週末には台風も日本列島に近付く予報が出ています。先日の豪雨災害・・・やっと政府は激甚災害に指定したそうですが、そんなの2~3日で分かるだろう!と思うのはオジサンだけでは無いでしょう・・。

折角水道も復旧したばかりと言うのに、これ以上災害が広がらない事を切に願っています。被災地の方々、台風の進路に当たる地方の皆様、くれぐれもご注意ください・・・ってオジサンの住む所が、今日の予報では進路の中心線の上に有りました。

非常食、水、懐中電灯、携帯ラジオ・・・それから・・・それから・・・。

では皆さん、今日はこの辺りで失礼します。

 

 

 

暑さの峠はいつ・・・

ホントに毎日茹る様な暑さが続いていますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?

こんにちは、オジサンです。

毎日多くの方が熱中症で救急搬送されているようですし、豪雨災害に遭われた西日本の方々はこの暑さが復旧を遅らせる一つの原因になっている様です。強烈な暑さの中での復旧作業は大変な事だと思いますが、くれぐれも二次被害に遭わない様ご注意頂きたいと切に願うオジサンです。

オジサンは昨日も今日も午前中はテニスをやって来ましたが、朝の8時から既に気温は30℃に近く、昼頃には33℃位まで上昇しています。天気予報や朝の情報番組では「原則屋外での運動禁止」を盛んに訴えています。

ホントにこんな暑さは記憶に無い気がしますが、記憶に無いのはオジサンだけでしょうか?皆さん、こんな暑い夏、記憶に有りますぅ?赤道直下の国々ならともかく、ここは日本なんですよねぇ・・・。この暑さ、いつまで続くのでしょう?天気予報では今月一杯は猛暑に注意が必要だと言っていましたが、まだ10日近く有ります・・・。

早く暑さの峠を超えて欲しいものです・・・。

夏の花

皆さん、「夏の花」と言って真っ先に頭に浮かぶ花は何でしょうか?ヒマワリ、百合、百日紅・・・夏は結構派手目の花が咲き誇り、夏空の下で美しさを競い合っています。

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これは家の近所のお寺に咲いていた百合の花(?)だと思いますが、普通の百合の花とはちょっと違い、結構派手な(言い方を変えるとグロテスク)感じがします。

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上の百合の花の近くに咲いていたヒマワリです。このヒマワリは背が低く、オジサンの身長の1/3程度しか有りません。日本も色々な種類のヒマワリが定着してきましたね。オジサンが子供の頃のヒマワリと言えば、背が高く、花も大きなモノが一般的で、こんな小ぶりのモノはほとんど見た事が有りません。ゴッホの描いた「ひまわり」と同じモノは見た事が有りませんでした。

豆の実

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何の実か分かりませんが、百合の花の上に成っていた豆の実です。夏の豆と言えば「そら豆」を直ぐに思い出してしまう食いしん坊のオジサンですが、そら豆は塩茹で食べても美味しいし、天麩羅にすると最高ですね。串に3~5個くらい刺して、さっと油で揚げたそら豆は夏の定番です。勿論オジサンは「塩」で頂きます。揚げてる時は汗だくですが、水を撒いた庭先で(オジサン家には庭はないが・・)食べたら最高だと思います。

朝顔の花

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道端に、まるで野生の様に咲いていた朝顔です。大輪で、青色が奇麗でした。

朝顔と言えば、小学校の夏休みに「成長日記」を付けて自由研究にしていた方も多いと思います。朝顔のイメージと言えば、植木鉢に補助木を刺して育てるイメージが有るのですが、この朝顔はまさしく野生でした。

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朝顔の近くでは、既に柿が実をつけていました。まだまだ青く、小さな実ですが既に柿の形をしています。これはオジサンの住む町の隣町で有名な柿の種類だと思いますが、これが結構お高いのです。

自然はいつでも季節を先取りして、準備をしていると言う事でしょうか・・・。

 

さて、今週も暑い週末で、明日からの仕事に影響が出なければ良いと思っています。暑いのは脱いでも暑いですから、暑い時は無理せずエアコンを利用し、体調を整えましょう。

ではまた・・・暑さに参っているオジサンでした。

異常な暑さはいつまで・・・?

連日の暑さで身体が溶けてしまいそうになっています。

こんばんは、オジサンです。

今日は仕事を休み、一日のんびりさせて頂きました。被災地で復旧作業を頑張っておられる方には申し訳ございませんが、取り掛かっていた大きな仕事が一段落したので、暑さにかまけて一息入れさせて頂きました。

それにしてもこの暑さ、どうなっているんでしょう?所によっては40℃に到達した地域も有った様で、もうそうなると「気温」とは言えない様な気がします。では何というか・・・オジサンには分かりませんが・・・。

昨日もオジサンは東京へ行っていました。東京駅で新幹線を降り、ホームに立った途端「ガオ~!」と意味もなく吠えたくなりました。吠えれば多少は涼しくなるかと思ったのですが、他の方の迷惑になりそうなので、小さな声で吠えておきました。東京駅を出て、バスを待っている間、本当に足元から溶けて行くんじゃないかと思えるほどの暑さでしたねぇ。東京は「ヒートアイランド現象」とか言って、実際に太陽で照らされたうえに、エアコンの排気や車の排ガス、更にアスファルトの照り返しなどで実際の道路の上は気象庁発表の気温より高い様です。

あの気温じゃお年寄りが熱中症で倒れるのも分かる気がします。吹いてくる風が生暖かいを通り越して、まさに「熱風」と言った方が合っていると思いました。

山の上の公園にて・・・

オジサンの住む地方の今朝の気温(6時頃)は27℃でした。窓を開けても暑いし、と言って朝からエアコンも「なんだかなぁ」と言う感じですので、何とか我慢していました。一応仕事に行く準備をしましたが、家を出る時には汗だくで、めっきり働く意欲をそがれてしまいました。予定表には何も予定が無かったので、エイ!ヤ~!で休むことに決め、一応職場に顔を出して「俺、今日休むわ」と言って早々に退社しました。(何と我儘なオジサン!)

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急な休みだったので(と言っても自分で勝手に休んだのですが・・)、何の計画も予定も行くところもお金もありませんので、とりあえず山の上の公園でボ~っとしようと思い車を走らせました。

山の上なので少しは涼しい事を期待して行ったのですが、思っていたより気温は高く、車の温度計では24℃でした。霧が出ていたのと、雨が少し降った様で、爽やかな感じはあったのですが・・・。

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公園は朝早かった(7時半頃)のと、平日で人っ子一人、犬一匹、猫一匹、カブトムシ一匹居ませんでした。オジサンの貸し切り状態で、滝の下流の岩に1時間位座ってボケ~っとしました。皆さんにも山の上の涼しさが少しは伝わればありがたいですが、難しいですかねぇ。

丁度信州、原村辺りの夏の朝に似ていると思うのですが・・・

紅葉・・・?なわけないか!

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公園の中を散歩していて、紅く色付いたモミジを見付けました。レンズはリケノン50㎜です。まるで紅葉している様な色のモミジです。先の方の一部の葉っぱが紅く色付いていました。幹に近い方は緑だったですが、葉先の方が紅く染まっていました。

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それにしても不思議ですね。何か悪い事が起こる前兆でなければよいのですが・・・。紅い葉を付けた木はこれ一本で、他のモミジは全て緑一色でした・・・。まさか紅葉ではないと思うのですが・・。

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公園の中はこの時期花がほとんどなく、この花が唯一目を引いた花です。勿論オジサンには名前が分かりません・・・自慢にならねぇよ!。

さてさて、この暑さ本当にいつまで続くのでしょう?そう言えば昨日だったか、一昨日だったか、ある番組で猛暑日の回数を発表していました。国内の猛暑日(35℃以上)の回数は2000年以降確実に増えているようですね。テレビのゲスト(オジサンと同じ様な歳)も言っていましたが「子供の頃、30℃を超えたら大変な事だった」と。オジサンも同感です。

この暑さ・・・皆さん何か思い出しませんか?そうです、ノストラダムスの大予言です。「1999年7の月、空から大王がやってきて・・・」と言うあれです。2000年以降、人類が徐々に焼かれているような・・・。この暑さ、勿論太陽の活動が異常化しているとか言う事では無く、太平洋高気圧とチベット高気圧の重なりによるものらしいのですが、何となく「空から大王がやってきて」と言う感じ・・・しませんか?・・・しない?そうですよね。

もう子供達は夏休みに入ったのでしょうか?今朝はまだ通学の子供を見掛けたので、オジサンの住む町はまだだと思いますが。いいなぁ・・・夏休み。

オジサンはもう、残りの人生毎日が夏休みでも良いんだけどなぁ・・・。働かなきゃ食って行けないし・・・。もう少し頑張りますか。

今日は一日ノ~ンビリ過ごさせて頂きましたので、また明日から少しだけ気合を入れなおします。だって、2日行ったら休みですから・・・。

では皆さん、くれぐれも暑さをナメナイで下さい。

暑い時は・・水分、塩分、休息が大切ですよ!

暑すぎるぅ・・・

何だか熱帯地方の様な暑さが続きますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?

こんばんは、オジサンです。

ここ2~3日、今までに経験した事の無い様な暑さで、テニスをしていても頭がボ~っとしてしまい、集中した練習が出来ません。本当なら、この様な暑さの時は、テニスなんてやっちゃいけないのかも知れませんが、オジサン達は昨日も、今日も午前中は練習をしていました。ホントに命の危険さえ感じるような暑さの中、皆よくやっていると思います。

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いつもの公園で今朝撮った1枚ですが、これを撮影したのは6時少し過ぎた時間です。朝から強い日差しで、なんだか目も眩みそうです・・・。

前にも書きましたが、最近の日本の気候は何だか極端な気がしますが、皆さんはどんな風に感じているでしょうか?雨の降り方しかり、夏の日差ししかり・・・そう言えば何年か前、秋が殆ど無く、残暑がやたら長く続き、すぐに冬になってしまった様な年も有りましたねぇ。

100年先には青森辺りでリンゴが取れなくなり、代わってミカンが取れると聞いた事が有ります。まぁ、100年先ならオジサンはとっくにあの世に行っているので、直接の影響はないのですが、なんだか恐ろしい様な気もします。

百合の花・・・

いつもの公園の近くにあるお宅の庭で百合の花が満開を迎えていました。

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青空に映える百合の花が奇麗でした。

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何だか分からない葉っぱを、エクステンションチューブを付けたRICで撮ってみました。なんだか不気味な画になってしまいましたが、ご容赦ください。

今は大分夏の花が花盛りになってきていて、朝顔、ひまわりも盛りに近い状態です。そう言えば、今朝クワガタがオジサン家の玄関先にいました。朝起きて(4時半頃)、あまりの暑さに玄関を開けに行くと、そこにコクワガタのメスが居ました。勿論採取する様な事はせず、家の中に入らない様そっと植木の方に放しました。今年初めての様な気がします。

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これはわざとピンボケにしてみた写真です(決してオジサンの腕のせいでは有りません)。夏の朝の日差しの強さを表したかったのですが、日差しの強さが伝わるでしょうか?

富士下山ツアー

今年の春先、テニス仲間の誰かが「今年は皆で富士山に登ろう」と言っていましたが、最近は富士登山では無く、「富士下山」と言うツアーが有り、結構な人気を博していると先日のTVで知りました。何でも、富士山五合目までバスで行き、普通はそこから山頂を目指す(富士登山)のですが、反対に麓に向かって下りて行くツアーの様で、森林の中を歩いて森の緑を楽しむツアーの様です。

確かに、富士山は登れば登るほど石と溶岩だけになってしまい、雲が出ていれば下界の景色も楽しめないので「ただ疲れる」だけになる可能性もありますが、麓に下ってくれば森の緑で森林浴の効果も期待できると思います。

オジサンの住むアパートからは、富士山が結構良く見えます。今時の季節は夜登っている人の明かりが良く見え、昨日の夜辺りは数珠繋ぎになった登山者の明かりが結構奇麗でした。

いつもの公園にて・・・

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今朝も練習前にいつもの公園で一休みしてから練習に行きました。精神的な落ち込みも大分回復し、ほぼ水面に顔を出した感が有ります。

ある人・・・

先週オジサンは、ある人と会って話をして来ました。その人は以前オジサンと同じ職場で働いていた人で、オジサンの目から見れば非常に良くやってくれていたと思います。

残念ながら昨年末、体調を崩した(メンタルでは無い)のと結婚を機に退社してしまいました。急な呼び出しにも関わらず、気持ち良くオジサンの呼び出しに応じてくれました。オジサンはその方にお願い事が有ってお会いしたのですが、いまいちオジサンの気持ちが伝えられたか否か不安なところがあります。残念ながら色気のある話では有りません・・・。

当然ながらオジサンにはその方の将来を決める権利は無いし、その方の生き方に口を出す権利も有りません。しかしその方には絶対幸せになってもらいたいとオジサンは何時も願っています。幸せになって欲しいからこそ、強引に話が出来なかったのです。

その方に逢う事によって・・・オジサンは水面に顔を出せた様な気がします。何となく腹の中に溜まっていたモノを吐き出す事が出来た・・・と言うとその方を利用したように聞こえるかも知れませんが、決してそんな事では有りません。

上手い表現が出来ないボキャの無さを痛感しますが・・・その方はオジサンの愚痴にも近いお願い事を見事に受け入れてくれたのです・・・しかも笑顔で・・・。

ありがとうございました・・・。

今日はこの辺りにしておきます。明日までの3連休、オジサンは毎日テニス三昧ですが、皆さんはどこかに出掛けたりしていますでしょうか?

海で日焼けをした方・・・今夜あたり大変な事になっているでしょう・・・お大事に!

錦織選手・・・力尽きる

昨日東京へ行っていましたが、東京は非常に蒸し暑い感じで、汗だくになって歩いていました。

こんにちは、オジサンです。

水害被害に遭った西日本の方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地では、飲料用などの水が不足していて困っているようですが、なんと皮肉な話しか・・・と思ってしまいます。大量の水で被害を受けているにも関わらず、その水不足に悩まされるとは・・・まるで人生そのものを見ている様な気がしますねぇ。

錦織選手・・・力尽きる

さて、ウインブルドン大会も佳境を迎え、いよいよBest4が出揃った様ですが、オジサンはまだ誰が勝ったか知りません。錦織選手の試合は昨夜がんばって途中まで見ていましたが、やはり睡魔には勝てず・・・オジサンも力尽きて寝てしまいました。(結果は今朝の情報番組で知った)

結果的には師匠の松岡選手と同じBest8止まりで、今回は錦織選手の調子が良さそうだっただけに残念な気がします。

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既にご存知の方も多いと思いますが、ジョコビッチ選手は元世界ランク1位の選手で、その守備力には定評が有り、「どこへ打っても返ってくる」と対戦相手に言わせるほどの腕前を持っています。怪我の影響でランキングは下がっているとは言え、そこはやはりジョコビッチ選手ですから・・・守備力に衰えは見えませんでした。

守備力の高い選手との戦い・・・

オジサンも攻撃型のテニスですから、守備力の高い選手のと対戦は非常に苦手です。オジサンが目指すテニスは「相手のラケットをぶっ壊して勝つ!」ですから、殆どハードヒットで戦います。そんな時、打っても打っても返してくる選手は非常にやり難く感じます。攻め切って勝つ事が出来れば良いのですが、相手も「負けたくない」の一心で返して来ますので、なかなか決め切る事が出来ません。そんな選手とやる時は、どうしても「より厳しい所」を狙ったり、「より速い打球」を打って行きますので、どうしても自らのミスも増えてしまいます。

昨日の錦織選手の試合(途中までしか見ていませんが)、やはり錦織選手は「早めの仕掛け」を目指していたようです(オジサンにはそう見えました)。ラリーが続けば続くほどジョコビッチ選手のペースですから、錦織選手は早目に仕掛けて「優位」を作り、ポイントを重ねる作戦だったと思います。

オジサン的にその作戦は間違っていなかったと思います。残念ながら打数が多くなればなるほどジョコビッチ選手が優位になる事は明白です。ジョコビッチ選手は錦織選手が真正面から打ち合って勝てる相手では無かったと思います。

守備力の高い選手と試合をやる時、やはり先にミスをしてしまっては勝つ事が出来ません。しかし、ジョンジョリボールだけでも勝てませんので、ジョンジョリボールとスピードボールを上手く織り交ぜる事が重要だし、時には相手のイヒョウを突いた様なプレイも必要になります。

そこが非常に難しい所なのです・・・。

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テニスの難しいところ・・・

前回少しだけ書きましたが、テニスは試合が始まれば全て一人でやらなければなりません。一部(女子の試合)の試合では、試合途中(コートチェンジの際)でコーチをコートに読んでアドバイスを受ける事が出来るようになりましたが、常に呼べるわけでは無く、呼べる回数も決まっていると思います。

ここが他のスポーツとの大きな違いで、選手はコートに入ったら全てを一人でやる必要が有ります。相手のその日の調子はコートで対戦して初めて分かります。その選手のどこを、どんな風に攻めるか・・・どこで仕掛けるか・・・等々、試合のマネジメントをやり、実際にそれを実践のも選手自身です。

他のスポーツなら、監督やコーチ、ゴルフならキャディさんが近くに居て、「こう攻めろ」とか「フォームのここがオカシイ」とか言ってくれますし、試合全体の流れ(マネジメント)も監督やコーチがやってくれます。従って選手は監督やコーチの指示に従ってプレイを続ければ良い(その技術が有れば)のです。

この言い方は非常に極端で、反感を買う恐れがありますが、「監督やコーチの指示通りやって負けたなら、それは監督やコーチの責任」なのではないでしょうか?(選手が監督やコーチの指示通りできたと仮定しての話ですが・・・)。

勿論選手は、監督やコーチがいくら指示を出しても、「それは違う」と思えば違うプレイをすれば良いのですが・・・。

「テニスはコートに入れば選手が全てを判断し、実行しなければならない」点が他のスポーツと異なる点だとオジサンは感じています。オジサンが現役の頃は、「観客席のコーチと目が合っただけでも選手は失格になる」とまで言われていました。今はスパーショットををすると選手がスタンドのコーチ等に向かってガッツポーズしたりしますので、この辺りの事は多少緩くなっていると思います。

一人で全てをやらなければならない・・・と言う意味では、水泳が非常に良く似ていると思います。水泳の場合、飛び込んだらコーチの声は届かないでしょうから、やはり選手一人でマネジメントをして、実践しなければなりません。

ジョコビッチ選手の強さ・・・

テニスで重要な3本の柱・・・皆さん何だかわかるでしょうか?

「技術」「戦術・戦略」「メンタル」・・・これがテニスに重要な3本柱です。これはどのスポーツでも同じでしょうが、先ほども書きました通り、あるスポーツでは「戦術・戦略」は監督やコーチが立ててくれる場合があります。

どれ程技術が優れていても、戦術・戦略が無ければ勝てないし、どれ程素晴らしい戦術・戦略を持っていてもそれを実践する技術力がなければ勝つ事は出来ません。メンタル・・・これは「集中力」と言い換えても良いかも知れませんが、ここ一番の集中力は絶対に必要ですし、「負けない心」は全てのスポーツに共通して必要です。

ジョコビッチ選手の強さ・・・それは「ゲームマネジメントの素晴らしさ」だとオジサンは以前から感じていました。こういうとジョコビッチ選手に失礼ですが、ジョコビッチ選手の打球は現在のトッププロの中で、それほど速いとか、ナダル選手の様な強烈な回転の掛ったショットを持っている選手では無いと思います。それでも世界のトップに長年君臨しているのは、そのゲームマネジメントの素晴らしさが有るからではないでしょうか?「ジョコビッチには勝てそうで勝てない」・・・ジョコビッチ選手の試合を見ていると、いつも感じる事です。

ロッド・レーバー

前回のブログで、オジサンが最も好きだった選手にオーストラリアのロッド・レーバー氏を挙げました。昨日の錦織選手vsジョコビッチ選手の試合をスタンドで観戦する姿が映し出されました。オジサンは懐かしくて目頭が熱くなりました。

派手なストライプのシャツを着て、近くに居た若い女性(何者?)と談笑する姿が映し出されていましたが、今もお元気そうで何よりです・・・・ってオジサンが偉そうにいう事では有りませんが・・。

 

さて、ウインブルドン大会2018も残すところ準決勝・決勝を残すのみとなりました。ウインブルドン大会が終わると今度はゴルフの全英大会が始まりますね。

サッカーワールドカップも決勝と3位決定戦の2試合を残すのみとなりましたが、連夜の放送で寝不足気味のオジサンです。

そう言えば、今年の夏の甲子園は100回記念大会の様ですが、高校球児の熱戦は見ていて胸が熱くなるのはオジサンだけではないと思います。

スポーツは勝負で有る以上、必ず勝者と敗者に分かれます。例え負けたとしても、自分、或いはチームとして悔いの残らない試合をして欲しいと思います。とは言っても、負ければ必ず悔いは残るし、どれ程練習しても満足できるものではないと思いますが・・・。

本格的な暑さと共に、蚊の季節がやって来ました。オジサンの家は、蚊が結構出ます。色々殺虫剤を駆使して蚊に刺されない様気を付けていますが、夜中に耳元でプ~ンとやられるとムカッとします。ますます寝不足がひどくなる~!

錦織選手・・・Best8進出

西日本の豪雨被害報道で、まだまだ被災者の方が増え続けている事が気になります。今回の豪雨被害は、平成に入って最大の被害をもたらした豪雨で、その範囲も今までに無いほど広い範囲に及んでいる様です。

こんにちは、オジサンです。

今回の豪雨災害、オジサンの住む町の七夕豪雨なんて足元にも及ばないほど広範囲で、影響も大きなものとなっている様です。それにしても、本当に最近の雨の降り方はおかしいと思いませんか?「線状降水帯」って言うんですか?最近ニュース等でも良く聞く様になった言葉ですが、同じ様な所に雨雲(それも強烈な)が掛り続け、大量の雨を降らせる現象との事です。そんなの、オジサンが子供の頃は聞いた事も有りませんでした(オジサンの記憶から消えているだけかも・・)。

それに気温の上昇もただ事では無い様な気がします。観測点が増えた事でそれまで分かっていなかった事が分かるようになったのも一つの要因だと思いますが、人の体温を超える様な気温も聞き慣れた様な気がします。

オジサンが子供の頃、夏に遊びに出ようとすると「今日は30℃を超えるから、帽子被ってけよ!」と親父の声が後ろから飛んできたものです。当時は30℃を越えれば大騒ぎでした。「熱中症」と言う言葉も聞いた記憶が有りません。オジサンが子供の頃は、「日射病」と言うのが一般的で、恐らく「日射病」は「熱中症」の一部だと思いますが・・・気候変動と共に、どんどん新しい言葉が出て来るんですねぇ。

松岡修造さん以来のBest8!

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さて、ウインブルドン大会も2週目に入り、いよいよBest8が出揃いました。大阪選手は残念ながら負けてしまった様ですが、錦織選手は4回戦の大熱戦を制して、ウインブルドン大会初のBest8進出です。なんとあの松岡修造選手以来の出来事と言う事ですから驚きです。

松岡修造選手、今では半分お笑い芸人の様な話芸で活躍中ですが、彼は非常にまじめで、研究熱心な方です。まじめで熱心すぎる所が笑いを誘うのだと思いますが、ズッコケた(古いね!)トークを彼は狙っているのではなく、真剣に話をするとああなってしまう・・・要するに「天然」なんですね。実はオジサン、松岡修造さんが中学生(確か慶応だったと思う)の頃、何度か一緒に練習をした事が有ります(自慢!)。お父様の仕事の関係で紹介され、東京のテニスコートでプレイしました。当時から打球は早く、確か全日本ジュニアで優勝しているんじゃないでしょうか(オジサンの記憶が正しければ)。

オジサンのテニスの師匠(師匠がいっぱいいますが・・)は元全日本ランカーで、テニス解説の神和住さんや坂井さん(現テニス解説者の利彰さんのお父さん)辺りとも親交が有り、その関係で松岡修造さんのお父さんとも知り合いでした。そんな事で師匠にくっついていたオジサンも仲間に入れて頂いただけで、本当はオジサンが自慢できる話ではないのです(シュン!)。

実は、オジサンの打球はその性格と異なり、非常に素直な打球を打ちます。速さもそこそこで、還暦を越えた今でも「速い!」と言われる程です(今度こそ自慢!)。その素直な打球が故に、ヒッティングパートナー(練習相手)を頼まれる事が結構あります。調子を落とした選手が「ちょっと頼むわ」と声を掛けて来てくれます。

そんなことも有って、松岡修造選手とは何度か練習相手をさせて頂きました。

錦織選手・・・Best8進出!

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4回戦のグルビス選手との試合は、まさに死闘の様相を呈していたようですね。オジサンは夜更かしが出来ないので、第1セット(錦織選手が取られた)だけを見て寝てしまいましたが、奥さんは最後まで見ていた様で、朝起きたらテーブルの上に「錦織Best8!」と書いたメモが残っていました(朝、奥さんはガーガー寝ていましたが・・)。

Best8位で喜んでいては錦織選手に申し訳ないのかも知れませんが、Best8に進出した選手の顔ぶれを見れば、大したものだと思います。次のジョコビッチ戦、何とか勝ち上がって頂きたいと切に願うオジサンです。

テニスで勝つ者・・・

テニスを始めとするネットスポーツ(対戦相手とネットを挟んで行う競技)では相手より一本多く返球した者が得点を得ます。これはバトミントン、バレーボール、卓球等も同じです。返球する打球は、例えヘニャヘニャでも、相手が返球できなければ自らの得点になります。

テニスの場合、デュースが無ければ1ゲームは4点、1セットは24点取れば勝つ事が出来ます(あくまでも単純計算ですが)。ではその24点の内、ウイナー(エース)で取れるポイントはどの程度あるでしょうか?

プロなら6~7点はサービスエースなどのウイナーで取れる可能性も有りますが、オジサン達の様な素人ではせいぜい2~3点止まりです。では、残りの20点はどうやって点を取るのでしょう?・・・答えは相手のミスです。

従って、ミスを極力減らした方が勝つのがネットスポーツの特徴です。とは言っても、緩い打球だけで、ミスが無いようにしていれば勝てるのか?と言う疑問が湧いて来ると思いますが、決してそうでは有りません。ジョンジョリボール(オジサン達の間では、勢いのない打球の事をこう呼びます)だけで勝てるほどテニスは甘くないのです。相手のミスを誘う様な打球が必要になります。

例えば、伊達公子さんの様な「ライジングショット(打球が上がる前に打つ)」で相手のタイミングを外したり、ナダル選手の様な「強烈な回転」で相手を追い詰めたりする必要があります。その様に様々なショットを駆使して相手のミスを誘い出すのですが、そこで先に自らがミスを連発していては勝つ事が出来ません。

相手を追い詰めるのに最も効果的なショットは強烈なスピードボールですが、フラット系の速い打球はアウトしたり、ネットするリスクも高まります。

練習はミス(ネット)を減らす事に主眼を置くべし・・・

オジサンは常々チームのメンバーに対し「ネットを減らせ!」と言い続けています。ネットは練習の質を下げる最大の要因とオジサンは考えています。

皆さん、世界のトッププロであるロジャー・フェデラー選手でも返球できない打球って、想像できますか?・・・それはネットに掛った打球です。多少のアウト(OBは別)なら返す事が出来ますが、ネットに掛ったボールは例えフェデラー選手でも返す事が出来ません。という事は、そこで練習が一旦止まってしまうという事です。チームの皆には「フェデラーも返せない様なボールを打っちゃだめだ!」と言っています。

我々は限られた時間の中で練習をするわけですから、少しでも練習(打球出来る事)量を確保したいのですが、ネットに掛ってしまうとそこで練習(連続した打球)も止まってしまうし、ボールを拾いに行く時間ももったいないです。連続した打球が打てないと言う事は、集中力を維持する必要も無くなるし、体力もそこそこ有れば大丈夫という事になります。ですから、ネットミスは極力減らし、多少のアウトならそのままラリーを続けるのが練習時間を有効にし、練習の質を上げるコツだとオジサンは考えています。

 

さてさて、話が錦織選手のBest8から横道に逸れてしまいましたので、今日はこの辺りで終わりにしますが、何とかジョコビッチ選手に勝ってBest4、出来れば優勝を勝ち取って欲しいと思います。

テニス競技最大の特徴とオジサンが考えている事・・・それは一人で戦わなければならないという事です。どの様な競技でも必ずと言っていいほどアドバイザーが近くに居るのが常です。ゴルフならキャディさん、野球なら監督やコーチ、サッカーでも監督が常にピッチ横でアドバイスなり、激を飛ばしています。

この辺りの事は次回書きます。

錦織選手の優勝を祈って、今日はこの辺で・・・。

 

七夕豪雨・・・

先週末の雨も嘘のように上がり、今朝は夏空が広がっています。富士山の雪もほぼ無くなり、真っ黒な夏の富士山の様相を呈しています。

広島や西日本各地の豪雨も一旦峠を越えた様で、TV映像では日が差しているいる様子も伺えましたが、これからが大変なのが水災害です。被害に遭われた方の一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。

こんにちは、オジサンです。

前回の更新で、少しだけ「七夕豪雨」の話を書きましたので、今日はその七夕豪雨の話を書いてみようと思います。

1974年7月7日

1974年と言えば、昭和49年ですから、オジサンはまだ高校生でした。台風8号と梅雨前線の影響でオジサンが住んでいた町は前日から記録的な雨に見舞われ、当時の記録によると死者1名、全壊5戸、半壊8戸、床上浸水1612戸、床下浸水7161戸等の大きな被害を受けたとの事です。

1974年7月と言えば、前年から始まったオイルショックがまだまだ尾を引いていた時期で、世界的な原油不足に一般市民は右往左往し、トイレットペーパーの買い付け騒ぎ等が全国各地で発生しました。その映像はTVでも紹介され、目を吊り上げた主婦がスーパー等の棚を漁る姿は今でもよく覚えています。

オイルショックの詳細はネット検索をすれば沢山出てきますので、そちらを参考にして頂きたいのですが、この時期は「第一次オイルショック」です。

オジサンン家の前に鯉が泳ぐ・・・

当時、親父の兄貴(伯父さん)が消防団員をやっていました。そのオジサンが夜中に家にやってきて「大事な荷物は二階に上げるか、お寺に避難した方が良い」と言いました。まだこの当時、オジサンに発言権は有りませんでしたので、伯父さんのいう事を横で聞いていただけですが「大変な事が起こっている」事だけは理解できました。

まだオジサンがご幼少のみぎり(何もんだ!お前!)、オジサンの住む地方は強烈な台風に見舞われ、親戚の家は1階部分が浸水し、親父は家財を2階に上げるため手伝いに行ったという話を小さい頃聞いた事が有りましたが、どうやらそれに匹敵するような災害が迫っている様な雰囲気でした。

伯父さんの忠告を受け入れた親父とお袋は、大切な荷物(通帳や着替えなど)を持って2階に運びました。いつもはオジサンだけが寝ている2階の部屋に、その日は家族全員で寝ました(とは言っても、親父は寝ていなかったと思いますが・・)。

オジサン家の2階は6畳と8畳の二間ですが、オジサンは自分の部屋だった6畳に、親父とお袋、それとまだ小学生だった弟が8畳に布団を敷きましたが、広いと思っていた8畳間が狭く感じたものです。

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(写真と本文は全く関係ありません)

翌日朝、起きてびっくりです。家の前が川になっています。近くの河川(小さい)があふれ、家の前も濁流が流れていました。

幸いオジサンの実家は多少高くなっていたので、家の中まで水が入り込む様な事は有りませんでしたが、家の前を鯉が泳いでいました。大きな錦鯉で、近くの寺(伯父さんが避難しろと言っていた寺)の池から逃げ出したモノでしたが、その後を寺の住職が「つかまえてくれ~」と叫びながら追いかけていた光景を思い出します。

西側一帯が海の様に・・・

氾濫した川はオジサンの実家の西側に位置する川ですが、その川の更に西側は土地が低くなっています。オジサンはすぐ近くの県道まで歩いて出て、西側を見てビックリです。まるで湖か海の様になっていました。

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この写真はオジサンが住んでいた町のモノでは有りませんが、西側はちょうどこんな感じです。(これは隣町の七夕豪雨時の写真です)

あのような光景を見たのは後にも先にもこれ一回きりで、その後町が水没した記憶が有りません。

水の恐ろしさ・・・

日頃から水害の恐ろしさは親父が口を酸っぱくして言っていた事です。親父は昭和33年の大型台風での水害を経験しているので、身を持って水の恐ろしさを知っていました。「水は音も無く、アッと言う間に押し寄せてくる」と言うのが親父の言い分でした。確かに、七夕豪雨の時も、雨はひどく降っていましたが、まさか家の前があんな状態になっているとは・・・想像もしていませんでした。

水害・・その後

水害は「その時」も大変ですが、その後が非常に大変です。当時オジサンの住んでいた町は下水道整備がまだ行われておらず、ご想像にお任せしますが、水が引いた後はそれはそれは大変な事になります。

広島をはじめとする今回の災害、これからが本当に大変だと思います。水を含んだ泥は非常に重く、人海戦術で取り除こうにもクタバルのが落ちです。暑さも大敵です。大体水害が発生するのは夏場ですから・・・しかも大雨の後は強烈な日差しが照り付けるものです。

行政がどこまで手を貸してくれるか・・ですが、これも余り期待できないでしょう。高い税金払ってるんですけどねぇ・・・。

とにかく、水害のその後は惨憺たる現実が残るだけです。

水は恐ろしい・・・水をなめてはいけない!

 

今回被災された方々・・・申し訳ありませんがオジサンは何もしてあげる事が出来ません。ご家族を亡くされた方々には心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々の一日も早い復旧をお祈りいたします。